川崎鶴見臨港バス鶴見営業所

川崎鶴見臨港バス鶴見営業所(かわさきつるみりんこうバスつるみえいぎょうしょ)は、神奈川県横浜市鶴見区駒岡1丁目28-9に所在する川崎鶴見臨港バスの営業所である。営業所を表す記号はT。最寄り停留所は駒岡車庫で、臨港バスの路線以外では横浜市営バスが停車するが、東急バスは停車しない。

鶴見営業所の所属車両
いすゞ・エルガ (1T348)

川崎鶴見臨港バスの前身となった鶴見臨港鐵道(現在のJR鶴見線を運行していた戦時買収私鉄)のバス部門を源流とする、同社最古の長い歴史を持つ営業所である。鶴見駅西口を中心に、横浜市鶴見区北部や港北区北東部の路線を担当する。

概要編集

現在は通常担当する一般路線の全てが鶴見駅西口を起点とするのが特徴であるが、正月三が日の川崎駅 - 川崎大師直行バスには鶴見営業所の車両も応援に駆り出される。また、羽田空港への空港連絡バスの運行も担当する。

鶴見駅近くの鶴見線高架下に本山車庫(鶴見営業所分室)があり、最寄りバス停留所は「本山前」である。鶴見線が鶴見臨港鐵道だった時代に鶴見本山駅があった場所で、バス事業開始時にはここが初代の鶴見営業所であった。鶴見本山駅は鶴見駅と国道駅の間にあり、1942年廃止されたが遺構は残っている。1970年に駒岡に鶴見営業所を開設し、本山車庫は鶴見営業所分室とされた。また、営業所だけではバスを全て格納することができないため、現在の鶴見営業所と環状2号線を挟んだ反対側に鶴見営業所第三車庫がある。本山車庫・第三車庫は車両留置のみで配置はなく、貸切車・特定車のみの留置となっている。

川崎鶴見臨港バスの営業所では唯一、所属車両の登録番号横浜ナンバーである(他営業所の車両は全て川崎ナンバー)。神奈川県で川崎ナンバーが導入される前は全車が横浜ナンバーであったが、1980年の川崎ナンバー導入後は、川崎市内の営業所の車両は順次川崎ナンバーへ変更された。

沿革編集

  • 1924年大正13年)7月25日 - 鶴見臨港鐵道が会社設立[1][2]
  • 1931年(昭和6年) - 鶴見臨港鐵道がバス事業を開始。同社の直営バスとして、鶴見本山駅そばの高架下に設けた車庫を拠点に営業開始(鶴見駅西口 - 東寺尾 - 綱島間、鶴見駅西口 - 東寺尾 - 寺谷角 - 鶴見駅西口間)。[要出典]
  • 1937年(昭和12年)
    • 11月18日 - 鶴見臨港鐵道が全額出資の子会社として鶴見川崎臨港バスを設立[1]
    • 12月1日 - 鶴見臨港鐵道が海岸軌道線を廃止[1]バスに転換(鶴見駅西口 - 本山前 - 潮田 - 寛政 - 田辺新田 - 池上新田 - 大師河原 - 大師間)。[要出典]
  • 1938年(昭和13年)
    • 5月1日 - バス事業を鶴見川崎臨港バスへ譲渡[1]鶴見川崎臨港バス鶴見営業所として2路線をもって営業開始[3]
    • 12月1日 - 鶴見川崎臨港バスが川崎乗合自動車を合併[3]
    • 12月27日 - 社名の鶴見と川崎を入れ替えて川崎鶴見臨港バスに変更[3]。川崎鶴見臨港バス鶴見営業所となる。
  • 1970年(昭和45年):現在地の鶴見区駒岡へ移転。初代鶴見営業所があった本山車庫は分室となる。
  • 2007年(平成19年)8月25日:空港連絡バスを除いてPASMOを導入。

現行路線編集

鶴01(菊名線)編集

  • 鶴01:鶴見駅西口 - 馬場町 - 東高校入口 - 港北小学校前 -(←菊名小学校入口/富士塚→)- 菊名駅前(深夜バスあり)
  • 鶴01:鶴見駅西口 - 馬場町 - 東高校入口(深夜バスあり)
  • 鶴01:鶴見駅西口 → 東高校入口 → 港北小学校前 → 菊名小学校入口 → 菊名駅前(平日夜間3本・土休日夜間2本のみ)
  • 鶴01:鶴見駅西口 → 東高校入口 → 港北小学校前 → 富士塚 → 菊名駅前(夜間1本のみ)
  • 鶴01:菊名小学校入口→港北小学校前→東高校入口→馬場町→鶴見駅西口(早朝のみ)
  • 鶴01:菊名駅前→港北小学校前→東高校入口→馬場町→鶴見駅西口(平日早朝3本と深夜バスのみ)

