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本来の表記は「德川義崇」です。この記事に付けられた題名は技術的な制限または記事名の制約により不正確なものとなっています。

徳川 義崇(とくがわ よしたか、1961年8月 - )は、尾張徳川家第22代当主[1]で、公益財団法人徳川黎明会会長[2]名古屋徳川美術館館長[2]八雲産業代表取締役社長[2]名古屋市博物館協議会委員[注 1]全国美術館会議副会長[注 1]日本博物館協会理事[注 1]名古屋大学参与[注 1]

東京都出身[3]学習院大学経済学部経済学科卒業[3]

IT技術の研究にも携わり[3]WIDEプロジェクトメンバー[4]。「お殿様はスーパーICTエンジニア」と題して講演[5]。徳川美術館のキャラクター「トクさん」のモデル[6][7][8]

略歴編集

  • 1961年8月[3]尾張徳川家第21代当主・徳川義宣の長男[9]として生まれる。
  • 1993年5月5日、徳川黎明会役員(理事)に就任[10]
  • 2005年11月23日[11]、徳川義宣が死去し、11月29日の葬儀・告別式[12]の後に、12月1日付で館長に就任[12][10]。12月8日のお別れの会の後に理事会による議決の結果で[12]、同月15日付をもって会長に就任することに決定[12](内定)。
  • 2006年5月30日、徳川黎明会会長に就任[10]
  • 2011年11月、名古屋国際センターNTTコミュニケーションズとNTTコミュニケーションズ・パートナー連絡協議会(NCOP)の共催で開かれた『ソリューションセミナー「経営戦略へのICT活用」』に徳川美術館長として出席し、「お殿さまはスーパーICTエンジニア」と題してNTTコミュニケーションズ・先端IP アーキテクチャセンタ担当部長で北陸先端科学技術大学院大学客員教授の宮川晋と対談した[13]。同セミナーの案内状では、「実はコンピュータプログラミングおよびインターネットの高い技術をもつエンジニアとしても御高名」と紹介されている[5]
  • 2014年simpleshowが制作した徳川美術館のインバウンド対策解説動画(英語)に登場するキャラクター・トクさんのモデルになった[6][8]。同年9月18日[14]、第19回日本バーチャルリアリティ学会大会で「文化を遺す意義と努力 ―尾張徳川家を例にとって― VR技術への期待」と題して特別講演[3]
  • 2015年

IT技術者、WIDEプロジェクトメンバーとして編集

IT技術者として黎明期のインターネットの技術開発に関わり、WIDEプロジェクトのメンバー[4][17]吉村伸村井純らと下掲の著作物がある。

  • 1979年、学習院高等科時代に選択科目で初めてコンピューターに触れる。高等科に隣接する大学の大型計算機センタの汎用機・三菱MELCOM、OSはUTS/VSであった。
  • 1980年、学習院大学入学時にNEC PC-8001を購入。プログラムの製作を開始し、アルバイトで事務計算や回帰分析のプログラム製作をおこなった。その後PC-9801C言語を使い始める。
  • 1984年アスキーでアルバイトを開始。アスキーネットもこの時に使用を開始。
  • 1986年、ダイデンインテリジェンステクノロジー(現在のディアイティ)でアルバイトを開始、その後就職。慶応大学の村井純と出会う。UniPress EMACSの日本語化に携わる。
  • 1988年、WIDE Projectの活動が具体化し、JUS(Japan Unix Society)の幹事となる。
  • 1989年、ディアイティがWIDE Projectに参加。この頃よりネットワーク研究を仕事として本格的に関わる。1990年9月、ディアイティのインターネット接続に成功。
  • 1992年JUNET協会を発足し、副会長に就任。初代会長は吉村伸。BSD/OS用のAPM/PCMCIAドライバ「Wildboar」の開発を開始。
  • 1997年、家業が忙しくなりディアイティを退職。その後もWIDE Projectの研究活動は継続。

