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地理編集

秋田市の北東部、旭川の最上流部に位置する。太平山の山頂を含む秋田市奥地の山林地帯のうち、旭川及びその支流の流域の多くが仁別に属し、仁別国有林を含む広大な領域を持つ。集落は旭川治水ダムの直下、旭川と仁別沢が合流する付近に存在する。南部に太平山リゾート公園が造成されており、秋田市植物園やクアドーム・ザ・ブーン、太平山スキー場オーパスなどがある。仁別林道を辿った奥は「仁別国民の森」に指定されており、仁別森林博物館がある。更に奥には旭又園地(旧キャンプ場)があり、太平山登山コースの入口となっている。

西は上新城白山、南西は山内、南は太平八田太平黒沢、南東は河辺三内、東は上小阿仁村沖田面、北は五城目町馬場目に接する。

小字編集

14の小字が設置されている。

  • 字粟畑台(あわはただい)
  • 字家ハヅレ(いえはづれ)
  • 字大台(おおだい)
  • 字川反押田(かわばたおしだ)
  • 字小水沢(こみずさわ)
  • 字作兵エ沢(さくべえさわ)
  • 字蛇馬目沢(じゃまめさわ)
  • 字堂ノ下(どうのした)
  • 字中島(なかじま)
  • 字マンタラメ(まんたらめ)
  • 字水沢(みずさわ)
  • 字水沢尻(みずさわしり)
  • 字務沢(むさわ)
  • 字吉ケ沢(よしがさわ)

河川編集

  • 旭川
    • 仁別沢
    • 砥沢
    • 大杉沢
    • 軽井沢
      • 一の沢
      • 二の沢
      • 三の沢
      • ムラスギ沢
      • 四の沢
    • 赤倉沢
      • 篭沢
      • ガラ沢
    • 旭又沢
      • 矢源沢
      • 弟子還沢
      • 御手洗沢

歴史編集

旭川の下流にあたる山内の補陀寺や藤倉山など、中世の宗教遺構に関連して、仁別も古くから存在した集落と考えられている[3]菅江真澄は布帝山西勝寺や戸沢殿柵跡を記録している[3]

江戸時代には久保田藩領で、田地は少なく林業を主としており、良質の杉を産したことから一部が藩の御囲山とされていた[4]。切り出した材木は川に流して運搬し、泉村の役所で引き上げていた[4]

沿革編集

字域の変遷編集

地区内で区画整理・住居表示実施などに伴う字名・町名の変更は行われていない。

世帯数と人口編集

2016年(平成28年)10月1日現在の世帯数と人口は以下の通りである[1]

小字 世帯数 人口
仁別字粟畑台 7世帯 19人
仁別字家ハツレ 8世帯 18人
仁別字大台
仁別字吉ケ沢
6世帯 12人
仁別字堂ノ下
仁別字マンタラメ
10世帯 29人
仁別字中島 19世帯 53人
50世帯 131人

交通編集

鉄道編集

かつては仁別森林鉄道で、沿線住民の利便のために旅客列車も走っていたが、現在地区内に鉄道路線は通っていない。最寄り駅は中通七丁目にあるJR東日本奥羽本線羽越本線秋田新幹線秋田駅

バス編集

  • 秋田中央交通 仁別リゾート公園線
    • - 仁別リゾート公園入口 - 中島橋
    • - 仁別リゾート公園入口 - 仁別 - ピクニックの森入口 - スキー場前 - クアドーム・ザ・ブーン前

道路編集

施設編集

参考文献編集

  • 角川日本地名大辞典 5 秋田県」1980年
  • 「秋田市史 第四巻 近現代I 通史編」秋田市編、2004年
  • (財)日本森林林業振興会秋田支部・青森支部『近代化遺産 国有林森林鉄道全データ 東北編』秋田魁新報社、2012年。ISBN 978-4-87020-325-9
  • 秋田市 地名小辞典

脚注編集

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  1. ^ a b 秋田市年齢別・地区別人口(平成28年10月1日現在:平成27年国勢調査からの推計値)” (日本語). 秋田市 (2017年2月1日). 2017年7月7日閲覧。
  2. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2017年5月29日閲覧。
  3. ^ a b 「角川日本地名大辞典 5 秋田県」p.515。
  4. ^ a b c 「角川日本地名大辞典 5 秋田県」pp.515-516。
  5. ^ 「秋田市史」p.18。
  6. ^ a b 「近代化遺産 国有林森林鉄道全データ 東北編」pp.210-221。
  7. ^ a b c 「近代化遺産 国有林森林鉄道全データ 東北編」pp.46-47。
  8. ^ 広報あきた 627号

外部リンク編集