スクービー・ドゥー』(英語: Scooby-Doo)は、1969年ジョー・ルビー英語版ケン・スピアーズ英語版によって、ハンナ・バーベラ・プロダクションで制作されたアメリカアニメシリーズ、およびそれに登場する架空の犬の名前。当初日本では『弱虫クルッパー』というタイトルでNHK総合の『少年映画劇場』第2部にて放送されていた。第一作目のタイトルは『Scooby-Doo, Where Are You!』。

スクービー・ドゥー
Scooby-Doo
創作者
初作品 Scooby-Doo, Where Are You! (1969–70)
所有者 Warner Bros. Discovery
出版物
漫画 see List of Comics
映画・テレビ
映画 see List of Films
短編映画 see List of Shorts
テレビシリーズ see List of Television series
テレビスペシャル see List of Specials
ゲーム
コンピュータゲーム see List of Video games
オーディオ
サウンドトラック The Ultimate Collection
Scooby-Doo
公式ウェブサイト
公式ウェブサイト

あらすじ 編集

臆病な大型犬グレート・デーンスクービー・ドゥー(クルッパー)は、飼い主のシャギー(ボロピン)達4人と「ミステリー社」として各地を旅し、行く先々で遭遇するモンスター絡みの怪奇事件を解決していく。基本的に一話完結方式のホラー・コメディ。

