アルカノイド』(Arkanoid)は、タイトー1986年7月に発売したアーケードゲーム。および、それに始まるシリーズ作の総称。

アルカノイド
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大山のぶ代が所有していた筐体
ジャンル ブロックくずし
開発元 タイトー
発売元 タイトー
1作目 アルカノイド
1986年7月)
最新作 ARKANOID Plus!
2009年5月26日
スピンオフ作品 アルカノイドvsインベーダー
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ブロックくずし」から10年後に発表され、第二次ブロックくずしブームのきっかけとなった。当稿ではタイトーから発売された続編と、他社より発売された亜流ゲームについても解説する。

概要編集

当時既に古典とされていた『ブロックくずし』に、画面上部を動き回りボールが当たると不規則に反射する敵キャラクターや、パワーアップアイテムなどといった新フィーチャーを導入し新たなゲーム性を提示した。

従来のブロックくずし作品と異なるもう一つの特徴は、パドル(ラケット)の操作に使うパドルコントローラに、従来の可変抵抗を使ったものから光学センサを使ったロータリエンコーダを採用したことである。その特徴とメリットについてはパドルコントローラ#構造を参照。

「アルカノイド」ではナムコフォント(アタリフォント)[独自研究?]を使用(続編「リベンジオブDOH」でも)。電源を入れて起動すると同時に英文で著作権保護対策のNOTICE画面が表示される。「アルカノイド」でスコアが5位以内にランクインしてゲームオーバーになるとネームエントリー(3文字)も行われ、「SEX」で入力すると強制的に「H.!」で登録される。

アルカノイド編集

アルカノイド
ジャンル ブロックくずしゲーム
対応機種 アーケード[AC]
開発元 タイトー
発売元 タイトー
人数 1〜2人
発売日 [AC]:1986年7月
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基本システム編集

操作はトラックパドルと1ボタンで、バウス(ラケット)を操作してエナージーボールをはじき返し、破壊可能なスペースウォール(ブロック)をすべて壊せばラウンドクリアとなる。全33ラウンド。エナージーボールを画面下の奈落に落としてしまうとミスとなり、バウスが全滅するとゲームオーバー。1つの面のプレイに時間をかけすぎると永久パターン防止のためエナジーボールのスピードが次第に速くなる。

本作におけるオリジナル要素として、イモータリティ(金色)・ハード(銀色)ウォールの導入がある。イモータリティウォールは何度エナージーボールを当てても破壊できず、全消しのカウントには含まれない。ハードウォールは何度かボールを当てないと破壊できない。耐久力は、1ラウンド〜8ラウンドが2、以後、8ラウンド毎に耐久力が1ずつ上がり、25ラウンド〜32ラウンドでは5となる。また、時間経過と共に画面上部の2箇所のハッチからハームフルと呼ばれる敵が出現、エナージーボールが当たると破壊され、不規則な方向に跳ね返る。また、ハームフルはバウスを接触させても破壊可能である。

なおバウスは初期設定で3ストックとなっており、2万点、6万点到達で1ストック追加、以降6万点ごとにエクステンドとなる。

アイテム編集

アイテムは特定のブロックを破壊すると出現する。取ると各1,000点。●印のアイテムは、取得後に別のアイテムを取っても効果はキャンセルされない。

  • ●スピードダウン(橙:S):エナージーボールのスピードが遅くなる。
  • キャッチ(黄緑:C):ボールがバウスに弾かれずに、着地したままになる。一定時間経過またはボタンを押すことにより、エナージーボールを発射することが出来る。
  • ディスラプション(水:D):エナージーボールが3個に増える。
  • エキスパンド(青:E):バウスの長さが1.5倍に伸びる。
  • レーザー(赤:L):ボタンを押すことによりバウスがレーザーを撃てる。2連装だがどちらかのレーザーが当たると両方とも消える。画面上に2連射まで可能。
  • ●ブレイク(桃:B):画面右端に出口が開き、次のラウンドへ行くことが可能になる。出口が開いた後も、その出口にバウスを入れるまでは現在のラウンドのプレイを続行出来る。脱出した際に10,000点のボーナス点が入る。
  • ●プレイヤーエクステンド(灰:P):バウスのストック数が1増える。