鶴見駅から馬場を経て菊名駅へ至る、鶴見管内の主力路線で臨港随一のドル箱路線。鶴見・菊名両駅の通勤通学と市立東高校への通学も担っている。臨港バスの一般路線ではこの鶴01のみ、横浜市神奈川区も走行する。港北小学校前より菊名駅前側は菊名駅止まりを除いて一方向の循環経路となっており、循環経路上にある停留所で乗降する場合は菊名駅を越えて乗車することも可能となっている。

終日混雑する路線で、朝ラッシュの時間には約3~6分間隔、夕方ラッシュの時間には約4~8分間隔、日中でも約7~10分間隔の高頻度で運転されるが、道路渋滞により定時で運転出来ないことが多い。平日土曜夕方と深夜バスに鶴見駅西口発東高校入口止まり、平日土曜朝夕に東高校入口発鶴見駅西口行き、夜間のみに富士塚経由・菊名小学校入口経由の菊名駅止まり、がそれぞれ運転される。こちらは菊名駅到着後、綱島街道→環状二号経由で営業所まで回送される。

早朝の菊名小学校入口発は営業所より環状二号→綱島街道経由にて、菊名駅前発は営業所より環状二号→綱島街道→港北小学校交差点右折→菊名橋交差点右折にて回送される。

菊名駅前周辺は特に狭隘路の上、交通量や歩行者も多いため渋滞が起こりやすい。また、菊名駅前停留所はバスを待てる場所がないので、菊名駅東口の階段の手すりに沿って整列するようになっている。

深夜バスの菊名駅発は鶴見駅西口からは通常運賃で運行されるが、菊名駅前から深夜運賃となるため、該当便のみ菊名駅前を越えての乗車ができないため、菊名駅前始発の扱いとなっている。(鶴見駅西口発車時は菊名駅止まりの行き先表示になっている)

菊名小学校入口経由便は菊名駅前には乗り入れず、綱島街道上の降車場に停車する。この停車場は横浜市営バスの菊名駅前停留所とは異なる場所に立地している。

鶴02(新横浜線)編集

  • 鶴02:鶴見駅西口 - 東寺尾 - 獅子ヶ谷 - 池の下 - 駒岡車庫 - 港北区総合庁舎 - 新横浜駅
  • 鶴02:鶴見駅西口 - 東寺尾 - 獅子ヶ谷 - 池の下 - 駒岡車庫(深夜バスあり)
  • 鶴02:駒岡車庫 - 港北区総合庁舎前 - 新横浜駅

鶴見駅から東寺尾・獅子ケ谷地区、駒岡車庫(鶴見営業所)を経て新横浜駅へ至る。駒岡車庫 - 新横浜駅は横浜市営104系統と併走する。鶴見駅 - 駒岡車庫便は出入庫を兼ねるが、元々は鶴04(鶴見駅 - 新川崎駅入口)の支線だったものを、同路線の神明町移管時に鶴02へ変更した。駒岡車庫 - 新横浜駅便も鶴02として、出入庫のため設定されている。かつては神明社前経由も運行されていたが、現在は駒岡車庫 - 新横浜駅便を除き全便が池の下経由で運行されている。現在でも新横浜駅方向において、神明社前経由廃止による修正跡が残っている停留所が一部存在する。

東寺尾・獅子ケ谷地区から横浜線、横浜市営地下鉄などへのアクセスとしても利用されており、日中時間帯は平日より土休日の方が本数が多く、約10~20分間隔で運転される。横浜市営104系統と併走する区間は両者合わせて毎時6本以上の運行となっている。特に通学で利用する高校生が多く、平日ダイヤでは通勤ラッシュの時間帯より学生の登下校時間帯の方が本数が多い。それでも途中停留所は満員で通過されることも珍しくない。

沿線にある、橘学苑中学校・高等学校白鵬女子高等学校が通常と異なる曜日・時間に登下校する場合、増発便が出ることもある。

新横浜駅は臨港バスの一般路線営業エリアの最西端にあり、横浜市営バス、東急バスのほか、神奈川中央交通相鉄バスも乗り入れている。横浜市営バスから移譲された121系統(新横浜駅 - 保土ヶ谷駅西口)で神奈川中央交通(中山営業所の車両)が、2014年から浜1系統(横浜駅西口 - 新横浜駅)で相鉄バス(横浜営業所の車両)が乗り入れており、両社とも臨港バスと一般路線車同士が顔を合わせる場所は新横浜駅のみになっている。