登場人物 編集

ミステリー社の仲間たち 編集

クルッパー / スクービー・ドゥー(Scooby-Doo
声優:熊倉一雄楠見尚己 / ドン・メシック英語版スコット・イネス英語版フランク・ウェルカー
本作の主人公である、舌足らずな口調で喋るグレート・デーン 。一部作品での本名はスクーバート・"スクービー"・ドゥー。身体は大きいが臆病で常に腹を空かせている。だが、臆病ゆえの行動で事件解決への糸口を発見する。食べ物に関してはシャギーを出し抜き彼の分まで食べることが多く、モンスターが現れるとすぐに逃げるなど少々忠誠心に欠けるが仲は良い。また、逃げる際には変装をして相手の目を欺いたり、調子にのっておちょくったりすることも少なくない。事件解決後に「スクービー・ドゥービー・ドゥー!」と決め台詞を言うのがお約束。また自分が犬だと自覚していないのか、指摘される度に「犬、ろこ(どこ)?」と聞き返すことが多い。『ルーニー・テューンズ:バック・イン・アクション』にゲスト出演しており、相棒のシャギーを演じたマシュー・リラードを威嚇した。
名前の由来は子犬だったころにシャギーが食べていたお菓子からつけられた。
ボロピン / ノーヴィル・"シャギー"・ロジャース(Norville "Shaggy" Rogers
声優:高松しげお桜井敏治 / ケイシー・ケイサムビリー・ウェスト → スコット・イネス → マシュー・リラード
スクービーの飼い主であり親友。スクービーと同じく臆病な性格。痩躯の優男だが、「人の4倍は食べる」と自分でも豪語するほどの大飯食らい。桜井敏治が演じるシャギーは、一人称は「僕」で「えっと(like)」「どっひゃー!(Zoinks!)」が口癖で他のシリーズでもこれが定着している。スクービーの親戚と彼の親戚は彼ら同様、皆怖がりである。毎回スクービーに食べ物を横取りされるがそれで喧嘩になることはない。不幸体質でスクービーと二人っきりの時に限ってモンスター(犯人)に会うことが多くそれで囮役をされることが多い。『ルーニー・テューンズ:バック・イン・アクション』で実写版で自身を演じたマシュー・リラードと共演しており、(声も実写と同じ藤原啓治が演じている)自分を演じた彼の演技に不満を言った。一部の作品では一人称が「俺」になっている。
ハンサム / フレッド・ジョーンズ(Fred Jones
声優:市川治谷山紀章 / 高杉義充(モンスターズ・ハリウッド) / フランク・ウェルカー
4人組のイケメンのリーダー。少々キザでダフネと行動することが多い。首元にアスコット・タイ を巻いており、思い入れが強いゆえにスカーフ呼ばわりされると機嫌を損ねる。かわいい女の子には弱く、それが災いして酷い目に遭うこともある。また、愛車であるミステリー・マシーンやモンスターを捕獲するための罠に情熱をかける一方、そのやる気が空回りしてしまう間の抜けたところもあるが運動神経が良く勇敢な為、頼りにされている。実写では、やや自己中心な部分があり、ヴェルマと対立し解散したこともある。OVA「ゾンビ島」では引退後、ダフネのカメラマンとして働き、再結成をするきっかけを作る。
メガコ / ヴェルマ・ディンクレー(Velma Dinkley
声優:丸山裕子半場友恵 / 芽衣(モンスターズ・ハリウッド) / ニコール・ジャフェ → パット・スティーブンス → B.J. ウォード → ミンディ・コン → ケイト・ミクーチ
メガネをかけた赤髪のおかっぱの女の子。冷静な判断力と頭脳を活かして、手がかりの分析や発明などで仲間を助けるまとめ役。彼女の推理が事件解決につながることが多い。一部の作品ではシャギーのことが気になるようで、何かあるたびにシャギーに対して「犬(スクービー)と私とどっちを選ぶ?」などと問いかけることがあるが彼にはいつも誤魔化されている。ただし、以前から同性愛者として描こうとクリエイターによって試みられていたことがわかっており、2022年の『Trick or Treat, Scooby-Doo!』でレズビアンとして描写された[1]。疑り深い面があり、怪しいと睨んだ人物相手には慎重な行動を取る。メガネを落としては「メガネがないと何も見えない!」とうろたえる羽目になるのがお約束。主に驚いたときに言う「ウソでしょ!?(Jinkies!)」が口癖。
ジェニー / ダフネ・ブレイク(Daphne Blake
声優:丸山裕子 → 斎藤恵理 / 米本早希(モンスターズ・ハリウッド) / ステファニアンナ・クリストファーソン → ヘザー・ノース → ケリー・マーティンメアリー・ケイ・バーグマングレイ・デリスル
スクービー達と旅をしている美人の女の子。実家は裕福である。『スクービー&スクラッピー ドゥー』では、彼女のみ同行したシリーズがある。OVA「ゾンビ島」では、幽霊の正体がいつもトリックやインチキであるため、引退しTV局でリポーターをやっている。「囚われの乙女」としてモンスターに拐われることも多いが、実写版をはじめいざというときは相手に果敢に立ち向かう武闘派な一面も描写されるようになった。主に驚いたときに言う「ジーパーズ! (Jeepers!)」が口癖。

新弱虫クルッパー 編集

Scooby-Dum
声優:不明 / ドーズ・バトラー
「Scooby Doo Show」に登場するスクービーのいとこ。に黒い丸があり、前歯が出ていて、赤色の帽子をかぶっている。
バットマン
声優:不明 / オラン・ソール
バットマンに登場する主人公、『The Dynamic Scooby-Doo Affair』と『The Caped Crusader Caper』に登場。
ロビン
声優:不明 / ケーシー・ケイセム
バットマンの相棒、『The Dynamic Scooby-Doo Affair』と『The Caped Crusader Caper』で一緒に登場。
Gomez Addams
声優:不明 / ジョン・アスティン
Grandmama Addams
声優:不明 / ジャネット・ウォールド
Morticia Addams
声優:不明 / キャロライン・ジョーンズ
Pugsley Addams
声優:不明 / ジョディ・フォスター
まんがアダムスおばけ一家に登場する家族たち、「Wednesday Is Missing」に登場。

