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忍者龍剣伝

テクモのゲームシリーズ(アーケードおよびファミリーコンピュータ)

忍者龍剣伝』(にんじゃりゅうけんでん)は、テクモ(現コーエーテクモゲームス)が1988年に発売したアーケードゲームアクションゲーム。同年に発売したファミリーコンピュータのアクションゲームとその続編やアニメーションによる一連のシリーズである。日本国外版のタイトル名は『NINJA GAIDEN』。なお、ここでのNINJA GAIDENはXbox版以降の作品とする。

目次

シリーズ編集

主にアメリカを舞台に、「龍の忍者」である主人公リュウ・ハヤブサの活躍を描く。

2009年時点、全世界シリーズ累計出荷本数は770万本にのぼる。

時間軸的にはGB版、NINJA GAIDEN、DragonSword、NINJA GAIDEN2、I、III、IIの順で進行する。シリーズ最初の作品であるアーケード版は、FC版のモチーフにはなっているがシリーズ作品とのつながりはない。

1995年に一旦シリーズは終了するが、1999年Team NINJAが新作の開発に着手しているとの発表がされ、2004年Xbox用ソフトとして約9年振りに復活した。ゲームメディアに難易度の高さを指摘された当時の開発リーダーでもある板垣伴信が「難しいならできるようになるまで頑張れ」「上達することも面白さである」という主旨の、ある種突き放したコメントをしている。

毛利名人も過去にテレビ東京系『ファミっ子大集合』内の「ファミっ子チャレンジランド」コーナーにて小学生9人相手に『忍者龍剣伝』のハイスコア対決を行い、1人だけ放送時間内に全面クリアした。

  • 1988年 忍者龍剣伝 - アーケード
    • 1991年 NINJA GAIDEN - Atari Lynx (海外のみ)
  • 1988年12月 忍者龍剣伝 - ファミリーコンピュータ(ファミコン)
  • 1990年4月 忍者龍剣伝II 暗黒の邪神剣 - ファミコン
  • 1991年6月 忍者龍剣伝III 黄泉の方船 - ファミコン
    • 1993年 NINJA GAIDEN III Ancient Ship of Doom - Atari Lynx (海外のみ)
  • 1991年11月 忍者外伝 - ゲームギア (開発は日本システムハウス・発売はセガ
  • 1991年12月 忍者龍剣伝GB 摩天楼決戦 - ゲームボーイ(開発はナツメ)
  • 1992年 NINJA GAIDEN - マスターシステム (海外のみ。開発はシムス・発売はセガ
  • 1995年8月 忍者龍剣伝 巴 - スーパーファミコン
    忍者龍剣伝I、II、IIIの3作を1本にSFC移植したリメイク。
  • 2004年 NINJA GAIDEN - Xbox
    • 2004年 NINJA GAIDEN ハリケーンパック Vol.1 (Xbox Live!利用者のみがプレイできた拡張パック1)
    • 2004年 NINJA GAIDEN ハリケーンパック Vol.2 (Xbox Live!利用者のみがプレイできた拡張パック2)
  • 2005年 NINJA GAIDEN Black - Xbox
    Xbox Live!にて配信されていたハリケーンパック2種を基に、ゲーム自体の調整とミッションモードを加えたNINJA GAIDEN完全版
  • 2007年 NINJA GAIDEN Σ - PlayStation 3
    NINJA GAIDEN Blackに新要素を加えたリメイク版。
  • 2008年3月 NINJA GAIDEN Dragon Sword - ニンテンドーDS
  • 2008年 NINJA GAIDEN 2 - Xbox 360
  • 2009年 NINJA GAIDEN Σ2 - PlayStation 3(シリーズ初オンライン協力プレイ対応)
    NINJA GAIDEN 2に新要素を加えた完全版。
  • 2012年2月 NINJA GAIDEN Σ PLUS - PlayStation Vita
  • 2012年3月 NINJA GAIDEN 3 - PlayStation 3・Xbox 360
  • 2012年12月8日 NINJA GAIDEN 3: Razor's Edge - Wii U
    • 2013年4月4日 NINJA GAIDEN 3: Razor's Edge - PlayStation 3・Xbox 360
  • 2013年2月28日 NINJA GAIDEN Σ2 PLUS - PlayStation Vita
  • 2014年3月27日 YAIBA: NINJA GAIDEN Z - PlayStation 3・Xbox 360

