上大崎
東京都品川区の町名
上大崎(かみおおさき)は、東京都品川区の地名。現行行政地名は上大崎一丁目から上大崎四丁目。郵便番号は141-0021[2]。
上大崎 | |
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![]() 目黒駅東口 | |
北緯35度38分0.8秒 東経139度42分58.29秒 / 北緯35.633556度 東経139.7161917度 | |
国 |
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都道府県 |
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特別区 |
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地域 | 大崎地域 |
人口 | |
• 合計 | 12,976人 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
141-0021[2] |
市外局番 | 03[3] |
ナンバープレート | 品川 |
地理 編集
品川区の北部に位置し、港区・目黒区・渋谷区との区境に接する。北部は目黒区三田・渋谷区恵比寿に接する。東部は港区白金台に接する。南東部は品川区東五反田に接する。南西部は品川区西五反田に接する。西部は目黒区目黒・下目黒にそれぞれ接する。
山手線の線路が縦断しており、目黒駅がある。また地域内を東西に目黒通りが通っている。目黒駅周辺には商業施設が見られる。駅周辺以外はビルやマンション、住居などが混在している。上大崎一丁目付近は白金台や池田山に隣接し、上大崎二丁目付近は高速道路脇の通称「(白金)長者丸」[4]、上大崎三丁目付近は大使館が多く集まり、通称「花房山」と呼ばれ高級住宅街としても知られる。
歴史 編集
上大崎二丁目の現在UR大規模集合住宅となっている一帯には太平洋戦争の敗戦まで海軍大学校があり、その跡地には国立予防衛生研究所および日映新社撮影所が存在していた[5]。
品川区上大崎の寺院群は芝増上寺下屋敷に由来し、幕末の江戸の7大荼毘所(火葬場)の一つであった。
世帯数と人口 編集
2021年(令和3年)4月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]。
丁目 | 世帯数 | 人口 |
---|---|---|
上大崎一丁目 | 1,849世帯 | 3,276人 |
上大崎二丁目 | 2,172世帯 | 3,877人 |
上大崎三丁目 | 2,572世帯 | 4,486人 |
上大崎四丁目 | 784世帯 | 1,337人 |
計 | 7,377世帯 | 12,976人 |
小・中学校の学区 編集
区立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる[6]。
丁目 | 番地 | 小学校 | 中学校(2019年度入転学) | 中学校(2020年度入転学) |
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上大崎一丁目 | 全域 | 品川区立第三日野小学校 | 品川区立日野学園 | 品川区立日野学園 |
上大崎二丁目 | 全域 | |||
上大崎三丁目 | 全域 | |||
上大崎四丁目 | 全域 | 品川区立第四日野小学校 | 品川区立荏原第一中学校 |
交通 編集
町域内に目黒駅がある。目黒駅はJR山手線、東急目黒線、地下鉄南北線・三田線が通っており、交通の要衝となっている。また目黒駅から目黒通りなどを走るバス路線も充実している。2005年(平成17年)までは目黒駅前に都営バス目黒営業所が存在した。
施設 編集
- 品川区立第三日野小学校
- 学校法人杉野学園 - 町域内で以下の学校を運営している。
- 杉野服飾大学
- 杉野服飾大学短期大学部
- ドレスメーカー学院(学院前の通りはドレスメーカー学院に因み、ドレメ通りと呼ばれている)
- アトレ目黒、ニトリ
- 微生物化学研究センター
- カトリック東京国際センター
- 駐日タイ王国大使館
- 駐日タジキスタン大使館
- 駐日マリ共和国大使館
- 駐日コロンビア大使館
- 常光寺
- 宝蔵寺
- 本願寺
- 日本基督教団白金教会
- 光村図書出版
- 目黒セントラルスクエア
- ホテルプリンセスガーデン
- JR東急目黒ビル - アトレ目黒2
- IKビル
- 新目黒東急ビル(旧:パイオニア本社跡地)- スターバックスコーヒージャパン、リブセンス本社
- 目黒センタービル
- 目黒東急ビル
- その他、久米美術館、東急ストアプレッセ目黒店などがある。
出身・ゆかりのある人物 編集
脚注 編集
- ^ a b “世帯と人口‐例月表 【地区別、町丁別、地域センター別】”. 品川区 (2021年4月1日). 2021年4月14日閲覧。
- ^ a b “郵便番号”. 日本郵便. 2021年4月14日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2021年4月14日閲覧。
- ^ 東京些末観光 2011年10月21日閲覧。
- ^ “文化財めぐり(目黒駅周辺コース)”. 目黒区 (2013-09-月24). 2017年7月27日閲覧。
- ^ “学区域”. 品川区 (2020年4月1日). 2021年4月14日閲覧。
- ^ a b 『大衆人事録 第14版 東京篇』487頁(国立国会図書館デジタルコレクション)。2021年2月24日閲覧。
参考文献 編集
- 帝国秘密探偵社編『大衆人事録 第14版 東京篇』帝国秘密探偵社、1942年。
関連項目 編集
- 花房義質(「花房山」の由来となった人物)
- 城南五山
- 公証人役場事務長逮捕監禁致死事件