奥羽本線
奥羽本線(おううほんせん)は、福島県福島市の福島駅から、東北地方の山間部を縦貫し、山形県・秋田県を経由して青森県青森市の青森駅に至る鉄道路線(幹線)である。
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基本情報 | |||
通称 |
山形新幹線、山形線(福島 - 新庄間) 秋田新幹線(大曲 - 秋田間) 男鹿なまはげライン(秋田 - 追分間) | ||
国 |
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所在地 | 福島県、山形県、秋田県、青森県 | ||
種類 | 普通鉄道(在来線・ミニ新幹線・幹線) | ||
起点 | 福島駅 | ||
終点 | 青森駅 | ||
駅数 | 103駅(貨物駅含む) | ||
電報略号 | オウホセ[1] | ||
開業 | 1894年12月1日 | ||
全通 | 1905年9月14日 | ||
所有者 |
東日本旅客鉄道(JR東日本) (福島 - 青森間・新青森 - 東青森間[注釈 1]) 日本貨物鉄道(JR貨物) (土崎 - 秋田港間) | ||
運営者 |
上記各第1種鉄道事業者および 日本貨物鉄道 (横手 - 青森間・新青森 - 青森信号場間) 東日本旅客鉄道(土崎 - 秋田港間)[2] | ||
使用車両 | 使用車両を参照 | ||
路線諸元 | |||
路線距離 |
484.5 km(福島 - 青森間) 1.8 km(土崎 - 秋田港間) 4.8 km(新青森 - 青森信号場間) | ||
軌間 |
1,435 mm(福島 - 新庄間・大曲 - 秋田間) 1,067 mm(山形 - 羽前千歳間・新庄 - 青森間・土崎 - 秋田港間・新青森 - 青森信号場間) | ||
線路数 | 複線、単線(詳細は路線データ参照) | ||
電化方式 |
交流20,000V・50Hz 架空電車線方式 (土崎 - 秋田港間は非電化) | ||
閉塞方式 | 自動閉塞式、連動閉塞式(秋田港支線) | ||
保安装置 |
ATS-P(福島駅 - 新庄駅間、大曲駅 - 秋田駅間の標準軌線) ATS-Ps(狭軌線のうち、一部の駅構内) ATS-SN(山形駅 - 羽前千歳駅間、新庄駅 - 青森駅間の狭軌線)[3] | ||
最高速度 | 130 km/h | ||
|
一部区間ではミニ新幹線として東北新幹線との直通運転が行われており、福島駅 - 新庄駅間には山形新幹線「つばさ」が、大曲駅 - 秋田駅間には秋田新幹線「こまち」が運転されている。このうち福島駅 - 新庄駅間には、山形線(やまがたせん)の愛称がつけられている。この区間についての詳細は「山形線」を参照のこと。
路線データ編集
- 管轄・区間・路線距離(営業キロ)
- 軌間:
- 駅数:
- 複線区間:詳細は駅一覧も参照。
- 福島駅 - 関根駅間
- 赤湯駅 - 北赤湯信号場間
- 羽前中山駅 - 山形駅間
- 芦沢駅 - 舟形駅間
- 及位駅 - 院内駅間
- 神宮寺駅 - 峰吉川駅間(1067mm軌間線としては単線)
- 秋田駅 - 追分駅間
- 羽後飯塚駅 - 八郎潟駅間
- 鹿渡駅 - 森岳駅間
- 鶴形駅 - 前山駅間
- 鷹ノ巣駅 - 早口駅間
- 大館駅 - 長峰駅間
- 石川駅 - 川部駅間
- 電化区間:土崎駅 - 秋田港駅間を除く全線(交流20,000V 50Hz)
- 閉塞方式:
- 自動閉塞式
- 連動閉塞式(秋田港支線)
- 保安装置[3]:
- 運転指令所:
- 福島駅 - 及位駅間:仙台総合指令室 (CTC)
- 及位駅 - 青森駅間:秋田総合指令室 (CTC)
- 運転取扱駅(駅が信号を制御、運行を管理):山形駅・秋田駅・秋田貨物駅・弘前駅・青森駅
- 準運転取扱駅(異常時、入換時は駅が信号を制御):新庄駅・土崎駅
- 車両基地所在駅:山形駅・秋田駅
- 最高速度:
- 福島駅 - 新庄駅間(1435mm軌間) 優等列車130km/h、普通列車110km/h
- 山形駅 - 羽前千歳駅間 95km/h
- 新庄駅 - 大曲駅間 95km/h
- 大曲駅 - 秋田駅間(1435mm軌間) 優等列車130km/h、普通列車110km/h
- 大曲駅 - 秋田駅間 110km/h
- 秋田駅 - 青森駅間 95km/h
- 青森駅(滝内信号所) - 青森信号場間(貨物線) 95km/h
- 最急勾配:38.0‰(峠駅 - 大沢駅間など)
2016年4月1日現在のJR東日本の各支社の管轄区間は以下のようになっている[6]。
2014年4月1日より福島駅 - 新庄駅間が大都市近郊区間として新設された「仙台近郊区間」となり、同時に山形駅でICカード乗車券「Suica」が利用可能となった[報道 1]。
歴史編集
日本鉄道会社の青森駅から官営鉄道として奥羽北線、福島駅から奥羽南線として建設が開始され、1905年に全線が開業した。
年表編集
奥羽北線編集
- 1894年(明治27年)12月1日:青森駅 - 弘前駅間が開業[注釈 2]。
- 1895年(明治28年)10月21日:弘前駅 - 碇ケ関駅間が開業。
- 1899年(明治32年)
- 1900年(明治33年)10月7日:大館駅 - 鷹ノ巣駅間が開業。
- 1901年(明治34年)11月1日:鷹ノ巣駅 - 能代駅(現在の東能代駅)間が開業。
- 1902年(明治35年)
- 8月1日:能代駅(現在の東能代駅) - 五城目駅(現在の八郎潟駅)間が開業。
- 10月21日 五城目駅 - 秋田駅間が開業。
- 1903年(明治36年)10月1日:秋田駅 - 和田駅間が開業。
- 1904年(明治37年)
- 1905年(明治38年)6月15日:大曲駅 - 横手駅間が開業。
奥羽南線編集
- 1899年(明治32年)5月15日:福島駅 - 米沢駅間が開業。
- 1900年(明治33年)4月21日:米沢駅 - 赤湯駅間が開業。
- 1901年(明治34年)
- 1902年(明治35年)
- 7月21日:大石田駅 - 舟形駅間が開業。
- 11月1日 漆山駅が開業。
- 1903年(明治36年)
- 1904年(明治37年)10月21日 新庄駅 - 院内駅間が開業。
- 1905年(明治38年)
全通後編集
- 1906年(明治39年)12月25日:大沢信号所が駅に変更され大沢駅が開業。