駒岡地区は鉄道駅から遠いため、土曜日にも鶴見駅西口発の深夜バスが運転される。

休日はトレッサ横浜周辺の道路が渋滞するとダイヤが大幅に乱れる。また、大豆戸交差点、新横浜駅周辺もよく渋滞するので、休日は定時運行が難しい。

鶴03(鶴見綱島線)編集

 
鶴03系統が使用する綱島駅のバス乗り場
 
綱島駅高架下のバスターミナル
他の系統はここから発着する
  • 鶴03:鶴見駅西口 - 東寺尾 - 獅子ヶ谷 - 神明社前 - 樽町 - 綱島駅
  • 鶴03:鶴見駅西口 - 東寺尾 - 獅子ヶ谷 - 神明社前 - 駒岡車庫
  • 鶴03:駒岡車庫 - 樽町 - 綱島駅

鶴見臨港鐵道時代から存在する、臨港バス最古の路線である[4]。鶴見駅西口から東寺尾・獅子ケ谷地区を経て綱島駅を結ぶ。朝夕の時間帯は約5分間隔程、日中は10分間隔で運行される。

綱島駅では、東横線高架下のバスターミナルではなく離れた乗り場から発車する[4]。駅前の右手の狭い道を入り、交差点前右手にバス一台分が入る位のスペースがあり、その場所が乗り場となっている[4]。綱島駅は1963年に高架化され、それに伴い高架下にバスターミナルが設置されたが、鶴03はそれ以前の路線開設時からこの乗り場で発着していた[4]。乗り場に道路上からバックでつけるため、終日バス誘導員が配置されている。このため綱島街道に出る経路もバスターミナルから出る路線と異なり、綱島駅から鶴見川を越えるバス路線で唯一「綱島駅入口」停留所には停車しない。

沿線にトレッサ横浜があり、「トレッサ横浜前」バス停からアクセスできる(鶴02・横浜市営6・104系統の「トレッサ横浜」バス停とは別位置)。鶴02と同様、休日はトレッサ横浜周辺の道路が渋滞するとダイヤが大幅に乱れる。また、菖蒲園前、綱島駅周辺も渋滞が発生しやすいので定時運行が困難である。明治横浜研究所前 - 綱島駅は、東急バス日93系統と併走する。

鶴見駅西口 - 駒岡車庫便は出入庫用で、同じ出入庫用の鶴02の経路違いにあたる。駒岡車庫行きは鶴見駅を出ると、環状2号線と交わる交差点を右折して駒岡車庫へ向かう。駒岡車庫 - 綱島駅便も鶴03として、出入庫のため設定されている。

鶴見駅と綱島駅を結ぶバスとしては、他に鶴見駅東口発着の横浜市営13系統(三ツ池道・一の瀬経由)があるものの、そちらは一の瀬発着便や新横浜駅発着便も運行されているため、両駅を結ぶバスの運行本数では鶴03の方が多く、運行時間帯も長い(ただし、横浜市営13系統の方が所要時間が短い場合もある)。

鶴04(新川崎線)編集

  • 鶴04:鶴見駅西口 - 東寺尾 - 獅子ヶ谷 - 駒岡不動尊前 - 駒岡十字路 - 越路 - 新川崎交通広場
  • 鶴04:駒岡車庫 - 鷹野大橋 - 越路 - 新川崎交通広場

鶴見駅西口から、鶴見獅子ヶ谷通り、尻手黒川道路などを経て新川崎交通広場へ至る路線。開設当初は鷹野橋までであったため、路線名は鷹野橋線となっている。後に北加瀬まで延伸されたが、新川崎駅の開業に伴い新川崎駅入口まで延伸された。長年使われてきた北加瀬の折返所は、現在臨港バスの賃貸店舗となっており上州屋が入居している。寿福寺前と山崎は往路と復路でバス停の位置が異なり、鹿島田陸橋は鶴見駅西口方向のみ停車する。

駒岡不動尊前-一本橋(東急バスは江川町)間で東急バス日93系統と、また一区間ではあるが一本橋(東急バスは江川町)-越路間で日94系統と並走する。

臨港バスの横浜ナンバーの車両で、川崎市内運賃を徴収する唯一の路線である。横浜市と川崎市にまたがって運行しており、鷹野大橋が運賃境界となっている。両市をまたいで乗車する場合、横浜運賃が適用される。