スクービー&スクラッピー ドゥー 編集

スクラッピー・ドゥー(Scrappy-Doo
声優:龍田直樹 / ドン・メシック → スコット・イネス
スクービーの甥。スクービーとは対照的に、怪物などに勇敢に立ち向かう性格。アニメ版ではまれに事件の解決や悪者を倒すのに役立つことがあるが、ほとんどの場合は彼の直接攻撃ではなく、転んでドラム缶にぶつかって転がったものが悪者に命中したり、足を滑らせて落下したスクラッピーが悪者に直撃するなどの偶然発生するものによる場合が多い。『スクービー&スクラッピー ドゥー』から登場。叔父であるスクービーを誰よりも勇敢な犬だと思い込んでいる。実写版では、アニメとは別の意味でトラブルメーカーでそれが災いし、置いてけぼりにされ、復讐するため、騒動を起こすなどアニメ版とは正反対な性格になっている。

OVA 編集

スクービー・ドゥーのゾンビ島 編集

シモンヌ
声優:華村りこ
ギャングに幽霊の出る島を探検させる裕福な女性。
リナ
声優:柳瀬なつみ
フレッドが落ちる彼女の信じられないほどかわいい料理人。
ジャック
声優:辻村真人
本土から島へのフェリーの船長。
スネークバイト・スクラッグズ
声優:斉藤志郎
過労で気難しいナマズハンター。
ポウ
声優:新垣樽助
ピエール
声優:島香裕
クリス
声優:浅野まゆみ
ボス
声優:乃村健次

スクービー・ドゥーの魔女の幽霊 編集

ベン・レイヴェンクロフト
声優:中田和宏
市長
声優:緒方賢一
サラ
声優:磯辺万沙子
マックナイト
声優:塚田正昭
ディーン博士
声優:北村弘一
ジャック
声優:緒方愛香
ザ・ヘックス・ガールズ 編集
ソーン
声優:浅野ますみ
ルナ
声優:永澤菜教
ダスク
声優:藤井千夏

スクービー・ドゥー 宇宙からの侵略者?! 編集

クリスタル/アンバー
声優:魏涼子
その他(日本語吹替)
斉藤志郎後藤哲夫一城みゆ希丸山純路小池亜希子岡田貴之鈴木正和新垣樽助岸祐二

アニメ版 編集

ハンナ・バーベラ・プロダクション制作。アメリカでは現在もCartoon Networkにて放送中。現在、第11シリーズが放送中(2010年10月現在)。原題の「スクービードゥー」の名前は、フランク・シナトラの『夜のストレンジャー』の歌詞に由来し、日本では、『弱虫クルッパー』の名前で放送された。スクービードゥーのデザインは、他のハンナ・バーベラ作品も担当した日系二世のアメリカ人アニメーターイワオ・タカモト

日本では1970年2月から1970年5月までNHK総合の『少年映画劇場』第2部(第1部は『動物王国』)で放映されていた。シリーズのうち、日本の地上波で公開されたのは2本。日本での放送にあたっては、多くのハンナ・バーベラ作品同様、キャラクター名などに大幅なアレンジが加えられ、タイトルも変えられている。

カートゥーン ネットワークの再放送にあたっては、日本版『弱虫クルッパー』と『新弱虫クルッパー(The New Scooby-Doo Movies、The Scooby-Doo Show)』と、『スクービードゥー』としてオリジナルのキャラクター名で再吹き替えしたものとが放映された。また、続編である『スクービー&スクラッピー ドゥー』も放送されたが、キャラクター名はオリジナルのものである。

日本でもハンナ・バーベラ作品として1970~1980年代に繰り返し放送された。本国では現在も国民的人気を誇るアニメ作品であるが、日本では『チキチキマシン猛レース』や『ヨギ・ベア(クマゴロー)』、『原始家族フリントストーン』等に比べてあまり知名度は高くない。

2016年10月9日からカートゥーン ネットワークで新作となる『ビー・クール スクービー・ドゥー!』の放送が開始された。また『弱虫クルッパー』と『スクービー&スクラッピー ドゥー』でハンナ・バーベラとして携わっていた演出・脚本の高桑慎一郎は、2011年4月6日に死去したため、この『ビー・クール スクービー・ドゥー!』には関わっていない。

