アンドリュー・クオモ

アンドリュー・マーク・クオモ(Andrew Mark Cuomo 、1957年12月6日 - )はアメリカ合衆国の政治家・弁護士。アメリカ民主党に所属する。11代目アメリカ合衆国住宅都市開発長官1997年1月29日から2001年1月20日まで)・64代目ニューヨーク州司法長官(2007年1月1日から2010年12月31日まで)を経て、56代目ニューヨーク州知事2011年1月1日から)に就任した。

アンドリュー・クオモ
Andrew M. Cuomo
Andrew Cuomo 2014.jpg
生年月日 (1957-12-06) 1957年12月6日(62歳)
出生地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
Flag of Borough of Queens.svg ニューヨーク市クイーンズ区
出身校 フォーダム大学B.A.
オールバニ・ロー・スクール J.D.
所属政党 アメリカ民主党

Flag of New York City.svg ニューヨーク州
56代目知事
在任期間 2011年1月1日 -

Flag of New York City.svg ニューヨーク州
64代目司法長官
在任期間 2007年1月1日 - 2010年12月31日
州知事 エリオット・スピッツァー
デビッド・パターソン

アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
11代目住宅都市開発長官
在任期間 1997年1月29日 - 2001年1月20日
大統領 ビル・クリントン
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来歴編集

1957年12月6日にアメリカのニューヨーク市クイーンズ区に生まれる。父親は52代目ニューヨーク州知事(1983年1月1日から1994年12月31日まで)などを務めたイタリア系アメリカ人マリオ・クオモである。現在ABCネットワークで放送中のニューズマガジンである“20/20”のアンカーマンを務めるクリス・クオモを弟に持つ。また前妻であるケリー・ケネディ1990年結婚・2005年離婚)はロバート・ケネディの娘(ジョン・F・ケネディの姪であるキャロライン・ケネディの従妹)である。前妻との間に3人の子供がいる。

1975年にニューヨーク・クイーンズにある私立のアーチビショップ・モリー高校を卒業後、フォーダム大学へ進学し、1979年学士号を得て卒業する。その後はオールバニ・ロー・スクールに進学し、法務博士を取得する [1]

1982年に父親のマリオ・クオモがニューヨーク州知事選挙に立候補した時には選挙対策委員の一員として精力的に活動し、父親が知事に当選した後も断続的に補佐を行った。1980年代から1990年代にかけてマリオが積極的に推進していたニューヨークのホームレスらのための住宅供給政策に呼応してアンドリューはNPO団体『Housing Enterprise for the Less Privileged(HELP)(特権なき住宅供給事業)』を創設した。

デイヴィッド・ディンキンズ市長の行政時代に、彼はニューヨーク市の住宅問題に対応するために招集されたホームレス・コミッションの議長に就任している。

政治家としての活動編集

クリントン政権時代編集

クオモは1993年にビル・クリントン政権においてアメリカ合衆国住宅都市開発局(Housing and Urban Development(HUD))のメンバーに選ばれる。1997年1月29日に当時のアメリカ合衆国住宅都市開発長官ヘンリー・シスネロスが口座収支報告書の虚偽記載の疑いで起訴されたため、彼はその引き継ぎとして11代目アメリカ合衆国住宅都市開発長官に就任し、以降クリントン政権が終わる2001年1月20日まで職務を全うする。

ニューヨークで発行されているフリーペーパーである「ヴィレッジ・ヴォイス」のジャーナリストのウェイン・バレットによれば、クオモはアメリカ合衆国住宅都市開発長官時代における不動産所有者への優遇策が現在のサブプライムローン問題を招く要因を作ったとしている。[2]

ニューヨーク州知事編集

州議会が可決した同性結婚を認める法案に署名した[3]

2020年3月20日に州内の新型コロナウイルス感染拡大が続き、コロナウイルスによる急性呼吸器疾患の患者数が7000人を超える規模となったことから、知事の権限で生活に不可欠な業種以外の州内の全労働者に自宅待機を義務付けた。発表に際し「私が全責任を取る。不満や他人を非難したい気持ち・苦情があれば、私を非難して欲しい。私以外にこの決定に責任がある人物はいない」とのコメントを加えている[4]。28日にアメリカのドナルド・トランプ大統領がニューヨーク州などで都市封鎖を検討していることを述べた際は「連邦政府による州への宣戦布告であり、完全封鎖は中国武漢で行われたことで、我々は中国でも無いし、戦時中でも無い」と反発した[5]


脚注編集

[脚注の使い方]
  1. ^ Sorkin, Andrew Ross. "Andrew Cuomo Joins Law Practice in New York", The New York Times, February 17, 2001. Accessed November 3, 2007. "Andrew Cuomo, 43, who received his law degree from Albany Law School in 1982, practiced law first as an assistant district attorney and then in private practice until 1988."
  2. ^ Andrew Cuomo and Fannie and Freddie: How the youngest Housing and Urban Development secretary in history gave birth to the mortgage crisis, ヴィレッジ・ヴォイス,2008年8月5日
  3. ^ “【津山恵子のアメリカ最新事情】ニューヨークで同性愛者の結婚合法化、州知事が手腕見せる”. (2011年6月29日). http://jp.wsj.com/US/Politics/node_255601 2011年6月29日閲覧。 
  4. ^ NY州、全労働者に自宅待機を義務づけ 不可欠な業種は除外”. CNN (2020年3月21日). 2020年3月23日閲覧。
  5. ^ トランプ氏、NY州などで移動制限検討→猛反発で見送り” (日本語). 朝日新聞 (2020年3月29日). 2020年3月30日閲覧。

外部リンク編集

公職
先代:
ヘンリー・ガブリエル・シスネロス
アメリカ合衆国住宅都市開発長官
1997年 - 2001年
次代:
メルクィアデス・ラファエル・マルティネス
先代:
エリオット・スピッツァー
ニューヨーク州司法長官
2007年 - 2010年
次代:
エリック・シュナイダーマン
先代:
デビット・パターソン
第56代ニューヨーク州知事
2011年 -
次代: