三中元克

三中 元克(さんなか もとかつ、1990年7月24日[1] - )は、日本お笑いタレント[2]。お笑いコンビ『dボタン』のボケ。愛称は三ちゃん[2]よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属[注釈 1][注釈 2]血液型A型[1]大阪府出身[1]

三中 元克
本名 三中 元克
ニックネーム 三ちゃん
生年月日 (1990-07-24) 1990年7月24日(27歳)
出身地 大阪府[1]
血液型 A型
身長 168cm
方言 共通語
大阪弁
コンビ名 dボタン
相方 臼杵寛
芸風 漫才(ボケ)
事務所 よしもとクリエイティブ・エージェンシー(2016年 - )
活動時期 2010年 -
過去の代表番組 めちゃ²イケてるッ!
配偶者  未婚

目次

経歴編集

めちゃイケレギュラー入り編集

 
めちゃイケフードコート内で販売されていた三中丼と三中汁。ご飯が青いのが特徴である。
  • 12月、『2011年フジテレビ新春キャンペーン』のイメージキャラクターに選ばれた[2]
  • フジテレビの番組『コンちゃんテンちゃん』の企画として、『お台場合衆国presents キラキラ WINTER LAND』(2012年12月15日 - 2013年1月6日)で出品するためのオリジナルメニュー・三中丼(人体に害のない着色料を使った青いご飯にたこ焼きを載せた丼)を開発し、2012年12月1日に放送された『めちゃ²イケてるッ! 冬も食べすぎ働きすぎ涙の2時間スペシャル!!』にて披露した。三中丼は見た目こそ悪かったものの、出演者からは美味しいとの称賛を得た。しかしナインティナイン岡村隆史は、「めちゃイケを宣伝に使うな!」とイジった上で、同イベントで他のめちゃイケメニューと競わせることを宣言し、その中で「三中丼の売り上げが最下位だったらクビ」と通告した。三中はクビ回避のため連日屋台に立つことになり、売上の結果は2013年1月26日放送で発表され、6店中4位となり何とかクビを免れた[注釈 4]
  • 2013年9月東名自動車道足柄サービスエリア(下り線)で行われた企画「めちゃイケサービスエリア」の総支配人に任命[4]。2014年9月までのイベント期間中、東京での収録以外は支配人として店舗に立っていた。

みちのくプロレスに番組企画で入団、そして脱走編集

  • 2014年10月。めちゃイケの新たな企画として、三中は新崎人生率いるみちのくプロレスに強制的に入団させられ、プロレスラーを目指して修行する事となった。しかし、始まって程なくして、練習の過酷さや人間関係の悪化などが原因で三中は企画を嫌がり、駄々をこねた[5]挙句、2014年12月に寄宿先から脱走。その際は同じめちゃイケメンバーで親友のジャルジャルの二人から説得を受け、思い直して再び企画に挑戦し見事みちのくプロレスの練習生テストに合格して他のメンバーからも称賛されるが[6]、その後は企画の進展が停滞した事もあり『めちゃイケ』から忘れ去られてしまう焦燥感に駆られ、自分のタレントとしてのアイデンティティーに苦悩した末、2015年7月中旬に再度脱走してしまう。この時は、説得に来たスタッフに対しても後述のお笑いコンビ結成の件を切り出して「これ以上企画に取り組む事は出来ない」と頑なに拒否し、遂には番組側の許可を得ずに芸能事務所へ履歴書を提出したり、「ネタ作り」を理由に勝手に帰郷するなどの独断行動に走ってしまった事から、めちゃイケスタッフとみちのくプロレス側で改めて話し合った結果、企画継続は不可能と判断され、2015年9月16日に終了(打ち切り)が正式に発表[7]。同企画はお蔵入りとなった。
  • これを受け、めちゃイケ制作陣は三中の今後の番組出演について再検討した結果、企画を頓挫させて番組やみちのくプロレスに多大な迷惑や損失を与えた事に加え、二回目の脱走中に行った独断行動が重大な規約違反に値するとし、それらに対するペナルティという意味でオーディションのやり直しが決定された[8]