- 1907年(明治40年)
- 1909年(明治42年)
- 1910年(明治43年)
- 1911年(明治44年)
- 1912年(大正元年)11月1日:釜淵駅 - 及位駅間に大滝信号所が開設。
- 1913年(大正2年)7月15日:泉田駅が開業。
- 1915年(大正4年)9月11日:新城駅が津軽新城駅に改称。
- 1916年(大正5年)
- 1917年(大正6年)
- 1918年(大正7年)11月10日:袖崎駅が開業。
- 1919年(大正8年)
- 1921年(大正10年)
- 1922年(大正11年)4月1日:信号所が信号場に改称。
- 1923年(大正12年)11月5日:横堀駅 - 湯沢駅間に三関信号場が開設。
- 1924年(大正13年)
- 12月20日:刈和野駅 - 羽後境駅間に峰吉信号場が開設。北常盤駅が開業。
- 1926年(大正15年)
- 1927年(昭和2年)
- 9月11日:北山形駅に奥羽本線ホームが開業。
- 11月17日:羽後飯塚駅が開業。
- 1929年(昭和4年)
- 1930年(昭和5年)
- 4月1日:貨物支線 滝内信号場 - 青森操車場間の起点・終点が変更され、津軽新城駅 - 浦町駅間となる。
- 6月21日:峰吉信号場が駅に変更され、峰吉川駅が開業。
- 7月1日:三関信号場が駅に変更され、三関駅が開業。
- 1933年(昭和8年)
- 1935年(昭和10年)4月15日:大鰐-川部間ガソリンカー運転開始[7]。陸奥森山駅・門外駅・大清水駅・和徳駅・撫牛子駅・豊蒔駅が開業[8]。
- 1940年(昭和15年)11月1日:陸奥森山駅・門外駅・大清水駅・和徳駅・豊蒔駅廃止
- 1941年(昭和16年)9月20日:大滝信号場が駅に変更され、大滝駅が開業。
- 1942年(昭和17年)10月11日:陣場 - 碇ヶ関間に矢立信号場が開設。
- 1943年(昭和18年)6月15日:機織駅が東能代駅に改称。
- 1944年(昭和19年)
- 1947年(昭和22年)8月1日:集中豪雨により峰吉川駅 - 羽後境駅間で堤防にゆがみが発生。試運転中の機関車が転倒して重軽傷者4人[9]。
- 1948年(昭和23年)4月27日:赤岩駅 - 庭坂駅間で402列車(青森発上野行)が走行中、機関車などが脱線し、高さ10mの土手から転落(乗務員3名死亡)。原因不明。『庭坂事件』と呼ばれている。
- 1949年(昭和24年)
- 7月11日:土崎駅 - 追分駅間の上飯島信号場が廃止。
- 1950年(昭和25年)
- 2月1日:大張野信号場・鯉川信号場がそれぞれ駅に変更され、大張野駅・鯉川駅が開業。
- 11月1日:醍醐仮乗降場が開業。
- 1951年(昭和26年)
- 1952年(昭和27年)
- 1月25日:鶴形駅が開業。
- 2月25日:金岡信号場が駅に変更され、北金岡駅が開業。
- 3月5日:北上ノ山駅(現在の茂吉記念館前駅)・南出羽駅・高擶駅が開業。
- 11月15日:羽前中山駅が開業。
- 12月1日:長峰駅が開業。
- 1954年(昭和29年)
- 1956年(昭和31年)
- 1960年(昭和35年)
- 8月1日:秋田駅 - 秋田操車場(現在の秋田貨物)間複線化。八幡田信号場が操車場に変更され、秋田操車場が開業。
- 11月1日:山形駅 - 羽前千歳駅間が直流電化。
- 12月20日:北大石田駅が開業。鳥越信号場 - 新庄駅間が陸羽東線との単線並列に戻され、鳥越信号場が廃止(鳥越信号場付近の陸羽東線上に南新庄駅が開業)。
- 1963年(昭和38年)
- 1964年(昭和39年)
- 1965年(昭和40年)
- 6月1日:一日市駅が八郎潟駅に改称。
- 10月1日:北金岡駅 - 東能代駅間に南能代信号場、二ツ井駅 - 前山駅間に七座信号場が開設。滝内信号場が青森駅に統合されて滝内信号所になり、廃止される。
- 1966年(昭和41年)4月8日:二ツ井駅 - 七座信号場間の第3小繋トンネル内で貨物870列車が脱線、64時間不通。なお特急「白鳥」は五能線経由で運転。
- 1967年(昭和42年)
- 1968年(昭和43年)
- 7月21日:貨物支線 津軽新城駅 - 青森操車場 - 浦町駅間が廃止。津軽新城駅 - 青森操車場 - 東青森駅間が開業(東北本線経路変更のため。実質的には終点の変更)。
- 7月25日:赤湯駅 - 北赤湯信号場間が複線化。
- 8月30日:石川駅 - 弘前駅間が複線化。
- 9月8日:山形駅 - 北山形駅間が複線化。山形駅 - 羽前千歳駅間が交流電化に変更。
- 9月22日:庭坂駅 - 赤岩駅間、大沢駅 - 関根駅間が複線化。福島駅 - 米沢駅間が交流電化に変更。
- 9月23日:上ノ山駅(現在のかみのやま温泉駅) - 蔵王駅間が複線化。米沢駅 - 山形駅間が交流電化。
- 9月25日:舟形駅 - 新庄駅間に鳥越信号場が開設。
- 9月27日:大館駅 - 白沢駅間が複線化。
- 9月29日:及位駅 - 院内駅間が複線化[新聞 3]。
- 1969年(昭和44年)
- 1970年(昭和45年)
- 6月30日:赤岩駅 - 板谷駅間が複線化。
- 9月25日:撫牛子駅 - 川部駅間が複線化。
- 11月5日:陣場駅 - 津軽湯の沢駅間が複線化。
- 1971年(昭和46年)
- 1972年(昭和47年)7月31日:特急「つばさ」が赤岩駅 - 板谷駅間の環金トンネル内でエンジンのオーバーヒートにより立往生。排気ガスが車内に入り込み数人が病院へ搬送された[12]。
- 1973年(昭和48年)4月11日:芦沢駅 - 舟形駅間(猿羽根トンネル付近)で大規模な土砂崩壊発生。運転再開まで20日間を要した。
- 1974年(昭和49年)11月1日:米沢駅 - 新庄駅間に CTC が導入。
- 1975年(昭和50年)
- 8月6日:集中豪雨のため、大滝駅で待避していた急行「津軽2号」(青森行・12両編成)が迂回運転のため新庄駅へ向けて発車しようとしたときに土砂崩れに襲われ、1両が横転し、5両が土砂を被る(旅客1名死亡・16名負傷)。土砂崩れなどにより、真室川駅 - 横堀駅間など不通箇所が続出。
- 8月13日:8月6日の土砂崩れの影響で不通となっていた真室川駅 - 横堀駅間などの区間の運転が再開。
