烏丸御池駅

日本の京都府京都市中京区にある京都市交通局の駅

烏丸御池駅(からすまおいけえき)は、京都府京都市中京区虎屋町にある、京都市営地下鉄である。烏丸線東西線の2路線が乗り入れ、両路線の乗換駅となっている[4][5]駅番号は烏丸線がK08[3]、東西線がT13[3]

烏丸御池駅*
Kyoto-karasumaoike.jpg
烏丸御池交差点南東角の3-1番出入口周辺
からすまおいけ
Karasuma Oike**
所在地 京都市中京区虎屋町
北緯35度0分37.86秒 東経135度45分34.7秒 / 北緯35.0105167度 東経135.759639度 / 35.0105167; 135.759639 (烏丸御池駅*)座標: 北緯35度0分37.86秒 東経135度45分34.7秒 / 北緯35.0105167度 東経135.759639度 / 35.0105167; 135.759639 (烏丸御池駅*)
所属事業者 京都市交通局京都市営地下鉄
駅構造 地下駅
ホーム 2面2線(烏丸線)
1面2線(東西線)
乗降人員
-統計年度-
34,654人/日
-2020年-
開業年月日 1981年昭和56年)5月29日[1][2]
乗入路線 2 路線
所属路線 烏丸線
駅番号 K08[3]
キロ程 7.6 km(国際会館起点)
K07 丸太町 (0.7 km)
(0.9 km) 四条 K09
所属路線 東西線
駅番号 T13[3]
キロ程 13.5 km(六地蔵起点)
T12 京都市役所前 (0.9 km)
(0.8 km) 二条城前 T14
備考 * 1997年平成9年)に御池駅から改称
** 東西線駅名標では先頭文字のみ大文字表記であるが、烏丸線駅名標では「KARASUMA OIKE」とすべて大文字で表記
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歴史編集

東西線開業前は、単なる通過駅でありビジネス街としての発展度も低かった。東西線開業後は、京都市内唯一の地下鉄の交差する交通至便の場所として駅周辺が発展し始めている。

2008年(平成20年)には地下鉄の赤字解消策のひとつとして駅構内における商業利用の本格的な展開を開始し、金融機関のATMや、烏丸線と東西線の連絡通路に飲料水の自動販売機および休憩所をそれぞれ設置した。

年表編集

駅構造編集

 
東西線のりば(地下3階)

地下1階に改札、地下2階に烏丸線のりば、さらにその下の地下3階に東西線のりばが位置する。ホームは、烏丸線ホームが同線で唯一の相対式2面2線(開業時から東西線との乗り換え駅となることを見越しての設計であった)[17]、東西線ホームが島式1面2線となっている[17]。また、ホームドアは東西線が開業当初から[18][19]、烏丸線が2014年12月に設置されている[13][14][20]。東西線の各駅は駅ごとにステーションカラーが設定されており、当駅のステーションカラーは朱色である。

駅の北側に有人改札口があり売店(サービスセンター)もある。有人改札口を入ったところ(改札階から見ると中2階にあたる空間)には「御池駅ギャラリー」があり、地域の情報や美術工芸品が掲示・展示されている。

のりば編集

のりば 路線 方向 行先
烏丸線ホーム
1   烏丸線 下り 四条京都竹田近鉄奈良方面
2 上り 今出川北大路国際会館方面
東西線ホーム
1   東西線 下り 二条太秦天神川方面
2 上り 御陵山科六地蔵びわ湖浜大津方面(京津線

烏丸線は駅北北大路方に、東西線は駅東三条京阪方に、上下線の片渡り線が設置されている(東西線のみシーサスクロッシング[17]。東西線の片渡り線は、2013年9月に起こった台風18号による大雨の影響で御陵駅が冠水し、当駅から小野駅間が運転見合わせとなったとき、当駅と太秦天神川駅を折り返す列車の折り返し用ポイントとして使われた。東西線ホームでは東側階段・同エレベーターが烏丸線の四条・京都・竹田/新田辺・近鉄奈良方面のホームに:西側階段・同エレベーターが烏丸線の北大路・北山・国際会館方面のホームに直結している。

2010年のダイヤ改正より、当駅の最終列車ですべての方向の列車に乗り継ぎができるダイヤ(シンデレラクロス)を採用している[9][10]2022年3月19日実施のダイヤ改正では、これまでの最終列車に加えて一つ前の列車でもすべての方向に乗り継ぎができるようになる予定である[21]