原則として画面上に1つまでしかアイテムは出現しない。またディスラプション発動後は、エナージーボールが最後の1個にならないとアイテムが出ないようになっている。

なお、アイテムによるバウスの各種パワーアップの効果は次の面には持ち越されず、次の面に進むとバウスは初期状態に戻る。これは以降のシリーズでも同様。

Doh編集

最終(33)ラウンドのボスであるモアイの姿をした大要塞。母船アルカノイドを破壊し、バウスを自ら作り出した異次元空間に閉じ込めた全ての元凶。弾を吐いて攻撃してくる(ハームフルとは違いバウスが接触すると破壊されミスとなる)。設定上でDohは「Dominate over hour(ダミネート・オーバー・アワー”時の支配者”)」の略。 アルカノイド doh it againでは全身姿のDohがラスボスとして待ち構えており、画面を回転させたり、腕で攻撃したりする。

移植版編集

1986年12月26日発売。専用のダイヤル式コントローラーが付属していた。
  • MSX版(タイトー/ニデコ)
1987年1月発売。ボリュームコントローラ付属。
1986年12月発売。定価6,800円

その他、コモドール64ZX Spectrumなど海外で著名なホビーパソコンでも発売された。

その他編集

タイトルロゴ
Bally Midway(後のミッドウェイ・ゲームズ)社が1982年にリリースしたアーケード・ゲームTRON(同名のSF映画とのタイアップ作品)のロゴに色調やデザインが類似している。
背景ストーリー
ゲーム開始時に「この話がいつの時代のことかは分からない。母船“アルカノイド”が破壊された後、宇宙船“バウス”はそこから脱出した。」「しかし何者かによって飛ばされた二次元世界の虜になっただけだった……」という背景ストーリーが表示される。また最終ラウンドのDOHを破壊すると時が逆流して母船ともども無事に存在した状態に戻り、再び宇宙の果てしない旅に出発した旨のメッセージが表示されて終了する。しかしこれは単なる演出であり、ブロック崩しというゲーム内容には直接関係しない[1]
ネーミング
バウスの母船かつゲーム自体のタイトルでもある「アルカノイド」は、ニコチンモルヒネなどに代表されるアルカロイドを由来とする。この当時のタイトーのゲーム名やキャラクター名には、ダライアスレイメイズなど、薬品関係、植物学関係の名前をもじった物が多い。
大山のぶ代
ドラえもん』の声優として知られる大山のぶ代は本作の熱心なプレイヤーとしても有名で、大山の別荘には自身が購入したアーケード版アルカノイドのビデオゲーム筐体が2014年8月20日に「高田馬場ゲーセン ミカド」に引き取られるまで設置されていた。出現したアイテムはすべて獲得するプレイスタイルをとっていて、自己ベストスコアは公式記録全国1位に次ぐ120万点[2]。2006年1月にサイトロン・デジタルコンテンツより発売されたレトロゲームミュージックコレクション「LEGEND OF GAME MUSIC 2 〜PLATINUM BOX〜」の付録DVDでは、大山の1コインクリアプレイ映像とインタビューが特別収録されている。
大山がアルカノイドに出会ったのは1988年昭和63年)で、空港や駅の待ち時間で暇潰しとして始めたのがきっかけで、それ以降、仕事で地方へ行くとゲームセンターを巡り回った[3]
TBSとの関係
TBS2009年平成21年)4月5日に放送されたテレビ番組『DOORS 2009春』のアトラクションのひとつとして、アルカノイドが登場した。操作は足元のセンサーを用いて行い、プレイヤーが左右に移動するとそれにあわせてバウスも左右に移動し、プレイの様子は巨大モニターで映し出される。バウス3機を失うまでに得たスコアを競う。出現アイテムはディスラプション・エキスパンドのみ。
また、東京都港区赤坂赤坂サカスで2009年3月20日から4月19日まで開催されていた春のイベント『花Sacas』でも、『DOORS』の番組体験アトラクションとしてアルカノイドがプレイできた。プレイ料金は1回300円。
デモ画面
オープニングやエンディングの母船の画面の上の「Insert coin」表示の後に、1〜32ラウンドがアトランダムで出る。

