レコチョク

日本の娯楽企業

株式会社レコチョクRecoChoku Co., Ltd.)は、日本IT関連企業。また、「レコチョク」は、同社が運営する有料音楽配信サイト。

株式会社レコチョク
RecoChoku Co., Ltd.
ロゴ
Daiwa Shibuya Miyamazuzaka Bldg.jpg
本社があるDaiwa渋谷宮益坂ビル
種類 株式会社
本社所在地 日本の旗 日本
150-0002
東京都渋谷区渋谷2丁目16番1号
Daiwa渋谷宮益坂ビル
設立 2001年7月3日
業種 情報・通信業
法人番号 4011001048131 ウィキデータを編集
事業内容 携帯電話向けコンテンツ配信
代表者 加藤裕一代表取締役会長
板橋徹(代表取締役社長
資本金 1億7,000万円
純利益 ▲3億0533万円
(2022年03月31日時点)[1]
総資産 80億7013万4000円
(2022年03月31日時点)[1]
主要株主 NTTドコモ(34.17%)
外部リンク recochoku.jp/corporate/
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社名は運営サイトの旧名の「レコード会社直営」(レコード会社営→レコ直)に由来し、その名の通り国内主要レコード会社の共同出資による企業であったが、2013年12月よりNTTドコモが筆頭株主となった[2]。国内最大級の音楽ダウンロードサービスと聴き放題サービスを展開。近年はBtoB領域にも事業拡大。

コミュニケーション・スローガンは『音楽は、夢を見る。』。

提供サービス編集

音楽ダウンロードサービス編集

レコチョク
シングル、アルバム、ビデオクリップの音楽ダウンロードサービスとして最大手であり、初めて着うたサービスを開始したサイトでもある。スマートフォン(Android、iPhoneで利用可能)、PC、Nintendo Switchに対応。
dミュージック powered by レコチョク
NTTドコモとの協業。
Music Store powered by レコチョク
KDDIとの協業。
ひかりTVミュージック
NTTドコモとの協業。

音楽ストリーミングサービス編集

TOWER RECORDS MUSIC powered by レコチョク
タワーレコード、NTTドコモとの協業。定額制音楽配信サービス。
dヒッツ powered by レコチョク
NTTドコモとの協業。ラジオ型ストリーミングサービス。
ひかりTVミュージック
NTTドコモとの協業。定額制音楽配信サービス。
OTORAKU -音・楽-
USENとの協業。店舗向けBGMサービス。