利用状況編集

2020年(令和2年)度の1日平均の乗降人員(改札口を通った人員)は烏丸線、東西線を合わせて34,654人である[22]。この数は京都市営地下鉄の全駅中、京都駅四条駅に次いで3番目に多い。また、1日平均の烏丸線⇔東西線の連絡(乗換え)人員は38,381人である[22]。当駅を乗降又は乗換えで利用した人員は、この合計で1日平均73,035人となる。

年度 烏丸線 東西線 乗換人員 出典
乗降人員 乗車人員 乗降人員 乗車人員
2003年(平成15年) 26,857 13,212 6,937 3,333 38,146 [23]
2004年(平成16年) 26,993 13,273 7,259 3,478 38,670 [23]
2005年(平成17年) 26,300 13,130 7,341 3,520 40,575 [23]
2006年(平成18年) 28,324 13,911 7,443 3,595 40,947 [23]
2007年(平成19年) 29,194 14,235 7,538 3,473 41,703 [23]
2008年(平成20年) 28,274 13,594 9,155 4,421 47,292 [23]
2009年(平成21年) 28,463 14,022 8,944 4,324 49,967 [24]
2010年(平成22年) 29,145 14,346 9,126 4,424 52,348 [24]
2011年(平成23年) 29,854 14,695 9,340 4,528 52,985 [24]
2012年(平成24年) 30,343 14,934 9,257 4,487 53,752 [24]
2013年(平成25年) 31,810 15,651 9,693 4,699 55,061 [24]
2014年(平成26年) 32,899 16,200 10,038 4,866 57,096 [25]
2015年(平成27年) 34,401 16,923 10,485 5,084 59,007 [25]
2016年(平成28年) 35,407 17,413 10,787 5,230 60,246 [26]
2017年(平成29年) 37,179 18,285 11,323 5,490 61,675 [27]
2018年(平成30年) 38,888 19,127 11,840 5,741 63,340 [28]
2019年(令和元年) 39,742 19,545 12,081 5,857 63,840 [29]
2020年(令和02年) 24,331 12,021 10,323 5,057 38,381 [22]

駅周辺編集

 
烏丸御池交差点
 
交差点北東にあるニチコン本社ビル
 
駅前に移転したNHK京都放送局新局舎

駅周辺はオフィス街を形成している。近年は新風館や文椿ビルヂングなどの複合商業施設ができ、カフェやショップなどの出店も盛んである。

烏丸御池交差点編集

駅直上には烏丸御池(からすまおいけ)交差点が存在する。地下に烏丸線が走る烏丸通国道367号)と、地下に東西線が走る御池通京都府道37号二条停車場東山三条線)の交通量が多い2つの通りが交差している地点である[1]。また、烏丸御池の名称は交差点周辺の地域を指す名称としても使用されている。

バス路線編集

最寄りのバス停は、烏丸御池である。以下の路線が、京都市営バス(市バス)、京都バス西日本ジェイアールバス京阪バスにより運行されている。

  • 南行のりば
  • 北行のりば
  • 東行のりば
    • 京都市営バス
      • 15・51系統:四条河原町・三条京阪行
    • 京都バス
    • 京阪バス
      • 深夜直Q:松井山手駅経由田ノ口行
      • 93・95号経路:大石神社 醍醐バスターミナル行
  • 西行のりば
    • 京都市営バス
      • 15系統:二条駅・円町 立命館大学行
    • 京都バス
      • 62系統:二条駅・映画村 阪急嵐山駅・清滝行
      • 63系統:二条駅・映画村 嵐山・苔寺すず虫寺
      • 65系統:二条駅・映画村 有栖川行
      • 66系統:二条駅・映画村 阪急嵐山駅行

その他編集

  • 第2回近畿の駅百選選定駅である。
  • 京都市営地下鉄烏丸線は烏丸通に交差する通り名のみを駅名に名づけてきた(例、五条駅、丸太町駅など)。この駅も烏丸線開業当初は「御池」駅であったが、東西線開通を控えて交差点名と同じ「烏丸御池」に改称した。京都市交通局で「烏丸御池」を名乗る鉄道駅は、1974年3月限りで廃止された京都市電烏丸線の停留所に次ぐ2代目となる。

隣の駅編集

京都市営地下鉄
  烏丸線
丸太町駅 (K07) - 烏丸御池駅 (K08) - 四条駅 (K09)
  東西線
京都市役所前駅 (T12) - 烏丸御池駅 (T13) - 二条城前駅 (T14)
  • 括弧内は駅番号を示す。

