2007年の文学
2007年の文学(2007ねんのぶんがく)は、2007年(平成19年)の文学についてまとめた記事である。
「2007年の出版」も参照
できごと 編集
特記 編集
賞 編集
芥川賞・直木賞 編集
- 第136回(2006年下半期)
- 第137回(2007年上半期)
その他の賞 編集
- 小説
- 日本推理作家協会賞
- 野間文芸賞
- 野間文芸新人賞
- 江戸川乱歩賞
- 谷崎潤一郎賞
- 吉川英治文学賞
- 吉川英治文学新人賞
- 泉鏡花文学賞
- 三島由紀夫賞
- 山本周五郎賞
- 柴田錬三郎賞
- 伊藤整文学賞
- 本屋大賞(第4回) - 佐藤多佳子『一瞬の風になれ』
- 児童文学
- 詩
- 戯曲
- 評論、ノンフィクション
- 日本推理作家協会賞
- 大宅壮一ノンフィクション賞
- 伊藤整文学賞
- 小林秀雄賞(第6回) - 内田樹『私家版・ユダヤ文化論』
- 総合
海外の賞 編集
2007年の本 編集
小説 編集
- 青山七恵 『ひとり日和』(河出書房新社)
- 伊園旬 『ブレイクスルー・トライアル』(宝島社)
- 伊藤計劃 『虐殺器官』(早川書房)
- 大崎梢 『片耳うさぎ』(光文社)
- 小川洋子 『夜明けの縁をさ迷う人々』(角川書店)、『はじめての文学 小川洋子』(文藝春秋)
- 荻野アンナ 『蟹と彼と私』(集英社)
- 角田光代 『八日目の蝉』(中央公論新社)
- 鹿島田真希 『ピカルディーの三度』(講談社)
- 小池真理子 『望みは何と訊かれたら』(新潮社)
- 河野多惠子 『臍の緒は妙薬』(新潮社)
- 近藤史恵 『サクリファイス』(新潮社)
- 桜庭一樹 『私の男』(文藝春秋)
- 重松清 『青い鳥』(新潮社)
- 柴崎友香 『また会う日まで』(河出書房新社)
- 島本理生 『大きな熊が来る前に、おやすみ。』(新潮社)、『あなたの呼吸が止まるまで』(新潮社)、『クローバー』(角川書店)
- 諏訪哲史『アサッテの人』(講談社)
- 谷川流 『涼宮ハルヒの分裂』(角川書店)
- 三津田信三 『首無の如き祟るもの』(原書房)
- 松井今朝子 『吉原手引草』(幻冬舎)
- 松浦理英子 『犬身』(朝日新聞社)
- 宮部みゆき 『楽園』(文藝春秋)
- 山田詠美 『はじめての文学 山田詠美』(文藝春秋)
- 吉田修一 『悪人』(朝日新聞社)
- よしもとばなな 『まぼろしハワイ』(幻冬舎)
- レイモンド・チャンドラー、村上春樹訳 『ロング・グッドバイ』(早川書房)
その他 編集
死去 編集
1月 - 3月 編集
- 1月1日 - ティリー・オルセン、アメリカの作家・社会運動家。94歳没。
- 1月30日 - シドニー・シェルダン、アメリカの小説家。数多くのサスペンス小説で大人気作家となった。89歳没。
- 1月31日 - 高橋揆一郎、北海道出身の小説家。北海道に根付いた作品を発表し、『伸予』で芥川賞。78歳没。
- 2月6日 - 渡辺和博、広島県出身の編集者・漫画家・エッセイスト。56歳没。
- 2月23日 - 池田晶子、東京都出身の哲学者・文筆家。46歳没。
- 2月25日 - 飯田龍太、日本の俳人・俳誌『雲母』主催者。86歳没
- 3月2日 - アンリ・トロワイヤ、フランスの小説家・伝記作家。95歳没。
4月 - 6月 編集
- 3月25日 - 島尾ミホ、鹿児島県出身の作家。島尾敏雄の『死の棘』に登場する「妻」のモデル。87歳没。
- 4月11日 - カート・ヴォネガット、米国の小説家。代表作に『猫のゆりかご』(1963年)、『スローターハウス5』(1969年)など。84歳没。
- 5月11日 - 三好京三、岩手県出身の小説家。76歳没。
- 5月24日 - 大庭みな子、東京市出身の小説家。76歳没。
7月 - 9月 編集
- 7月6日 - キャスリーン・E・ウッディウィス、米国の作家。68歳没。
- 7月13日 - 太田省吾、中華民国出身の日本の劇作家・演出家。67歳没。
- 7月30日 - 小田実、大阪府出身の作家・政治運動家。代表作に『何でも見てやろう』(1961年)。75歳没[3]。
- 8月3日 - ジョン・ガードナー、イギリスのスパイ・ミステリ作家。80歳没。
- 8月16日 - 服部まゆみ、東京都出身の小説家。58歳没。
- 8月26日 - エドワード・G・サイデンステッカー、アメリカ人の日本文学者。86歳没。
- 9月6日 - マデレイン・レングル、米国の小説家。88歳没。
10月 - 12月 編集
脚注 編集
- ^ 2007年本屋大賞結果発表&発表会レポート | これまでの本屋大賞 | 本屋大賞
- ^ 村上春樹は自著(『村上春樹 雑文集』)に「早稲田大学坪内逍遙大賞」の受賞の挨拶を収録している。
- ^ “作家の小田実さんが死去 国際的な反戦運動に尽力”. 朝日新聞. (2007年7月30日) 2015年1月23日閲覧。