VfLボーフムVfL Bochum 1848)は、ドイツノルトライン=ヴェストファーレン州ボーフムに本拠地を置くサッカークラブである。正式名称は、Verein für Leibesübungen Bochum 1848 Fußballgemeinschaft e. V.。現在、ブンデスリーガ1部に所属している。

VfLボーフム
VfL Bochum logo.svg
原語表記 VfL Bochum 1848
クラブカラー 青と白
創設年 1938年
所属リーグ ドイツ・ブンデスリーガ
所属ディビジョン 1部
ホームタウン ボーフム
ホームスタジアム Bochum-Grumme, das Vonovia Ruhrstadion foto6 2016-08-14 19.37.jpgヴォノヴィア・ルールシュタディオン
収容人数 31,328
代表者 ドイツの旗 Sebastian Schindzielorz
監督 ドイツの旗 トーマス・レイス
公式サイト 公式サイト
ホームカラー
アウェイカラー
サードカラー
テンプレート(ノート)サッカークラブPJ

概要編集

創設は150年以上前にさかのぼる[1]。 1848年に体操クラブの設立計画が始まり、1849年2月18日に完成。1938年4月14日に、SV Germania 1906 BochumTuS Bochum 1908Turnverein zu Bochum von 1848の3クラブが合併して、現在の総合スポーツクラブの形になった。1948年7月にサッカー部門が独立し、今では9100人を超える会員を誇る。そのほかに、バドミントンバスケットボールフェンシングホッケー陸上ハンドボール水泳ダンステニス卓球体操競技バレーボールの部門がある。スタジアムはかつてルールシュタディオンとして知られていたが、2006年にネーミングライツを導入しrewirpowerシュタディオンに改名。2016年に不動産会社ヴォノヴィアが5年間の命名権を取得[2]してから、ヴォノヴィア・ルールシュタディオンと名を改めている。

歴史編集

2000年以降編集

2016-17シーズン最終節、ザンクトパウリ戦のスターティングメンバー。(2017年5月21日)

かつて1997/98シーズン2003/04年シーズンにUEFAカップ(現在のUEFAヨーロッパリーグ)に出場したものの、1992/93シーズンから1部と2部を頻繁に行き来するエレベーターチームになりさがり、2009/10年にブンデスリーガに降格して以来、2部に定着している。 2012/13年には成績の低迷からシーズン中に監督が二度も変わり[3][4]2013/14シーズンは決定力不足にあえぐなど、一時期は3部への降格も危ぶまれていた。 2015年のシーズン途中にオランダ人監督ヘルトヤン・フェルベークがチームを引き継ぐ[5]と一転し、2014/15年は2部優勝を果たしたインゴルシュタットと並んでリーグの最多得点チームとなった。翌シーズン、シモン・テローデが2部得点王に輝いた[6]2016/17年シーズンの開幕前に、前シーズンの2部得点王だったシモン・テローデシュトゥットガルト[7]オヌル・ブルトドイツ語版フライブルク[8]マルコ・テラッツィーノホッフェンハイムへ移籍[9]ヤニク・ハベラーもレンタル終了に伴い退団するなど主力の流出が相次いだ。またチェロッツィペアテルバンドウスキなど両サイドバックの選手が怪我で戦線離脱したため、26節のSVザントハウゼン戦から3バックの布陣を敷くようになった。結果的にシーズン前半と比べて失点数は少なくなったが、勝ちきれない試合も多く、2016/17シーズンではリーグで最も引き分け数の多い10勝14分け10敗の9位でシーズンを終えた。 2017/18年シーズンは、開幕前にヘルトヤン・フェルベークが解任され、それまで3部でシュポルトフロインデ・ロッテを率いていたイスマイル・アタランが就任[10]。しかし、成績不振を理由にわずか91日での解雇となった[11]