TVシリーズ版 編集

アメリカ版(サブタイトル) 編集

シリーズNo. タイトル 放送年 放送局 エピソード数 シーズン数
1 Scooby-Doo, Where Are You! 1969–70 CBS 25 2
2 The New Scooby-Doo Movies 1972–73 24 2
3 The Scooby-Doo Show 1976–78 ABC 40 3
4 Scooby-Doo and Scrappy-Doo 1979–80 16 1
5 Scooby-Doo and Scrappy-Doo 1980–82 33 3
6 The New Scooby and Scrappy-Doo Show / The New Scooby-Doo Mysteries 1983–84 26 2
7 The 13 Ghosts of Scooby-Doo 1985 13 1
8 A Pup Named Scooby-Doo 1988–91 27 4
9 What's New, Scooby-Doo? 2002–06 The WBKids' WB 42 3
10 Shaggy & Scooby-Doo Get a Clue! 2006–08 The CW(Kids' WB) 26 2
11 Scooby-Doo! Mystery Incorporated 2010–13 Cartoon Network 52 2
12 Be Cool, Scooby-Doo! 2015–18 Cartoon Network / Boomerang 52 2
13 Scooby-Doo and Guess Who? 2019–2021 Boomerang / HBO Max 52 2

放映リスト 編集

弱虫クルッパー(スクービードゥー) 編集
話数
 
話数
 
邦題 原題 放送日
 
放送日
 
1 1 博物館のなぞ What a Night for a Knight 1969年
9月13日
1970年
2月1日
2 3 亡霊船長 Hassle in the Castle 9月27日 2月8日
3 2 海賊の城 A Clue for Scooby-Doo 9月20日 2月15日
4 4 ゴースト・タウンのなぞ Mine Your Own Business 10月4日 2月22日
5 5 インデアン怪人 Decoy for a Dognapper 10月11日 3月1日
6 7 恐怖のサル男 Never Ape an Ape Man 10月25日 3月8日
7 9 怪人黒マント The Backstage Rage 11月8日 3月15日
8 8 遊園地の怪 Foul Play in Funland 11月1日 3月29日
9 11 おおかみ男 A Gaggle of Galloping Ghosts 11月22日 4月5日
10 10 幽霊ピエロ Bedlam in the Big Top 11月15日 4月12日
11 12 ミイラの秘密 Scooby-Doo and a Mummy, Too 11月29日 4月19日
12 13 のろわれた沼 Which Witch Is Which? 12月6日 4月26日
13 6 おばけ屋敷 What the Hex Going On? 10月18日 5月10日
14 15 宇宙幽霊 Spooky Space Kook 12月20日 5月17日
15 14 亡霊船 Go Away Ghost Ship 12月13日 5月24日
16 16 怪人影ぼうし A Night of Fright Is No Delight 1970年
1月10日
5月31日
17 17 雪おばけ That's Snow Ghost 1月17日 6月7日

新弱虫クルッパー 編集

1977年12月6日から1977年12月31日まで東京12チャンネルの「マンガのくに」で放送され[5]、1979年7月から8月14日までは独立して月曜~金曜 8時30分 - 9時00分に再放送された[6]。1979年10月1日には、「暗闇でドッキリ! 幽霊やしき」という特番が同局のマンガのくにで放送された。

