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弥生台駅

日本の神奈川県横浜市泉区にある相模鉄道の駅

歴史編集

旧表示で中田町の富士見ヶ丘町内の北のはずれから古くから「馬の背」といわれた尾根のみちを行くと岡津町の西側に出たが、そこを大規模に造成してその一部が駅となっている。駅開業で地形が完全に変わった典型である。

駅構造編集

相対式ホーム2面2線を持つ地上駅橋上駅舎を有する。ホームの両サイドにはの木が植えられている。時期になると隣接する公園に花見をする人の姿が見られる。

のりば編集

番線 路線 方向 行先
1   いずみ野線 下り いずみ野湘南台方面
2 上り 二俣川横浜(二俣川のりかえ)大和海老名方面

利用状況編集

 
1日あたり乗車人員の推移

2018年(平成30年)度の1日平均乗降人員15,123人である[利用客数 1]。泉区からの利用者のほかに、瀬谷区阿久和南、同区阿久和東、旭区善部町からの利用者もある。特急停車駅のいずみ野駅よりも利用客が多い。

近年の1日平均乗降・乗車人員推移は下記の通り。

年度別1日平均乗降・乗車人員[* 1]
年度 1日平均
乗降人員[* 2]
1日平均
乗車人員[* 3]
出典
1980年(昭和55年) 1,195
1981年(昭和56年) 1,397
1982年(昭和57年) 2,047
1983年(昭和58年) 2,683
1984年(昭和59年) 3,411
1985年(昭和60年) 3,896
1986年(昭和61年) 4,477
1987年(昭和62年) 4,751
1988年(昭和63年) 5,367
1989年(平成元年) 6,030
1990年(平成02年) 6,934
1991年(平成03年) 7,511
1992年(平成04年) 7,882
1993年(平成05年) 8,342
1994年(平成06年) 8,630
1995年(平成07年) 9,129 [* 4]
1996年(平成08年) 9,332
1997年(平成09年) 9,353
1998年(平成10年) 9,334 [神奈川県統計 1]
1999年(平成11年) 18,067 9,157 [神奈川県統計 2]
2000年(平成12年) 17,281 8,742 [神奈川県統計 2]
2001年(平成13年) 17,009 8,577 [神奈川県統計 3]
2002年(平成14年) 16,542 8,316 [神奈川県統計 4]
2003年(平成15年) 16,385 8,217 [神奈川県統計 5]
2004年(平成16年) 16,446 8,286 [神奈川県統計 6]
2005年(平成17年) 16,628 8,402 [神奈川県統計 7]
2006年(平成18年) 16,746 8,472 [神奈川県統計 8]
2007年(平成19年) 16,894 8,518 [神奈川県統計 9]
2008年(平成20年) 16,878 8,513 [神奈川県統計 10]
2009年(平成21年) 16,622 8,375 [神奈川県統計 11]
2010年(平成22年) 16,448 8,283 [神奈川県統計 12]
2011年(平成23年) 16,032 8,062 [神奈川県統計 13]
2012年(平成24年) 15,938 8,005 [神奈川県統計 14]
2013年(平成25年) 15,903 7,997 [神奈川県統計 15]
2014年(平成26年) 15,377 7,707 [神奈川県統計 16]
2015年(平成27年) 15,457 7,758 [神奈川県統計 17]
2016年(平成28年) 15,201 7,630 [神奈川県統計 18]
2017年(平成29年) 15,048 7,541
2018年(平成30年) 15,123

駅周辺編集

 
亀谷戸のせせらぎ水辺
(2015年2月)

駅の南側は徒歩10分圏内に国際親善総合病院(急性期病院)があり、また駅前から同病院のある県道218号沿いにかけて様々な商店が立ち並んでいるが、対照的に北側は目前にが広がり、住宅などはあるものの商店はほとんど見られない。

駅北側の森は横浜市によって市民の森に指定されており[2]、「新橋市民の森」として2015年1月に開園している[3][4]。また、この森の近くを流れる小川に沿って遊歩道「亀谷戸(かめやと)のせせらぎ水辺」(新橋町小川アメニティ)が整備されている[5]。小川にはホタルサワガニトンボなどが生息していて、6月頃になると遊歩道からホタルの鑑賞ができる[6]。一方、小川の付近において墓地の建設計画[注 1]が持ち上がったため、自然環境が破壊されるとして「弥生台のせせらぎとホタルを守る会」などにより反対運動も起きている[8][9][10]

