平成10年台風第6号(へいせい10ねんたいふうだい6ごう、国際名:Todd[1] / トッド)は、1998年9月に日本に接近した台風である[2]鹿児島県宮崎県などに被害を出した[3]

台風第6号(Todd)
カテゴリー4の スーパー・タイフーンSSHWS
台風6号
台風6号
発生期間 1998年9月16日15時 - 9月20日9時(JST)
寿命 90時間
最低気圧 955 hPa
最大風速
(日気象庁解析)
75 kt(40 m/s)
プロジェクト : 気象と気候災害
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概要 編集

 
進路図

1998年9月16日、沖ノ鳥島の西方で台風6号が発生[4]。台風は発達しながら北上し、18日に南大東島の東海上で大型で強い勢力となり、その後は勢力を弱めながら北西に進んで、鹿児島県種子島の南海上へと進んだ[5]。19日には東シナ海を西に進み、中国長江下流付近に上陸した[5]

この台風は、台風6号としては(1951年からの)統計史上最も遅い日時に発生した[6]。また、台風6号の発生が9月以降にまで遅れたのは、1998年のみである[6]

被害 編集

この台風の影響で、日本では死者2人、負傷者10人、半壊48棟、床上浸水120棟、床下浸水823棟の被害が発生している[5]

この台風と、同年の台風5号7号8号9号による災害(9月15日から10月1日までの間の前線による豪雨及び暴風雨による災害)は、後に激甚災害に指定された[7]

脚注 編集

外部リンク 編集