桜上水

東京都世田谷区の町名
桜上水団地から転送)

桜上水(さくらじょうすい)は、東京都世田谷区の地名。現行行政地名は桜上水一丁目から桜上水五丁目。郵便番号は156-0045[2]

桜上水
桜上水駅 北口と橋上駅舎(2013年8月撮影)
桜上水駅 北口と橋上駅舎(2013年8月撮影)
桜上水の位置(東京都区部内)
桜上水
桜上水
桜上水の位置
北緯35度40分4.19秒 東経139度37分54.59秒 / 北緯35.6678306度 東経139.6318306度 / 35.6678306; 139.6318306
日本の旗 日本
都道府県 東京都
特別区 世田谷区
面積
 • 合計 1.015 km2
人口
2019年(令和元年)9月1日現在)[1]
 • 合計 13,975人
 • 密度 14,000人/km2
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
156-0045[2]
市外局番 03[3]
ナンバープレート 世田谷

地理 編集

東に赤堤、南に宮坂経堂船橋、西に上北沢、北に杉並区下高井戸に接する。主に住宅地として利用される。

地価 編集

住宅地の地価は、2014年平成26年)1月1日公示地価によれば、桜上水5-40-10の地点で52万1000円/m2となっている。

歴史 編集

元々、荏原郡上北沢村の一部で、松原村との合併による松沢村編入、東京市・世田谷区への編入等を経て、1967年昭和42年)の住居表示実施の際、上北沢より分離して成立し、現在の形になった。

世田谷区に5総合支所が設置されるに際して、上北沢が烏山地域に含まれたのに対して北沢地域に含まれた。

地名の由来 編集

駅の北側に流れる玉川上水の堤に並木があったことから名づけられた桜上水駅周辺の地域であることから[4]。玉川上水は杉並区下高井戸付近を流れており、当地区内を流れる区間はない。この地名は完全に駅名に由来するものである。

世帯数と人口 編集

2019年(令和元年)9月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]

丁目 世帯数 人口
桜上水一丁目 1,650世帯 3,215人
桜上水二丁目 1,101世帯 1,967人
桜上水三丁目 858世帯 1,765人
桜上水四丁目 2,053世帯 4,045人
桜上水五丁目 1,652世帯 2,983人
7,314世帯 13,975人

小・中学校の学区 編集

区立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[5]

丁目 番地 小学校 中学校
桜上水一丁目 全域 世田谷区立経堂小学校 世田谷区立緑丘中学校
桜上水二丁目 1~7番
10~17番
その他 世田谷区立八幡山小学校
桜上水三丁目 1番
3〜4番
19番
世田谷区立経堂小学校
その他 世田谷区立松沢小学校 世田谷区立松沢中学校
桜上水四丁目 1~20番
その他 世田谷区立八幡山小学校 世田谷区立緑丘中学校
桜上水五丁目 1~7番
その他 世田谷区立上北沢小学校

交通 編集

鉄道 編集

鉄道駅は、北部に京王線桜上水駅が設置されている。なお、桜上水一丁目等南部では小田急小田原線経堂駅の方が近い場合もある。

施設 編集

その他 編集

電子楽器メーカー・コルグ発祥の地である(創業時の社名は「京王技術研究所」)。

桜上水五丁目では、老朽化した都営住宅「上北沢アパート」が2015年に「桜上水五丁目アパート」に建て替えられた。

桜上水四丁目に位置する「公団 桜上水団地」は、1984年(昭和59年)に第一回世田谷界隈賞を受賞している。中層階段室型(特63T型)住棟17棟で構成され、日本住宅公団分譲以来40年以上の歳月を経た区の保存樹木96本を含む大小樹木5千本以上の深い緑に包まれた閑静な団地住宅であったが、老朽化した公団を野村不動産三井不動産が共同建て替えを行い、グッドデザイン賞を受賞した「桜上水ガーデンズ」として生まれ変わった。

脚注 編集

  1. ^ a b c 世田谷区の町丁別人口と世帯数”. 世田谷区 (2019年9月3日). 2019年9月29日閲覧。
  2. ^ a b 郵便番号”. 日本郵便. 2019年8月30日閲覧。
  3. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2017年12月27日閲覧。
  4. ^ 地名の由来(北沢・豪徳寺・桜上水・代沢)”. 世田谷区ホームページ. 2021年6月10日閲覧。
  5. ^ 通学区域”. 世田谷区 (2018年4月1日). 2019年9月29日閲覧。

外部リンク 編集