2008年に小野伸二[12]、2010年に鄭大世[13]、2011年に乾貴士[14]、2012年に田坂祐介[15]、2021年に浅野拓磨[16]が加入、また2017年の冬の移籍期間中には齋藤学に関心を示す[17]など、日本人あるいは日本とゆかりのある選手の獲得にも積極的である。

応援歌編集

チームの応援歌は1984年にドイツで大ヒットしたヘルベルト・グレーネマイヤーの『Bochum』で、ホーム戦の選手入場前に必ず歌われる。(詳細はヘルベルト・グレーネマイヤー#ヒットメーカーを参照。)

 
チームのロゴが施されたトラム
 
トレーニング場の入り口

タイトル編集

国内タイトル編集

国際タイトル編集

  • なし

過去の成績編集

出典[18][19]
シーズン ディビジョン DFBポカール 欧州カップ
リーグ 順位
1971-72 ブンデスリーガ1部 34 14 6 14 59 69 34 9位 2回戦敗退
1972-73 ブンデスリーガ1部 34 11 9 14 50 68 31 12位 ベスト16
1973-74 ブンデスリーガ1部 34 9 12 13 45 57 30 14位 1回戦敗退
1974-75 ブンデスリーガ1部 34 14 5 15 53 53 33 11位 ベスト16
1975-76 ブンデスリーガ1部 34 12 6 16 49 62 30 14位 3回戦敗退
1976-77 ブンデスリーガ1部 34 11 7 16 47 62 29 15位 3回戦敗退
1977-78 ブンデスリーガ1部 34 11 9 14 49 51 31 14位 ベスト16
1978-79 ブンデスリーガ1部 34 10 13 11 47 46 33 8位 ベスト16
1979-80 ブンデスリーガ1部 34 13 6 15 41 44 32 10位 3回戦敗退
1980-81 ブンデスリーガ1部 34 9 15 10 53 45 33 9位 ベスト16
1981-82 ブンデスリーガ1部 34 12 8 14 52 51 32 10位 準決勝敗退
1982-83 ブンデスリーガ1部 34 8 12 14 43 49 36 13位 準々決勝敗退
1983-84 ブンデスリーガ1部 34 10 8 16 58 70 28 15位 1回戦敗退
1984-85 ブンデスリーガ1部 34 12 10 12 52 54 34 9位 2回戦敗退
1985-86 ブンデスリーガ1部 34 14 4 16 55 57 32 9位 ベスト16
1986-87 ブンデスリーガ1部 34 9 14 11 52 44 32 11位 1回戦敗退
1987-88 ブンデスリーガ1部 34 10 10 14 47 51 30 12位 準優勝
1988-89 ブンデスリーガ1部 34 9 8 17 37 57 35 15位 2回戦敗退
1989-90 ブンデスリーガ1部 34 11 7 16 44 53 29 16位 2回戦敗退
1990-91 ブンデスリーガ1部 34 9 11 14 50 52 29 14位 1回戦敗退
1991-92 ブンデスリーガ1部 38 10 13 15 38 55 33 15位 2回戦敗退
1992-93 ブンデスリーガ1部 34 8 10 16 45 52 26 16位 2回戦敗退
1993-94 ブンデスリーガ2部 38 19 10 9 56 34 48 1位 2回戦敗退
1994-95 ブンデスリーガ1部 34 9 4 21 43 67 22 16位 2回戦敗退
1995-96 ブンデスリーガ2部 34 21 6 7 68 30 69 1位 1回戦敗退
1996-97 ブンデスリーガ1部 34 14 11 9 54 51 53 5位 準々決勝敗退
1997-98 ブンデスリーガ1部 34 11 8 15 41 49 41 12位 2回戦敗退 UC 3回戦敗退
1998-99 ブンデスリーガ1部 34 7 8 19 40 65 29 17位 ベスト16
1999-00 ブンデスリーガ2部 34 18 7 9 67 48 61 2位 準々決勝敗退
2000-01 ブンデスリーガ1部 34 7 6 21 30 67 27 18位 準々決勝敗退
2001-02 ブンデスリーガ2部 34 19 8 7 69 49 65 3位 2回戦敗退
2002-03 ブンデスリーガ1部 34 12 9 13 55 56 48 9位 準々決勝敗退
2003-04 ブンデスリーガ1部 34 15 11 8 57 39 58 5位 1回戦敗退
2004-05 ブンデスリーガ1部 34 9 8 17 47 68 35 16位 2回戦敗退 UC 1回戦敗退
2005-06 ブンデスリーガ2部 34 19 9 6 55 26 65 1位 2回戦敗退
2006-07 ブンデスリーガ1部 34 13 6 15 49 50 45 8位 ベスト16
2007-08 ブンデスリーガ1部 34 10 11 13 48 54 41 12位 2回戦敗退
2008-09 ブンデスリーガ1部 34 7 11 16 39 55 32 14位 2回戦敗退
2009-10 ブンデスリーガ1部 34 6 10 18 33 64 28 17位 2回戦敗退
2010-11 ブンデスリーガ2部 34 20 5 9 49 35 65 3位 ベスト16
2011-12 ブンデスリーガ2部 34 10 7 17 41 55 37 11位 ベスト16
2012-13 ブンデスリーガ2部 34 10 8 16 40 52 38 14位 準々決勝敗退
2013-14 ブンデスリーガ2部 34 11 7 16 30 43 40 15位 2回戦敗退
2014-15 ブンデスリーガ2部 34 9 15 10 53 55 42 11位 2回戦敗退
2015-16 ブンデスリーガ2部 34 13 12 9 56 40 51 5位 準々決勝敗退
2016-17 ブンデスリーガ2部 34 10 14 10 42 47 44 9位 1回戦敗退
2017-18 ブンデスリーガ2部 34 13 9 12 37 40 48 6位 2回戦敗退
2018-19 ブンデスリーガ2部 34 11 11 12 49 50 44 11位 1回戦敗退
2019-20 ブンデスリーガ2部 34 11 13 10 53 51 46 8位 2回戦敗退
2020-21 ブンデスリーガ2部 34 21 4 9 66 39 67 1位 ベスト16
2021-22 ブンデスリーガ1部 34