コンビ結成、再オーディション編集

  • 2015年末、三中の高校の同級生で元L.A.F.U.のメンバーだった臼杵寛とお笑いコンビのワンハンドレッドを結成する。後に二人のラッキーナンバーである「3」を由来としてサンプライズに改名した[9]。2016年2月19日、よしもとクリエイティブ・エージェンシーに所属することが発表された[10]。その翌日の2月20日放送のめちゃイケにて、改めて正式にプロのお笑い芸人になった事が報告されたが、同時に、かつて三中とめちゃイケ新メンバーの座を賭けて争ったダイノジの大地洋輔[注釈 5]が、三中に対して異議を唱えるという演出の下、上述のめちゃイケ残留を賭けた再オーディションを行う事が告知された[11]
  • 2016年2月27日、「めちゃ²イケてるッ! 真冬に汗をかきまくれ 国民投票だよ全員集合 全力の生スペシャル」にて再オーディションを生放送で行い、視聴者参加の国民投票の結果不合格となり、三中はめちゃイケを降板することになった[9]。番組終了後のフジテレビのネット配信番組『めちゃ²タメしてるッ!』にて残念会が開かれ、加藤浩次出川哲朗の助言もあり、コンビ名を正式に『dボタン』に改名した[12]

めちゃイケ降板後編集

  • 2016年3月3日、『神保町花月新ユニット結成』概要発表会見にお笑いコンビ『dボタン』として出席し、めちゃイケ卒業後初の漫才で新ネタを披露[13]
  • 2017年2月14日、劇団『三ランポリン4アター』を立ち上げた。
  • 2017年6月、鈴木おさむが経営する『ちゃんこ屋鈴木ちゃん』に勤務している事が2日放送のラジオ番組内で明かされた[14]

人物編集

めちゃイケ新メンバーオーディション以前編集

小学校6年時はミニバスケットボール部、ゲートボール部に、高校時代は柔道部に所属していた。

写真週刊誌FLASH』で三中の同級生が明かしたところによると、学生時代は「イジられキャラ」としてクラス内でも人気の存在だった。

2010年まで恋愛経験はなく、女性との縁もないという。女性に興味がないわけではないが、三中の友人によればかなり奥手とのこと[15]

2010年当時は根っからの『めちゃイケ』のファンであり、特に岡村のファンであることを公言した。三中は後に『めちゃイケ』新メンバーに選出された際、加藤から「これってすごいことだと思う。今日の合格発表まで素人で、合格した瞬間からプロになるわけだから」とコメントされ、矢部浩之からも「オカムランドリームですよ」と評された[3]。「岡村オファーがきましたシリーズ」で岡村が着用しているオファージャージを模して自ら作った青いジャージがトレードマークである。なお、タレントとしての活動は基本的に『めちゃイケ』のみであった。

波乱のプロ芸人転向編集

2016年2月20日放送の『めちゃイケ』で、(収録時期だった2015年12月頃に)めちゃイケメンバーに、プロのお笑い芸人に転向する意思を発表するも、メンバー達から、みちのくプロレスの企画を脱走してお蔵入りにした事を蒸し返され、「番組から与えられた企画を投げ出しておきながら、プロ芸人を目指すのは筋が通っていない」と非難されてしまう。

中でもよゐこ濱口優からは「ナイナイのカッコいい部分だけをやりたいだけ。それはズルいし無理」、鈴木紗理奈からは「私だったらこの環境捨てて芸人になろうとは思わない」「(プロになる事の意味を)判っていない」と切り捨てられる一方で、見かねた雛形あきこやジャルジャルの福徳秀介が助け舟を出したり、擁護する場面も見られた[16]。 前述したとおり、濱口、鈴木は他のレギュラーメンバー以上に憤りを露にし、その後のメンバー同士の話し合いの中でもそれぞれ「本能が(三中を)避けてる」、「(三中が)嫌い」と、明確に否定的な意見を示した他、濱口に至っては、三中がめちゃイケを降板した後も、タレントとしてのプロ意識に欠けた悪例として、名指しで酷評した事もあった[17]

