フォーミュラ・フォード
フォーミュラ・フォード(英: Formula Ford )は、フォーミュラカーレースのカテゴリーの一つ。またはその競技に使用される車体そのものをフォーミュラ・フォードと呼称する場合もある。フォーミュラ・ルノーやフォーミュラ・BMWと並んで代表的なジュニア・フォーミュラの一つである。

概要 編集
フォーミュラ・フォードの特徴は、前後ウィングなど、マシンにダウンフォースを発生させる部品が一切つけられないことであった(同様の例としては日本のFJ1600がある)が、2013年よりウイングが導入された。
このカテゴリーを経てフォーミュラ1などのトップフォーミュラで活躍しているドライバーも多く、F1チャンピオン経験者としては、アイルトン・セナやナイジェル・マンセル、デイモン・ヒル、キミ・ライコネン、ジェンソン・バトンなどがこのカテゴリーからフォーミュラのキャリアを開始している。
なおフォードの社名を冠してはいるが、ベースエンジンの入手等の問題から、北米シリーズでは2010年よりホンダのL15A型エンジンも使用可能となっており、フォードエンジンのワンメイクが崩れた状態となっている[1]。