阿見町

日本の茨城県稲敷郡の町

阿見町(あみまち)は、茨城県県南地域に位置する町である。稲敷郡に属している。

あみまち ウィキデータを編集
阿見町
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阿見町旗 阿見町章
阿見町旗 阿見町章
1962年3月12日制定
日本の旗 日本
地方 関東地方
都道府県 茨城県
稲敷郡
市町村コード 08443-3
法人番号 3000020084433 ウィキデータを編集
面積 71.40km2
総人口 49,400[編集]
推計人口、2022年6月1日)
人口密度 692人/km2
隣接自治体 土浦市牛久市稲敷市稲敷郡美浦村
町の木 サクラ
町の花 キク
他のシンボル ウグイス(鳥)
あみっぺ(キャラクター)
阿見町役場
町長 千葉繁
所在地 300-0392
茨城県稲敷郡阿見町中央一丁目1番1号
北緯36度1分50.9秒 東経140度12分53.4秒 / 北緯36.030806度 東経140.214833度 / 36.030806; 140.214833
Ami Town Hall.jpg
外部リンク 公式ウェブサイト

阿見町位置図

― 市 / ― 町・村

特記事項 人口密度 734.0人/km2
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地理編集

隣接している自治体編集

歴史編集

霞ヶ浦に面する一部を除くと、畑作が中心の農村地帯で未開地も多かったが、1921年大正10年)に海軍霞ヶ浦飛行場を開設し、翌年上郷に霞ヶ浦海軍航空隊が開隊されると、海軍航空の地として賑わうことになる。1929年昭和4年)にツェッペリン伯号飛行船が寄港、1931年(昭和6年)にはリンドバーグ夫妻が阿見の地を訪れたりもした。1939年(昭和14年)には、神奈川県横須賀市から少年航空兵養成機関である予科練土浦海軍航空隊に移転、軍歌若鷲の歌」で知られるように、海軍航空兵育成の一大拠点となる。これら軍事施設が集中していたことから、1944年(昭和19年)から1945年(昭和20年)にかけて空襲を受け、特に1945年6月10日の空襲では予科練習生や関係者など軍民合せて300人以上が死亡した。

戦後は旧海軍用地の多くが引揚者によって開拓され、また一部が旧制霞ヶ浦農科大学土浦協同病院分院協和発酵井関農機などに充当された。更に自衛隊の設置に伴い、旧予科練一帯が土浦駐屯地・旧朝日村に近い一帯が霞ヶ浦駐屯地として再度防衛用地となる。また、1957年(昭和32年)8月1日、旧海軍航空補給廠跡地に防衛庁技術研究所土浦試験場が発足した(2015年10月現在は防衛装備庁航空装備研究所土浦支所)。

1955年(昭和30年)4月、旧阿見町・朝日村・君原村・舟島村(一部)の1町3村が合併し、現在の阿見町の町域が成立。1970年代以降は首都圏筑波研究学園都市への通勤者のための住宅開発が進むと共に、工業団地の造成や工場誘致に先鞭をつけた。また霞ヶ浦農科大学の後身・茨城大学農学部に加えて茨城県立医療大学が開学するなど学生の町としての性格をも持っている。主要幹線道路沿いにロードサイド店舗の開業も進み、2009年(平成21年)7月9日には首都圏中央連絡自動車道阿見東IC付近にあみプレミアム・アウトレットが開店している。

2006年平成18年)に、東隣の稲敷郡美浦村との合併・市制施行(仮称「霞南市(かなんし)」)が検討されていたが、美浦村の住民投票により反対となった為、白紙になった。

行政区域変遷編集

  • 変遷の年表
阿見町町域の変遷(年表)
月日 現阿見町町域に関連する行政区域変遷
1889年(明治22年) 4月1日 町村制施行に伴い、以下の村がそれぞれ発足。[1]
  • 阿見村 ← 阿見村・若栗村・大室村・廻戸村・青宿村・鈴木村
  • 君原村 ← 大形村・君島村・石川村・追原村・塙村・上条村・飯倉村
  • 朝日村 ← 福田村・小池村・上長村・実穀村・吉原村・荒川沖村・荒川本郷村・沖新田
  • 舟島村 ← 舟子村・島津村・竹来村・掛馬村
1896年(明治29年) 4月1日 信太郡は河内郡と合併し稲敷郡が発足。
1948年(昭和23年) 9月1日 朝日村の一部(沖新田と荒川沖・荒川本郷の各一部)は都和村とともに土浦市編入。
1955年(昭和30年) 4月1日
  • 阿見町・君原村・朝日村が合併し阿見町が発足。
  • 舟島村の一部(舟子)は安中村・木原村ととも合併し霞村が発足。同日、美浦村に改称。
4月20日 舟島村は阿見町に編入。
1957年(昭和32年) 旧朝日村の一部(福田の一部)は牛久町に編入。
1958年(昭和33年) 旧朝日村の一部(福田の一部)は牛久町に編入。
1981年(昭和56年) 3月1日 阿見住吉の一部(常磐線より西側の地域)を土浦市に譲渡。
  • 変遷表
阿見町町域の変遷表(※細かな境界の変遷は省略。)
1868年
以前
明治元年 - 明治22年 明治22年
4月1日
明治22年 - 昭和64年 平成元年 - 現在 現在
信太郡 阿見村 阿見村 明治29年4月1日
稲敷郡発足
昭和20年5月7日
町制
昭和30年4月1日
阿見町
阿見町 阿見町
若栗村
大室町
廻戸村
青宿町
明治15年
鈴木村
大形村 君原村 君原村
君島村
石川村
追原村
塙村
上条村
飯倉村
福田村 朝日村 朝日村
小池村
上長村
実穀村
吉原村
荒川本郷村
沖村の一部 明治元年
荒川沖村の一部
島津村 舟島村
の一部
舟島村の一部 昭和30年4月20日
阿見町に編入
竹来村
掛馬村