系譜編集

徳川義崇 父:
徳川義宣
祖父:
堀田正恒
曾祖父:
鍋島直柔
曾祖母:
鍋島輝子
祖母:
堀田秀子
曾祖父:
伊達邦宗
曾祖母:
留守巨梅
母:
徳川三千子
祖父:
徳川義知
曾祖父:
徳川義親
曾祖母:
徳川米子
祖母:
徳川正子
曾祖父:
松平恆雄
曾祖母:
松平信子

著作物など編集

共著
  • 吉村伸; 徳川義崇; 村井純 「学術ネットワーク間接続利用の変遷」 (PDF)、『情報処理学会研究報告 マルチメディア通信と分散処理』 (情報処理学会)第53号1-8頁、1991年7月5日http://id.nii.ac.jp/1001/00036025/2016年12月15日閲覧 
  • 徳川義崇「『開発プラットフォームとしてのPC-UNIX』PC-UNIX」『日本でインターネットはどのように創られたのか? WIDEプロジェクト20年の挑戦の記録』WIDEプロジェクト村井純(監修)、インプレスR&D、2009年3月25日、61-66頁。ISBN 978-4844326779
監修
  • 徳川義崇 (監修); 徳川林政史研究所編 『写真集 尾張徳川家の幕末維新: 徳川林政史研究所所蔵写真』 吉川弘文館、2014年2月28日。ISBN 978-4642038270 
金鯱叢書
  • 竹内誠; 徳川義崇編 『史学美術史論文集』第33輯巻 徳川黎明会・思文閣出版〈金鯱叢書〉、2006年10月。ISBN 978-4784213269 
  • 竹内誠; 徳川義崇編 『史学美術史論文集』第34輯巻 徳川黎明会・思文閣出版〈金鯱叢書〉、2008年6月。ISBN 978-4784213955 
  • 竹内誠; 徳川義崇編 『史学美術史論文集』第35輯巻 徳川黎明会・思文閣出版〈金鯱叢書〉、2009年6月。ISBN 978-4784214686 
  • 竹内誠; 徳川義崇編 『史学美術史論文集』第36輯巻 徳川黎明会・思文閣出版〈金鯱叢書〉、2010年3月24日。ISBN 978-4784215119 
  • 竹内誠; 徳川義崇編 『史学美術史論文集』第37輯巻 徳川黎明会・思文閣出版〈金鯱叢書〉、2011年4月。ISBN 978-4784215737 
  • 竹内誠; 徳川義崇編 『史学美術史論文集』第38輯巻 徳川黎明会・思文閣出版〈金鯱叢書〉、2012年5月1日。ISBN 978-4784216307 
  • 竹内誠; 徳川義崇編 『史学美術史論文集』第39輯巻 徳川黎明会・思文閣出版〈金鯱叢書〉、2013年4月1日。ISBN 978-4784216864 
寄稿
  • 「前会長徳川義宣を偲んで」徳川黎明会徳川美術館 編, 『尾陽 : 徳川美術館論集』(金鯱叢書) 2006年3号, pp.3-9
  • 「徳川美術館の運営から考察する私立美術館の運営」日本博物館協会 編, 『博物館研究』vol.43(482), 特集 ガバナンスとマネージメント 設置者責任, 2008年8号, pp.16-19
  • 「美術館案内(vol.4)徳川美術館 : 大名文化の継承」季刊美術誌『聚美』, 2012年4号, 聚美社, pp.98-101
  • 「文化を守る」『共済医報』vol.64 第63回共済医学会特集 ; 特別講演, 2015年2号, pp.90-101
対談
出演