一連の脱走騒動からのプロ転向の一件はめちゃイケメンバー以外の芸人達や、視聴者からも顰蹙や反感を買う事となり、先述しためちゃイケの番組内で三中のよしもと所属が正式に決まった事が発表された際、ダイノジの大地から「素人(扱い)が嫌になったからプロになりたいなんて虫が良すぎる。お笑い芸人を舐めるな」[11]と一喝された他、めちゃイケ降板後、新たなアルバイト先が決まらずに鈴木おさむが経営する『ちゃんこ屋鈴木ちゃん』にアルバイト面接を受けに行った時には、鈴木から「自分に甘過ぎてる。芸人とはそんな生温い世界じゃない」と芸人に対する楽観的な見方や姿勢を、面接官の一人として立ち会っていたあかつからは「わざわざ企画を与えてもらっているのに逃げ出すなんて、同じ芸人として許せない」とプロレス企画を投げ出した事について、それぞれ叱咤された[18]

また、三中がめちゃイケを降板して間もなく、岡村は自身のラジオ番組で三中について、以前からファンやスタッフに対して横柄な態度をとるなどの素行に問題があった事や、編集などでなるべくそういったイメージダウンに繋がりかねない一面は見せない様に考慮していたが次第にフォローしきれなくなっていた事を、明かしている[19]

一連の騒動を通して忘恩、軽薄、身侭、横着、傲慢といったそれまで隠してきた人間性が露呈した事で、周囲や世間からの評判や心象が悪くなり、以降、先述の『ちゃんこ屋鈴木ちゃん』の面接を受けるまでに幾つものアルバイトの面接を門前払いにされたり、街で一般人から「クズ」、「根性なし」といった心無い言葉を浴びせられるなど、私生活にまで様々な悪影響が及ぶ事になった[20]

信頼回復に向けて編集

2017年以降は上述の『ちゃんこ屋鈴木ちゃん』で店員としての仕事を続けつつ、芸人活動以外にも舞台俳優としての活動も始めるなど、失われた信頼やイメージの回復に尽力している。『ちゃんこ屋鈴木ちゃん』での三中の働きぶりを鈴木が高く評価している他、先の一件から三中とは絶交状態と思われていた濱口も自身のブログにおいて三中の活躍を応援するなど、態度を軟化させている節を見せている[21]

一方でイメージや信頼の回復には、まだ程遠い状況にある模様で、2017年11月27日に開催された『よしもと47シュフラン2018』開催発表会見に参加した際には、2018年3月を以て『めちゃイケ』が放映終了する事について触れ、放送終了に際しての再出演の打診はおろか告知すらされなかった事や、ニュースで知った際に個人的に親しくしていたというめちゃイケスタッフに連絡して、真偽の確認をしようとしたが無視されてしまった事を打ち明け、「6年もメンバー(の一員)だったのに」、「たむけんさんにさえ連絡がきたのに」と番組側に取り合ってもらえない事を嘆くも、同席していたとにかく明るい安村から「(スタッフからそんな反応されるのも)自分が悪いのでは?」と一蹴された上、「連絡に応えてもらえない時点で、(番組側の三中に対する)返答は決まってる」とめちゃイケに再出演できる可能性は低い事を示唆された[22]

出演編集

テレビ番組編集

過去の出演番組

バラエティ編集

ドラマ編集

舞台編集

  • 竜馬を殺す(劇団Pu-Pu-Juice、2017年11月17日~25日)

