ラクセーヌは、京都市西京区大原野東境谷町にあるショッピングセンターである[2]

ラクセーヌ
rakuseinu
外観(2020年3月)
地図
地図
店舗概要
所在地 610-1143[1]
京都市西京区大原野東境谷町2丁目5-5[1]
開業日 1982年昭和57年)4月[1]
施設所有者 洛西ニュータウン管理公社[1]

京都市住宅供給公社[2]
施設管理者 洛西ニュータウン管理公社[1]

京都市住宅供給公社[2]
延床面積 23,127 m²[1]
商業施設面積 19,194 m²[3]
中核店舗 高島屋洛西店[1]
店舗数 約50店舗[2]
営業時間 10時00分 - 19時30分[1]
駐車台数 531台[2]
最寄バス停 洛西バスターミナル
最寄IC 大原野IC沓掛IC
外部リンク ラクセーヌ
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概要 編集

洛西ニュータウンの中心としてバスターミナルや合同庁舎、文化センター、銀行や郵便局などの金融機関などと一体的に整備された「タウンセンター」の商業施設であり[4]1982年昭和57年)4月に開業した[1]。主な顧客は洛西ニュータウンとその周辺住民であり[5]、京都市と亀岡市を結ぶ国道9号(両市の境に老の坂峠がある)などで慢性的な交通渋滞が生じていることから亀岡方面からの集客は多くないなど[6]、休日の集客や商圏の狭さなどの課題も抱えているとされている[2]

当商業施設は京都市が出資する第三セクターの洛西ニュータウン管理公社が運営していたが、同公社が外郭団体改革の一環で2009年平成21年)3月末で解散して京都市住宅供給公社と4月に合併し、京都市住宅供給公社洛西事業部が継承することになった[7]

なお、当店から東へ約3 km離れた場所[8]イオンモール京都桂川2014年(平成26年)10月17日に開業するため[9]、核店舗の高島屋洛西店が青果専門店「京都八百一」を同年5月に出店して野菜売り場を改装したほか[8][10]2015年(平成27年)秋に駐車場の一角にニトリの出店を進めるなどの対抗策を打ち出した[2]

2023年令和5年)7月20日より耐震改修などを伴うリニューアル工事を実施するため一時休業[11][12]。同年11月1日スーパーマーケットを含む一部エリアを先行オープンし[13][14]、同年12月15日に全館リニューアルオープンした[15]。この取り組みは京都市が推進する「洛西"SAIKO"プロジェクト みんなで進める!実行策」の一環に含まれている[16]

沿革 編集

年表 編集

名称の由来 編集

小畑川パリセーヌ川に見立て、当施設所在地の「洛西」を合わせた造語である[注 1][20]。この愛称は公募によって決められたものである[4]

核店舗 編集

テナント 編集

各階のテナント情報(※2023年12月15日の全館リニューアルオープン前)は下記のとおりであるが、チェーン店の支店名はすべて省略する。センター内にはイベント広場があり、トークショーイベント等が行われる。また、屋外東側の小畑川河川敷で開かれるイベントが年に数回開催される。

1F 編集

備考

2F 編集

交通アクセス 編集

自動車 編集

バス 編集

京都市営バス京阪京都交通阪急バス洛西バスターミナル」停留所下車、徒歩すぐ。

  • ※付近にある「境谷大橋」停留所[22]から行くこともできるが、徒歩5分を要する。

駐車場 編集

  • ラクセーヌ駐車場(施設南側)[23]
  • 洛西中央有料駐車場(施設西側)[23]
    • ※2004年(平成16年)3月20日以前は、京都市営バス洛西操車場として使われていた。

周辺 編集

洛西バスターミナルに隣接しており、バスターミナルの中央部にはコインパーキング(洛西中央有料駐車場)が設けられている。北へ進むと境谷大橋・小畑川中央公園・洛西ニュータウン病院に至る。

競合店舗 編集

脚注 編集

注釈 編集

  1. ^ (「洛西のセーヌ川」を略したもの)