駅周辺再開発編集

いずみ野線沿線は「環境未来都市」における横浜市のモデル地区にも指定されており、また相鉄グループでは同沿線を「ガーデンシティゾーン」とし地域活性化(沿線価値向上)に努めている[11]。その一環として、同グループの成長戦略ロードマップ「Vision 100」でも掲げられている「いずみ野線沿線駅前街区リノベーション計画」が進められており[12]いずみ野駅南万騎が原駅周辺の再開発に続いて当駅周辺(南側)でも再開発が計画されている[13]

計画では既存の施設に代わる新たな商業施設と住宅などを整備するほか、国際親善総合病院が近距離にあることから医療的なサポートやヘルスケアの機能も持たせる方針としている[14]。再開発に先立ち、「やよい台ショッピングプラザ[15]が一部店舗を除き2016年9月30日に営業終了(そうてつローゼン歯科医院のみ、新規施設開業直前まで営業を継続)となり[16]、翌10月より建物の解体工事が開始された。その後、跡地では新規施設「相鉄ライフ やよい台」が約1年後の2017年10月24日に開業しており[17][18]、さらに2018年7月11日には第2期として駅前別棟も開業している[19]

相鉄ライフ やよい台
旧やよい台ショッピングプラザ(※ 現在は閉鎖・撤去済み)

主な周辺施設編集

南口編集

北口編集

  • 新橋市民の森/亀谷戸のせせらぎ水辺(新橋町小川アメニティ)
  • 鳩の森愛の詩保育園
  • やよい台幼稚園
  • 横浜市立新橋小学校
  • 横浜ゴルフプラザ
  • スウィング・テニス・スタジオ
  • 弥生の杜(霊園

バス路線編集

最寄りの停留所は、駅南側のロータリーにある「弥生台駅」となる。以下の路線が乗り入れ、全系統が神奈川中央交通により運行されている。

系統 経由 行先
弥01 緑園都市駅
戸12 西田橋 戸塚駅東口
戸39 領家谷
戸79 戸塚バスセンター
東23 東戸塚駅東口

この他、緑園地区を循環し、緑園都市駅〜弥生台駅間を結ぶ実証実験路線(神奈中による)が2016年2月1日4月30日まで開設されていた[21]。なお、前述のロータリーにはタクシー乗り場もあるが、一般車両は進入禁止となっている。

駅名の由来編集

駅周辺の開発時に弥生時代土器が出土したことによる。なお、計画時の仮称は「新橋町」であった[22]

その他編集

昇降バー式ホームドアの試験導入編集

国土交通省が進めているホームドア設置促進の一環として、2013年10月27日、当駅の1番線ホーム横浜方に1両分の昇降バー式ホームドア(高見沢サイバネティックス製)を設置し、今後の実用化に向けた現地試験(実証実験)が約1年間の予定で開始された[23][24][25]。相鉄では11000系とそれ以外の形式で乗務員室直後の扉の位置が違うことから通常のホームドアを設置できないため、これに対応しコスト低減を兼ね備えたホームドアの安全性や有効性などが検証された。なお、バーの昇降については当初自動ではなく車掌手動(ボタン操作)で行なっていたが[26]、その後自動となっている。

今回のホームドアは現地試験の期間が終了したことにより当駅から既に撤去されているが、同型のホームドアはJR東日本拝島駅2015年3月より試験導入された[27]

隣の駅編集

相模鉄道
  いずみ野線
特急
通過
快速・各停(快速は下りは終点湘南台、上りは本線の鶴ヶ峰まで各駅に止まる)
緑園都市駅 (SO32) - 弥生台駅 (SO33) - いずみ野駅 (SO34)

脚注編集

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注釈編集

  1. ^ 浅間寺が2006年に森の低湿地約 500 を購入、檀家型墓地の建設計画が明らかとなった[7]

