マテイ・カジースキ
マテイ・カジースキ(ブルガリア語: Матей Казийски[1]、1984年9月23日 - )は、ブルガリアの男子バレーボール選手。ソフィア出身。ポジションはウイングスパイカー。元ブルガリア代表。
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基本情報 | ||||||||||||||||||
国籍 |
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生年月日 | 1984年9月23日(38歳) | |||||||||||||||||
出身地 | ソフィア | |||||||||||||||||
ラテン文字 | Matey Kaziyski | |||||||||||||||||
ブルガリア語表記 | Матей Казийски | |||||||||||||||||
身長 | 203cm | |||||||||||||||||
体重 | 93kg | |||||||||||||||||
選手情報 | ||||||||||||||||||
所属 |
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ポジション | WS | |||||||||||||||||
利き手 | 右 | |||||||||||||||||
スパイク | 370cm | |||||||||||||||||
ブロック | 335cm | |||||||||||||||||
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来歴編集
両親共に元ブルガリア代表のバレーボール選手で、父親は1988年ソウルオリンピック代表。両親共にナショナルチームの選手ということもあり、本人もバレーを正式に始めたのはいつだか覚えていないという。
15歳でブルガリアのクラブチームで正式にプレーするようになると、早くもジュニアの代表入り。17歳でシニア代表になると、セッターとして2002年世界選手権代表に選出される。しかし、直前になってコーチとの考え方の違いにより代表を辞退した。
スーパーエース、センター、レフトといろいろなポジションを経験してきているが、身長202cmのレフトの大型ウイングスパイカーとしての才能が開花した2004年ワールドリーグでベストサーバー賞を受賞。2006年ワールドリーグでベストスパイカー賞を受賞した。
2006年世界選手権では27点(1セットあたり0.63本)のサーブポイントを決め、ベストサーバーとなった。また、スパイク139点、ブロック13点など179点をあげスコア総合5位の活躍し、この大会でブルガリアに世界選手権20年ぶりの銅メダルへと導いた。
2007年ワールドカップにおいても銅メダル獲得に貢献し、翌2008年北京オリンピックに出場した。
2009年世界クラブ選手権ではトレンティーノ・バレーの初優勝に貢献し、MVPとベストスパイカー賞を獲得した。
2015年8月5日、日本のVプレミアリーグ・ジェイテクトSTINGSはマテイの入団を発表した[2]。
2020年6月9日、ジェイテクトはマテイの退団を発表。2020-2021年シーズンはイタリアセリエAのヴェローナでプレーしている。
球歴編集
- ナショナルチーム代表歴
- オリンピック - 2008年(5位)
- 世界選手権 - 2006年(銅メダル)、2010年 (7位)
- ワールドカップ - 2007年(銅メダル)
- ワールドリーグ - 2004年(4位)、2006年(4位)
- クラブチーム優勝歴
所属クラブ編集
- スラヴィア・ソフィア (2000-2002年)
- Lukoil Neftochimic Bourgas (2002-2004年)
- スラヴィア・ソフィア (2004-2005年)
- ディナモ・モスクワ (2005-2007年)
- トレンティーノ・バレー (2007-不明)
- ジェイテクトSTINGS (2015年-2018年)
- Stocznia Szczecin (2018年)
- BluVolley Verona (2018年)
- ジェイテクトSTINGS (2019年-)
脚注編集
- ^ ブルガリア語ラテン翻字: Matey Kaziyski
- ^ ジェイテクトSTINGS. “マテイ・カジースキ選手 入部のお知らせ”. 2015年8月6日閲覧。