- 8月20日:台風5号崩れの低気圧の集中豪雨のため、大館駅 - 弘前駅間・鷹ノ巣駅 - 森岳駅間が不通になる。
- 8月21日:四ツ小屋駅 - 秋田駅間が複線化[新聞 4]。
- 8月26日:8月20日の集中豪雨による不通区間(大館駅 - 弘前駅間・鷹ノ巣駅 - 森岳駅間)が復旧し運転再開。
- 8月28日:大張野駅 - 和田駅間が複線化[新聞 4]。
- 9月5日:和田駅 - 四ツ小屋駅間が複線化[新聞 4]。
- 9月9日:羽後境駅 - 大張野駅間が複線化[新聞 4][注釈 3]。
- 9月17日:芦沢駅 - 舟形駅間が複線化[13][14]。
- 9月26日:峰吉川駅 - 羽後境駅間が複線化[新聞 4]。
- 10月13日:羽前千歳駅 - 秋田駅間が交流電化。これにより全線電化が完成。
- 11月25日:新庄駅 - 秋田駅間に CTC が導入。
- 1979年(昭和54年)
- 2月27日:大沢駅 - 関根駅間で土砂崩れが発生し、同区間で不通になる。
- 3月1日:2月27日に発生した土砂崩れの復旧作業が終了し、運転再開。
- 1981年(昭和56年)
- 1982年(昭和57年)3月29日:福島駅 - 笹木野駅間が複線化。
- 1983年(昭和58年)
- 1984年(昭和59年)
- 11月8日:神宮寺駅 - 刈和野駅間が複線化。
- 12月1日:福島駅 - 米沢駅間で CTC が導入。
- 1986年(昭和61年)
国鉄分割民営化以降編集
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により東日本旅客鉄道に承継。同時に日本貨物鉄道が全線の第二種鉄道事業者となる。津軽新城駅 - 青森信号場 - 東青森駅間の営業キロ設定が廃止。日本貨物鉄道が新青森駅 - 青森信号場間に第二種鉄道事業の営業キロを設定。
- 1990年(平成2年)
- 1991年(平成3年)
- 1992年(平成4年)7月1日:山形新幹線が開業。福島駅 - 山形駅間に「山形線」の愛称が名付けられる。上ノ山駅がかみのやま温泉駅、北上ノ山駅が茂吉記念館前駅に改称。
- 1993年(平成5年)
- 1994年(平成6年)
- 1995年(平成7年)
- 1997年(平成9年)3月22日:秋田新幹線が開業(大曲駅 - 秋田駅間上り線が改軌。神宮寺駅 - 峰吉川駅間下り線が三線軌化)。
- 1998年(平成10年)10月27日:山形駅 - 羽前千歳駅間が山形新幹線延伸による改軌工事のため単線化。
- 1999年(平成11年)
- 3月12日:天童駅 - 新庄駅間が山形新幹線延伸による改軌工事のため運休およびバス代行[16]。金谷信号場・鳥越信号場が廃止。
- 3月31日:羽前千歳駅 - 漆山駅間の日本貨物鉄道の第二種鉄道事業が廃止。
- 7月1日:羽前千歳駅 - 新庄駅間が山形新幹線延伸による改軌工事のため運休。山形駅 - 新庄駅間バス代行輸送(ただし、左沢線および仙山線乗り入れ部分は通常通り運転)。蔵王駅 - 山形駅間の日本貨物鉄道の第二種鉄道事業が廃止。
- 12月4日:山形新幹線新庄延伸(山形駅 - 新庄駅間改軌。この区間も愛称の「山形線」に含めたことにより福島駅 - 新庄駅間が「山形線」となる)。蟹沢駅が廃止。さくらんぼ東根駅が開業(蟹沢駅から山形寄りに0.6km地点。JR東日本の発表では改称扱い)。楯岡駅が村山駅に改称。
- 2002年(平成14年)4月1日:山形駅 - 羽前千歳駅間の日本貨物鉄道の第二種鉄道事業が廃止。
- 2010年(平成22年)12月4日:青い森鉄道線八戸駅 - 青森駅間の開業に伴い、同線との直通運転が新青森駅 - 青森駅間で開始。
- 2012年(平成24年)12月1日:赤岩駅が冬季通過駅となる[報道 2]。
- 2013年(平成25年)9月27日:追分駅 - 大久保駅間の大清水信号場が廃止[要出典]。
- 2014年(平成26年)4月1日:福島駅 - 新庄駅間が新設の仙台近郊区間となり、山形駅でICカード乗車券「Suica」サービス開始[報道 1]。
- 2015年(平成27年)3月14日:天童南駅が開業。
- 2017年(平成29年)
- 2018年(平成30年)12月27日:板谷駅 - 峠駅間のトンネル内 (約4.1 km)で、携帯電話不通区間が解消[注釈 4][報道 4]。
- 2020年(令和2年)
- 2021年(令和3年)
運行形態編集
旅客輸送編集
路線名称としては1つであり、かつては寝台特急「あけぼの」、急行「津軽」など、全線通しで運転する列車も存在した。山形新幹線・秋田新幹線が開業し、それに伴い一部区間が標準軌へ改軌されたことにより、従来の1,067mm軌間専用車両で運転される優等列車は、1999年12月4日の山形新幹線新庄駅延伸に伴うダイヤ改正で「こまくさ」が快速列車に格下げ(2002年12月1日ダイヤ改正で廃止)になって以降は秋田駅以北のみの運転となった。普通列車も運行系統としては大きく以下の4つの区間に分かれている。
福島駅 - 新庄駅間編集
山形新幹線「つばさ」が走行する区間である。板谷峠という難所が途中に存在する。新幹線からの直通列車を走らせるために標準軌へ改軌されている都合上、この区間を走行する車両を新庄駅以北で運転することは不可能になっている。また、この区間の在来線普通列車は「山形線」の愛称が付けられ、奥羽本線の他区間と区別されている。運行形態は基本的に福島駅 - 庭坂駅・米沢駅間、米沢駅 - 山形駅間、山形駅 - 新庄駅と3つの区間に分けて運転されている。
新庄駅 - 大曲駅間編集
山形・秋田県境の山間部および盆地を走る区間で、普通列車や快速列車のみが設定されているが、かつては他区間と同様に昼夜問わず優等列車が運転されていた。新庄駅 - 秋田駅間を直通する普通列車に加え、新庄駅 - 真室川駅間と院内駅・湯沢駅・横手駅 - 秋田駅間の区間列車が設定されており、新庄駅 - 湯沢駅 - 横手駅間は1 - 2時間に1本程度、横手駅 - 大曲駅間は1時間に1本程度運行されている。一部列車はワンマン運転を行っている。山形新幹線の終点である新庄駅と秋田新幹線の途中駅である大曲駅に挟まれた区間であり、両新幹線への乗り継ぎが便利なようにダイヤが組まれている。
大曲駅 - 秋田駅間編集
