髙橋泉
日本の脚本家
経歴
編集2001年より廣末哲万とともに、映像ユニット「群青いろ」を結成。デビュー作『ある朝スウプは』(2003年)で日本映画監督協会新人賞およびぴあフィルムフェスティバル2004のPFFアワード・グランプリ及び第23回バンクーバー国際映画祭のドラゴン&タイガー・ヤングシネマ賞を受賞。
受賞歴
編集- 日本映画監督協会新人賞、ぴあフィルムフェスティバル2004PFFアワード・グランプリ、第23回バンクーバー国際映画祭のドラゴン&タイガー・ヤングシネマ賞(『ある朝スウプは』)
- 芸術選奨新人賞、ロッテルダム国際映画祭NETPAC賞(最優秀アジア映画賞)(『14歳』、廣末哲万と共同)
- 第37回日本アカデミー賞 優秀脚本賞(『凶悪』白石和彌と共同)[1]
主な作品
編集特記のないものは脚本のみ担当。
映画
編集- ある朝スウプは(2005年7月30日、ぴあ=ユーロスペース) - 監督/脚本/撮影/編集/出演
- 阿佐ヶ谷ベルボーイズ(2005年8月27日、群青いろ) - 脚本/撮影/出演
- 鼻唄泥棒(2005年)
- 親指さがし(2006年8月26日、ザナドゥー)
- 14歳(2007年5月19日、ぴあ)
- むすんでひらいて(2007年) - 監督/脚本
- 夕日向におちるこえ(2007年)
- 東京都、レイアウト。(2008年)- 監督/脚本/撮影/編集
- FIT(2010年) - 脚本協力
- ソラニン(2010年4月3日、アスミック・エース)
- ロストパラダイス・イン・トーキョー(2010年9月18日、SPOTTED PRODUCTIONS)
- ランウェイ☆ビート(2011年3月19日、松竹)
- LOVE まさお君が行く!(2012年6月23日、松竹)
- あたしは世界なんかじゃないから(2012年) - 監督
- あした家族(2013年)
- 100回泣くこと(2013年6月22日、ショウゲート)
- 凶悪(2013年9月21日、日活) - 共同脚本
- ダリー・マルサン(2014年) - 監督/脚本
- ズタボロ(2015年5月9日、東映)
- シマウマ(2016年5月21日、ファントム・フィルム)[2]
- 秘密 THE TOP SECRET(2016年8月6日、松竹) - 共同脚本
- ミュージアム(2016年11月12日、ワーナー・ブラザース映画) - 共同脚本
- トリガール!(2017年9月1日、ショウゲート)
- サニー/32(2018年2月17日、日活)
- 坂道のアポロン(2018年3月10日、東宝=アスミック・エース)
- ごっこ(2018年10月20日、パル企画)
- スタートアップ・ガールズ(2019年9月6日、プレシディオ)[3]
- ひとよ(2019年11月8日、日活)[4]
- 羊とオオカミの恋と殺人(2019年11月29日、プレシディオ)
- 朝が来る(2020年10月23日、キノフィルムズ=木下グループ) - 共同脚本
- 記憶の技法(2020年11月27日、KAZUMO)
- 東京リベンジャーズ(2021年7月9日、ワーナー・ブラザース映画)
- 東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -運命-(2023年4月21日、ワーナー・ブラザース映画)
- 東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編 -決戦-(2023年6月30日、ワーナー・ブラザース映画)
テレビドラマ
編集- ドラマW ビート(2011年、WOWOW)
- ミッドナイト☆ドラマ 人間昆虫記(2011年、WOWOW) - 監督/脚本
- 青山ワンセグ開発 メタロー きおくころころ(2012年、NHKワンセグ2) - 原作
- 青山ワンセグ開発 三つの告白(2013年、NHKワンセグ2)
- 連続ドラマW かなたの子(2013年、WOWOW)
- オトナグリム(2014年、フジテレビ) - 脚本協力
- 女はそれを許さない(2014年、TBS)
- 連続ドラマW 夢を与える(2015年、WOWOW)
- プリンセスメゾン(2016年、NHK BSプレミアム)
- わにとかげぎす(2017年、TBS)
- 僕はどこから(2020年、テレビ東京)
- ドラマスペシャル 不協和音 炎の刑事 VS 氷の検事(2020年、テレビ朝日)
- 警視庁アウトサイダー(2023年 、テレビ朝日)
- 黄金の刻〜服部金太郎物語〜(2024年、テレビ朝日)
配信ドラマ
編集- フジコ(2015年、Hulu / J:COM)
- サクラ咲く(2016年、NOTTV)
- 中3、冬、逃亡中。(2020年、ひかりTVチャンネル+) - 監督/脚本
- 仮面ライダーBLACK SUN(2022年、Amazon Prime Video)[5]
ケータイドラマ
編集- 魔法のiらんど 呪われた学校(2008年)
- 魔法のiらんど Re:涙雨、(2009年)
- 魔法のiらんど MARIA(2010年) - 監督/脚本
脚注
編集注釈
編集- ^ かつては常用漢字体の高橋 泉表記だったが、2014年頃より異体字表記が使用され始めた。
出典
編集- ^ “第37回日本アカデミー賞優秀作品発表!”. 日本アカデミー賞公式サイト. 2014年1月17日閲覧。
- ^ “小幡文生「シマウマ」映画化!竜星涼、須賀健太、日南響子、加藤雅也ら出演”. コミックナタリー (2016年2月5日). 2016年2月5日閲覧。
- ^ “上白石萌音&山崎紘菜:W主演映画19年公開 ピンク髪&クールのビジュアルも”. MANTANWEB (MANTAN). (2018年11月29日) 2019年4月24日閲覧。
- ^ “佐藤健×鈴木亮平×松岡茉優×田中裕子が家族に 白石和彌監督最新作『ひとよ』今秋公開決定”. Real Sound. (2019年3月29日) 2019年5月15日閲覧。
- ^ “白石和彌の監督作「仮面ライダーBLACK SUN」に高橋泉、樋口真嗣、田口清隆が参加”. 映画ナタリー (ナターシャ). (2021年10月4日) 2021年10月4日閲覧。
外部リンク
編集- 株式会社 カズモ | AGENT | 髙橋 泉
- 高橋泉 - allcinema
- 高橋泉 - KINENOTE
- Izumi Takahashi - IMDb
- 群青いろホームページ - ウェイバックマシン(2019年1月1日アーカイブ分)