欧州の成績編集

シーズン 大会 ラウンド 対戦相手 ホーム アウェー 合計
1997-98 UEFAカップ 1回戦   トラブゾンスポル 5-3 1-2 6-5  
2回戦   クラブ・ブルッヘ 4-1 0-1 4-2  
3回戦   アヤックス 2-2 2-4 4-6  
2004-05 UEFAカップ 1回戦   スタンダール・リエージュ 1-1 0-0 1-1 (a)  

現所属メンバー編集

2018-19シーズン 開幕戦フォーメーション
2021年8月13日現在

注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。

No. Pos. 選手名
1 GK   マヌエル・リーマン
2 DF   クリスティアン・ガンボア
3 DF   ダニーロ・ソアレス ( )
4 DF   エルハン・マショヴィッチ
5 DF   サウロ・デカウリ
6 MF   パトリック・オスターハーゲ
7 FW   ダニー・ブルム
8 MF   アントニー・ルジア ( )
9 FW   シモン・ツォラー
10 FW   浅野拓磨
11 DF   ヘルベルト・ボックホルン ( )
13 MF   ラマン・チブサー
14 FW   トム・ヴァイラント
15 FW   ノヴォトニー・ソーマ
16 DF   コンスタンティノス・スタフィリディス
17 FW   ゲリット・ホルトマン ( )
No. Pos. 選手名
20 MF   エルヴィス・レジュベツァイ ( )
21 GK   ミヒャエル・エッサー
22 FW   クリストファー・アントウィ=アジェイ ( )
23 MF   ロベルト・テッシェ
24 DF   ヴァシリオス・ランブロプーロス
27 FW   ミロシュ・パントヴィッチ
28 FW   ルイス・ハートヴィヒ
29 DF   マキシム・ライチュ
30 FW   バルシュ・エキンチエル ( ) ( )
32 FW   ターシス・ボンガ
34 GK   パウル・グレイヴ
35 FW   シルヴェル・ギャンブラ
37 DF   アルメル・ベラ=コチャンプ ( ) ( )
38 MF   エドゥアルト・レーヴェン
40 FW   セバスティアン・ポルター