脚注編集

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c 川島 2009, p. 91.
  2. ^ a b c d 寺田 2013, p. 274.
  3. ^ a b c d 日本地下鉄協会 編 『完全版 世界の地下鉄』ぎょうせい、2020年10月14日、17頁。ISBN 978-4-324-10876-5 
  4. ^ a b “京都の地下鉄 再建へ両輪 駅ナカ10億円突破、乗客増でキャラPR”. 日本経済新聞. (2018年8月2日). https://www.nikkei.com/article/DGXMZO33740400S8A800C1LKA000/ 2022年1月14日閲覧。 
  5. ^ 京都市営地下鉄烏丸線の新型車両20系、近鉄沿線からも期待? 理由は”. マイナビニュース (2021年9月26日). 2022年1月14日閲覧。
  6. ^ a b c d 寺田 2013, p. 273.
  7. ^ a b c d e 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編 『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』 4号 京福電気鉄道・叡山電鉄・嵯峨野観光鉄道・京都市交通局、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2011年4月3日、22-23頁。 
  8. ^ 川島 2009, p. 95.
  9. ^ a b 3月19日から地下鉄・市バスのダイヤが変わります!”. 京都市交通局 (2010年2月25日). 2022年2月19日閲覧。
  10. ^ a b 終電後でも「乗り継ぎ」で帰れる裏技がある”. 東洋経済オンライン (2017年5月10日). 2022年2月19日閲覧。
  11. ^ 烏丸御池駅に「コトチカ御池」-改札内にワインやビールが飲めるカフェも”. 烏丸経済新聞 (2011年5月16日). 2022年1月14日閲覧。
  12. ^ a b 地下鉄烏丸線への可動式ホーム柵の設置について(烏丸御池駅烏丸線ホームの列車停止位置の変更について)”. 京都市交通局 (2014年5月27日). 2014年8月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年7月31日閲覧。
  13. ^ a b 平成26年12月20日から烏丸線烏丸御池駅で可動式ホ-ム柵供用開始!!”. 京都市交通局 (2014年10月24日). 2014年10月27日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年10月27日閲覧。
  14. ^ a b 京都市地下鉄烏丸線、烏丸御池駅でホームドア使用開始…12月20日”. Response. (2014年12月12日). 2022年1月14日閲覧。
  15. ^ “京都の地下鉄が開業40年 コロナ直撃、運賃上げ議論も”. 朝日新聞デジタル. (2021年5月29日). オリジナルの2021年5月29日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20210529013721/https://www.asahi.com/articles/ASP5X7JN3P5XPLZB00L.html 2022年1月14日閲覧。 
  16. ^ 京都「コトチカ御池」に大垣書店やスタバなど4店 「女子大生駅長」も初出勤”. 烏丸経済新聞 (2016年1月16日). 2022年1月14日閲覧。
  17. ^ a b c 川島 2009, p. 29.
  18. ^ 川島 2009, p. 93.
  19. ^ “天井まで達したホームドアからどう逃げる 列車内で相次ぐ事件、地下鉄の安全対策”. 京都新聞. (2021年11月10日). オリジナルの2021年11月16日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20211116163642/https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/673279 2022年1月14日閲覧。 
  20. ^ “可動式ホーム柵、全駅に順次設置へ 京都市営地下鉄”. 京都新聞. (2019年12月26日). オリジナルの2019年12月26日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20191226224127/https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/106430 2022年1月14日閲覧。 
  21. ^ 京都市営地下鉄烏丸線・東西線の新ダイヤ、3/19実施 - 夜間に減便”. マイナビニュース (2022年1月23日). 2022年2月19日閲覧。
  22. ^ a b c 京都市交通事業白書 令和2年度版 (PDF)
  23. ^ a b c d e f 京都市交通事業白書 平成20年度版
  24. ^ a b c d e 京都市交通事業白書 平成25年度版
  25. ^ a b 京都市交通事業白書 平成27年度版
  26. ^ 京都市交通事業白書 平成28年度版 (PDF)
  27. ^ 京都市交通事業白書 平成29年度版 (PDF)
  28. ^ 京都市交通事業白書 平成30年度版 (PDF)
  29. ^ 京都市交通事業白書 令和元年度版 (PDF)

参考文献編集

関連項目編集

外部リンク編集