1992年にアーケード版に近いシステムのメガドライブ版がセガで開発され、1994年7月にMVS対応タイトルとして『忍者外伝2』が御茶ノ水のゲームセンター等でロケテストが行なわれていたが、いずれも発売中止となる。デッド オア アライブ シリーズ(1996年〜)には、リュウ・ハヤブサがプレイヤーキャラクターとして出演している。

ゲーム編集

忍者龍剣伝 (アーケード版)編集

忍者龍剣伝
ジャンル アクションゲーム
対応機種 アーケード
開発元 テクモ(ストロングチーム)
発売元 テクモ
音楽 斎藤幹雄
人数 1人〜2人
メディア 業務用基板
稼働時期  1988年10月
 1988年
 1989年2月10日
対象年齢 CEROB(12才以上対象)
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『忍者龍剣伝』(およびNINJA 外伝(GAIDEN))の題名の最初の作品で、ファミコン版等との繋がりはない。全編通して「西洋人が勘違いした忍者(日本文化)」という、いわゆる西洋忍者なステレオタイプを下地にした派手目な作風である。高低差要素のあるベルトスクロールアクションゲームに近いゲームで、「握るボタン」とボタンの組み合わせによる忍者アクションができる。2人同時プレイも可能。

ゲーム中のBGM作曲はメタルユーキによる。コンティニュー画面では主人公が縛り付けられ、その上から丸鋸が降りる。

物語は1999年、ノストラダムスの血を引くブレードダムスがアルカトラズから囚人を脱獄させ犯罪組織を結成してアメリカ大統領を誘拐し、ブレードダムス暗殺のため東京から「忍」と呼ばれる暗殺者がアメリカに呼ばれるというものである。そのため、本作においては「リュウ・ハヤブサ」とは言及されてはいない。日本国外版で外伝と付いているのは、現地での格好のいい響きのよさからつけられた。

2009年7月28日、Wiiバーチャルコンソールアーケードで配信開始(要800Wiiポイント(800円))。2019年5月9日、アーケードアーカイブスの1作品として、PlayStation 4Nintendo Switchで配信開始。また、NINJA GAIDEN Blackではゲーム内で条件を満たすことにより、おまけ要素としてプレイすることが可能。

8方向レバーと3ボタンで操作する。ボタン3はレバーにある。暗殺術「忍者五体技」を用いて戦う。

  • ボタン1 - 闘えボタン(攻撃)
    連打で殴り、ハイキック、蹴りの「3段連続拳」ができる。また、刀アイテムを獲得すれば10回まで刀で攻撃できるようになる。
  • ボタン2 - 跳べボタン(ジャンプ)
    レバー入力でのハイジャンプや、壁を蹴って大きく後ろに跳ぶ「飛鳥がえし」で敵の背後を取ることができる。
  • ボタン3 - 握れボタン
    特定の地形につかまる。棒や綱につかまって移動する「綱渡り術」、回転して反動をつけた「反動蹴り」、敵を飛び越す際に敵の首をつかんで投げる「首刈り投げ」も可能で、この投げの初出は本作。

体力は最大5ゲージ分あり、3回打撃を食らうとダウンしながら1ゲージ分を失う。空中では1回の打撃でダウンはするものの、残り2打撃分軽減される。 アイテム類は点在する障害物を破壊することで出現。ただし、敵を吹き飛ばしてぶつける、あるいは自身が吹き飛ばされることでしか破壊できない。

国内外の基板出荷数は12000セットと、後発のデッドオアアライブシリーズが登場するまで、テクモ製では最上位に位置していた。

忍者龍剣伝 (家庭用ゲーム機版)編集

忍者龍剣伝
ジャンル アクションゲーム
対応機種 ファミリーコンピュータ[FC]
PCエンジン[PCE]
開発元 [FC]テクモ[1]
[PCE]Hudson-Era H.K.
発売元 [FC]テクモ[1]
[PCE]ハドソン
人数 1人
メディア