2004年8月16日神明町営業所に移管(2010年3月31日まで臨港グリーンバスへ委託)された。この際に出入庫路線のうち駒岡車庫 - 新川崎駅入口が廃止され、鶴見駅西口 - 駒岡車庫は鶴02に変更された(鶴03とは違い駒岡不動尊前を経由)。駒岡不動尊前から先は利用客が少ないため、日中は40分間隔と本数が少ない。

2014年2月16日のダイヤ改正で鶴見営業所に再度移管され、この際に神明町営業所移管に伴い廃止された駒岡車庫 - 新川崎駅入口便が事実上の復活という形で新設された。2015年4月1日より新川崎交通広場に乗り入れ開始。これにより新川崎駅入口は鶴見駅西口方向のみの停車となった。

鶴05(東寺尾循環線)・鶴06(寺谷循環線)編集

  • 鶴05:鶴見駅西口 → 東寺尾 → 白鵬女子高校前 → 寺谷角 → 鶴見駅西口
  • 鶴06:鶴見駅西口 → 寺谷角 → 白鵬女子高校前 → 東寺尾 → 鶴見駅西口(平日のみ深夜バスあり)

鶴05・鶴06は同一ルートの外回り、内回りである。先に東寺尾から回る路線(外回り)が鶴05、先に寺谷角から回る路線(内回り)が鶴06と区別されている。系統番号がつく1980年以前は、内回り、外回りとも「三ツ池循環」と統一されていた。前述の鶴03とともに、臨港バスの路線の中では最古の路線の一つである。東寺尾側は鶴01・鶴02・鶴03・鶴04・鶴12・川50と本数の多い系統と並走し、特に川50とは全線の3分の2程度が重複する。一方、寺谷角側は並走する系統が本数の少ない鶴07と横浜市営67系統(朝のみ運行)のみであり、運行されているバスは鶴05・鶴06が主体となっている。

沿線に県立鶴見高校や白鵬女子高等学校があり、通学時間帯はかなり混雑する。鶴見駅西口 - 寺尾中学入口間はアップダウンが激しいため、一循環20分程度という短距離ながらも利用客は多い。鶴見駅西口-三ツ池口間は鶴02・鶴03・鶴04・鶴12の補完を兼ねている。

鶴07(三ツ池公園線)編集

  • 鶴07:鶴見駅西口 - 寺谷角 - 鶴見高校前 - 三ツ池公園入口 - 三ツ池公園 - 長松寺前 - 駒岡車庫
  • 鶴07:鶴見駅西口 - 寺谷角 - 鶴見高校前 - 三ツ池公園入口 - 三ツ池公園

鶴見駅西口から三ツ池公園を経由して、駒岡車庫まで結ぶ路線である。寺尾中学入口までは鶴05・鶴06と並走し、寺尾中学入口から三ツ池公園までが鶴07の独自区間となっている。

昼間の時間帯は、駒岡車庫まで行かずに、三ツ池公園行きとして運行している。三ツ池公園発着便は三ツ池公園駐車場を利用して折り返しを行う。路線図等では駒岡不動尊前には止まるように見えるが、実際は止まらない。

基本1時間あたり1~2本と本数は多くない上、日中に平日で2時間以上土休日は4時間弱運行がない。終バスも19時台と早いが、朝夕のラッシュ時間帯は混雑する。

鶴12(北寺尾線)編集

  • 鶴12:鶴見駅西口 → 東寺尾 → 獅子ヶ谷 → 馬場七丁目 → 上の宮一丁目 → 上の宮中学→獅子ヶ谷 → 東寺尾 → 鶴見駅西口
  • 鶴12:鶴見駅西口 → 東寺尾 → 獅子ヶ谷 → 馬場七丁目 → 上の宮一丁目(その後、直接駒岡車庫に回送入庫)
  • 鶴12:馬場小学校 → 馬場七丁目 → 上の宮一丁目 → 上の宮中学→獅子ヶ谷 → 東寺尾 → 鶴見駅西口(駒岡車庫から直接回送出庫便)

鶴見駅西口から北寺尾・上の宮地区の輸送を担う近距離路線。獅子ヶ谷から先は道幅が狭い難所が続く。基本は15~25分間隔での運行、朝ラッシュ時は10分間隔。

鶴見駅西口発のバスの方向幕には「馬場七丁目」と書かれているが、実際は馬場七丁目付近でループ運転を行っている。ループするバスは遅れてなければ上の宮一丁目で時間調整をする。