秋田新幹線「こまち」が田沢湖線との直通で運行される区間。もともとは複線だったが、秋田新幹線開業時に1線が標準軌に改軌された結果、標準軌線と狭軌線のそれぞれ単線が並べて敷設されている単線並列になっている。一部区間は三線軌条化されているが、2線の一方が「標準軌のみ」で他方が「標準軌+狭軌」である。
2017年1月現在の定期ダイヤでは、標準軌線は「こまち」以外には田沢湖線用の701系5000番台が出入庫のために通行し、狭軌線は後述の普通・快速列車が通行する。一部列車はワンマン運転を行っている。新幹線が運行される区間(新在直通区間)であるが、新幹線車両と在来線車両で利用ホームや線路が分けられていることもあり、「山形線」のような路線愛称はついていない。
普通列車は1時間に1本程度が運行されており、朝に湯沢発秋田行きの快速列車が1本のみ運行されている。この快速は2002年11月30日まで秋田駅 - 湯沢駅 - 新庄駅間で設定されていた快速「かまくら」のうち最速達列車(「かまくら」1号)のダイヤを引き継いだものである。
なお、新庄駅以北大曲駅以南 - 秋田駅間の普通・快速列車は前述のように一括りの系統となっている。ほとんどの列車は秋田駅を境界とし以北とは系統分離がされているが、早朝の下り1本のみ横手駅→追分駅と秋田駅を越える列車がある(列車番号は423M→2627Mと変わるが旅客案内上は同一列車案内)。そのほかにも秋田駅到着後に行先を変更して実質的に直通する列車がある。
秋田駅 - 青森駅間編集
当区間は湖西線・北陸本線・IRいしかわ鉄道線・あいの風とやま鉄道線・えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン・信越本線・白新線・羽越本線とともに「日本海縦貫線」を形成していることから、通称として当区間を「奥羽北線」、福島駅 - 秋田駅を「奥羽南線」と称することがある。これらは全線開通前に「奥羽北線」「奥羽南線」と呼ばれた区間とは異なる。
優等列車以外は、大きく分けて秋田駅 - 大館駅間、大館駅 - 弘前駅間、弘前駅 - 青森駅間の3系統に分割された運行体系となっており、さらに秋田駅 - 八郎潟駅・東能代駅間、鷹ノ巣駅 - 大館駅・弘前駅間および碇ヶ関駅 - 弘前駅間の区間列車や、秋田駅 - 追分駅間では男鹿線、弘前駅 - 川部駅間では五能線への直通列車がそれぞれ設定されている。おおむね1 - 2時間に1本程度の運行であるが、秋田駅 - 追分駅・八郎潟駅間・弘前駅 - 青森駅間では1時間に1 - 3本程度運行されている。また、秋田駅 - 青森駅間の直通列車が2019年3月改正の時点で毎日1.5往復設定されている。一部列車はワンマン運転を行っている。2010年代半ば以降、大館駅での系統分割が減少し、弘前駅での系統分割が増加する傾向にある。上りのみ羽越本線への直通列車も運行されており、東能代発酒田行きが2本、休日運休の八郎潟発新屋行きが1本運行されている。 2016年3月26日の改正で、津軽新城駅 - 青森駅間の列車が新設され、そのうち夕方の1本は、津軽線蟹田発津軽新城行きで運行される。そのため津軽新城駅 - 青森駅では毎時2 - 3本運転されている。
2010年12月4日の改正において、青森駅 - 弘前駅間で朝5時台の列車と弘前駅終着時刻が日付を跨ぐ最終列車、弘前駅 - 大館駅間で5時台と22時台に列車が増発された。
2019年4月現在、下りには夕方から夜にかけて秋田から弘前・青森行きの快速列車が各1本、上りには朝に大館と弘前から秋田行きの快速列車が各1本(計2往復)設定されている(ただし2018年のダイヤ改正以降、これらの快速列車は秋田駅から八郎潟駅まで各駅停車となった)。このうち朝6時台の大館発秋田行き快速列車は、2002年11月30日までこの区間で設定されていた快速「しらゆき」のうち最速達列車であった「しらゆき2号」のダイヤを引き継いだものである。残り3本は2016年3月26日のダイヤ改正で減便された特急「つがる」の代替で設定されたものであり[報道 10]、このため弘前発着の列車も青森方面との接続が考慮されていて、3本とも秋田駅 - 青森駅間を特急と大差ない3時間前後で到達可能なダイヤである。2016年3月25日まではこのほかにも、かつて秋田駅 - 鹿角花輪駅(花輪線)間で設定されていた急行「よねしろ」(2002年12月1日より快速に格下げ)のダイヤを引き継いだ秋田駅 - 大館駅間の快速列車1往復(下り秋田発18時台、上り大館発8時台)が運転されていたが、その後、前述の快速列車と時刻が近接するためそれらに統合され廃止となっている。これらは2008年3月14日までは唯一の奥羽本線 - 花輪線直通列車として国鉄キハ58・28形気動車で運行されていた。
また、秋田駅 - 東能代駅間と弘前駅 - 青森駅間で五能線直通の観光列車「リゾートしらかみ」が1日3往復(冬期は最大2往復。通常は土曜・日曜日のみの1往復)運転されている。
1999年頃の大館駅 - 弘前駅間の下りは、8時前後頃から14時前後頃までの間に普通列車が無く、5 - 6時間も運転間隔が開いていた[18]。後にこの時間帯に弘前駅 - 大館駅間に1往復毎日運転の臨時列車が設定され、2008年3月15日のダイヤ改正で定期列車化の上、大館駅で接続していた秋田方面との列車と統合され、下りが酒田駅→弘前駅間の列車に、上りが弘前駅→秋田駅間の列車となった。この列車は後に下りも秋田始発となり、2010年12月4日のダイヤ改正で秋田駅 - 大館駅間と大館駅 - 青森駅間の列車に分割された。そしてこの改正で、新たに大館駅 - 弘前駅間が毎日運転の臨時列車(下り大館発12時台、上り弘前発10時台)となる大館駅 - 青森駅間の列車が1往復新設された。2014年3月15日のダイヤ改正で弘前駅で系統分割され、大館駅 - 弘前駅間の毎日運転の臨時列車は下り大館発11時台、上り弘前発9時台に設定時刻が繰り上げられた。
なお、この区間は新幹線以外の在来線優等列車が走る数少ない区間となっている。2016年3月26日改正時点では以下の列車が設定されている。すべて昼行列車。
- 特急列車
- 特急「つがる」(秋田駅 - 青森駅間)