[FC]2メガビットロムカセット[2]


[PCE]HuCARD
発売日 [FC]日本:1988年12月9日[1]
北米:1989年3月
欧州:1991年8月15日
[PCE]日本:1992年1月24日
対象年齢 CEROA(全年齢対象)
テンプレートを表示

テクモシアター第2弾(第1弾はキャプテン翼)。ファミコンの忍者龍剣伝シリーズの1作目。

後のシリーズでお馴染みとなる忍法火炎の舞、手裏剣、風車手裏剣、炎波の術などの忍術がある。忍法火炎の舞はアイテムを取ると発動する。周囲に炎が出現して回転する技であり、炎が出現している間は無敵。手裏剣は前方に手裏剣を投げる攻撃であり、忍術パワーを3消費する。風車手裏剣は貫通する手裏剣を投げる攻撃であり、手裏剣は一定距離で戻る性質を持っており、消費忍術パワーは5。炎波の術は使うと忍術パワーを5消費するが、大きく広がる炎を投げて攻撃することができる[3]

シリーズの他の作品にはない大きな特徴として「回転斬り」がある。忍術の一種であるが、この忍術を持っている間はジャンプ中に攻撃すると自動的に発動する[3]ため、アイテムを取りたいときなど普通にジャンプ攻撃できればいい時にも忍術ポイントを消費してしまうデメリットがある(通常忍術発動とは逆の下キー押しながらで発動させないことも可能)。しかし、全方位に連続的に攻撃している状態になるので、敵が居る場所に気兼ねなく飛び込むことができる。ジャンプ中に敵に当たりそのまま穴に落ちてミスというケースが多いこのゲームでは非常に有効である。また、ボスに連続ヒットさせて1〜2回の「回転斬り」で倒すこともでき、うまく使えば難易度が大幅に変わってしまう忍術となっている。

サントラCD「忍者龍剣伝 -G.S.M.TECMO 1-」 では一部のFC版BGMにパートが追加されているが、同CDのライナーノーツによれば、容量などの都合により実機では削られたパートを敢えてサントラCDで復活させている。

Wiiバーチャルコンソールにおいて、2007年4月10日にファミコン版(要500Wiiポイント(500円))、2009年4月21日にPCエンジン版(要600Wiiポイント(600円))が、ニンテンドー3DSのバーチャルコンソールにおいて、2012年8月29日にファミコン版(要500円)が、Wii Uのバーチャルコンソールにおいて、2014年3月26日にファミコン版(要500円)が、Nintendo Switchのサービス『ファミリーコンピュータ Nintendo Switch Online』において2018年12月12日にファミコン版と2019年1月16日に『忍者龍剣伝 クライマックスバージョン』と題した特別版が、それぞれ配信開始されている。ファミリーコンピュータ版と比べ、ゲームオーバー時の画面の明滅エフェクトがマイルドになっている。

ゲームセンターCXにおいて、「課長」こと有野晋哉が「(初の有野の挑戦である)たけしの挑戦状から数えて最も難しい」「魔界村の比じゃない」と言わしめ、忍者ゲームとしてはマイナーだった本作を世間に知らしめる一助を担った。

あらすじ編集

龍の一族の末裔であるリュウ・ハヤブサは、決闘に敗れ帰らぬ人となった父の遺書に従い父の知人に会うため渡米する。しかし、アメリカでリュウを待っていたのは謎の軍団の襲撃だった。襲撃を退けてリュウは1人の女性を救うが、その女性の麻酔銃によって捕らえられてしまう。牢で目覚めたリュウに女性は謎の像を渡し、逃げるように告げるのだった[3]