アルカノイド リベンジ オブ Doh編集

アルカノイド リベンジ オブ Doh
ジャンル ブロックくずしゲーム
対応機種 アーケード[AC]
開発元 タイトー
発売元 タイトー
人数 1〜2人
発売日 [AC]:1987年6月
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1987年6月に稼動した、シリーズ第2作目。採用基板はエクスターミネーションやDr.トッペル探検隊と同仕様のセタ設計基板。基板の仕様が前作よりスペックが上がり、前作に比べてトラックパドルの操作角に対するバウスの移動量が増えたため、エナジーボールが左右に振られても手首を無理な角度に捻ることなく対処が可能となり、操作性が向上した。全34ステージ。

本作では、移動する各種ウォールや、一度壊しても一定時間で復活するハードウォールなどが登場する。後者は各面のクリア条件には含まれない。またハームフルも、分裂するものや倒せないものなどバリエーションが増えている。

ラウンド毎に初期状態で破壊可能かつ復活しないスペースウォールを全て破壊またはブレイク取得後、左と右に出口が出現し、脱出した方向によって異なるステージをプレイすることが出来る。左右で難易度・得点が異なり、戦略性が増している。但し、後述の中ボス・ラスボス面などでは左右どちらに行っても同じステージとなる。

なお、通常のクリア方法に加え、エナジーボールがハマってゲームが進まなくなってしまった時のための救済方法として、長時間状況が進展しないと出口が開くようになっている。

アイテムも前作から引き継いだものと追加、変更されたものがある。

前作と概ね同様の効果のアイテム
  • スピードダウン(橙:S)
  • キャッチ(黄緑:C)
    • 前作と異なりキャッチ取得時バウス上部に数秒スパークのようなアニメーションが発生しアイテムキャッチを表現している。また前作ではバウスにエナジーボールをキャッチしたまま他のアイテムを取得すると即効果が切れて強制リリースされるが、今作ではキャッチしたまま他のアイテムを取得しても強制リリースされず一度だけ効果が残り手動でリリースすることが出来るようになった。
  • エキスパンド(青:E)
  • ブレイク(桃:B)
  • プレイヤーエクステンド(灰:P)
前作から変更されたもの
  • レーザー(赤:L):3連射が可能になっている。
  • ディスラプション(水:D):エナージーボールが8個に分裂する(前作は3個)。また、前作ではエナジーボールが2個以上ある状態ではアイテムは一切出なかったが、今作からはこの制限は廃止された。
今作から追加されたもの
  • ニューディスラプション(白:N):エナージーボールが画面上常に3個に保たれる。次のアイテムを取得するかミスするまで3個に分裂し続ける。ディスラプションを取った後、ニューディスラプションを取ると画面上に残った全てのボールに対してニューディスラプションがかかる(常に3の倍数個残っている状態になる)。
  • ツイン(紺:T):バウスが2機に分裂する。2機の間には隙間があるため、その間からエナージーボールが落ちることもある。
  • イリュージョン(緑影付き:I):バウスが移動すると幻影が遅れて動き、その幻影でもボールを打ち返すことが出来る。幻影で打ち返すとボーナス得点が入る。最初は10点だが、幻影で連続して打ち返す事によって倍に上がっていき、最大10,240点。
  • リダクション(黒小:R):バウスが縮むかわりに、その間は得点が2倍になる。
  • メガボール(紫:M):エナジーボールがイモータリティウォール(通常壊せない金色のブロック)を含むすべてのウォールを貫通破壊する。但しハームフルに当たると通常のボールと同様に不規則な方向に跳ね返る。(ニュー)ディスラプションによりエナジーボールが複数個ある場合には、その全てに適用される。
  • スペシャル(白橙洩跡で文字無し):ランダムでいずれかの効能が発動する。
    • エナジーボールが32個に分裂する、または、エナージーボールが画面上常に8個に保たれるようになる。
    • 自動連射レーザー。ボタンを押さなくても勝手に発射される。
    • 敵が16匹になる。
    • 他にも様々な効果がある。

ストーリー編集

前作から時が流れ、次元要塞DOHが復活した。巨船XORG(ゾーグ)に巣食い宇宙に舞い降りた。アルカノイド型巨船・MIXTEC(ミシュティカ)は先制スペースクラフトバウス2をXORGに向けて発進させた。 戦いの過程で途中でバウス2に立ちはだかった敵の頭脳が逃亡するが、実はそれこそが復活したDOHの本体で、これを倒す事でXORGごと爆破してバウス2はミシュティカに帰還したのだった。