かつて、1992年7月の山形新幹線開業に伴い、秋田駅・新庄駅 - 山形駅間を運行する特急「こまくさ」が設定されていた。山形新幹線との連絡特急としての存在が大きかったが、平日の日中を中心に乗降客が少なく(とりわけ新庄駅以北は閑散としていた)、また特急でありながら停車駅が比較的多く、特急料金をわざわざ支払って乗車する意義についての沿線住民からの意見もあり、1997年3月の秋田新幹線開業を機に大部分の運転区間が横手駅・新庄駅 - 山形駅間に短縮され、1999年3月の山形新幹線新庄延伸工事を機に秋田駅 - 新庄駅間の快速列車へと代わった(その後、各駅停車化されたため、設定由来の異なる湯沢発秋田行きの快速1本を除き、新庄駅 - 大曲駅間の速達列車は全廃となった)。「こまくさ」は全区間B特急料金が適用されていたため、秋田駅 - 大曲駅間で並走する秋田新幹線「こまち」(A特急料金適用)とは特急料金が異なっていた。
2016年3月26日の北海道新幹線開業前には、同年3月21日まで新青森駅 - 青森駅間で、新青森駅 - 函館駅間の特急「白鳥」・「スーパー白鳥」が運転されていた。
なお、新青森駅 - 青森駅間は特例として、この区間のみ寝台特急を除く特急列車に乗車する場合は乗車券のみで普通車自由席に乗車可能である。2010年12月の特例実施当初、「青春18きっぷ」などの一部の特別企画乗車券にはこの特例は適用されなかったが、2012年夏季より特例が適用されるようになった。
貨物輸送編集
2014年3月改正時点での定期貨物列車は、秋田駅 - 新青森駅 - 青森信号場間、土崎駅 - 秋田港駅間で運行されている。横手駅 - 秋田駅間も事業免許は有しているが、横手オフレールステーション発着のトラック便があるのみで、定期貨物列車の運行はない。
秋田駅 - 新青森駅 - 青森信号場間は、前述のように日本海縦貫線の一部を成しており、貨物輸送が盛んである。当該区間の大半の貨物列車は、EF81形電気機関車やEF510形電気機関車が牽引するコンテナ車で編成された高速貨物列車である。当該区間のコンテナ取り扱い駅は、秋田貨物駅、大館駅、弘前駅である[19]。
土崎駅 - 秋田港駅間は、1日3往復(うち2本は休日運休)の貨物列車が、秋田貨物駅発着で運行される[20]。
使用車両編集
福島駅 - 新庄駅間編集
新庄駅 - 青森駅間編集
普通列車には秋田車両センターに所属する701系0・100番台が全区間で使用されるほか、新庄駅 - 真室川駅間の一部の区間列車に陸羽東線・陸羽西線の間合い運用としてキハ110系気動車(小牛田運輸区所属)、秋田駅 - 東能代駅間・弘前駅 - 青森駅間で男鹿線・五能線直通列車や五能線・津軽線への送り込み運用としてキハ40系気動車、秋田駅 - 追分駅間で男鹿線直通列車にEV-E801系蓄電池電車、秋田駅 - 東能代駅間・弘前駅 - 青森駅間で五能線直通の臨時快速列車「リゾートしらかみ」にHB-E300系気動車が使用される。
沿線概況編集
停車場・施設・接続路線 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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起点である福島駅から米沢駅までの区間はいわゆる峠越えでも名高い板谷峠を越える。後節でも触れているが、ここは蒸気機関車時代からの難所であり、電化・高速化および標準軌化によるミニ新幹線が直通運転されるようになった後も、冬季は雪害による遅延や運休が生じやすい。米沢駅から秋田駅まではほぼ奥羽山脈の西側に沿う様な形で進路をとる。途中、山形駅までは蔵王連峰の山々、山形駅から先はしばらく月山の山を望みながら北上する。秋田駅から男鹿線と分岐する追分あたりまでは海こそ見えないが日本海沿いを通り、東能代駅まで八郎潟の東岸を通る。東能代駅から進路を東にとり大館駅を過ぎると再び奥羽山脈に沿う形で北上し矢立峠を越える。越えた後は弘前駅・浪岡駅などの津軽平野の中を西側に岩木山を望みながら走り青森駅へと至る。
駅一覧編集
東日本旅客鉄道編集
福島駅 - 新庄駅間編集
ここでは駅名および主要な駅のキロ程のみ記載する。接続路線などの詳細は「山形線#駅一覧」を参照。また山形新幹線「つばさ」の停車駅は「山形新幹線」および「つばさ (列車)」を参照。
( ) 内は起点からの営業キロ
福島駅 (0.0km) - 笹木野駅 - 庭坂駅 - 赤岩駅(休止中) - 板谷駅 - 峠駅 - 大沢駅 - 関根駅 - 米沢駅 (40.1km) - 置賜駅 - 高畠駅 - 赤湯駅 (56.1km) - (北赤湯信号場) - 中川駅 - 羽前中山駅 - かみのやま温泉駅 - 茂吉記念館前駅 - 蔵王駅 - 山形駅 (87.1km) - 北山形駅 - 羽前千歳駅 (91.9km) - 南出羽駅 - 漆山駅 - 高擶駅 - 天童南駅 - 天童駅 - 乱川駅 - 神町駅 - さくらんぼ東根駅 - 東根駅 - 村山駅 (113.5km) - 袖崎駅 - 大石田駅 - 北大石田駅 - 芦沢駅 - 舟形駅 - 新庄駅 (148.6km)
新庄駅 - 秋田駅間編集
- 累計営業キロは福島駅起算
- 標準軌線路については秋田新幹線区間のものを記載(山形新幹線・山形線用は同路線記事を参照)
- 凡例
- :秋田新幹線「こまち」停車駅(詳細は列車記事もしくは秋田新幹線を参照)
- 駅名 … ■:貨物取扱駅(オフレールステーション)
- 停車駅
- 普通…すべての旅客駅に停車
- 快速…●印の駅は全列車停車、↓印の駅は全列車通過(矢印の方向のみ運転)
- 線路
駅名 | 営業キロ | 快速 | 接続路線 | 線路 | 所在地 | ||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
駅間 | 累計 | 標準軌 | 狭軌 | ||||||
新庄駅 | - | 148.6 | 東日本旅客鉄道:山形新幹線・奥羽本線(山形線 山形方面)・■陸羽東線・■陸羽西線 | ∨ | 山形県 | 新庄市 | |||
泉田駅 | 5.6 | 154.2 | ◇ | ||||||
羽前豊里駅 | 7.1 | 161.3 | | | 最上郡 | 鮭川村 | ||||
真室川駅 | 2.7 | 164.0 | ◇ | 真室川町 | |||||
釜淵駅 | 9.2 | 173.2 | ◇ | ||||||
大滝駅 | 7.1 | 180.3 | | | ||||||
及位駅 | 5.5 | 185.8 | ∧ | ||||||
院内駅 | 8.6 | 194.4 | ∨ | 秋田県 | 湯沢市 | ||||