登場キャラクター編集

リュウ・ハヤブサ
本シリーズの主人公。「龍の一族」に代々受け継がれた「龍剣」で戦う「龍の忍者」。
アイリーン・ルー
リュウの前に現れた謎の女。CIAの秘密工作員。コードネームは「シースワロー」。スパイとして敵地に潜入していた。
本シリーズのヒロイン。続編での表記は「アイリーン・ルゥ」、エンディングにて「報酬」としてリュウの恋人となり、キスをした。
ウォルター・スミス
ジョウ・ハヤブサの友人で考古学者。
ジョウと共に南米アマゾンの奥地で見つかった遺跡を調査して、邪神の呪力を封印した2つの邪神像を発見。その1つ「光の邪神像」を保管していた。
フォスター
CIAの特別機関の者。『III』にも登場する。
ジョウ・ハヤブサ
リュウ・ハヤブサの父親。「龍の一族」であるハヤブサ家の忍者。「影の邪神像」を狙うマルスと決闘するも敗北。
死んだものと思われていたが、生かされ邪鬼王に操られており、最終章最初のボス「鬼面夜叉」としてリュウの前に立ちふさがる。撃破後、邪鬼王の不意討ちからリュウを守り、エンディングではその傷が致命傷となり絶命。リュウのことを最後まで思い続けていた。
邪鬼王 (Jaquio)
最終章2人目のボス。ヨミ一族を率いる謎の男。本名はガルディア・ダ・ミュー。
邪神復活を企んでアマゾン奥地の神殿を占拠している。最終章のボス戦は鬼面夜叉、邪鬼王、邪神を含む合計3連戦となっており、1戦毎に忍術ポイントがリセットされる上にこのボス達のいずれかに負けると「6-1」(ブラッディ・マルス撃破後のステージ)に強制送還される。このシステムもあり、このゲームの難しさを際立たせている。ただし、一度倒したボスは復活しないので再挑戦時には前回負けたボスから戦うことが可能。
PCエンジン版では邪神王、本名ガルディア・ダ・シューとなっている。
ケルベロス
第4章のボス。犬の怪物。邪鬼王のペット犬が黒ミサの生け贄にされて怪物になった。画面中を跳ね回るため、カエルに近い印象を持つ。 
四殺凶魔陣
邪鬼王配下の4人の幹部。
殺人鬼バーバリアン
第1章のボス[3]。南米の死刑執行人。斧を武器にジェイソンを彷彿とさせる姿。
『II』に同名のザコが登場する。
ボンバーヘッド
第2章のボス。ニューヨークの闇の帝王。大きな鎖鎌を振り回す。
『II』に同名のザコが登場する。
バーサーカー
第3章のボス。中国武術の達人で、大きく跳ね回る攻撃的なボス。もともとは殺人結社「五山峰黒竜闘技団」に属していた。投げナイフも放ってくる、初めて飛び道具を使うボスでもある。
『II』に同名のザコが登場する。
ブラッディ・マルス
第5章のボス。ジョウ・ハヤブサと決闘して倒した忍者。四殺凶魔陣の首領格。このボスに敗れると直前の中間ポイントではなく5-3の最初まで強制的に戻される。
北欧に伝わる「呪われた血の鉄仮面」と「死神の盾」を身に付け、東洋の神秘の技「雷電球」を使う。撃破後にリュウの父・ジョウが生きていることを教え「地獄がまっている」と言い残して絶命する。
『II』にはマルスのクローンでもある「(クローン)マルス」がザコキャラとして登場する。
邪神
本作のラストボス。人類発祥以前の太古に存在した強大な力を持つ原始生命群。
2000年程前にアマゾン奥地の神殿に封印され、700年前にも龍剣をもった「シノビ」によって倒されたが、邪神は不死であるため、邪神の呪力は「光の邪神像」と「影の邪神像」に分けられ、邪神の体は神殿に封印されている。
700年に一度の復活の夜の月食が起こっているときに2つの像が神殿にあれば復活することができる。
心臓部が弱点だが、そこに攻撃を当てるには頭部と尻尾を破壊しなければならない(破壊せずに心臓部を攻撃することも不可能ではないが効率的ではない)。
『II』では、この邪神の骨から邪神剣がつくられた。