映像配信サービス編集

AKB48グループ映像倉庫
RecTV for JOYSOUND

音楽体験サービス編集

Eggs
TOWER CLOUD
プレイパス
WIZY

沿革編集

  • 2001年7月3日、「レーベルモバイル株式会社」(LABEL MOBILE INC.)として設立。当初の出資企業はエイベックス ネットワーク(現:エイベックス・マーケティング)、およびソニー・ミュージックエンタテインメントビクター エンタテインメント(現:JVCケンウッド・ビクターエンタテインメント)の3社だった。
  • 2002年12月、「レコード会社直営」の名称でauKDDI沖縄セルラー電話連合)向けに着うたの配信を開始。
  • 2004年11月、「レコード会社直営フル」の名称でau(KDDI/沖縄セルラー電話連合)向けに着うたフルの配信を開始。
  • 2008年10月31日着うた着うたフルの累計有料ダウンロード数が10億ダウンロードを突破。有料ダウンロード数が10億を超えるのは世界初の記録となった[3][4]
  • 2008年12月25日、「レコード会社直営フルプラス」の名称でau(KDDI/沖縄セルラー電話連合)向け専用に着うたフルプラスの配信を開始。
  • 2009年1月15日、CD・DVD通販サイト「レコチョク shopping」を開設。
  • 2009年2月1日、社名を「株式会社レコチョク」に変更[5]
  • 2010年4月1日スマートフォンAndroid」向けに音楽配信サービス「レコチョクアプリ」がスタート。
  • 2011年6月、KDDIと協業によるauのスマートフォン向け新音楽配信サービス「LISMO unlimited powered by レコチョク」を提供開始。
  • 2011年11月18日、ドコモのandroid搭載スマートフォン向けに「dマーケット MUSICストア powered by レコチョク」を提供開始。
  • 2012年4月25日、KDDIと沖縄セルラーのandroid搭載スマートフォン向けに「LISMO Store powered by レコチョク」を提供開始。
  • 2012年7月2日、iPhoneおよびAndroid搭載スマートフォン向けに、Webブラウザ経由での音楽配信サービスを開始。
  • 2012年7月、NTTドコモとの協業によるラジオ型ストリーミングサービス「dマーケット MUSICストア セレクション powered by レコチョク」開始。
  • 2012年11月12日、全曲DRMフリー、320Kbpsによる配信をAndroid搭載スマートフォンやiPhone(iOS)だけでなく、PC(Windows/Mac対応)向けにも提供開始[6]
  • 2012年12月3日ニンテンドー3DS/3DS LL向けに音楽配信サービス「レコチョクアプリ ニンテンドー3DS」を提供開始。
  • 2013年1月30日、「dマーケット MUSICストア powered by レコチョク」、「dマーケット MUSICストア セレクション powered by レコチョク」の名称が「dミュージック powered by レコチョク」、「dヒッツ powered by レコチョク」にそれぞれ変更される。
  • 2013年3月1日、NTTぷららとの協業による定額制ストリーミングサービス「ひかりTVミュージック」提供開始。
  • 2013年3月4日、J-POP を中心とした定額制聞き放題サービス「レコチョクBest」の提供開始。
  • 2013年4月22日、NTTドコモとの協業による定額制音楽配信サービス「dミュージック 月額コース」開始。
  • 2013年5月31日、6月1日よりKDDIがスマートフォン、タブレット向け聴き放題音楽配信サービス「KKBOX」を提供開始することになり、「LISMO unlimited powered by レコチョク」の提供を終了。
  • 2013年7月、「レコチョクプリペイドカード」提供開始。
  • 2015年2月、タワーレコードNTTドコモと提携展開し、新人アーティスト発掘を狙うプロジェクト、「Eggs プロジェクト」を展開[7]
  • 2015年7月、USENと提携し、店舗向けBGMサービス「OTORAKU」を提供開始。
  • 2015年10月29日、NTTぷららとの協業による定額制音楽配信サービス「ひかりTVミュージック」でダウンロードサービス開始。
  • 2016年3月、CD/DVD/Blu-rayの付加価値サービス「プレイパス」提供開始。
  • 2016年8月、共創・体験型音楽プラットフォーム「WIZY」提供開始。
  • 2016年8月3日、「LISMO Store powered by レコチョク」の名称が「Music Store powered by レコチョク」に変更される。
  • 2016年8月25日ハイレゾ音源のダウンロード配信サービスを開始。
  • 2016年12月13日、コミュニケーション・スローガンとして『音楽は、夢を見る。』を制定。
  • 2016年12月15日、携帯電話向け音楽配信サービス「着うた」「着うたフル」の各種サービスの終了[8]
  • 2017年8月22日、「レコチョク Best」の新プラン 「レコチョク Best ライトプラン」提供開始。
  • 2018年10月12日、Nintendo Switch向けに音楽配信サービス「レコチョクアプリ Nintendo Switch」を提供開始。
  • 2019年3月5日、「レコチョクBest」が「RecMusic」へリニューアル。ミュージックビデオ見放題の機能を追加。
  • 2020年7月21日、映像で音楽を語るプレイリストサービス「RecTV」開始。
  • 2020年9月16日、「dミュージック 月額コース」に約5,000万曲聴き放題、ミュージックビデオ見放題機能を追加。
  • 2021年9月30日、「RecMusic」、「dミュージック 月額コース」の提供を終了。
  • 2021年10月1日、タワーレコードとレコチョクのコラボによる新音楽サブスクサービス「TOWER RECORDS MUSIC powered by レコチョク」提供開始。「RecMusic」、「dミュージック 月額コース」を引き継いだ。
  • 2022年7月1日、NTTぷららがNTTドコモと合併。「ひかりTVミュージック」のサービス提供事業者がNTTぷららからNTTドコモに変更される。

参加会社(2019年11月現在)編集

現在の参加会社編集

過去の参加会社編集

レコチョク年間ランキング編集

フル配信(着うたフルスマートフォン)自社サイトにおける、年間ダウンロード件数上位楽曲を発表している。集計期間は毎年、前年の12月1日から~当年11月30日まで。歴代の年間1位は以下の通り。

レコチョク新人杯編集

2008年から不定期で、新人歌手を対象とした音楽賞を開催している。毎回20組程度が参加し、期間中にエントリー曲の着うたが一番ダウンロードされた歌手がグランプリ(優勝)となる。第2回までは「レコ直♪新人杯」という名称であった。歴代のグランプリ受賞者は以下の通り(かぎカッコ内はエントリー曲)。