上の宮一丁目止まりの便(方向幕は往路と同様)は、そのまま駒岡車庫に回送入庫される。 反対に、駒岡車庫から回送出庫した便は馬場小学校始発鶴見駅西口行き(復路)として運行する。

当系統のみ鶴見駅西口バスターミナルの外(1番乗り場)から出発する。そのためか、鶴見駅西口→獅子ヶ谷間のみの乗車は少ない。反対方向も朝は獅子ヶ谷の手前で満員になることも珍しくない。

川23系統(大師線)[編集]編集

  • 川23:川崎駅前 - さつき橋 - 追分 - 四ツ角 - 藤崎一丁目 - 大師
  • 直通:川崎駅前 - (途中無停車) - 大師(正月のみ)

臨港バスの路線の中でも最も歴史のある路線。元は1924年(大正13年)に大島自動車商会によって開設された川崎駅 - 大島四つ角(現・四ツ角)の路線が原形となっている。後に川崎大師まで延長され臨港バスの路線となった。 2003年には国土交通省関東運輸局によって「関東乗合バス100選」の路線の一つに選定されている。 日中でも1時間に5 - 7本と本数が多い。ちなみに「大師」停留所は川崎大師駅の目の前である。

通常は塩浜営業所のみ担当だが、正月の直通系統のみ鶴見営業所も担当する。尚、川23系統と直通系統では途中経路はほぼ異なる。また、箱根駅伝の選手通過時間帯は国道15号線が規制されるので迂回運行となる。

空港連絡バス編集

新横浜駅と羽田空港を結ぶ路線で、羽田空港旧ターミナル時代から運行している数少ない空港連絡バスである。

開業当初は首都高速湾岸線がまだ全線開通しておらず、往路は全区間一般道、復路のみ首都高速道路を利用していた。運行本数もピーク時は朝夕12分間隔、日中20分間隔で運行していたが、周辺鉄道駅への路線が相次いで開業したため、現在では朝夕20分間隔、日中30分間隔の運行である。

首都高速道路横浜北線の開通に伴い、2017年4月1日より新横浜駅前 - 大黒JCT間は横浜北線経由に変更された。以前は、新横浜発は首都高速道三ツ沢出入口を使用、羽田空港発は第三京浜道路港北IC利用と往路と復路で途中の経路が異なっていた。新横浜プリンスホテル発着とし、新横浜駅利用者のほかホテル利用者の便も図っているのが特徴である。2015年10月1日 より朝の新横浜発の一部の便は新横浜駅始発に変更になり、新横浜プリンスホテルには入らなくなった。

かつては羽田空港国際線深夜到着便対応として、羽田空港発のみ深夜バスの運行もあったが、現在は廃止された。

臨港バスの一般路線の営業エリアからは遠く離れ、横浜市青葉区にある東急田園都市線たまプラーザ駅と羽田空港を結ぶ路線。日吉元石川線・第三京浜道路・首都高速道路を経由する。京浜急行バス・東急バスと共同運行。一部の便は国内線第1ターミナルには停車しない。

2017年4月1日より、横浜港北JCT - 大黒JCT間は首都高速横浜北線を経由するようになった。

出入庫系統編集

  • 本山線:鶴見駅西口 - 本山前

本山線は鶴見駅高架下車庫への入庫便。路線図にも記載されてはいるが[5]、実際の旅客運行はない。また現在「本山前」にはバス停ポールがなく乗降もできない。

廃止・移管路線編集

休廃止路線編集

鶴02(新横浜線)編集

  • 鶴02:鶴見駅西口 - 東寺尾 - 獅子ヶ谷 - 神明社前 - 港北区総合庁舎 - 新横浜駅

かつての鶴02の鶴見駅西口 - 新横浜駅便は、平成初頭の時点では神明社前経由が主であり、現在の池の下経由は朝夕のみの運行であった。しかし順次池の下経由にシフトされ神明社前経由便は廃止された。

競輪場線編集

競輪場線は開催日のみ運行、横浜市営バスと共同運行であった。花月園競輪の開催終了に伴い、2010年3月31日限りで廃止。

新横浜成田空港線編集

新横浜通り・首都高速道路・東関東自動車道新空港自動車道を経由する。新横浜発は首都高速道路三ツ沢出入口を使用、成田空港発は第三京浜道路港北IC利用と往路と復路で途中の経路が異なっていた。