※括弧内の国旗はその他保有国籍、もしくは市民権、星印はEU圏外選手を示す。

ローン移籍編集

in

注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。

No. Pos. 選手名
16 DF   コンスタンティノス・スタフィリディス (ホッフェンハイム)
20 MF   エルヴィス・レジュベツァイ (ヴォルフスブルク)
No. Pos. 選手名
38 MF   エドゥアルト・レーヴェン (ヘルタ・ベルリン)
out

注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。

No. Pos. 選手名
26 MF   ラース・ホルトカンプ (ボナーSC)
No. Pos. 選手名

歴代監督編集

歴代所属選手編集

脚注編集

  1. ^ VfL Bochum 1848 Fußballgemeinschaft e.V.
  2. ^ VfL spielt künftig im Vonovia-Ruhrstadion”. kicker (2016年7月7日). 2017年4月5日閲覧。
  3. ^ Trainer Bergmann entlassen”. Revier Sport (2012年10月28日). 2017年4月5日閲覧。
  4. ^ Peter Neururer übernimmt VfL im Abstiegskampf”. Spox (2013年4月8日). 2017年4月5日閲覧。
  5. ^ Verbeek neuer VfL-Coach”. VfLボーフム (2014年12月22日). 2017年4月5日閲覧。
  6. ^ Terodde krönt sich zum Torschützenkönig”. Sport1 (2016年5月15日). 2017年4月5日閲覧。
  7. ^ VfL Bochum verliert Torjäger Terodde an den VfB Stuttgart”. Der Westen (2016年6月14日). 2017年4月5日閲覧。
  8. ^ Onur Bulut kommt zum SCF”. Badische Zeitung (2017年4月5日). 2017年4月5日閲覧。
  9. ^ Terrazzino kehrt zu 1899 Hoffenheim zurück”. kicker (2016年5月18日). 2017年4月5日閲覧。
  10. ^ Von Rocky und Guardiola: So tickt Bochums neuer Trainer Atalan”. derwesten (2017年7月11日). 2017年10月25日閲覧。
  11. ^ Bochum feuert Trainer Ismail Atalan”. abendzeitung-muenchen (2017年10月9日). 2017年10月25日閲覧。
  12. ^ 小野、ボーフム移籍へ”. ゲキサカ (2008年1月25日). 2017年4月5日閲覧。
  13. ^ 鄭大世、ボーフム移籍会見要旨”. ゲキサカ (2010年7月12日). 2017年4月5日閲覧。
  14. ^ 乾、ドイツ2部ボーフムへ移籍 C大阪が発表”. 日本経済新聞 (2011年7月28日). 2017年4月5日閲覧。
  15. ^ 川崎F、田坂のボーフム移籍を正式発表”. ゲキサカ (2012年7月20日). 2017年4月5日閲覧。
  16. ^ 浅野拓磨がブンデス復帰、昇格組ボーフムへKIcker日本語版 2021年6月23日(2021年7月24日閲覧)
  17. ^ 独2部ボーフム 横浜・斎藤学獲得へ動く 即戦力FW補強白羽の矢”. スポニチ Sponichi Annex (2012年12月25日). 2017年4月5日閲覧。
  18. ^ Spielzeiten”. VfL Bochum 1848. 2016年8月5日閲覧。
  19. ^ Statistik”. Deutscher Fußball-Bund. 2016年8月5日閲覧。

外部リンク編集