サッカーザンビア代表

サッカーザンビア代表(サッカーザンビアだいひょう)は、ザンビアサッカー協会(FAZ)によって編成されるザンビアサッカーナショナルチームである。チームの愛称のチポロポロ(Chipolopolo)とは銅の弾丸を意味し、ザンビアの主要輸出品でもあるに由来する[1]。ホームスタジアムはンドラにあるレヴィー・ムワナワサ・スタジアム英語版

サッカーザンビア代表
国または地域 ザンビアの旗 ザンビア
協会 ザンビアサッカー協会
愛称 Chipolopolo (銅の弾丸)
監督 クロアチアの旗 アリョーシャ・アサノビッチ
最多出場選手 ケネディ・ムウェーネ(122試合)
最多得点選手 ゴッドフリー・チタル英語版(79得点)
ホームカラー
アウェイカラー
初の国際試合 1966年7月4日マラウィ
3-0
最大差勝利試合 1978年11月13日ケニア
9-0
最大差敗戦試合 1994年6月3日ベルギー
0-9
FIFAワールドカップ
出場回数 0回
最高成績 -
アフリカネイションズカップ
出場回数 16回
最高成績 優勝 (2012)

歴史編集

1929年に旧イギリス領北ローデシア協会として設立され、1964年に独立し現在に至る[1]FIFAワールドカップ本大会の出場経験はない。1994年大会アフリカ予選ではチャンスはあったものの1993年4月28日に予選のセネガル戦に向かう飛行機がガボン沖で墜落、代表選手のうち18名が命を落とすという事故が発生して本大会出場を逃した(ガボン航空惨事[1]。なお、当時のエースであったカルシャ・ブワルヤ(後の監督。当時はPSVアイントホーフェン所属)など数名の選手はクラブ所属先から直接現地入りしたため難を逃れている。

そして19年後の2012年2月12日、ガボンで開催されたアフリカネイションズカップで初優勝を成し遂げた[1]

エンブレム編集

オレンジ色のサンショクウミワシは主要産出品の銅を表し、ローデシア時代から引き続き国章にも使われる。配色も国章と同じく熱帯雨林と農産物を表す、独立の戦いで流された血を表す、国民を表すが配される。中央のサッカーボールは古いタイプのものだが、これは国章の中心にある白黒ストライプの盾をなぞっているためと言われる[1]

成績編集

FIFAワールドカップ編集

アフリカネイションズカップ編集

出場:16回
優勝:1回
開催国 / 年 成績 開催国 / 年 成績 開催国 / 年 成績 開催国 / 年 成績
  1957 不参加  1978 グループリーグ敗退   1998 グループリーグ敗退   2017 予選敗退
  1959   1980 予選敗退    2000   2019
  1962   1982 3位   2002   2021
  1963   1984 予選敗退   2004 予選敗退
  1965  1986 グループリーグ敗退   2006 グループリーグ敗退
  1968   1988 棄権   2008
  1970 予選敗退   1990 3位   2010 ベスト8
  1972   1992 ベスト8    2012 優勝
  1974 準優勝   1994 準優勝   2013 グループリーグ敗退
  1976 予選敗退   1996 3位   2015

歴代監督編集

歴代選手編集

GK
DF
MF
FW

脚注編集

  1. ^ a b c d e 斉藤健仁「エンブレムの世界 File183 ザンビア」『サッカーマガジン』2012年3月6日号、ベースボール・マガジン社、2012年、54頁、雑誌23881-3/6。 

外部リンク編集