# サブタイトル 原題 放送日
 
SP 暗闇でドッキリ! 幽霊やしき Ghastly Ghost Town 1979年
10月1日
スクービー&スクラッピードゥー 編集

原題が幾つかあり、邦題は同じ。日本での話数をまとめると30本以上。

話数[7] 邦題 原題 放送日
 
1 悪党になったヒーロー The Scarab Lives! 2001年
11月1日
2(3) ワンダーワールドの夜の怪人 The Night Ghoul of Wonderworld 11月5日
3(2) 空飛ぶ円盤の謎 Strange Encounters of a Scooby Kind 11月6日
4 ローラーディスコのネオン仮面[8] The Neon Phantom of the Roller Disco! 11月7日
5 ヘビの悪魔の呪い Shiver and Shake, That Demon's a Snake 11月8日
6 空飛ぶ骸骨を追え The Scary Sky Skeleton 11月12日
7 マウンドに現れた化け者 The Demon of the Dugout 11月13日
8 よみがえった魔界のクマ The Hairy Scare of the Devil Bear 11月14日
9 恐怖!海に潜む黒い影 Twenty Thousand Screams Under the Sea 11月15日
10 サンフランシスコの女吸血鬼 I Left My Neck in San Francisco 11月19日
11 夜空に光る星人間 When You Wish Upon a Star Creature 11月20日
12 影とともに去りぬ The Ghoul, the Bat and the Ugly 11月21日
13 ロッキー山脈から どひゃ~! Rocky Mountain Yiiiii! 11月22日
14 トリックを見破れ! The Sorcerer's a Menace 11月26日
15 ミノタウロスに支配された村 Lock the Door, It's a Minotaur! 11月27日
16 誘拐されたスクービー・ドゥー The Ransom of Scooby Chief 11月28日
17 スクービーノキオ Scooby Nocchio 11月29日
スクービー邸の幽霊 Scooby's Roots
灯台で化け比べ Lighthouse Keeper Scooby
18 スクービーの魔法の剣 Excalibur Scooby 12月3日
アイルランドのいたずら者 Scooby's luck of the irish
アトランティスからの脱出 Scooby's Escape from Atlantis
19 スクービー・ドゥービー・バブー Scooby Dooby Goo 12月4日
消防士スクービー Rickshaw Scooby
華麗なるスクービーマジック Backstage Scooby
20 地球を救え! Scooby Saves The world 12月5日
オルガ夫人のミステリー館 Scooby's House of Mystery
博物館の夢物語 Sweet Dreams Scooby
21 親方は首がお好き Hard Hat Scooby 12月6日
ウルフ博士の秘密 Canine to Five
はちゃめちゃ飛行機レース Sopwith Scooby
22 庭に潜む大食漢 Hothouse Scooby 12月10日
ドッグ・トゥー・ザ・フューチャー Scooby-Doo 2000
宇宙から来たパンクロッカー Punk Rock Scooby
23 タッチダウンは命がけ Pigskin Scooby 12月11日
スクービーと豆の木 Scooby and the Beanstalk
はらはらどきどきキャンピング Tender Big Foot
24 犬も食わない犬違い Hound Of The Scoobyvilles 不明
恐竜は生きていた?! The Dinosaur Deception
25 消えたスクービーを探せ! Where's Scooby Doo? 不明
26 結婚式でうらめしや〜 Wedding Bell Boos! 不明
27 お化けなんかいないさ? Scoobygeist 不明
地震に震える村 The Quagmire Quake Caper
28 魔法と魔術の城 Wizards And Warlocks 不明
スクービー子ちゃんは大スター Scoobsie
29 トランシルバニアの怪物たち Who's Minding The Monster? 不明
? Scooby a la Mode
30 盗賊エル・スクーボー The Mark Of Scooby 不明
学園祭のミステリー The Crazy Carnival Caper
31 スクービーVSバイキング Scooby The Barbarian 不明
波乗りはおジョーズに No Sharking Zone
32 ジャングルのサル人間 Scooby of the Jungle 不明
パラダイスにはゾンビがいっぱい Scooby-Doo and Cyclops, Too
33 怪物出現スクール・パニック! The Creature Came From Chem La 不明
? No Thanks, Masked Manx
34 映画スタントに大挑戦 The Fall Dog 不明
モーターショーの妖怪 The Scooby Coupe
35 迷宮に響くハックション Scooby and the Minotaur 不明
スクービーはピンチヒッター Scooby Pinch Hits
36 デビルズ・ロック・ミステリー Scooby Roo 不明
ウスター・ソースの悪夢 Scooby's Gold Medal Gambit
Cパートの中でどの話数で放送されたかは不明なエピソード
  • Movie Monster Menace
  • Basketball Bumblers