中ボス編集

17ラウンドは中ボス面で、ハームフルを吐き出してくる中ボスに対して256回エナジーボールを当てるか、その吐き出し口からエナジーボールを打ち込むと倒せる。倒すと内部の頭脳が逃亡する。 最終ラウンドではオープニング同様DOHと戦うが倒すと先ほどの頭脳が、中から登場してラスボスとして立ちはだかり、ボールを当てると弾となって落下してくる5つの触手で攻撃する。本体が弱点。

移植版編集

  • X68000版(SPS/シャープ)
1987年発売。画面モードは横画面のみでアーケード版をそのまま橫に引き延ばしたような横長なレイアウトで移植された。
1988年3月8日に「アルカノイドII」として発売。リニューアルされた専用コントローラーも同梱されていた。ゲーム冒頭にDoHが現れ、ボールを7発当てることでアーケード版のオープニングデモと「Revenge of DoH」のタイトル画面が表示される演出が追加されている。アーケード版を移植したモードの他に、対戦モードやエディットモードが追加されている。エディットしたステージはセーブも可能だが多少時間がかかる。
尚、本作に同梱の専用コントローラーには前作のIのコントローラを繋げることが可能で、対戦モード時には1Pと2Pそれぞれコントローラーを使用して対戦が可能。また後発のタイトーチェイスH.Q.にも密かに対応していた。
  • MSX2版(タイトー/ニデコ)
1988年1月発売。ファミリーコンピュータ版と同様対戦モードがある。MSX2のグラフィックを性能を活かし画面が綺麗になっているがフレームレートが低い。ボリュームコントローラ付属。

評価編集

評価
レビュー結果
媒体結果
ファミ通(FC)27/40[4]

FC版はファミコン通信クロスレビューでは7、7、7、6の27点[4]。レビュアーは前作よりギミックやアイテムが増え遊び甲斐がある、ボールのキープ時間が心持ち増えた感じがする、今までのようなブロック面だけでなくドロドロした面やエディットもあり魅力十分、一方で新要素はあるがゲームとしては一直線上で敵の動きがおざなりになっている、VSモードの面はもっと多くできたのではないか、最初の面について簡単すぎてデモにした方がよかったのではとする者とあれをクリアしないと本来のアルカノイドが始まらないのはニクイ演出だとする者で分かれた[4]

アルカノイドリターンズ編集

アルカノイドリターンズ
ジャンル ブロックくずしゲーム
対応機種 アーケード[AC]
プレイステーション[PS]
開発元 タイトー
発売元 タイトー
人数 1〜2人
発売日 [AC]:1997年3月
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1997年3月に稼働開始したシリーズ第3作目。

  • アーケードとしては3作目。全50ステージ。
  • 2人同時プレイが可能になる。1Pは奇数が上段、偶数が下段。2Pは奇数が下段、偶数が上段。
  • 縦画面モニターから横画面モニターに変更。
  • クレジット投入、ラウンドスタート、ゲームオーバーとは別のBGMとして、プレイ中のBGMが追加された。

ストーリー編集

またもや宇宙の中に独自の異次元空間を作り出したDOHをバウスが倒しに行くのが目的。最終ラウンドでDOHを倒すと大爆発と共にバウスは元の宇宙空間に戻り、帰還するのだった。

当作からの追加・変更アイテム編集

  • サンダー:バウスの両端から左右の壁までプラズマが発生し、ボールをバウスで受け損なっても1回だけプラズマで弾き返せる。ただし、バウスが受けた位置によってはバウスではなくプラズマで受けたと判定・消費されることもある。
  • ギガンティック:一定時間ボールが巨大化する。その分当たり判定が大きく、一度に多数のブロックを破壊できる。
  • レーザー+:レーザーを2つ取ると、溜め打ちで波動砲が打てる。
  • ディスラプション:このアイテムでエナジーボールが複数個に増えた状態で他のアイテムを取ると、一番上以外のエナジーボールが消滅して1個に戻る。
  • エキスパンド:取得した状態で更に取ると、バウスが更に伸びる。取得2個目は通常時比約2倍の長さとなる。
  • メガボール:イモータリティウォールを破壊できなくなった。

