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大岡山駅

日本の東京都大田区にある東京急行電鉄の駅

大岡山駅(おおおかやまえき)は、東京都大田区北千束三丁目にある、東急電鉄である。目黒線大井町線が乗り入れ、両路線の接続駅となっている。駅番号は目黒線がMG06、大井町線がOM08である。大田区の鉄道駅では最も北にある。

大岡山駅
Tokyu Oookayama sta 002.jpg
東急病院併設の駅舎(2010年5月4日
おおおかやま
Ōokayama
東急病院前[要出典]
所在地 東京都大田区北千束三丁目27番1号
所属事業者 東急電鉄
駅構造 地下駅
ホーム 2面4線
乗降人員
-統計年度-
(目黒線)22,287人/日
(大井町線)29,650人/日
(合計)51,937人/日
-2018年-
開業年月日 1923年大正12年)3月11日
乗入路線 2 路線
所属路線 目黒線
駅番号 MG06
キロ程 4.3km(目黒起点)
MG05 洗足 (1.0km)
(1.2km) 奥沢 MG07
所属路線 大井町線
駅番号 OM08
キロ程 4.8km(大井町起点)
OM07 北千束 (0.8km)
(0.5km) 緑が丘 OM09
備考 東急電鉄直営駅
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なお、大岡山目黒区の町名である(当駅は大田区と目黒区の区境付近にあり、構内の一部は目黒区大岡山二丁目に跨がっている)。

歴史編集

駅構造編集

島式ホーム2面4線を有する地下駅[4]で、外側を目黒線、内側を大井町線が使用する。日吉方面と溝の口方面、大井町方面と目黒方面は同一ホームで乗り換えが可能である。なお、奥沢緑が丘寄りには乗り換え用の地上連絡通路が設置されている。

大井町線の北千束寄りに引き上げ線[5]が1本あり、一部の回送列車の折返しに使用されるほか、東横線・目黒線・東急多摩川線池上線の車両が長津田車両工場に入場する際や、東京メトロ日比谷線で運用される車両が鷺沼工場に入場する際にも使用される。2007年11月16日自由が丘車庫が廃止されてから、2008年3月28日に実施された大井町線ダイヤ改正までは平日の朝、夕に大井町線の車両が定期で留置されることがあった。

現行の構造になる前は3面4線のホームを有する地上駅で、大井町線が変則相対式(上り・下りとも南側にホームがあった)、目蒲線が島式であった。

のりば編集

番線 路線 方向 行先
1   目黒線 下り 多摩川武蔵小杉日吉方面[6]
2   大井町線 自由が丘二子玉川溝の口方面[7]
3 上り 旗の台大井町方面[8]
4   目黒線 目黒赤羽岩淵浦和美園西高島平方面[9]

駅舎編集

東急大岡山駅上東急病院
情報
用途 駅舎、病院
設計者 東急電鉄一級建築士事務所、大建設計
施工 東急建設
建築主 東京急行電鉄
構造形式 S造
敷地面積 6,127.60m2
建築面積 4,682.13m2
延床面積 13,810.80m2
階数 地上5階
高さ 23.21m
着工 2006年(平成18年)8月
竣工 2007年(平成19年)10月
備考 デザインアーキテクトは東京工業大学大学院理工学研究科建築学専攻安田幸一研究室
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1997年に当駅が地下化された当時から、当駅から5分ほど離れた場所にあった東急病院を当駅上に移転する計画があった。実現に当たっては、列車による振動を低減させるために地下化工事の際にレール下部にコイルバネを設置していた[10]

開業する前には、TSUTAYA大岡山駅前店が駅舎2階に出店していたが、2006年5月17日限りで閉店した。その後2011年6月15日に再出店が決定したが、場所は駅舎ではない。また、正面改札横に設置されていたコンビニエンスストアam/pmも閉店した。その後ヴィ・ド・フランスナチュラルローソン+toks大岡山、ならびに調剤薬局が開店している。

2006年から本格的に病院の建設が始まり、2007年11月3日に開業した。正面改札を出ると左側に病院入口がある。また、駅の直上に病院が設けられるのは日本初のことであった。

利用状況編集

2018年度の1日平均乗降人員は以下の通りである[11]