横堀駅 | 4.0 | 198.4 | ◇ | ||||||
三関駅 | 6.0 | 204.4 | | | ||||||
上湯沢駅 | 2.7 | 207.1 | | | ||||||
湯沢駅 | 3.3 | 210.4 | ● | ◇ | |||||
下湯沢駅 | 4.1 | 214.5 | ↓ | ◇ | |||||
十文字駅 | 3.3 | 217.8 | ● | ◇ | 横手市 | ||||
醍醐駅 | 3.4 | 221.2 | ↓ | | | |||||
柳田駅 | 3.2 | 224.4 | ↓ | ◇ | |||||
横手駅■ | 3.9 | 228.3 | ● | 東日本旅客鉄道:■北上線 | ◇ | ||||
後三年駅 | 6.4 | 234.7 | ↓ | ◇ | 仙北郡 美郷町 | ||||
飯詰駅 | 5.1 | 239.8 | ● | ◇ | |||||
大曲駅 | 7.2 | 247.0 | ● | 東日本旅客鉄道:■秋田新幹線・■田沢湖線 | ◆ | ◇ | 大仙市 | ||
神宮寺駅 | 6.0 | 253.0 | ↓ | ∧ | ◇ | ||||
刈和野駅 | 7.6 | 260.6 | ● | ∥ | ◇ | ||||
峰吉川駅 | 4.8 | 265.4 | ↓ | ∨ | | | ||||
羽後境駅 | 6.5 | 271.9 | ↓ | ◇ | ◇ | ||||
大張野駅 | 8.1 | 280.0 | ↓ | | | | | 秋田市 | |||
和田駅 | 5.4 | 285.4 | ● | ◇ | ◇ | ||||
四ツ小屋駅 | 6.9 | 292.3 | ● | | | ◇ | ||||
秋田駅 | 6.4 | 298.7 | ● | 東日本旅客鉄道:■秋田新幹線・奥羽本線(大館・青森方面)・■羽越本線 | ∧ | ∧ |
- ^ 実際には神宮寺駅構内南側のポイント - 峰吉川駅構内南側のポイント間に該当する。
2019年度の時点で、JR東日本自社による乗車人員集計[21]の除外対象となる駅(完全な無人駅)は、泉田駅・羽前豊里駅・釜淵駅・大滝駅・及位駅・院内駅・三関駅・上湯沢駅・下湯沢駅・醍醐駅・柳田駅・後三年駅・大張野駅・四ツ小屋駅である。
秋田駅 - 青森駅間編集
- この区間は狭軌
- 累計営業キロは福島駅起算
- 凡例
駅名 | 営業キロ | 快速 | 接続路線・備考 | 線路 | 所在地 | |||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
駅間 | 累計 | |||||||
秋田駅 | - | 298.7 | ● | 東日本旅客鉄道:■秋田新幹線・奥羽本線(湯沢・横手方面)・■羽越本線 | ∧ | 秋田県 | 秋田市 | |
泉外旭川駅 | 2021年3月13日開業予定[報道 9] | ∥ | ||||||
(貨)秋田貨物駅 | 3.6 | 302.3 | | | ∥ | ||||
土崎駅 | 3.5 | 305.8 | ● | 日本貨物鉄道:奥羽本線(貨物支線) | ∥ | |||
上飯島駅 | 2.5 | 308.3 | ● | ∥ | ||||
追分駅 | 3.4 | 311.7 | ● | 東日本旅客鉄道:■男鹿線[* 1] | ∨ | |||
大久保駅 | 7.2 | 318.9 | ● | ◇ | 潟上市 | |||
羽後飯塚駅 | 3.3 | 322.2 | ● | ∧ | ||||
井川さくら駅 | 1.4 | 323.6 | ● | ∥ | 南秋田郡 | 井川町 | ||
八郎潟駅 | 3.9 | 327.5 | ● | ∨ | 八郎潟町 | |||
鯉川駅 | 5.5 | 333.0 | | | ◇ | 山本郡 三種町 | |||
鹿渡駅 | 5.4 | 338.4 | | | ∧ | ||||
森岳駅 | 6.7 | 345.1 | ● | ∨ | ||||
北金岡駅 | 4.3 | 349.4 | | | ◇ | ||||
南能代信号場 | - | 352.5 | | | ◇ | 能代市 | |||
東能代駅◇ | 6.0 | 355.4 | ● | 東日本旅客鉄道:■五能線 | ◇ | |||
鶴形駅 | 4.9 | 360.3 | | | ∧ | ||||
富根駅 | 5.2 | 365.5 | | | ∥ | ||||
二ツ井駅 | 6.7 | 372.2 | ● | ∥ | ||||
前山駅 | 7.3 | 379.5 | | | ∨ | 北秋田市 | |||
鷹ノ巣駅 | 5.4 | 384.9 | ● | 秋田内陸縦貫鉄道:秋田内陸線 …鷹巣駅 | ∧ | |||
糠沢駅▽ | 3.2 | 388.1 | | | ∥ | ||||
早口駅 | 5.4 | 393.5 | ● | ∨ | 大館市 | |||
下川沿駅 | 4.2 | 397.7 | | | ◇ | ||||
大館駅◆ | 5.2 | 402.9 | ● | 東日本旅客鉄道:■花輪線 | ∧ | |||
白沢駅 | 6.5 | 409.4 | | | ∥ | ||||
陣場駅 | 7.1 | 416.5 | | | ∥ | ||||
津軽湯の沢駅▽ | 5.8 | 422.3 | | | ∥ | 青森県 | 平川市 | ||
碇ケ関駅 | 4.9 | 427.2 | ● | ∥ | ||||
長峰駅 | 4.8 | 432.0 | | | ∨ | 南津軽郡 大鰐町 | |||
大鰐温泉駅 | 3.3 | 435.3 | ● | 弘南鉄道: 大鰐線 …大鰐駅 | ◇ | |||
石川駅 | 5.4 | 440.7 | | | ∧ | 弘前市 | |||
弘前駅■ | 6.4 | 447.1 | ● | 弘南鉄道:弘南線 | ∥ | |||
撫牛子駅 | 2.7 | 449.8 | | | ∥ | ||||
川部駅 | 3.6 | 453.4 | ● | 東日本旅客鉄道:■五能線[* 2] | ∨ | 南津軽郡 | 田舎館村 | |
北常盤駅 | 3.2 | 456.6 | ● | ◇ | 藤崎町 | |||
浪岡駅 | 5.5 | 462.1 | ● | ◇ | 青森市 | |||
大釈迦駅 | 5.1 | 467.2 | | | ◇ | ||||
