樫村 晴香(かしむら はるか、1956年6月21日[1] - )は、日本哲学者。男性。京都大学文学部哲学科卒業、京都大学大学院経済学研究科理論経済学専攻単位取得退学[1]。雑誌『現代思想』などに寄稿。妻は社会学者の樫村愛子[2]

概要

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著作

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  • 「アルチュセール派イデオロギー論の研究―後期アルチュセールの理論的活動への探索」(『流動』1980年7月号、1980.7/昭和五十五年優秀論文 京都大学文学部哲学科卒業、1981.3)
  • 「革命の諸要素」(『GS』2、1985.3)
  • 「汎資本主義と〈イマジナリー/近しさ〉の不在――マルクスのレクチュールではなく、マルクス主義をまもるために」(『クリティーク』1、1985.10)
  • 「存在の犬――物象化論と弁証法*唯物論」(『クリティーク』3、1986.4)
  • 「彼岸の強者と此岸の死者――法と自然」(『GS』3、1986.4)
  • 「サイエンス 清水博粉川哲夫高橋敏夫平井玄編、『思想のポリティクス 反キーワード集』、亜紀書房、1986.6)
  • 「挑発座談会 “ポストモダン”を超えて――〈物(ブツ)〉が全て,この陽気な目茶苦茶」浅田彰関曠野との座談、『Asahi journal』28巻30号、1986.7)
  • 「第一部 文化」今村仁司編、吉田憲夫星野智共著、『ワードマップ 資本主義』、新曜社、1986.11)
  • 「嘘の力と力の嘘――大島弓子と,そのいくつかの政治学」米沢嘉博編、松枝到加藤幹郎四方田犬彦竹内オサム宇波彰市田良彦渡辺直己共著、『マンガ批評宣言』、亜紀書房、1987.2)
  • 「断固たる退却への意志――金塚貞文著『人工身体論』書評」(『週刊読書人』1987年3月16日号)
  • 「新しい時代――テクノロジーと主体の壊乱が非啓蒙的な倫理と力を準備する」(『クリティーク』8、1987.7)
  • 「エコノミーの終了」(『現代思想』15巻9号、1987.8)
  • 生井英考著『ジャングル・クルーズにうってつけの日 ヴェトナム戦争の文化とイメージ』書評」(『週刊読書人』1987年9月21日号)
  • 「性的不能」(『現代思想』16巻5号、1988.5)
  • オーウェル,ジョージ」、「オーウェン,ロバート」、「ソレルス,フィリップ」、「トロツキー,レオン」、「ファノン,フランツ」、「ルフェーブル,アンリ(今村仁司編、『現代思想を読む事典』、講談社現代新書、1988.10)
  • 「所有する君を所有する,頭の後ろの自動人形の死について」(『現代思想』18巻9号、1990.9)
  • 「書きたいテーマ、出したい本」(『出版ニュース』1639号、1993.8)
  • 「対談 静かな生活、静かな小説 新芥川賞作家特別インタビュー」保坂和志との対談、『文学界』49巻9号、1995.9)
  • 「研究手帖 人肉レストランでの体験」(『現代思想』23巻10号、1995.10)
  • 「ドゥルーズのどこが間違っているか?――強度=差異,および二重のセリーの理論の問題点」(『現代思想』24巻1号、1996.1)
  • 「アトリエの毛沢東――その精神病的=分析哲学的表象システムと上下反転運動の論理的解明」(『現代思想』24巻10号、2000.10)
  • アインシュタインはなぜサイコロが嫌いだったか?――量子論理はなぜ日常言語と衝突し,精神分析的知とは重なるのか」(『現代思想』24巻11号、1996.9)
  • 「言語の興奮/抑制結合と人間の自己存在確信のメカニズム 人工知能のための人間入門――その精神神経言語学的概要」(『現代思想』25巻2号、1997.2)
  • 「自閉症・言語・存在」(保坂和志との対談、『現代思想』25巻12号、1997.11/保坂和志著、『言葉の外へ』、河出書房新社、2003.2)
  • ストア派アリストテレス・連続性の時代」(『批評空間』Ⅲ-2、2002.1)
  • 「Quid ?――ソレハ何カ 私ハ何カ」(『ユリイカ』36巻7号、2004.7)
  • 「哲学」(『文學界』2019年12月号)
  • 「自分が死ぬとはどういうことか?――の変遷」(『群像』2020年7月号)

脚注

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  1. ^ a b 立命館大学生存学研究センター主催企画「この20年の思想を思想化する」”. arsvi.com (2012年12月10日). 2016年8月23日閲覧。
  2. ^ aikokashiの2011年10月3日5時38分のツイート- X(旧Twitter)
  3. ^ 「対談 静かな生活、静かな小説 新芥川賞作家特別インタビュー」(保坂和志との対談、『文学界』49巻9号、1995.9)
  4. ^ 保坂和志とは - コトバンク
  5. ^ サイトマップ”. 保坂和志公式ホームページ「パンドラの香箱」. 2016年8月23日閲覧。
  6. ^ 稲葉振一郎. “『装甲騎兵ボトムズ』雑感 『ポップ・カルチャー・クリティーク 0. 『エヴァ』の遺せしもの』青弓社(1997年12月)掲載”. 稲葉振一郎のホームページ - 明治学院大学. 2016年8月23日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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