スタッフ編集

  • SAKURAZAKI(吉沢秀雄):ディレクター、ストーリー、スクリーンプレイ
  • FAW:スクリーンプレイ、プログラム
  • RUNMARU(加藤正人):イメージイラスト、アート
  • PARCO:アート
  • UMA:アート
  • NAGA:アート
  • TAGOU(Wild Tagou):アート
  • NIWAKAMARU(河内厚典):アート
  • MADOKA SOUTHERNAMI:プログラム
  • MASITA:プログラム
  • NOSUKE:アシスタント
  • MORE YAMASAN(山岸継司):サウンド
  • B.B:サウンド
  • HAKASE:サウンド
海外版スタッフ
  • KEVIN:NES翻訳
  • DANIEL:NES翻訳

評価編集

ファミリーコンピュータMagazineの読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、30点満点中21.61点となっている[4][5]

項目 キャラクタ 音楽 お買得度 操作性 熱中度 オリジナリティ 総合
得点 3.76 3.68 3.42 3.57 3.73 3.45 21.61

ゲームムック『死ぬ前にクリアしたい200の無理ゲー ファミコン&スーファミ』には「攻撃モーションにあるわずかな硬直時間と、無敵時間の短さ。そしてノックバックという要素が混ざり合い、恐ろしくスリリングな戦闘を味わえる。ちなみに、コンティニューは無制限。何度も死ぬことを前提に作っているとしか思えないが、その分、クリアした時の達成感も大きい」と肯定的なレビューが掲載されている[1]

PCエンジン版編集

発売元はハドソン。移植は「Hudson-Era H.K.」という、当時存在したハドソンの香港開発子会社。基本的にはFC版と同じ構成とストーリー。グラフィックは全て新規であり、シネマディスプレイのキャラクターデザインも変わっている。アイキャッチなどを除きFC版からほとんどの曲が差し替えられ、登場するキャラクター名が一部変更されている。また一部の敵の攻撃パターンなども変更されている。

日本語英語中国語の3ヶ国語対応。

スタッフ編集
  • Eiji Aoyama:プロデューサー
  • Yoshiyuki:Kawaguchi:ディレクター
  • Ricky Sun:プログラム
  • Sammy Hau:プログラム
  • Hattew Yau:グラフィック
  • David Tang:グラフィック
  • Carlton Wong:グラフィック
  • Siu Wai:グラフィック
  • Geshu Cho:メッセージ
  • K.L. Sutherland:メッセージ
  • Loretta Hieh:メッセージ
  • Wendy Liu:メッセージ
  • Makiko Tanifuji:サウンド
  • Masanori Wake:スペシャルサンクス
  • Koji Matsuura:スペシャルサンクス
  • Toshiaki Takimoto:スペシャルサンクス
  • Yasuhiro Ichizawa:スペシャルサンクス

忍者龍剣伝II 暗黒の邪神剣編集

忍者龍剣伝II 暗黒の邪神剣
ジャンル アクションゲーム
対応機種 ファミリーコンピュータ
開発元 テクモ
発売元 テクモ
人数 1人
メディア 2メガビットロムカセット[6]
発売日 1990年4月6日
テンプレートを表示

忍者龍剣伝の続編。テクモシアター第3弾。新要素として、シューティングゲームのオプションに相当する「分身の術」が登場している。また、壁に張り付いた状態で上下移動が可能になった(前作では梯子をのぞき上下移動不可)。

あらすじ編集

リュウ・ハヤブサの手により邪鬼王が倒されたことがアシュターの耳に伝わる。邪鬼王の死を引き金に新たな陰謀の幕が開かれたのだった。邪鬼王の死から一年が経った頃、リュウは再び謎の軍団に襲撃を受けた。しかし敵を退けた後、アイリーンがさらわれたことが明らかになり、アイリーンの救出へと向かう。