脚注編集

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注釈編集

  1. ^ a b c d 2014年9月17日から19日に開かれていた第19回日本バーチャルリアリティ学会大会の時点の肩書きによる[3]
  2. ^ 「近年の徳川美術館は「刀剣女子」効果もあって人気を集めており」[7][16]、来館者は前年(2014年)度比で約2割増だったという。開館80周年に館のPRキャラクーとして元SKEの女優・松井玲奈を起用して話題を呼んだ[7]
  3. ^ simpleshowによると「トクさん」人気は「2014年海外で着火し」[6]「逆輸入され2015年日本へ飛び火」[6]したのだという。

出典編集

  1. ^ a b “家康没後400年 子孫ら集い御例祭”. 静岡新聞. (2015年4月17日). http://www.at-s.com/news/article/topics/shizuoka/ieyasu400/43672.html 2016年12月16日閲覧。 
  2. ^ a b c 徳川黎明会 (2016年4月1日). “公益財団法人 徳川黎明会 役員及評議員名簿(役員等名簿) (PDF)”. 徳川黎明会. 2016年12月15日閲覧。
  3. ^ a b c d e f 特別講演情報|第19回日本バーチャルリアリティ学会大会 2016年12月15日閲覧。
  4. ^ a b WIDEプロジェクトのメンバーによる書籍・論文等のリスト 1995年以前 (PDF)”. WIDE Project. 2016年11月11日閲覧。
  5. ^ a b 経営戦略へのICT活用法 (PDF)”. NTTコミュニケーションズ. 2016年11月23日閲覧。
  6. ^ a b c d 徳川美術館キャラクター「トクさん」のLINEスタンプ販売開始!
  7. ^ a b c d e 徳川美術館「トクさん」、ミュージアムキャラ日本一で表彰 ── 名古屋”. インターネットミュージアム (2015年10月29日). 2016年11月10日閲覧。
  8. ^ a b c 徳川美術館キャラクター「トクさん」のミュージアムキャラクターアワード2015受賞式と記念グッズ「トクさんマグネット」プレゼントキャンペーンのお知らせ”. Infoseekニュース (2015年10月28日). 2016年11月10日閲覧。
  9. ^ 徳川義宣 『新修徳川家康文書の研究』 徳川黎明会、1983年、[要ページ番号]頁。 
  10. ^ a b c 徳川黎明会, 総務部; 徳川美術館・徳川林政史研究所 (2007-03) (PDF). 平成18年度 事業報告書 (Report). 徳川黎明会総務部・徳川美術館・徳川林政史研究所. http://www.tokugawa.or.jp/image02-PDF/H18-houkoku.pdf 2016年12月15日閲覧。. 
  11. ^ 徳川義宣前会長のエッセイ集が発刊されました
  12. ^ a b c d 徳川黎明会 (2005年12月21日). “2005年12月21日 故徳川義宣会長の葬礼行事ならびに財団新会長・新美術館長就任に関するごあいさつ(ごあいさつ)”. 徳川黎明会. 2016年12月15日閲覧。
  13. ^ ArtsNetWave (2011年). “株式会社アーツネットウェーブ > 会社の沿革(平成23年~平成24年)> 平成23年11月 NTTコミュニケーションズ主催・NCOP共催ソリューションセミナー「経営戦略へのICT活用」(於:名古屋国際センター)に「スマートフォンでVPN」を出展いたしました。”. ArtsNetWave. 2016年12月15日閲覧。
  14. ^ 第19回日本バーチャルリアリティ学会大会プログラム
  15. ^ ミュージアムキャラクターアワード2015結果発表(インターネットミュージアム, 丹青グループ)
  16. ^ 「刀剣乱舞」ブームで徳川美術館に女性客殺到!地元・名古屋の反応は...” (2015年4月11日). 2016年12月15日閲覧。
  17. ^ WIDE Project (2016年). “HOME > メンバー”. WIDE Project. 2016年12月15日閲覧。
  18. ^ 「尾張徳川家 珠玉の家宝&生き残りの秘策」”. 探検バクモン. 日本放送協会 (2018年9月19日). 2018年9月19日閲覧。

外部リンク編集