土浦駐屯地

茨城県にある陸上自衛隊の駐屯地

土浦駐屯地(つちうらちゅうとんち、JGSDF Camp Tutiura)は、茨城県稲敷郡阿見町大字青宿121-1に所在し、陸上自衛隊武器学校等が駐屯する陸上自衛隊駐屯地である。戦前は、予科練で有名な「土浦海軍航空隊」が置かれていた。

土浦駐屯地
土浦駐屯地遠景 (2016/8/1)
土浦駐屯地遠景 (2016/8/1)
位置
地図
所在地 茨城県稲敷郡阿見町大字青宿121-1
座標 北緯36度2分58秒 東経140度13分24秒 / 北緯36.04944度 東経140.22333度 / 36.04944; 140.22333座標: 北緯36度2分58秒 東経140度13分24秒 / 北緯36.04944度 東経140.22333度 / 36.04944; 140.22333
概要
駐屯地司令 武器学校長 兼務
主要部隊 武器学校
武器教導隊
ほか

開設年 1952年
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駐屯地司令は、武器学校長が兼務。なお、本駐屯地には会計隊及び駐屯地業務隊が存在しない。

沿革 編集

日本国海軍

警察予備隊

保安隊

  • 1952年(昭和27年)10月15日:保安隊発足に伴い保安隊武器学校に改組。

陸上自衛隊土浦駐屯地

  • 1954年(昭和29年)7月1日:
  1. 陸上自衛隊設置に伴い土浦駐屯地が開設される[2]
  2. 保安隊武器学校が陸上自衛隊武器学校に改称[3]
  • 1959年(昭和34年)8月13日:武器教導隊が編成完結。
  • 2008年(平成20年)3月26日:警務隊改編。第111地区警務隊土浦連絡班を廃止し、第127地区警務隊土浦連絡班に改編。
  • 2012年(平成24年)10月14日:武器学校・土浦駐屯地創設60周年記念行事の開催。

駐屯部隊・機関 編集

防衛大臣直轄部隊・機関 編集

東部方面隊隷下部隊 編集

最寄の幹線交通 編集

重要施設 編集

備考 編集

  • 陸上自衛隊で使用される装備の教育用として、90式戦車87式自走高射機関砲など本州ではあまり見ることの出来ない装備や、試験用として10式戦車の試作車などが配備されている。屋外戦車展示場には、旧日本陸軍の戦車や戦後の米軍からの貸与車両、国内での開発車両、試作車などが多く展示されており、資料的にも価値が高い。また、霞ヶ浦湖畔には技術研究本部の試験場(現:防衛装備庁航空装備研究所土浦支所)が存在している。

近在の施設 編集

脚注 編集

  1. ^ a b c 土浦駐屯地開設30周年記念アルバム
  2. ^ 自衛隊法施行令(昭和29年政令第179号)
  3. ^ 自衛隊法施行令(昭和29年6月30日政令第179号)”. 国立公文書館デジタルアーカイブ (1954年6月30日). 2016年5月3日閲覧。

外部リンク 編集