登場キャラクター編集

リュウ・ハヤブサ
本シリーズの主人公。
アイリーン・ルゥ
本シリーズのヒロイン。
ロバート・T・スタージョン
リュウの前に現れた謎の男。
アーミー、CIAの人間。アシュターの動きを追跡している。
呪われし者 ダムド
第1章のボス。怪力の持ち主で、攻撃を得意とする。
華麗なる暗殺者 蜘蛛男爵
第2章のボス。名前の通り土蜘蛛を従えており、戦闘の際にそれをばら撒きながらリュウの動きに反応して上下移動する。加えて2-2以降は強風が吹き荒れ、無風・向かい風・追い風と3段階の風を見極めながらの闘いを強いられる。
爆裂地獄トカゲ ファンキー・ダイナマイト
第3章のボス。半機械半生物の兵器。上空を浮遊したかと思えば、地上に降りて爆弾を投下したりの繰り返し。
暗黒水竜 ナガ・ソトゥグア
第4章のボス。浮遊している爪で敵を攻撃する。加えて水流がリュウの邪魔をすることも。
兇魔天帝 アシュター
第5章のボスにしてヨミ一族のトップ。リュウに倒された邪神の骨から作り出した「邪神剣」を持っている。
魔界獣 ケルベロス
第6章のボス。邪神剣を追うリュウの前にあらわれ、「I」にも登場した犬の怪物。その存在が邪鬼王の登場をリュウに予感させた。
邪鬼王
最終章の1人目のボス。
本名はガルディア・ダ・ミュー。「I」でリュウに倒されたが、邪神の力を得て復活した。「闇の門」を開く準備をしている。
邪神
最終章の2人目のボス。リュウに倒された邪鬼王が邪神剣の力と闇の門によって変化した姿。倒した後登場する第2形態が、今作のラスボス。
人類発祥以前の太古に存在した強大な力を持つ原始生命群。「I」の邪神とは別の群体。カオスの祭壇の「闇の門」によって別の次元に封印されている。
龍神
人類発祥以前の太古に存在した強大な力を持つ原始生命群。

スタッフ編集

  • S・SAKURAZAKI(吉沢秀雄)エグゼクティブプロデューサー、アクション部分ディレクター、ストーリー
  • SARAH★H.:ストーリー
  • RUNMAL(加藤正人):シネマディスプレイ部分ディレクター・スクリーンプレイ・アート、敵デザイン
  • PARCO♥O.(Harumi Okada):シネマディスプレイ部分アート、アクション部分背景
  • IZUMI KATAOKI(Izumi Kataoka):シネマディスプレイ部分アート
  • MASAMI TAKIZAWA(Masaki Takizawa):シネマディスプレイ部分アート
  • NOSUKE:シネマディスプレイ部分プログラム
  • YOHKUN(Yoshiaki Gotoh):アクション部分背景、敵デザイン
  • D.H.MAX:アクション部分背景
  • MADOKA SOUTHERNAMI:アクション部分プログラム
  • S・KAJIYA:サウンドディレクター、作曲
  • MAYU:作曲
  • MIYA(Miyako Endo):効果音
  • MONDO・F(Shinobu Iwabayashi):イラストレーション
  • TYPE 640 V12(Takashi Saito):エンディングデザイン
  • AKIHITO:スペシャルサンクス
  • FAW:スペシャルサンクス
  • MORE YAMASAN(山岸継司):スペシャルサンクス(サウンド)
  • NAGA:スペシャルサンクス(敵デザイン)

海外版スタッフ

  • Ivan Manley:プロジェクトマネージャー
  • Jonathan Sposato:アートディレクター、グラフィック
  • Mick Nichols:グラフィック
  • Hans Piwenitzky:グラフィック
  • Margaret Smith:マニュアル
  • Raymond Cheang:リードプログラマー
  • John McKinnie:リードプログラマー
  • Huston Claude:ゲームテスター
  • Douglas A. Deardorff:プログラミングサポーター
  • Daniel Kahl:英語翻訳

評価編集

ファミリーコンピュータMagazineの読者投票による「ゲーム通信簿」での評価は以下の通りとなっており、30点満点中20.92点となっている[6]

項目 キャラクタ 音楽 お買得度 操作性 熱中度 オリジナリティ 総合
得点 3.63 3.65 3.35 3.56 3.53 3.20 20.92

忍者龍剣伝III 黄泉の方船編集

忍者龍剣伝III 黄泉の方船
ジャンル アクションゲーム
対応機種 ファミリーコンピュータ
開発元 テクモ
発売元 テクモ
人数 1人
メディア ロムカセット
発売日 1991年6月21日
テンプレートを表示

パスワードによる再開が可能。「II」のエンディングで「龍剣」が失われるため、「I」と「II」の間に起こった事件として作られた。前作、前々作に比べメカニカルな敵キャラクターが多く登場する。ステージに縦スクロールが導入されたのは本作から。