人口編集

 
阿見町と全国の年齢別人口分布(2005年) 阿見町の年齢・男女別人口分布(2005年)
紫色 ― 阿見町
緑色 ― 日本全国
青色 ― 男性
赤色 ― 女性

阿見町(に相当する地域)の人口の推移
総務省統計局 国勢調査より


行政編集

町長編集

  • 千葉繁(2018年3月20日 - 、2期目)

町議会編集

(この節の出典[2][3][4]

  • 定数:18
  • 議長:久保谷充(無所属
  • 副議長:難波千香子(公明党
  • 会派(議席):無所属(13)・公明党(3)・立憲民主党(1)・欠員1
  • 直近の一般選挙は2020年3月22日に執行された。なお、2004年まで定数は22だった。

広域事務編集

  • 龍ヶ崎地方衛生組合
  • 茨城租税債権管理機構
  • 茨城県市町村総合事務組合
  • 牛久市・阿見町斎場組合
  • 土浦石岡地方社会教育センター一部事務組合

第三セクター等編集

  • 阿見町土地開発公社

国の機関編集

産業編集

従来から盛んだった農業に加え、近年は工業の成長が著しい。

経済編集

郵便局編集

  • 阿見郵便局 - 阿見4397−7
  • 阿見中央一郵便局 - 中央1−4−17
  • 阿見原郵便局 - 阿見4666−1644
  • 阿見青宿郵便局 - 青宿669−10
  • 実穀郵便局 - 実穀1311
  • 君原郵便局 - 君島695−1
  • 舟島簡易郵便局 - 島津1527

金融機関編集

地域編集

教育編集

大学編集

高等学校編集

中学校編集

小学校編集

姉妹都市・提携都市編集

交通編集

鉄道編集

町の西部をJR常磐線が通っているが、駅はない。土浦市の荒川沖駅土浦駅、牛久市のひたち野うしく駅が最寄り駅である。

過去編集

戦前は、国鉄土浦駅から阿見(現在の阿見坂下付近)まで常南電気鉄道が通じた時期もあった。

バス編集

町内各地と鉄道駅土浦駅荒川沖駅)を結ぶ路線バスが運行されている。

道路編集

名所・旧跡・観光スポット編集

 
予科練平和記念館

出身有名人編集

その他編集

脚注編集

  1. ^ 角川日本地名大辞典編纂委員会『角川日本地名大辞典 8 茨城県』、角川書店、1983年 ISBN 4040010809より
  2. ^ 議員名簿(議席順) - 阿見町(2020年4月8日)2022年5月27日閲覧。
  3. ^ 阿見町議会歴代正副議長名簿 - 阿見町。2021年10月26日閲覧。
  4. ^ 町政情報>阿見町議会>町議会からのお知らせ>訃報 - 阿見町(2022年5月2日)2022年5月27日閲覧。
  5. ^ 本来は2017年1月15日まで行われる予定だった“平成28年12月25日(日)をもちまして、高速バスの実証実験を終了します” (プレスリリース), JTBPass Me!, https://pass-me.jp/lp/n-c-i-bus/pdf/end_news.pdf 2020年2月16日閲覧。 
  6. ^ “なりたちばらき高速バス” (プレスリリース), JTBPass Me!, https://pass-me.jp/lp/n-c-i-bus/ 2020年2月16日閲覧。 
  7. ^ 町の情報>広報・情報公開>その他広報>飯田大祐選手(阿見中学校卒業・オリックスバファローズ)から町に野球練習器具が寄贈されました - 阿見町公式サイト(2017年1月5日)2020年2月16日閲覧
  8. ^ 旧阿見飛行場:滑走路にソーラーパネルずらり /茨城 - 毎日新聞

関連項目編集

外部リンク編集