鶴ケ坂駅 | 6.2 | 473.4 | | | ◇ | ||||
津軽新城駅 | 5.4 | 478.8 | ● | ◇ | ||||
新青森駅 | 1.8 | 480.6 | ● | 東日本旅客鉄道: 東北新幹線・奥羽本線(貨物支線) 北海道旅客鉄道: 北海道新幹線 |
◇ | |||
青森駅 | 3.9 | 484.5 | ● | 東日本旅客鉄道:■津軽線 青い森鉄道:■青い森鉄道線 |
◇ |
2019年度の時点で、JR東日本自社による乗車人員集計[22]の除外対象となる駅(完全な無人駅)は、上飯島駅・鯉川駅・北金岡駅・鶴形駅・富根駅・前山駅・糠沢駅・下川沿駅・白沢駅・陣馬駅・津軽湯の沢駅・長峰駅・石川駅・撫牛子駅・大釈迦駅・鶴ケ坂駅・津軽新城駅である(年度中に無人となった駅含む)。2021年開業予定の泉外旭川駅も無人駅として開業予定である。
過去の接続路線
- 湯沢駅:羽後交通雄勝線 - 1973年4月1日廃止
- 横手駅:羽後交通横荘線 - 1971年7月20日廃止
- 秋田駅(駅前連絡):秋田市電 - 1966年3月31日廃止
- 八郎潟駅:秋田中央交通線 - 1969年7月11日廃止
- 二ツ井駅(駅前連絡):中西徳五郎経営軌道 - 1940年3月1日廃止
- 大館駅(駅舎は別に隣接):同和鉱業花岡線 - 1985年4月1日廃止
- 大館駅(駅舎は別に隣接):小坂製錬小坂線 - 1994年10月1日旅客営業廃止、2008年4月1日休止、2009年4月1日廃止
- 川部駅:弘南鉄道黒石線 - 1998年4月1日廃止
支線編集
- 全線単線、青森県青森市に所在
駅名 | 営業キロ | 接続路線 |
---|---|---|
新青森駅 | 0.0 | 東日本旅客鉄道:東北新幹線 |
(滝内信号所) | 2.8 | 東日本旅客鉄道:奥羽本線(青森駅方面) |
青森信号場 | 4.8 | 青い森鉄道:青い森鉄道線 |
- 実際の分岐点である滝内信号所は青森駅構内扱い。詳しくは、「青森駅#滝内信号所」の項を参照。
- 第一種鉄道事業者である東日本旅客鉄道の路線としての終点は青森信号場より2駅南の東青森駅である[注釈 1]。
- 東日本旅客鉄道としての営業キロの設定はないが[23][注釈 1]、日本貨物鉄道が新青森駅 - 青森信号場間に対して第二種鉄道事業の営業キロを設定しており[24]、貨物列車が毎日通過している。2012年3月まで、夜行列車「北斗星」「トワイライトエクスプレス」は青森駅でスイッチバックをせず、この区間を通過していた[要出典][25]。
日本貨物鉄道編集
貨物支線編集
- (貨):貨物専用駅
- 全線単線、秋田県秋田市に所在
駅名 | 営業キロ | 接続路線 |
---|---|---|
土崎駅 | 0.0 | 東日本旅客鉄道:奥羽本線(本線) |
(貨)秋田港駅 | 2.7 | 秋田臨海鉄道:秋田臨海鉄道線 |
廃駅・廃止信号場編集
駅に変更された信号場は除く。
- 金谷信号場:1967年1月11日開設、1999年3月12日廃止、楯岡駅(現在の村山駅) - 袖崎駅間
- 鳥越信号場:1944年12月1日開設、1960年12月20日廃止、1968年9月25日旧信号場位置から0.5km新庄寄りに再開設、1999年3月12日廃止[26]、舟形駅 - 新庄駅間
- 大清水信号場:2013年9月27日廃止[要出典]、追分駅 - 大久保駅間
- 七座信号場:1971年8月5日廃止、二ツ井駅 - 前山駅間(ルート変更のため)
- 陸奥森山駅:1940年11月1日廃止、大鰐駅(現在の大鰐温泉駅) - 石川駅間
- 門外駅:1940年11月1日廃止、石川駅 - 門外駅間
- 大清水駅:1940年11月1日廃止、門外駅 - 弘前駅間
- 和徳駅:1940年11月1日廃止、弘前駅 - 撫牛子駅間
- 豊蒔駅:1940年11月1日廃止、撫牛子駅 - 川部駅間
新駅計画編集
- 泉外旭川駅 - 秋田市が秋田駅 - 土崎駅間の泉・外旭川地区に設置を検討している新駅[27]。2017年4月10日に秋田市の穂積志市長が新駅について、2017年度中に基本設計に入り、関連予算を盛り込むとしていた[新聞 8]。同年9月には市長は新駅について2021年3月のJRのダイヤ改正に合わせて開業を目指すとしている[28]。2019年1月18日、国土交通省東北運輸局から設置が認可された[報道 11][29][30]。2020年2月20日に駅名を「泉外旭川駅」とすると発表された[新聞 9]。2021年3月13日に開業予定である[報道 9]。
- あきた蕗仁井田駅(仮称)を四ツ小屋駅 - 秋田駅間に設置する構想がある。
平均通過人員編集
2013年度。山形新幹線福島駅 - 新庄駅間・秋田新幹線大曲駅 - 秋田駅間を含む[31]
- 福島駅 - 青森駅間全体 5,349人/日
- 福島駅 - 山形駅間 10,216人/日
- 山形駅 - 新庄駅間 5,794人/日
- 新庄駅 - 大曲駅間 1,128人/日
- 大曲駅 - 秋田駅間 8,221人/日
- 秋田駅 - 追分駅間 12,215人/日
- 追分駅 - 大館駅間 2,938人/日
- 大館駅 - 弘前駅間 1,718人/日
- 弘前駅 - 青森駅間 8,209人/日
脚注編集
注釈編集
- ^ a b c d 会社要覧 2016-2017 - 付表 (PDF) に「新青森〜東青森を含む。」と注記あり。ただし営業キロは支線分を含まない値となっている。
- ^ この開業当時、弘前~青森間、朝・昼・夕各1往復の計3往復6本の運行だった。参考資料『弘前市史 明治・大正・昭和編』(弘前市・1964年3月30日発行) 「第二章 市制施行と師団創設・第一節 市制施行・四 交通運輸」の225頁「鉄道」に記載の時刻表より。
- ^ 『鉄道総合年表1972-93』『日本鉄道請負業史』では9月17日[13][14]。
- ^ 福島駅 - 庭坂駅間および新庄駅付近は、2018年12月17日、米沢駅 - 大石田駅間および大曲駅 - 秋田間は、2020年1月14日のJR東日本によるそれぞれの公表時点で、携帯電話の利用が可能とされている[報道 4][報道 5]。
出典編集
- ^ 日本国有鉄道電気局『鉄道電報略号』、1959年9月17日、23頁。
- ^ a b c JR東日本による秋田港クルーズ列車運行のための第二種鉄道事業の許可書を交付します (PDF) - 東北運輸局プレスリリース