レコチョクオーディション編集

2010年と2011年に行われた。当時のレコチョクが運営していたガラケー向け音楽配信サービスである「着うた」のフォーマットを借りて選考が行われたことが特徴である。

第1回では、「大手レコードメーカーからのCDデビュー」が約束され、実質的に当時のレコチョクの出資者であるソニー・ミュージックエンタテインメントによる新人発掘の場として機能した。書類・面接による選考を経て、1万人以上の応募者から5名のセミファイナリストが選ばれ、当時のレコチョクが運営していた着うたサイト「レコチョク」で、1800万人のレコチョク利用者からの人気投票による3次審査を経て3名のファイナリストが決定した[23]。最終審査として、「着うた」のダウンロード数でグランプリが決定される「ダウンロードレース」が行われ、最もダウンロード数が多かった『天国のドア』を歌った光井芙美香がグランプリを受賞。2010年にソニー・ミュージックエンタテインメントからメジャーデビューした。最終審査で惜しくも敗れた人の歌った「pray」という曲も、後にソニーからメジャーリリースされている。ソニーグループの出資するアニメとのタイアップで、むしろソニーとしては、最終審査で惜しくも敗れた人の方が売れた。セミファイナルの5人までに残った渕上里奈も後にメジャーデビューしている。

第2回では、エイベックスからデビューする男性ユニットのメンバーを募集するという趣旨で募集された[24]。5000人を超える応募者の中からグランプリメンバーとして男性6名が選ばれ、「Vimclip」としてメジャーデビューした。

1社提供番組編集

脚注編集

[脚注の使い方]
  1. ^ a b 株式会社レコチョク 第21期決算公告
  2. ^ http://toyokeizai.net/articles/-/33142?page=2
  3. ^ レーベルモバイル株式会社 運営サイトにて世界初「着うた(R)」「着うたフル(R)」累計10億ダウンロード突破!” (日本語). News2u (2008年11月12日). 2011年2月12日閲覧。
  4. ^ pdfファイル“株式会社レコチョク「着うた®」「着うたフル®」ダウンロード累計数推移”” (2008年11月12日). 2008年11月12日閲覧。グラフより、2006年10月からの2年間で、着うたフルが2億4千万件・着うたが2億6千万件程度の売上があったことが読み取れる。年間ベースに直すと1億2~3千万件となり、業界内シェアは着うたフルで8割以上、着うたで6割以上に達していたと推計される。
  5. ^ レーベルモバイル株式会社が株式会社レコチョクに社名を変更” (2009年1月5日). 2010年2月15日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2009年5月19日閲覧。
  6. ^ 「レコチョク」PC配信スタート 全曲DRMフリー、320Kbps配信も(ITmedia)” (2012年11月12日). 2013年3月7日閲覧。
  7. ^ タワレコら3社、新人アーティストの活動を支援する「Eggsプロジェクト」開始”. Musicman-net. 2015年2月15日閲覧。
  8. ^ レコチョクのケータイ向け「着うた(R)」「着うたフル(R)」サービス終了 ~15年間ありがとう!「ケータイランキング」発表!~アーティストランキング1位 EXILE、楽曲ランキング1位GReeeeN「キセキ」 新たなコミュニケーションスローガンのお知らせ”. レコチョク. 2016年12月13日閲覧。
  9. ^ http://recochoku.jp/recochoku_ranking/award09year.html
  10. ^ http://recochoku.jp/corporate/pdf/n_20091209.pdf
  11. ^ http://recochoku.jp/recochoku_ranking/backnumber/2010_year/yearly_index.html
  12. ^ http://recochoku.jp/press/111207/index.pdf
  13. ^ アーカイブされたコピー”. 2013年1月16日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2012年12月15日閲覧。
  14. ^ http://www.musicman-net.com/business/31512.html
  15. ^ http://recochoku.jp/special/100143/
  16. ^ http://recochoku.jp/special/100350/
  17. ^ http://recochoku.jp/special/100518/
  18. ^ http://recochoku.jp/special/100607/
  19. ^ http://recochoku.jp/special/100705/
  20. ^ http://recochoku.jp/special/100835/
  21. ^ https://recochoku.jp/special/100890
  22. ^ https://recochoku.jp/special/100918
  23. ^ 新人アーティスト発掘「レコチョクオーディション」 ソニー・ミュージックエンタテインメント
  24. ^ レコチョクが“男性ユニット”結成へ向けメンバーを募集 「第2回レコチョクオーディション」開催!! レコチョク

関連項目編集

外部リンク編集