ランボルギーニ・マルツァル

ランボルギーニ・マルツァル (Lamborghini Marzal)は1967年のジュネーブモーターショーランボルギーニが発表したコンセプトカーである。

ランボルギーニ・マルツァル
概要
製造国 イタリアの旗 イタリア
ボディ
エンジン位置 リアエンジン
駆動方式 後輪駆動
パワートレイン
エンジン 2.0L I6エンジン
変速機 5速MT
車両寸法
ホイールベース 2,620mm (103,1インチ)
全長 4,450mm (175.2インチ)
全幅 1,700mm (66.9インチ)
全高 1,100mm (43.3インチ)
車両重量 1,220kg (2,620ポンド)
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概要 編集

マルツァルはベルトーネに在籍していたマルチェロ・ガンディーニによって設計され、デザインはエスパーダへと引き継がれた。マルツァルのデザインは発表当時は斬新で、雑誌「ロード&トラック」は「ベルトーネのデザインがあまりにも新鮮で、他のすべてのデザインが時代遅れに見える」と評した。ガラス張りのガルウィングドアとルーバー付きリアウィンドウ、インテリアトリムなどのデザインに六角形のモチーフが散りばめられている。 1967年のモナコグランプリでは、レーニエ3世が妻のグレース王女とともにパレードラップでマルツァルを運転した。また、2018年のモナコ・ヒストリック・グランプリにて、アルベール2世がマルツァルを運転した。 マルツァルはベルトーネ デザイン研究博物館に長い間保管されていたが、2011年5月21日、RMサザビーズのヴィラ・デステ・オークションにて、1,512,000ユーロで落札された。

関連項目 編集


ランボルギーニ S.p.A. ロードカータイムライン 1963-
タイプ 1960年代 1970年代 1980年代 1990年代 2000年代 2010年代 2020年代
3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 0 1 2 3
MR(含ミッドシップ4駆) V12 ミウラ カウンタック ディアブロ ムルシエラゴ アヴェンタドール レヴエルト
イオタ レヴェントン ヴェネーノ チェンテナリオ エッセンツァ シアン カウンタック
V8/V10 シルエット ジャルパ ガヤルド ウラカン
2+2 ウラッコ
FR GT 350GT
2+2 400GT イスレロ ハラマ
エスパーダ
クロスカントリー4WD
SUV
LM002 ウルス
オーナー
親会社
フェルッチオ・ランボルギーニ ロセッティ、
レイマー
イタリア政府管理下 ミムラン クライスラー メガテック Vパワー アウディ
試作レーシングカー: ランボルギーニ・イオタ(1969)、ランボルギーニ・ハラマRS(1973)、ランボルギーニ・ウラッコ・ラリー(1973)
コンセプトカー: ランボルギーニ・エストーケ(2008)、ランボルギーニ・エゴイスタ(2013)、ランボルギーニ・アステリオン(2014)、ランボルギーニ・テルツォ ミッレニオ(2017)
人物: フェルッチオ・ランボルギーニジャンパオロ・ダラーラマルチェロ・ガンディーニパオロ・スタンツァーニ
公式WEBサイト: Automobili Lamborghini Holding Spa