- ^ a b サステナビリティレポート2019 38頁 - JR東日本、2019年9月
- ^ a b 『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』JTB 1998年 ISBN 978-4533029806
- ^ 会社要覧2016-2017 - 付表 (PDF) - 東日本旅客鉄道
- ^ “JR 東日本事業概要 (PDF)”. 東日本旅客鉄道 (2016年). 2016年10月3日閲覧。(会社要覧 2016-2017)
- ^ 『鉄道省年報. 昭和10年度』(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 『東奥年鑑.昭和10年』(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 「奥羽本線も不通 秋田の出水被害増す」昭和22年8月5日,4面
- ^ 記念スタンプ「逓信省告示第205号」『官報』1949年4月23日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 「水田の被害甚大」『日本経済新聞』昭和26年7月23日 3面
- ^ 「特急乗客ガス攻め」『朝日新聞』昭和47年8月1日.19面
- ^ a b 池田光雅『鉄道総合年表1972-93』中央書院、1993年、35頁。ISBN 4-924420-82-4。
- ^ a b “日本鉄道請負業史”. 日本建設業連合会. 2020年7月24日閲覧。
- ^ 『鉄道ジャーナル』第20巻第10号、鉄道ジャーナル社、1986年9月、 115頁。
- ^ 『鉄道ジャーナル』第33巻第5号、鉄道ジャーナル社、1999年4月、 90頁。
- ^ 鉄道ニュース週報 (80) 秋田県の貨物線に旅客列車運行許可…ただし「乗船客」専用 - マイナビニュース、2017年7月26日
- ^ 『JTB時刻表』1999年6月号によると下り大館7時48分発弘前行きの次は13時54分発青森行きとなっている。
- ^ 『貨物時刻表 平成26年3月ダイヤ改正』、鉄道貨物協会、2014年、 59頁。
- ^ 『貨物時刻表 平成26年3月ダイヤ改正』、鉄道貨物協会、2014年、 118頁。
- ^ “各駅の乗車人員”. 東日本旅客鉄道. 2020年12月15日閲覧。
- ^ “各駅の乗車人員”. 東日本旅客鉄道. 2020年12月15日閲覧。
- ^ 国土交通省鉄道局監修『鉄道要覧』平成28年度版、電気車研究会・鉄道図書刊行会、p.31にこの支線の記述なし
- ^ 国土交通省鉄道局監修『鉄道要覧』平成28年度版、電気車研究会・鉄道図書刊行会、p.58
- ^ 鈴木周作 (2012年1月28日). “【北斗星の日々】「北斗星」にもささやかな変化〜平成24年3月ダイヤ改正〜”. 北の駅の待合室. 北海道新聞. 2017年4月14日閲覧。
- ^ 今尾恵介監修『日本鉄道旅行地図帳』2号 東北、新潮社、2008年、p.42
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- ^ “「泉外旭川駅(仮称)」開設へ 奥羽本線の秋田~土崎間で2021年開業予定”. 乗りものニュース (2019年1月21日). 2019年1月21日閲覧。
- ^ 路線別ご利用状況(2009〜2013年度) - 東日本旅客鉄道
報道発表資料編集
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- ^ 「奥羽本線 赤岩駅冬期間の普通列車通過についてのお知らせ (PDF) 」
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- ^ “山形・秋田新幹線及び中央本線におけるトンネル内携帯電話サービスの一部開始について” (PDF) (プレスリリース), 東日本旅客鉄道, (2020年6月25日), オリジナルの2020年6月25日時点におけるアーカイブ。 2020年6月25日閲覧。
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- ^ “「(仮称) 泉外旭川駅」の設置に関する認可について” (PDF) (プレスリリース), 東日本旅客鉄道 秋田支社, (2019年1月18日) 2019年1月20日閲覧。
新聞記事編集
- ^ a b “進み秋田新幹線工事 奥羽線神宮寺-峰吉川間 3線軌化完成 単線運転スタート”. [[]]. (--)
- ^ 「大館市水浸し」『日本経済新聞』昭和26年7月21日 3面
- ^ “複線運転スタート 院内駅で開通式 奥羽線 院内-及位間”. 秋田魁新報 (秋田魁新報社): p.11 (1968年9月30日 朝刊)
- ^ a b c d e “お待たせしました 奥羽南線複線化工事 まず秋田-四ツ小屋間 21日から使用開始 時間短縮は期待できず”. 秋田魁新報 (秋田魁新報社): p.5 (1975年8月16日 夕刊)
- ^ a b “PRCの使用開始 JR秋田支社 奥羽線院内-大曲間”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 3. (1993年6月23日)
- ^ “大曲-秋田間新在直通化 単線切替工事が終了”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (1995年6月16日)
- ^ “JR奥羽線「赤岩駅」3月12日廃止 秘境駅...鉄道ファンに人気”. 福島民友 (福島民友新聞社). (2021年1月21日). オリジナルの2021年1月21日時点におけるアーカイブ。 2021年1月21日閲覧。
- ^ “泉・外旭川新駅、年度内に基本設計 秋田市長が方針表明”. 秋田魁新報 (秋田魁新報社). (2017年4月11日). オリジナルの2017年4月12日時点におけるアーカイブ。 2017年4月13日閲覧。
- ^ “秋田駅の隣に来春新駅「泉外旭川駅」 JR支社決定”. 産経新聞. (2020年2月20日). オリジナルの2020年2月20日時点におけるアーカイブ。 2020年2月20日閲覧。