脚注編集

[ヘルプ]
注釈
  1. ^ 2016年に芸人としてよしもとに所属するまでは特定の事務所に所属していない。
  2. ^ 抜き打ちテストの自習時間中に行われる受験者紹介では、「フジランド所属」と表示される。フジランドはフジテレビの社員食堂などを手掛ける企業で、実際に三中は2016年2月27日にめちゃイケを降板するまで社員食堂での勤務も行っていた(めちゃイケ降板と共に同職も即日解雇となっている)。
  3. ^ 最終審査には三中の他に、大学生の多賀尚徳とショップ店員の香月亜耶乃が素人として選出されている。
  4. ^ 最下位は濱口優のバカパンケーキであった。
  5. ^ ダイノジはオーディションの最終審査で落選している。
出典
  1. ^ a b c d 外部リンク(『めちゃイケ』公式サイト内プロフィール)を参照。
  2. ^ a b c d 外部リンク『オリコン芸能人事典』のプロフィールを参照。
  3. ^ a b “ナイナイ矢部、『めちゃイケ』新メンバー・三中さんは 「オカムランドリーム」” (日本語). オリコン. オリコン株式会社. (2010年10月31日). http://www.oricon.co.jp/news/confidence/81557/ 2010年10月31日閲覧。 
  4. ^ “三ちゃん”こと三中元克、東名・EXPASA足柄「めちゃイケSA」の総支配人に決定ORICON STYLE、2013年9月7日)
  5. ^ 182日目「みちのく三ちゃんねる」2015年4月23日アップロード
  6. ^ 183日目「みちのく三ちゃんねる」2015年4月24日アップロード
  7. ^ 328日目「みちのく三ちゃんねる」2015年9月16日アップロード
  8. ^ 「めちゃイケ」卒業の三ちゃん、重盛さと美もドン引きした異常すぎる性癖とは?Asagei+ 2016年3月3日
  9. ^ a b “「三ちゃん」再オーディション不合格で「めちゃイケ!」卒業”. スポーツ報知. (2016年2月27日). オリジナル2016年2月28日時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20160228101622/http://www.hochi.co.jp/entertainment/20160227-OHT1T50157.html 2016年2月28日閲覧。 
  10. ^ ““三ちゃん”三中元克が同級生とコンビ結成 吉本興業グループ所属に”. 大分合同新聞. (2016年2月19日). http://www.oita-press.co.jp/1009000000/2016/02/19/ORI2067197 2016年2月19日閲覧。 
  11. ^ a b “三中元克の芸人デビューにダイノジ・大地洋輔が喝「覚悟あるの?」”. livedoor NEWS. (2016年2月21日). http://news.livedoor.com/article/detail/11207467/ 
  12. ^ ““三ちゃん”三中元克、『めちゃイケ』卒業で号泣 コンビ改名で再出発”. 大分合同新聞. (2016年2月28日). オリジナル2016年2月29日時点によるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20160229090115/https://www.oita-press.co.jp/1009000000/2016/02/28/ORI2067592 2016年2月28日閲覧。 
  13. ^ 三ちゃん、新ネタで自虐連発 めちゃイケ卒業後の初漫才ORICON STYLE、2016年3月3日)
  14. ^ 「めちゃイケ」元メンバー・三中元克の今…都内ちゃんこ屋で呼び込み-2017年6月3日 13時30分 トピックニュース
  15. ^ 「『めちゃイケ』新メンバー 三中(さんなか)くんは「彼女いない歴20年」だって」、『FLASH2010年11月23日号(通巻1120号。同9日発売)』、光文社東京都、2010年11月、 pp.14、2010年11月28日閲覧。
  16. ^ 「めちゃイケ」で三中元克に非難集中 メンバーから「本能が避けてる」livedoor NEWS 2016年2月21日
  17. ^ よゐこ濱口、「めちゃイケ」三中について言及「今誰も触れない」「受けたら最後までやり通すことが大事」livedoor NEWS 2017年10月21日
  18. ^ 鈴木おさむ、「めちゃイケ」クビの三中を生放送中にガチ説教AbemaTIMES 2016年2月21日
  19. ^ めちゃイケ「クビ」三ちゃんの「悪い部分」 ナイナイ岡村が暴露した驚きの「上から目線」J-CAST 2016年3月4日
  20. ^ 『めちゃイケ』三ちゃんがクビ裏話激白!岡村隆史にも怒られ…ニュースウォーカー 2016年10月20日
  21. ^ よゐこ濱口、元めちゃイケの三ちゃんと2ショットエキサイトニュース 2017年11月20日
  22. ^ dボタン・三中元克「めちゃイケ」終了で悲しい現実「僕嫌われていたんですか?」東スポWeb 2017年11月27日

関連項目編集

外部リンク編集