あらすじ編集

邪鬼王が倒されてから半年後、「リュウ・ハヤブサの手にかかりアイリーンが殺された」という情報が流れた。指名手配犯となったリュウはアイリーンが生前に調査していた研究所に辿り着き嫌疑を払拭する為、アイリーンの復讐の為に研究所へ潜入する。

登場キャラクター編集

リュウ・ハヤブサ
本シリーズの主人公。アイリーン殺害の嫌疑がかかり指名手配されている。
アイリーン・ルゥ
本シリーズのヒロイン。CIA(米国中央情報局)アナリスト。
フォスター
「I」で登場したCIAの特別機関の者。「I」のエンディングでアイリーンに邪神像の強奪とリュウの抹殺を命じたため、それを聞いていたリュウから、命をもらうと宣言されている。
暗黒幽鬼団を指揮しており、キャッスルロックの遺跡から湧き出る生命エネルギーを利用し、『バイオノイド』と呼ばれる人間兵器を作り出す『バイオハザード計画』を主導していた。
四大機獣将
強い力を持つ4体のバイオノイド。
炎の機獣将 哀愁のマンティス

第1章のボス。炎の使い手。

天の機獣将 ナイト・ダイバー

第2章のボス。空中を飛び回り威嚇する。

水の機獣将 グレート・コガネイ

第3章のボス。サーカス団出身の軽い身のこなしと手裏剣を武器に2体同時に攻撃するが、ダメージが与えられるのは1体のみ。もう1体は分身であり、ダメージが与えられない。

地の機獣将 サンド・イーター

第4章のボス。地面に潜り、攻撃範囲の広い火炎放射を斜めから浴びせる。

クローン・リュウ
フォスターの配下でアイリーンを殺害。本物のリュウをおびき寄せてリュウの殺害をも企てる。
第1形態

第5章のボス。リュウのクローンだが、コピーとは名ばかりに圧倒的な運動神経を誇る強敵。

第2形態

第6章のボス。吐き出す炎と壁に突進して頭上から岩を落として攻撃してくる。

クランシィ
リュウの前に現れた謎の男で、今回の事件の首謀者。
暗黒幽鬼団でフォスターと『バイオハザード計画』を共同で研究していたがフォスターを裏切り、自らバイオノイドとなり遺跡の正体である次元戦艦を目覚めさせ、世界壊滅を企てた。
今作のラスボスだがこれまでのラスボス戦と同様、3連戦となりゲームオーバーになったら7-3のスタート地点からやり直しとなるが、一度倒した形態は復活しない為、再戦時には前回負けた形態から戦うことが可能となる。
第1形態

浮遊しながら火の玉と落雷で攻撃してくる。落雷に当たった場合、ライフは大幅に削られてしまう。

第2形態

光の玉が手に集まり、大きくなった光で波動攻撃を繰り出す。弱点は頭部。

最終形態

これまでのラスボス最終形態と同様、正面のユニットを破壊した後に弱点となる赤いコアを攻撃しないとダメージが与えられない。

スタッフ編集

  • S・SAKURAZAKI(吉沢秀雄):エグゼクティブプロデューサー
  • RUNMAL(加藤正人):アクション部分ディレクター、ストーリー
  • NAGA(M.AKAMA):シネマディスプレイ部分ディレクター、ストーリー、シネマディスプレイ部分プログラム
  • B.F.R:シネマディスプレイ部分アート、アクション部分アート
  • JUN♥:シネマディスプレイ部分アート
  • TOMITA(K.TOMITA):シネマディスプレイ部分アート
  • NOSUKE(H.SATO):シネマディスプレイ部分プログラム
  • ONAGER:アクション部分アート
  • QUENA(N.TAKIHARA):アクション部分アート
  • NOBODY:アクション部分プログラム
  • MORE・YAMASAN(山岸継司):サウンドディレクター
  • MIYA:作曲、効果音
  • NAKABACH(K.NAKABAI):作曲
  • SHIGEDON(L.SHIGENO):作曲
  • スペシャルサンクス:STRONG SHIMA(H.IIJIMA)

