バンコク・ユナイテッドFC
トゥルー・バンコク・ユナイテッド・フットボール・クラブ(タイ語: สโมสรฟุตบอล ทรูแบงค็อก ยูไนเต็ด, 英語: True Bangkok United Football Club)は、タイ王国のパトゥムターニー県に本拠を置くサッカークラブである。タイ・リーグ1に所属している。
バンコク・ユナイテッドFC | ||||
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原語表記 | สโมสรฟุตบอลทรูแบงค็อก ยูไนเต็ด | |||
愛称 | バンコク・エンジェルス | |||
クラブカラー | グリーン | |||
創設年 | 1988年 | |||
所属リーグ | タイ・リーグ1 | |||
ホームタウン | パトゥムターニー | |||
ホームスタジアム | タンマサート・スタジアム | |||
収容人数 | 25,000人 | |||
代表者 | カチョーン・チアラワノン | |||
監督 | トチャワン・スリパン | |||
公式サイト | 公式サイト | |||
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■テンプレート(■ノート)■サッカークラブPJ |
概要
編集1988年、バンコク大学の学生チームとして発足。大学リーグと掛け持ちでタイの下部リーグに参加していたところ勝ち上がり続けたため、学生以外の選手も補強してリーグを戦い、2003年にはタイ1部リーグで優勝するまでの強豪に成長した。
2006年、バンコク・ユニバーシティFC時代に初めてリーグ優勝し、翌2007年にAFCチャンピオンズリーグへ初出場。川崎フロンターレや全南ドラゴンズ(韓国)と引き分けるなど善戦するも結局グループリーグ4位に終わった。
2009年、チーム名をバンコク・ユニバーシティFCからバンコク・ユナイテッドFCに変更し、ホームスタジアムもタンマサート・スタジアムからタイ・ジャパニーズ・スタジアムに移転した。
2010年、トゥルー・コーポレーションがオーナーとなる。
2016年、再びホームスタジアムをタイ・ジャパニーズ・スタジアムからタンマサート・スタジアムに移転。このシーズンを2位で終えて翌年のAFCチャンピオンズリーグ2017予選2回戦の出場権を獲得したが、マレーシアのジョホール・ダルル・タクジムFCにPK戦の末に敗退した。2018年シーズンに再び2位で終えたが、翌年のAFCチャンピオンズリーグ2019予選2回戦でベトナムのハノイFCに0-1で敗れてまたしてもプレーオフ進出を逃した。 2021/22年シーズンを2位で終えて、AFCチャンピオンズリーグ2023/24のグループリーグに出場。
FC東京との提携
編集2017年3月21日、JリーグのFC東京とパートナーシップを締結[1]。これまでにジャキット・ワクピロムとナッタウット・スクムがFC東京U-23に期限付き移籍してJ3リーグでプレーしている。
タイトル
編集国内タイトル
編集- タイ1部リーグ(1)
- 2002-03年シーズン
- タイ王国プレミアリーグ(1)
- タイFAカップ(1)
- 2023-24
国際大会成績
編集- AFCチャンピオンズリーグ:出場回数:2回 (2007、2023/24)
最高成績:ベスト16(2023/24大会)
過去の成績
編集年度 | 所属 | 順位 | 試 | 点 | 勝 | 分 | 敗 | 得 | 失 | FAカップ | リーグカップ | コー・ロイヤルカップ | ACL | AFCカップ |
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2002-03 | ディヴィジョン1 | 1位 | ||||||||||||
2003-04 | プレミア | 4位 | 18 | 31 | 9 | 4 | 5 | 26 | 22 | |||||
2004-05 | プレミア | 7位 | 18 | 22 | 5 | 7 | 6 | 16 | 21 | |||||
2006 | プレミア | 1位 | 22 | 39 | 11 | 6 | 5 | 25 | 17 | |||||
2007 | プレミア | 4位 | 30 | 47 | 14 | 5 | 11 | 39 | 36 | グループリーグ | ||||
2008 | プレミア | 10位 | 30 | 35 | 9 | 8 | 13 | 28 | 36 | |||||
2009 | プレミア | 13位 | 30 | 30 | 5 | 15 | 10 | 24 | 34 | ベスト8 | ||||