  • 目黒線 - 22,287人
  • 大井町線 - 29,650人

目黒線の数値のみを見ると、急行通過駅の西小山駅より利用者が少ない。当駅は主に目黒線と大井町線の相互間の乗り換えがメインであるため、改札を通らないことから乗降人員に数えられていない[12]。仮に、これを含むと実際の利用客数はかなり多くなる。

  • 目黒線・大井町線間の乗換人員を含んだ、2018年度の路線別1日平均乗降人員は以下の通りである[13]
    • 目黒線 - 119,376人 - 同線内では目黒駅に次ぐ第2位。
    • 大井町線 - 126,739人 - 同線内では自由が丘駅、二子玉川駅、大井町駅に次ぐ第4位。

年度別1日平均乗降人員編集

近年の1日平均乗降人員推移は下表の通りである。

年度別1日平均乗降人員[13][14][15]
年度 目黒線 乗換人員 大井町線
1日平均
乗降人員
増加率 1日平均
乗降人員
増加率
2003年(平成15年) 16,548 1.5% 44,019 22,794 5.0%
2004年(平成16年) 16,550 0.0% 49,905 23,198 1.8%
2005年(平成17年) 16,778 1.4% 54,473 23,294 0.4%
2006年(平成18年) 16,842 0.4% 61,600 23,584 1.2%
2007年(平成19年) 18,674 10.9% 67,801 23,984 1.7%
2008年(平成20年) 19,360 3.7% 72,490 24,924 3.9%
2009年(平成21年) 19,853 2.5% 79,198 25,408 1.9%
2010年(平成22年) 19,773 −0.4% 80,915 25,662 1.0%
2011年(平成23年) 19,593 −0.9% 81,875 25,640 −0.1%
2012年(平成24年) 19,927 1.7% 83,877 26,328 2.7%
2013年(平成25年) 19,929 0.0% 85,565 27,209 3.3%
2014年(平成26年) 20,223 1.5% 86,077 27,075 −0.5%
2015年(平成27年) 21,019 3.9% 87,948 28,116 3.8%
2016年(平成28年) 21,607 2.8% 90,863 28,886 2.7%
2017年(平成29年) 21,955 1.6% 93,863 29,377 1.7%
2018年(平成30年) 22,287 1.5% 97,089 29,650 0.9%

年度別1日平均乗車人員編集

近年の1日平均乗車人員は下記の通り。

年度 [16]目黒線 大井町線 出典
1990年 28,151 29,666 [17]
1991年 28,055 30,117 [18]
1992年 27,132 28,921 [19]
1993年 25,995 28,052 [20]
1994年 9,041 10,896 [21]
1995年 8,962 10,833 [22]
1996年 8,934 10,268 [23]
1997年 8,825 9,986 [24]
1998年 8,496 9,647 [25]
1999年 8,568 9,680 [26]
2000年 9,321 9,578 [27]
2001年 9,899 9,279 [28]
2002年 8,438 10,912 [29]
2003年 8,560 11,497 [30]
2004年 8,493 11,671 [31]
2005年 8,590 11,762 [32]
2006年 8,666 11,940 [33]
2007年 9,538 12,074 [34]
2008年 9,786 12,518 [35]
2009年 10,008 12,740 [36]
2010年 9,975 12,847 [37]
2011年 9,866 12,828 [38]
2012年 10,030 13,164 [39]
2013年 10,041 13,600 [40]
2014年 10,170 13,512 [41]
2015年 10,579 14,014 [42]
2016年 10,879 14,373 [43]
2017年 11,052 14,608 [44]

駅周辺編集

当駅は大田区にあるが、目黒区と接しており、「大岡山」の地名は目黒区側にある。

当駅は東京工業大学大岡山キャンパスの最寄り駅(当駅正面口すぐ)である。当駅と隣の緑が丘駅、奥沢駅とを結ぶ線路は、両側を東京工業大学の敷地に挟まれる形で通っている。

駅名の由来編集

地名の「大岡山」に由来する[1]

昔からある地名で、明治時代はこの地は荏原郡碑衾村大字衾字平南大岡山・平北大岡山であったことから「大岡山」と命名された。しかし、その由来は諸説があってはっきりしない。