ビー・クール スクービー・ドゥー! 編集

  1. 謎の青い幽霊
  2. 恐怖の首なし伯爵
  3. ニワトリの洞窟
  4. 名探偵アナベル
  5. 神秘のクリスタル
  6. 不吉な宝
  7. 呪われた劇場
  8. ツナサンド泥棒
  9. レストランの悪夢
  10. 宇宙人は友達?
  11. ロボットの脅威
  12. 空の上のグレムリン
  13. スクービーは命の恩人?
  14. 呪いのスナック!?
  15. 名探偵ワニvsフレッド
  16. こわ~いクリスマス
  17. 呪いの棺
  18. スター選手の亡霊
  19. 雪山のミステリー
  20. 大大大ピンチ

日本語版スタッフ 編集

弱虫クルッパー
演出:高桑慎一郎
スクービー&スクラッピー ドゥー
ビー・クール スクービー・ドゥー!
  • 翻訳:李静華
  • 演出:加藤敏
  • プロデューサー:村杉菜穂
  • 吹替製作:東北新社

備考 編集

『スクービー&スクラッピー ドゥー』の初期は、前作のように4人が事件を解決していたが、中期は短編エピソードが多く取り込まれ、ダフネ、フレッド、ヴェルマは登場しなくなり、シャギー、スクービー、スクラッピーが旅をしながら事件に巻き込まれる。末期(『The New Scooby and Scrappy-Doo Show』に改名(日本では『スクービー&スクラッピー ドゥー』のまま))ではダフネも登場する。

ジョニー・ブラボー』第1期第2話Bパート「お化け屋敷でハプニング」にゲスト出演している。

バットマン:ブレイブ&ボールド』51話にて、バットマイトの紹介するバットマン登場作品の一部として『The New Scooby-Doo Movies』にバットマンロビンジョーカーペンギンが共演する話が登場する。

この話の中では『スクービー・ドゥー』内の倫理規定によりバットマンとジョーカーらが殴りあわないことになっているが、劇中バットマイトの魔力で倫理規定そのものをないことにして、非常に珍しいシャギーとスクービーの格闘シーンが画かれた。

1977年製作のハンナ・バーベラ・プロ作品キャラ集合作品『まんがオールスター おもしろオリンピック(原題:Laff-A-Lympics)』では、スクーピーが「ストロングチーム」のキャプテンとして登場、シャギー・スクラッピーや、同じ犬が主人公の同プロ作品『珍犬探偵ダイナマット(原題:Dynomutt, Dog Wonder)』のダイナマットとブルーファルコンなどが同チームのメンバーとして登場している。

NHK総合 少年映画劇場
前番組 番組名 次番組
動物王国

弱虫クルッパー

OVA版 編集

下記作品の内、「ゾンビ島」「魔女の幽霊」「宇宙からの侵略者?!」「サイバー・チェイス」「ロックンロール・ミステリー」のみ日本で放送(それ以外は未放映)。他、「ゾンビ島」「宇宙からの侵略者?!」「モンスターズ・ハリウッド」のみ日本でDVDがワーナー・ホーム・ビデオ(現・ワーナー・ブラザース ホームエンターテイメント)から販売された。また『トムとジェリー スパイ・クエスト』とは異なり、「ゾンビ島」「魔女の幽霊」「宇宙からの侵略者?!」「サイバー・チェイス」で製作を担当していたハンナ・バーベラは、この「ロックンロール・ミステリー」と「モンスターズ・ハリウッド」には関わっていない。

テレビスペシャル 編集

下記作品の内、「スクービーの霊界花嫁学校」[9]のみ日本でビデオ販売されている(それ以外の作品は未上陸)。

実写映画版 編集

『スクービー・ドゥー』と『スクービー・ドゥー2 モンスター・パニック』が製作された。アニメ版の数年後の設定となっており、一度解散したミステリー社のメンバーが再集結するところから話が始まる。映画版は、2作ともゴールデンラズベリー賞にノミネートされている。

