渡邉一成

日本の自転車競技選手、競輪選手

渡邉 一成(わたなべ かずなり、1983年8月12日 - )は、競輪選手自転車競技選手。福島県双葉郡双葉町出身。日本競輪選手会福島支部所属。ホームバンクはいわき平競輪場日本競輪学校(当時。以下、競輪学校)第88期生。師匠は谷津田陽一

渡邉 一成
Kazunari Watanabe
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1983-08-12) 1983年8月12日(41歳)
出身地 福島県双葉郡双葉町
身長 176cm
体重 80kg
選手情報
登録番号 013921
所属 日本競輪選手会福島支部
ホーム いわき平競輪場
期別 88期
脚質 捲・逃
登録地
2003– 福島
業績
S級S班 2017-2018
特別競輪勝利
GI 全日本選抜 2016
GI オールスター競輪 2017
GI 寬仁親王牌 2017
GII 共同通信社杯 2012
GII サマーナイトフェスティバル 2018
選手情報 KEIRIN.JP
選手情報 PIST6

自転車競技情報
分野 トラックレース
獲得メダル
日本の旗 日本
男子 自転車競技
UCIトラックワールドカップクラシックス
2004 モスクワ TSP
2005 シドニー TSP
2008 メルボルン TSP
2013 アグアスカリエンテス ケイリン
2005 マンチェスター TSP
アジア競技大会
2006 ドーハ TSP
2010 広州 TSP
アジア自転車競技選手権大会
2009 カリマンタン ケイリン
2010 シャールジャ ケイリン
2012 クアラルンプール スプリント
2012 クアラルンプール TSP
2012 クアラルンプール ケイリン
■最終更新日:2024年5月9日  テンプレートを表示

妻は東京モーターショーなどに出演した元モデルの白石梓。

競輪選手としての戦績

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福島県立小高工業高等学校1年生の頃、所属していた陸上部から自転車競技に転向し、師匠の谷津田が主宰する練習グループに入り、高校時代はほとんど谷津田のグループで競輪選手になるための練習を積む。その成果が実って競輪学校は1回の受験で合格し、高校卒業後は第88期生として入学した。主な同期には山崎芳仁武田豊樹佐藤友和永井清史成田和也らがおり、同じ谷津田グループである森田達也も同期である。競輪学校は在校成績38位で卒業。

デビュー戦は2003年7月7日京王閣競輪場で、初勝利も同日。それから着実にS級へ昇格し、2010年には高松宮記念杯寬仁親王牌の決勝に進出した。2011年も寛仁親王牌競輪の決勝に進出し、年末に平塚競輪場で開催された特別レースの「ナショナルチームカップ」では捲りで圧勝している。

2012年には4月名古屋競輪場で開催された共同通信社杯競輪の決勝において、打鐘より先行した佐藤友和の番手から最終バックより捲りを放ち、そのまま押し切ってGII初優勝を果たした。

その後は競輪競走でもトップクラスの実力を維持しながら結果が出せない状況が続いていたが、2016年全日本選抜競輪決勝(自身7度目のGI決勝)において、新田祐大の番手より抜け出す形で優勝し特別競輪を初制覇。翌2017年も地元いわき平競輪場での第60回オールスター競輪決勝において捲った新田祐大の番手より最後の直線で内から交わし地元ワンツーで特別競輪2勝目を挙げ、さらに10月の第26回寬仁親王牌の決勝においても捲った新田からの番手差しでGI連勝による特別競輪3勝目を挙げた。

2021年11月30日立川FI2日目第10レース・準決勝で1着となり、通算300勝を達成[1]

自転車競技選手としての戦績

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競輪選手としてデビューした直後から果敢な先行ぶりは当時日本代表監督であったゲーリー・ウエストに見初められ、2004年にトラックナショナルチームメンバーとして、同期の成田らとともに招集される。

2004年 - 2005年
2006年
  • ワールドカップ第4戦では井上昌己金子貴志と組んでチームスプリント3位。世界選手権の同種目では9位だった。
  • アジア競技大会チームスプリントでは、成田、新田祐大の「福島トリオ」で挑んで優勝を果す。
  • ヤンググランプリ 9着
2007年
  • 世界選手権チームスプリントでは、成田、井上と組んで7位。
  • 10月に開催された全日本選手権
    • スプリントにおいて、同種目アジア王者の北津留翼を破って優勝を果たす。
    • チームスプリント(+ 北津留翼、永井清史)でも優勝
    • この結果により、同月23日に伏見俊昭、永井、北津留とともにトラックナショナルチーム短距離種目のメンバーに選出された。
2008年
2009年
2010年
2011年
2012年
2013年
2016年

主な獲得タイトル

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競走スタイル

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デビュー時の先行・捲りの戦法から、現在は捲り中心の競走にシフトしつつあるが、自転車競技で磨かれたトップスピードは、後方からの仕掛けを前方の選手に気づかれても、牽制されるより早く抜いてしまうほどの脚を持つ。

メディア出演

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脚注

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関連項目

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外部リンク

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