大岡山駅周辺の大地主である岡田家が所有していた山から付けられたとする姓氏説と、この近辺が昔から狭くて小高い丘や小さな山、谷が多かった事を意味する「大岡」と「山」が合わさって「大岡山」になったとする地理説がある。

ギャラリー編集

隣の駅編集

東急電鉄
  目黒線
急行
武蔵小山駅 (MG03) - 大岡山駅 (MG06) - 田園調布駅 (MG08)
各駅停車
洗足駅 (MG05) - 大岡山駅 (MG06) - 奥沢駅 (MG07)
  大井町線
急行
旗の台駅 (OM06) - 大岡山駅 (OM08) - 自由が丘駅 (OM10)
各駅停車(二子新地・高津は通過)・各駅停車(二子新地・高津に停車)
北千束駅 (OM07) - 大岡山駅 (OM08) - 緑が丘駅 (OM09)

脚注編集

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  1. ^ a b c 東急の駅、pp.90-91。
  2. ^ 東急の駅、p.140。
  3. ^ 大岡山駅北側に改札口を新設 (PDF) 」 『HOT ほっと TOKYU』第248号、東京急行電鉄、2001年2月25日、2017年1月21日閲覧。[リンク切れ]
  4. ^ 2000年のスタンプラリー冊子には半地下という記述もある。
  5. ^ タモリ倶楽部2015年11月6日放送分では「5番線」として紹介されている。
  6. ^ 目黒線標準時刻表 大岡山駅 日吉方面”. 東急電鉄. 2019年11月18日閲覧。
  7. ^ 大井町線標準時刻表 大岡山駅 溝の口方面”. 東急電鉄. 2019年11月18日閲覧。
  8. ^ 大井町線標準時刻表 大岡山駅 大井町方面”. 東急電鉄. 2019年11月18日閲覧。
  9. ^ 目黒線標準時刻表 大岡山駅 目黒方面”. 東急電鉄. 2019年11月18日閲覧。
  10. ^ 日経アーキテクチュア2008.01.14、pp90 - 95、「REview 東急大岡山駅上東急病院」
  11. ^ 2018年度乗降人員 - 東京急行電鉄
  12. ^ 東急の駅で接続路線がある駅のほとんどは同様の例で、乗降人員に数えられていない(中目黒駅などを除く)。
  13. ^ a b レポート - 関東交通広告協議会
  14. ^ 区勢要覧 - 目黒区
  15. ^ 東京都統計年鑑
  16. ^ 2000年8月5日までは目蒲線
  17. ^ 東京都統計年鑑(平成2年)226ページ
  18. ^ 東京都統計年鑑(平成3年)232ページ
  19. ^ 東京都統計年鑑(平成4年)
  20. ^ 東京都統計年鑑(平成5年)
  21. ^ 東京都統計年鑑(平成6年)
  22. ^ 東京都統計年鑑(平成7年)
  23. ^ 東京都統計年鑑(平成8年)
  24. ^ 東京都統計年鑑(平成9年)
  25. ^ 東京都統計年鑑(平成10年) (PDF)
  26. ^ 東京都統計年鑑(平成11年) (PDF)
  27. ^ 東京都統計年鑑(平成12年)
  28. ^ 東京都統計年鑑(平成13年)
  29. ^ 東京都統計年鑑(平成14年)
  30. ^ 東京都統計年鑑(平成15年)
  31. ^ 東京都統計年鑑(平成16年)
  32. ^ 東京都統計年鑑(平成17年)
  33. ^ 東京都統計年鑑(平成18年)
  34. ^ 東京都統計年鑑(平成19年)
  35. ^ 東京都統計年鑑(平成20年)
  36. ^ 東京都統計年鑑(平成21年)
  37. ^ 東京都統計年鑑(平成22年)
  38. ^ 東京都統計年鑑(平成23年)
  39. ^ 東京都統計年鑑(平成24年)
  40. ^ 東京都統計年鑑(平成25年)
  41. ^ 東京都統計年鑑(平成26年)
  42. ^ 東京都統計年鑑(平成27年)
  43. ^ 東京都統計年鑑(平成28年)
  44. ^ 東京都統計年鑑(平成29年)

参考文献編集

  • 宮田道一『東急の駅 今昔・昭和の面影』JTBパブリッシング、2008年9月1日。ISBN 9784533071669

関連項目編集

外部リンク編集