『スクービー・ドゥー』 編集

2002年。映画第1作。冒頭のシーンに、アニメ版の説明として、ハンナ・バーベラ・プロダクション制作のアニメを作っているが、カットされている(DVDの特典映像に付属されている)。第23回ゴールデンラズベリー賞の最低助演男優賞とこの回のみの特別賞として設置された最優秀頭空っぽティーン向け作品賞にノミネートされた。

あらすじ 編集

ミステリー社は、グダグダになる事が多いながらも何とか事件を解決し続けていたが、その頃メンバーが互いに対して溜まっていた不満が大爆発し、スクービー・ドゥーとシャギー以外のメンバーが辞めてしまうという事態に陥ってしまう。それから2年が経過し、相変わらず2人のままのミステリー社に、ある一件の依頼が舞い込む。全く事件には興味のない2人だったが、大好きな食べ物につられてその依頼を受けることにした。その依頼はスプーキー島という場所からで、その島にある遊園地で楽しく遊んでいたはずの若者が漏れなく帰る時の態度がおかしいというものだった。何と、シャギーとスクービーは、空港でかつてのミステリー社のメンバーと鉢合わせ、共に島へと向かうのだった。

キャスト 編集

スタッフ 編集

『スクービー・ドゥー2 モンスターパニック』 編集

2004年。映画第2作。あるキャラクターの策略で、昔倒したモンスターたち(アニメ版の敵)が製造される。第25回ゴールデンラズベリー賞最低続編賞受賞作品。

キャスト 編集

スタッフ 編集

アニメーション映画 編集

スクービー・ドゥーの新作のアニメーション映画が全米で2018年9月21日に公開する事が決定した[10]

脚注 編集

  1. ^ Shanfeld, Ethan (2022年10月4日). “Velma Is Officially a Lesbian in New ‘Scooby-Doo’ Film, Years After James Gunn and More Tried to Make Her Explicitly Gay” (英語). Variety. 2022年10月4日閲覧。
  2. ^ 日本経済新聞 縮刷版』日本経済新聞社、1977年5月6日 - 5月25日。 
  3. ^ 日本経済新聞 縮刷版』日本経済新聞社、1978年12月4日 - 12月26日。 
  4. ^ 1980年3月31日 春休みプレゼント「弱虫クルッパー」(声:クルッパー・・・増岡弘ほか、高松しげお、水島裕武見京子北村弘一)※プレイバックTVガイド(東京ニュース通信社、2021年9月29日発売、70頁、ISBN:978-4065248720)より
  5. ^ 日本経済新聞 縮刷版』日本経済新聞社、1977年12月6日 - 1977年12月31日。 、ラジオ・テレビ欄
  6. ^ アニメージュ 1979年8月号 70ページ(全国放映リスト 7月11日~8月10日)、1979年9月号 66ページ(全国放映リスト 8月11日~9月10日)
  7. ^ "()"はカートゥーン ネットワーク及びブーメランでの話数
  8. ^ カートゥーン ネットワーク(リピート放送時のみ)及びブーメランでは欠番。吹き替え版は存在しており、U-NEXTで配信されている。
  9. ^ VHS「スクービーの霊界花嫁学校」(発売日:1990年4月21日、型番:HC-519、販売元:日本コロムビア)日本語吹き替え版声優には、飯塚昭三(スクービー)、杉山佳寿子(スクラッピー)、古川登志夫(シャギー)、小山茉美(ドラキュータ)、西村知道(教官)が参加された。演出・脚本は高桑慎一郎、翻訳は矢田尚、制作協力は青二企画
  10. ^ 『スクービー・ドゥー』がアニメで帰ってくる!全米公開日決定 - シネマトゥデイ

外部リンク 編集