京浜急行バスと東京空港交通が共同運行していた既存路線に、2008年10月16日に臨港バスが参入。2015年5月31日をもって運行休止となる。

川崎競輪場線編集

川崎競輪場での競輪開催日のみ運行。臨港バス浜川崎営業所、塩浜営業所、川崎市バス塩浜営業所と共同運行していた。臨港バス、川崎市バスともに路線図には当路線の記載が無いが、両社局とも当路線用の案内表示が用意されていた。

2019年5月末日をもって臨港バスは撤退。現在は川崎市交通局とIBS COACHの2社で運行されている。

移管路線編集

鶴04(新川崎線)編集

  • 鶴04:鶴見駅西口 - 東寺尾 - 獅子ヶ谷 - 池の下 - 鷹野大橋 - 越路 - 新川崎駅入口
  • 鶴04:駒岡車庫 - 鷹野大橋 - 越路 - 新川崎駅入口

2004年8月16日神明町へ移管(臨港グリーンバスへ運行委託)。駒岡車庫 - 新川崎駅入口は廃止され、鶴見駅 - 駒岡車庫は鶴02に編入された。その後、2014年2月16日に所管が鶴見営業所に戻り、駒岡車庫 - 新川崎駅入口が新設(事実上の復活)される。

鶴08系統(ふれーゆ線)編集

  • 鶴08:鶴見駅東口 - 汐鶴橋 - 汐入二丁目 - ふれーゆ

浜川崎営業所へ移管。

川50系統(川崎鶴見線)編集

  • 川50:川崎駅西口 - 南幸町 - 別所 - 三ツ池口 - 鶴見駅西口

神明町営業所へ移管された。

川51系統(川崎綱島線)編集

  • 川51:川崎駅西口 - 南幸町 - 尻手駅前 - 末吉橋 - 駒岡十字路 - 綱島駅

主に神明町営業所が担当であったが、朝夕ラッシュ時または正月ダイヤで増便する場合に応援として運行されていた。かつて鶴見営業所に在籍した方向幕式の車両に、川51の方向幕が入っていたのはこの当時の名残である。

車両編集

 
創立70周年記念「銀バス」復刻塗装
いすゞ・キュービック (1T079)

一般路線車は、いすゞ自動車製の車両のみが在籍している。かつては富士重工製車体架装車が大半を占めていたが、1984年P-代)および1996年KC-代)以降は純正車体のキュービックでの導入となった。富士重工車体架装車とキュービックは2010年までに全廃している。

2000年からはエルガの導入を開始し、現在はエルガに統一されている。かつては大型ショート車のエルガLTや中型車のエルガミオも在籍していた。ほとんどノンステップバスであるが、ワンステップバスも数台在籍する。

他の営業所(浜川崎・塩浜)では大型長尺車が導入されているが、鶴見営業所管内は狭隘路線が多く長尺車の導入が困難である。そのため、近年は後部座席を削減し、立席スペースを増やしたラッシュ型ノンステップバスが導入されている。

さらに2019年からはラッシュ対策として、ノンステップエリアの扉のない側の座席を撤去して乗車定員を増やした特注仕様の「ワイドスペースバス」が導入開始された[6]

高速車は三菱ふそう製の車両が導入され、エアロバスエアロエースが在籍する。

特定輸送用に三菱ふそう・エアロスター三菱ふそう・エアロミディ、いすゞ・エルガ、日野自動車製の小型車リエッセが配属されている。

参考文献編集

脚注編集

  1. ^ a b c d 沿革”. 旧鶴見臨港鐵道株式会社. 東亜リアルエステート株式会社. 2020年9月7日閲覧。
  2. ^ 旧鶴見臨港鉄道についての案内”. 旧鶴見臨港鐵道株式会社. 東亜リアルエステート株式会社. 2020年9月7日閲覧。
  3. ^ a b c 沿革” (日本語). 川崎鶴見臨港バス株式会社. 2020年9月7日閲覧。
  4. ^ a b c d 元は中華料理店「居抜きバス乗り場」なぜできた? 実はエポックメイキングだった” (日本語). 乗りものニュース. 株式会社メディア・ヴァーグ (2020年8月21日). 2020年9月17日閲覧。
  5. ^ 臨港バス全路線図 (PDF)”. 川崎鶴見臨港バス. 2017年7月13日閲覧。
  6. ^ 営業所用車両では日本初「ワイドスペースバス」を導入します” (日本語). 川崎鶴見臨港バス株式会社. 2020年6月22日閲覧。

関連項目編集