忍者龍剣伝 巴編集

忍者龍剣伝 巴
ジャンル アクションゲーム
対応機種 スーパーファミコン
開発元 テクモ
発売元 テクモ
人数 1人
メディア ロムカセット
発売日 1995年8月11日
テンプレートを表示

忍者龍剣伝シリーズ『I』『II』『III』の3作を1本にしてSFCに移植したリメイク作品。単なる移植ではなくBGMやグラフィックもアレンジされており、ゲームの難易度も調整されている。また『III』にあったパスワードによるコンティニューシステムは本作にもあり、『I』と『II』もパスワードによる再開が可能になっている。スタッフロールやエンディングBGMが削られている。Xbox版『NINJA GAIDEN』では、ゲーム内で条件を満たすことにより、おまけ要素としてプレイすることが可能。

忍者龍剣伝GB 摩天楼決戦編集

忍者龍剣伝のタイトルを冠しているが、実際には1990年にナツメがファミリーコンピュータで発表したアクションゲーム『闇の仕事人 KAGE』大幅にアレンジ移植した作品である。当然、テクモシアター作品として開発されたものではないため、ステージ間のシネマディスプレイはない。時代設定は「I」の3年前のとなっている。

忍者外伝 (ゲームギア)編集

強力な忍術の行使が可能になる「龍剣」を狙って、謎の軍団がリュウ・ハヤブサに襲いかかる。

登場キャラクター編集

リュウ・ハヤブサ
主人公
赤虎坊
トーテンコフ大佐
青龍社長
老師
魔人シュラゲイン

NINJA GAIDEN (マスターシステム)編集

海外のみ。開発はシムス・発売はセガ。ビジュアルは全体的に怪しげなステレオタイプの日本に終始している。

忍者外伝X編集

S!アプリ(携帯電話アプリ)用のオリジナルゲーム。リュウ・ハヤブサが、龍の忍者の最終試験としてジョウ・ハヤブサのいる五重の塔を攻略していくというもの。

OVA編集

1991年11月21日にパック・イン・ビデオから発売された。作品内における時系列はファミコン版『II』の後日とされている(月刊アニメージュ、ファミリーコンピュータMagazineより)。ファミコン版『III』やゲームボーイ版の『摩天楼決戦』のパッケージには、本作のリュウのカットが使用された。

キャスト編集

スタッフ編集

主題歌編集

  • エンディング「Call Me Again」
作詞:平野肇 作・編曲:奥田拓哉 歌:久保田容子

関連作品編集

  • 忍者龍剣伝II 暗黒の邪神剣 - 攻略ビデオ
  • 忍者龍剣伝 完全攻略テクニックブック - 攻略本
  • 忍者龍剣伝II 暗黒の邪神剣 完全攻略テクニックブック - 攻略本
  • 音楽CD
    • 忍者龍剣伝 -G.S.M.TECMO 1- - アーケード版の曲も収録
    • 忍者龍剣伝II 暗黒の邪神剣 - ボーカルアレンジなども収録

関連項目編集

脚注編集

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  1. ^ a b c d マイウェイ出版『死ぬ前にクリアしたい200の無理ゲー ファミコン&スーファミ』 (ISBN 9784865119855、2018年10月10日発行)、45ページ
  2. ^ 「5月10日号特別付録 ファミコンロムカセット オールカタログ」『ファミリーコンピュータMagazine』第7巻第9号、徳間書店、1991年5月10日、 16頁。
  3. ^ a b c d ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピューターmagazine(アンビット、2016年)36ページから37ページ
  4. ^ ニンテンドークラシックミニ ファミリーコンピューターmagazine(アンビット、2016年)7ページ
  5. ^ 「5月10日号特別付録 ファミコンロムカセット オールカタログ」『ファミリーコンピュータMagazine』第7巻第9号、徳間書店、1991年5月10日、 17頁。
  6. ^ a b 「5月10日号特別付録 ファミコンロムカセット オールカタログ」『ファミリーコンピュータMagazine』第7巻第9号、徳間書店、1991年5月10日、 103頁。

外部リンク編集