雫井脩介
日本の小説家・推理作家
雫井 脩介 (しずくい しゅうすけ) | |
---|---|
誕生 |
1968年11月14日(55歳) 日本・愛知県 |
職業 | 小説家 |
国籍 | 日本 |
最終学歴 | 専修大学文学部卒業 |
活動期間 | 1999年 - |
ジャンル | ミステリ、恋愛小説、家族小説 |
代表作 | 『犯人に告ぐ』 |
主な受賞歴 |
新潮ミステリー倶楽部賞(1999年) 大藪春彦賞(2005年) |
デビュー作 | 『栄光一途』 |
ウィキポータル 文学 |
経歴
編集大学卒業後、出版社で編集者となり、また社会保険労務士事務所などでの勤務する。
1999年、内流 悠人(ないる ゆうと)名義で応募した『栄光一途』で第4回新潮ミステリー倶楽部賞を受賞。2000年、同作でデビュー。その後推理小説を中心に発表し、2004年に刊行した『犯人に告ぐ』は、2004年版「週刊文春ミステリーベスト10」で第1位に、2005年版「このミステリーがすごい!」で第8位に選ばれ、第26回吉川英治文学新人賞の候補となった。2005年、同作で第7回大藪春彦賞を受賞。2006年に刊行した『クローズド・ノート』以降は、恋愛小説や家族小説など作風を広げている。2016年、『望み』で第7回山田風太郎賞候補。2022年、『クロコダイル・ティアーズ』で第168回直木三十五賞候補[1]。
日本推理作家協会会員。
ミステリ・ランキング
編集週刊文春ミステリーベスト10
編集このミステリーがすごい!
編集作品リスト
編集犯人に告ぐシリーズ
編集- 犯人に告ぐ(2004年7月 双葉社 / 2007年9月 双葉文庫【上・下】)
- 犯人に告ぐ2 闇の蜃気楼(2015年9月 双葉社 / 2018年5月 双葉文庫【上・下】)
- 犯人に告ぐ3 紅の影(2019年8月23日 双葉社 / 2022年9月 双葉文庫【上・下】)
引き抜き屋シリーズ
編集→詳細は「引き抜き屋」を参照
- 引き抜き屋(1) 鹿子小穂の冒険(2018年3月 PHP研究所 / 2019年11月 PHP文芸文庫)
- 引き抜き屋(2) 鹿子小穂の帰還(2018年3月 PHP研究所 / 2019年11月 PHP文芸文庫)
その他の小説
編集- 栄光一途(2000年1月 新潮社 / 2002年4月 幻冬舎文庫)
- 虚貌(2001年9月 幻冬舎 / 2003年4月 幻冬舎文庫【上・下】)
- 白銀を踏み荒らせ(2002年3月 幻冬舎 / 2005年4月 幻冬舎文庫)
- 火の粉(2003年1月 幻冬舎 / 2003年7月 幻冬舎ノベルス / 2004年8月 幻冬舎文庫)
- クローズド・ノート(2006年1月 角川書店 / 2008年6月 角川文庫)
- ビター・ブラッド(2007年8月 幻冬舎 / 2010年8月 幻冬舎文庫)
- 犯罪小説家(2008年10月 双葉社 / 2011年5月 双葉文庫 / 2020年1月 双葉文庫【新装版】)
- 殺気!(2009年9月 徳間書店 / 2012年1月 トクマ・ノベルズ / 2013年4月 幻冬舎文庫)
- つばさものがたり(2010年8月 小学館 / 2013年1月 角川文庫)
- 銀色の絆(2011年11月 PHP研究所 / 2014年11月 PHP文芸文庫【上・下】)
- 途中の一歩(2012年8月 幻冬舎【上・下】 / 2015年4月 幻冬舎文庫【上・下】)
- 検察側の罪人(2013年9月 文藝春秋 / 2017年2月 文春文庫【上・下】)
- 仮面同窓会(2014年3月 幻冬舎 / 2016年8月 幻冬舎文庫)
- 望み(2016年9月 KADOKAWA / 2019年4月 角川文庫)
- 霧をはらう(2021年7月 幻冬舎)
- クロコダイル・ティアーズ(2022年9月 文藝春秋)
映像化作品
編集テレビドラマ
編集- 火の粉(2005年2月19日、テレビ朝日系「土曜ワイド劇場」枠、主演:原沙知絵)
- 虚貌 顔のない殺人者(2005年7月7日、テレビ朝日系、主演:渡瀬恒彦、原作:虚貌)
- ビター・ブラッド〜最悪で最強の親子刑事〜(2014年4月15日 - 6月24日、全11話、フジテレビ系「火曜9時」枠、主演:佐藤健、原作:ビター・ブラッド)[2]
- 火の粉(2016年4月2日 - 5月28日、全9話、東海テレビ・フジテレビ系「オトナの土ドラ」枠、主演:ユースケ・サンタマリア)[3]
- 仮面同窓会(2019年6月1日 - 7月21日、全8話、東海テレビ・フジテレビ系「オトナの土ドラ」枠、主演:溝端淳平)
- 引き抜き屋〜ヘッドハンターの流儀〜(2019年11月16日 - 12月14日、全5話、WOWOW「連続ドラマW」枠、主演:松下奈緒)
映画
編集脚注
編集- ^ “公益財団法人日本文学振興会”. 日本文学振興会. 2022年12月17日閲覧。
- ^ 佐藤健、渡部篤郎と凸凹親子刑事!初挑戦の警官「踊る」見て憧れに SANSPO.COM 2014年1月30日閲覧。
- ^ “『昼ドラ』51年半の歴史に幕 4月から『土ドラ』へ”. ORICON STYLE (株式会社oricon ME). (2016年1月20日) 2016年1月20日閲覧。
- ^ “堤真一が「望み」撮影前の食事会回想、岡田健史は「親父とおふくろを見ている気持ち」”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2020年10月9日) 2020年11月2日閲覧。