2010 | プレミア | 15位 | 30 | 24 | 5 | 9 | 16 | 25 | 52 | 4回戦 | ベスト8 | |||
2011 | ディヴィジョン1 | 6位 | 34 | 51 | 15 | 6 | 13 | 54 | 49 | 2回戦 | 1回戦 | |||
2012 | ディヴィジョン1 | 3位 | 34 | 74 | 23 | 5 | 6 | 57 | 29 | 3回戦 | 1回戦 | |||
2013 | プレミア | 13位 | 32 | 31 | 8 | 7 | 17 | 38 | 61 | 4回戦 | 1回戦 | |||
2014 | プレミア | - | 38 |
アジアでの成績
編集年度 | 大会 | ラウンド | 国 | クラブ | ホーム | アウェー | 合計 |
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2007 | AFCチャンピオンズリーグ | グループF | 全南ドラゴンズ | 0-0 | 2-3 | 4位 | |
川崎フロンターレ | 1-2 | 1-1 | |||||
アレマ・マラン | 0-0 | 0-1 | |||||
2008 | シンガポール・カップ | ラウンド16 | アルビレックス新潟S | 4-1 | |||
準々決勝 | ヤング・ライオンズ | 0-1 | 0-0 | 0-1 | |||
2017 | AFCチャンピオンズリーグ | 2回戦 | ジョホール・ダルル・タクジム | 1–1 (延長)(4–5 p) | |||
2019 | AFCチャンピオンズリーグ | 2回戦 | ハノイ | 0–1 | |||
2023–24 | AFCチャンピオンズリーグ | グループF | ライオン・シティ・セーラーズ | 1–0 | 2–1 | 1位 | |
全北現代モータース | 3–2 | 2–3 | |||||
傑志 | 1–1 | 2–1 | |||||
決勝T1回戦 | 横浜F・マリノス | 2-2 | 0–1 (延長) | 2-3 | |||
2024–25 | AFCチャンピオンズリーグエリート | 予選2回戦 | 山東泰山 | 1–1 (延長) (3–4 p) | |||
AFCチャンピオンズリーグ2 | グループG | ナムディン | 0–0 | TBD | |||
理文 | 4–1 | 1–0 | |||||
タンピネス・ローバース | 4–2 |
現所属メンバー
編集注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。
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※星印は外国人選手を示す。
ローン移籍
編集- in
注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。
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- out
注:選手の国籍表記はFIFAの定めた代表資格ルールに基づく。
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歴代監督
編集- Somchai Subpherm 2001-2009
- Worakorn Wichanarong 2010
- Prapol Pongpanich 2010-2011
- Suwaroch Apiwatwarachai 2011-2012
- Sasom Pobprasert 2012-2014
- ルイ・ベント 2014
- Thawatchai Damrong-Ongtrakul 2014
- アレシャンドレ・ペルキング 2014-2020
- トチャワン・スリパン 2020-
歴代所属選手
編集- 末岡龍二 2008
- 深澤仁博 2007, 2010
- 宇留野純 2012-2013
- キム・ユジン 2014
- エッカチャイ・スムレイ 2014
- ドラガン・ボスコヴィッチ 2015-2018
- マリオ・ジュロヴスキー 2016-2017
- ハーフナー・マイク 2019
- 細貝萌 2020
- ティティパン・プアンチャン 2021-
脚注
編集- ^ 『BANGKOK UNITED FOOTBALL CLUB(タイリーグ1部)との提携について』(プレスリリース)FC東京、2017年3月21日 。2020年2月20日閲覧。
外部リンク
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