移植版編集

各得点編集

ノーマルブロック

  • 白…50点
  • オレンジ…60点
  • 水…70点
  • 緑…80点
  • 赤…90点
  • 青…100点
  • ピンク…110点
  • 黄…120点

ハード・イモータリティーブロック

  • 銀…耐久性×100点
  • 金…×

その他

  • アイテム…1000点

編集

ノーマルな敵はアルカノイドDoh it Againと同様の敵が出現する。なお最終ボスのDOHはデザインと攻撃方法が一新されている。

クローラー改(仮称)
移植版のアレンジモードのみに出現。33面、66面、99面に登場し攻撃方法と色がそれぞれ異なる。形状は前作の中ボスであるクローラーを小型化した姿。

アルカノイド Doh It Again編集

  • 1997年1月15日スーパーファミコン向けに発売された。
  • 2004年より、「アルカノイドDX Doh It Again」として、各携帯電話向けにもリリースされている。ステージが異なるバージョンが次々とリリースされている。

ストーリー編集

セルレ大佐を中心とした人類の生き残りは、自分たちの住む星を探して何年もの間、宇宙空間をさまよっていた。 しかし、新しい惑星を見つける度に、いつもDOHによって行く手を阻まれていたのだ。 そして新たに、惑星探知機が地球に似た星を発見した。 そこで、セルレ大佐は探索船バウスを発進させたが、 そこにもDOHの魔の手が伸びていた。 求める惑星を手に入れるためには、数々のスペースウォール(各面の事)を 破壊して行かねばらなく突破しても、それらはDOHの復讐心によって作り出した幻だった。3回目にして遂に真のDOHを完全に打ち破り、探査船バウスは星の地上に降り立ち中にいた乗組員たちも外の様子を確認した。本船も上空に到着して求めていた水と緑の豊かな惑星を手に入れる事が出来た。人類たちは、これを記念して「かつての過ちを決して繰り返さない。人と環境は共に共存する」と新たな星に対して誓うのであった。

通常の敵編集

今回の敵はアルカノイドリターンズにも引き続き登場する。

スランダー
アルカノイドⅠ・Ⅱに登場したお馴染みの三角錐のようなキャラ。ゆっくりの近づいてくるのみで、これといって特殊な能力がない。
フォーゴット改
アルカノイドⅠ・Ⅱに登場したキャラのバージョンアップ版。エナジーボールがヒットすると3つに分裂する。分裂したフォーゴットは、スペースウォールを破壊する能力を持っている。
オポポ改
アルカイノドⅠ・Ⅱに登場した赤い立方体上のキャラのバージョンアップ版。一定時間経過するとノーマルスペースウォールに変形し、ラウンドクリアまで元の姿に戻ることはない。
クラッカー
今回初登場。緑色の土星のような姿。一定距離移動して停止を繰り返す。破壊すると一定区域に爆風が広がり、スペースウォールが範囲内に入っていた場合、ウォールにダメージを与えることができる。
アブソーバー
こちらも初登場。半透明クラゲのような体をしていて、エナジーボールがヒットすると、ボールを体の中に取り込んでしまい、そのまま消滅、再びランダムな所に現れて、ボールをリリースする。メガボールか、レーザー関係によってのみ破壊が可能。
リペル
同じく初登場で青い数字の8の字型をしている。移動中、時折体の周りに電磁波を出す。この間エナジーボールがヒットするとボールの軌跡を曲げてしまう。電磁波を発生していない時はエナジーボールで破壊可能。また、いかなる状態の時でもレーザー関係やメガボールで破壊可能。

中ボス編集

ぞろ目の面に登場する。

クローラー
11・44・77面で登場。黄色い球体を蛇状につないだ姿をしている。通常は画面上部を移動しながらバウスに球を発射してくる。時折、動きを止めた後バウスに突っ込んで外に消えた後、再び上部より現れる。全身が弱点。
DOH
22・55・88面で登場。前作までと異なり口から4体の破壊可能な小さな分身を放出してからフォーメーションを組んで一斉にレーザーを発射する。ある程度ダメージを与えると顔が反転して両目からレーザーをX状に発射してくる。全身が弱点。
DOHの最終形態
33・66・99面で登場。DOHが負のエネルギーにより自己進化した究極の形態。頭部は小さくなり上半身と両腕が追加された。最初は両腕を使ったパンチでバウスを攻撃する。また画面自体を上下反転させて操作を逆向きにしてしまう。腕破壊後は口からのレーザーで攻撃。最初は腕、その後は全身が弱点。