出典 編集

  1. ^ a b c d e f g h i j 『週刊東洋経済 臨時増刊 全国大型小売店総覧 2008年版』 東洋経済新報社、2008年。
  2. ^ a b c d e f g “洛西ニュータウンにニトリ 来秋、ラクセーヌ駐車場”. 京都新聞 (京都新聞社). (2014年5月20日)
  3. ^ a b ニトリが洛西のラクセーヌ専門店に出店/店舗面積3000平方メートル超を拡張/京都市住宅供給公社など”. 建設ニュース. 2015年11月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月15日閲覧。
  4. ^ a b c 京都市/編 『史料京都の歴史 15 西京区』 平凡社、1994年10月。ISBN 978-4582477153
  5. ^ a b c “高島屋、「洛西高島屋」リニューアル 団塊層をターゲットに”. 日本食糧新聞 (日本食糧新聞社). (2006年3月24日)
  6. ^ 戸所隆 『商業近代化と都市』 古今書院、1991年11月1日。ISBN 978-4772217156
  7. ^ a b c “洛西ニュータウン管理公社 市住宅供給公社と合併へ”. 京都新聞 (京都新聞社). (2009年1月22日)
  8. ^ a b c “今秋開業イオン客誘い込め 京都・南区、周辺既存店が対抗”. 京都新聞 (京都新聞社). (2014年6月6日)
  9. ^ a b “新しい「まち」期待と不安 イオンモール京都桂川、17日開業”. 京都新聞 (京都新聞社). (2014年10月12日)
  10. ^ a b 沿革 - 京都八百一グループ”. 京都八百一グループ. 2023年6月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月15日閲覧。
  11. ^ a b リニューアル工事に伴う休業のお知らせ”. ラクセーヌ専門店. ラクセーヌ (2023年6月20日). 2023年6月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月15日閲覧。
  12. ^ a b 京都・西京の商業施設が開業40年で大幅リニューアル 客層の拡大狙う」『京都新聞』、2023年6月15日。2023年9月15日閲覧。オリジナルの2023年6月15日時点におけるアーカイブ。
  13. ^ a b ラクセーヌ専門店一部エリア先行オープンのお知らせ”. ラクセーヌ専門店. ラクセーヌ (2023年9月4日). 2023年9月15日閲覧。
  14. ^ a b 京都市西京区の商業施設、一部店舗が先行オープン 「きれいになった。ありがたい」」『京都新聞』、2023年11月1日。2023年11月10日閲覧。オリジナルの2023年11月1日時点におけるアーカイブ。「(関連記事:京都市西京区で長期休業の商業施設、スーパーが先行オープンへ 「再開早めて」の声受け - 京都新聞(2023年10月24日掲載))」
  15. ^ a b 佐々木千奈「京都市西京区の商業施設リニューアルで行列 「キャンドゥ」「ホリーズカフェ」など出店」『京都新聞』、2023年12月16日。2023年12月16日閲覧。
  16. ^ 洛西“SAIKO”プロジェクト みんなで進める!実行策 中間とりまとめ” (PDF). 京都市. p. 8 (2023年7月). 2023年9月15日閲覧。
  17. ^ ニトリ/京都市のSC「洛西ラクセーヌ」に出店”. 流通ニュース (2015年11月17日). 2023年9月15日閲覧。
  18. ^ 休業期間中に伴う臨時店舗・取次窓口のご案内”. ラクセーヌ専門店. ラクセーヌ (2023年6月28日). 2023年6月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年9月15日閲覧。
  19. ^ 佐々木千奈「京都市西京区の商業施設が新装開店へ 新たに100円ショップ、マクドやスーパーも」『京都新聞』、2023年12月13日。2023年12月16日閲覧。オリジナルの2023年12月13日時点におけるアーカイブ。「(注:アーカイブ出典の見出しは「京都市西京区の老朽化で休業した商業施設 空調や耐震整えてリニューアルして内覧会」である)」
  20. ^ 洛西ニュータウン「なんじゃもんじゃの夕べ」2023年5月6日に開催(京都西京)”. とっておきの京都プロジェクト. 京都市観光協会 (2023年5月2日). 2023年9月25日閲覧。 “(※由来に関する記述は「【ラクセーヌって?】」を参照)”
  21. ^ エディオンタニヤマFC事業 店舗一覧”. タニヤマムセン. 2023年8月25日閲覧。
  22. ^ アクセスガイド - ラクセーヌ専門店”. ラクセーヌ専門店. 2022年6月28日閲覧。
  23. ^ a b 駐車場案内(洛西ニュータウン駐車場のご案内)”. 京都市住宅供給公社 洛西事業部. 2022年6月28日閲覧。

外部リンク 編集