アルカノイドDS編集

アルカノイドDS
ジャンル ブロックくずし
対応機種 ニンテンドーDS
開発元 タイトー
発売元 タイトー
人数 1〜4人
発売日 2007年
対象年齢 CERO: A 全年齢対象
デバイス パドルコントローラDS対応(ニンテンドーDSiを除く)
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2007年12月6日発売。新作と過去の作品に登場したステージを織り交ぜ、全140ステージ(+45ラウンド)が収録されている。基本的な操作はそのままに、世界観はほぼ新しく構築し直されている。ハームフルも出てこない。タイトルのロゴは新しく作り直され、ハードの画面構成に合わせて、ブロックの形も従来の長方形から正方形の形状に変更された。専用のダイヤル式コントローラ「パドルコントローラDS」(パドルコントローラ)が周辺機器として同時発売された。

BGMはZUNTATAを始めとしたゲームミュージックコンポーザが務めた。また、発売記念イベントでは大山のぶ代がゲストとして招かれ、その腕前を披露した[5]

ゲームモード編集

ゲームモードは以下の通り。

  • クリアーゲーム
  • クエストモード
  • VS COM対戦
  • 通信対戦

追加されたアイテム編集

  • バリア(緑の「B」):バリアの耐久力が1増える。
  • バニッシュ(白の「V」):このアイテムを取った後にエナジーボールが当たったブロックと同色のブロックの耐久力が「-1」になる。
  • ワープ(金色の「W」):取った瞬間、強制的にラウンドクリアとなる。

以下のアイテムは廃止された。しかしブレイク、プレイヤーエクステンド、サンダーはアルカノイド プラスに登場している。

  • ブレイク
  • プレイヤーエクステンド
  • ツイン
  • ニューディスラプション
  • イリュージョン
  • サンダー
  • ギガンティック(メガボール)

各得点編集

※「( )」は、アイテムのリダクション(R)を取った後の場合。

ノーマルブロック

  • 白…50点(100点)
  • オレンジ…60点(120点)
  • 水…70点(140点)
  • 緑…80点(160点)
  • 赤…90点(180点)
  • 青…100点(200点)
  • ピンク…110点(220点)
  • 黄…120点(240点)

ハード・イモータリティーブロック

  • 銀…耐久性×100点(耐久性×200点、耐久性が2)
  • 金…×(破壊不能)

その他

  • アイテム…1000点(2000点)

ウラノイド編集

スタート画面で、クリアゲームのゾーンV・W・X・Y・Z・V'・Z'をクリアすると聞ける“謎のコマンド”を入力すると、メニューに登場する隠しラウンド(全45ラウンド)。クリアゲームのゾーン名はアルファベットに対しウラノイドのゾーンはα(アルファ)・β(ベータ)とギリシャ文字となっている

最初はゾーンαの5ラウンドのみ(5ラウンドを終えると自動的にゲームオーバー)となっており、クリアゲームと違ってオプションのショップでゾーンを買うとウラノイドの続きが出来る。ゾーンβ〜ζ(ゼータ)までは1000ゲームポイント、ゾーンη(イータ)、θ(シータ)、ι(イオタ)はボスラウンドがあり各1500ゲームポイントで売られている。ただし、最初から全部一遍に買えるわけではなく、最初は次のステージβだけが買え、ステージβを買うとその次のステージγ(ガンマ)と次々に買えるようになる。

アルカノイド プラス編集

アルカノイド プラス』 (ARKANOID Plus!) は、2009年5月26日よりダウンロード販売開始されているWiiウェア用ソフト。全61ラウンド。VSモード(CPU戦および2人用)や、時間制限のあるタイムリミットモードを収録している。ニンテンドーWi-Fiコネクション有料サービスにより、追加の61ステージの購入が可能である。

追加、変更アイテム編集

  • ブレイク: 取得するとボールが消え、強制的に脱出してラウンドクリアになる。
  • バニッシュ: このアイテムを取った後に、エナジーボールが当たったブロックと同色のブロックが全て消える

関連作編集

亜流編集

ゲームボーイローンチタイトル
  • ウッディポップ 新人類のブロック崩し(セガ1987年
セガマークIII用ソフト。専用のパドルコントローラ付属。当時主流の『セガゴールドカートリッジ』ではなく『マイカードマークIII』で発売され、マイカードマークIII最後の作品である。1991年にはゲームギアに移植したバージョンも発売された。
アーケード作品。パドルではなくフリッパーとなっていて打ち返したボールのコントロールができるようになっている。
アーケード作品。ブロックがクリスタル。のちにステージ構成を変更した『ギガスMkII』も発売。
アーケード作品。1987年9月よりナムコから出荷。全33ラウンド。アイテムを出すブロックの位置には乱数要素がなく、毎回同じとなっている。増殖するブロックなどのアイデアが盛り込まれた。ユーザーからブロック配置を募集するコンテストが行われ、後日その入賞作を盛り込んだバージョンも登場した。長らく家庭用ゲーム機に移植されず、2009年12月にWiiバーチャルコンソールアーケードとして「ナムコクエスター」に改題し移植されたのが初である。
アーケード作品。ボンバーが使えるようになっており、ボスキャラクターも多く登場する。
ブロックが麻雀牌、パドルが点棒になっている変り種。画面に配牌表示され、ボールを牌に当てると落下、パドルで受けるとツモることができ(捨て牌は自動選択)、アガリ牌をツモるか画面上の牌をすべて落とすとクリア。ただし、画面上の牌をすべて落としてのクリア(流局)の場合、ペナルティとして次のステージのパドルが1万点棒から短い1000点棒に変化する。アーケード版とファミコン版がある。アーケード版では後に、アガリ牌をツモってクリアすると脱衣麻雀同様に脱衣する要素を追加したバージョンが登場した。
ファミリーコンピュータ ディスクシステム用ソフト。アルカノイドのファミコン版よりも先に発売された。
対戦落ちものパズルの要素を取り入れた作品。対戦形式でないシングルモードではランダム要素が一切なく、精密に完全に同じプレイをすれば、全く同じ結果を出すことが可能。
アーケード作品。パドルがステテコ姿の中年男性と肥満体のサラリーマンとなっている。
くりいむレモン』の亜美風のキャラなどを用いた脱衣ブロックくずし。
大塚製薬とタイアップし、ゲーム中にオロナミンCの広告が表示される。
初出は携帯電話ゲーム。ナイトライフシーンがモチーフで、ミラーボールやスロットマシーンがボスキャラとして登場。

1970年代からのリメイクゲーム一覧編集

世間でもレトロブームの兆しが見えていた1986年当時、真っ先に波に乗る形で発売された本作のヒットがきっかけとなり、ブロックくずし以外のゲームも様々なメーカーで(レトロブームに乗る形で)リメイクが行われることになった。しかし、当作以外は大きなヒットまでは行かず、自然に収束した。リメイク時に見られる共通の特徴を再度並べれば、以下の点が挙げられる。

  • グラフィックの強化(色数の増加、背景がまっ黒や単色でない等)
  • サウンドの強化(音源の強化、ゲーム中も常にBGMが流れる等)
  • ステージの増加および細分化(ステージ分岐等も含む)
  • パワーアップアイテムの導入
  • キャラクター性の導入(キャラ設定を明確化しバックストーリーの設定等)
  • 敵キャラの多様化およびボスキャラクターの導入

以下にこの条件に当てはまるゲームを挙げる。ただし、これらは1970年代のオリジナルを1980年代半ば頃にリメイクしたもので、より後世のリメイクは除外している。

出典編集

[脚注の使い方]
  1. ^ ARCADE GAMERS 白書 Vol.1. メディア・パル. (2010). p. 154. ISBN 978-4896101089 
  2. ^ CD「LEGEND OF GAME MUSIC 2」特典DVD収録現場に潜入! 大山のぶ代さん『アルカノイド』を語る、gooゲーム、2005年10月28日。
  3. ^ フジテレビトリビア普及委員会『トリビアの泉〜へぇの本〜 19』講談社、2007年。
  4. ^ a b c ファミコン通信No.43 1988年2月19日号 19ページ
  5. ^ 大山のぶ代、ゲーマーだった…無駄なし操作に歓声

外部リンク編集