出典編集

記事本文の出典編集

  1. ^ 鉄道ジャーナル』第33巻第4号、鉄道ジャーナル社、1999年4月、 85頁。
  2. ^ 駅からいずみ遊歩シリーズ45 泉(オアシス)探訪 新橋市民の森(仮称)を探索してタウンニュース<泉区版> 2013年11月21日号)
  3. ^ 市民の森:「市民の森」一覧(横浜市環境創造局)
  4. ^ 地域力で開設した「新橋市民の森」 ―横浜市で第 34 番目の市民の森が新橋町に (PDF) (泉区連合自治会町内会長会)
  5. ^ 駅からいずみ遊歩シリーズ14 泉(オアシス)探訪 弥生台駅北口からの清涼散歩(タウンニュース<泉区版> 2012年7月26日号)
  6. ^ ホタル復活の立役者 「守る会」会長の中村さん(タウンニュース<泉区版> 2013年7月11日号)
  7. ^ 新橋市民の森愛護会便り(最終号 (総集編)) (PDF) (新橋市民の森愛護会&原弥生台自治会 2016年3月)
  8. ^ TBS噂の!東京マガジン』2011年7月31日放送「弥生台の里山:残すべきはホタル生育自然か、墓地か」
  9. ^ 弥生台の里山:残すべきはホタル生育自然か、墓地か(矢本真人の声 2011年8月1日)
  10. ^ 横浜に残る駅前の自然を感じて学ぼう 「秋の樹林地調査」(2012年10月27日開催) (PDF) (青葉区民会議:自然・環境部会)
  11. ^ いずみ野フォンテ 36年の歴史に幕 3月末で営業終了(タウンニュース<泉区版> 2014年3月27日号)
  12. ^ 南万騎が原駅前再開発 相鉄アーバンが商業、住宅エリア整備(神奈川新聞:カナロコ 2015年1月17日)
  13. ^ 「相鉄グループ中期経営計画(2014 年度-2016 年度)」の策定について:【不動産】相鉄線沿線6大プロジェクト① (PDF) (相鉄ホールディングス株式会社 2013年11月28日)
  14. ^ 相鉄HD、いずみ野線3駅前再開発 JR・東急相互直通にらむ(日本経済新聞社 2014年2月26日)
  15. ^ やよい台ショッピングプラザ(株式会社相鉄ビルマネジメント:運営施設、2013年2月25日時点のアーカイブ〈Wayback Machine
  16. ^ やよい台ショッピングプラザ建て替えのお知らせ(弥生台ショッピングプラザ商店会/株式会社相鉄ビルマネジメント、2016年11月28日時点のアーカイブ〈Wayback Machine〉)
  17. ^ 相鉄ライフやよい台 公式サイト
  18. ^ 10月24日(火) 相鉄いずみ野線 弥生台駅前に商業施設「相鉄ライフ やよい台」をオープン 駅前に国際親善総合病院のサテライトクリニックを開設 (PDF) (株式会社相鉄アーバンクリエイツ/株式会社相鉄ビルマネジメント 2017年10月13日)
  19. ^ 商業施設「相鉄ライフ やよい台」 第2期がオープン (PDF) (株式会社相鉄アーバンクリエイツ/株式会社相鉄ビルマネジメント 2018年6月27日)
  20. ^ 和食店「蒼 -aoi- 」をオープン 「相鉄沿線名店プロジェクト」誘致3号店 (PDF) (相鉄ホールディングス株式会社 2018年1月9日)
  21. ^ 緑園都市地区循環の実証運行終了について(5/1実施)(神奈川中央交通:お知らせ 2016年4月27日)
  22. ^ 鉄道ピクトリアル1973年11月号
  23. ^ 車両扉位置の相違やコスト低減等の課題に対応可能な新たなホームドアの現地試験の実施について(国土交通省 平成25年(2013年)3月5日)
  24. ^ 新たなホームドアの実用化に向けた現地試験の実施について (PDF) (国土交通省)
  25. ^ 10月27日から昇降式ホームドアの実証試験を開始します (PDF) (相模鉄道株式会社 平成25年(2013年)10月4日)
  26. ^ 昇降バー式ホーム柵、相鉄いずみ野線弥生台駅で実証試験開始(Response 2013年10月27日)
  27. ^ JR東日本、拝島駅に昇降式ホームドア試験導入へ(レスポンス 2014年12月16日)

利用状況の出典編集

私鉄の1日平均利用客数
私鉄の統計データ
  1. ^ 横浜市統計書 - 横浜市
  2. ^ レポート - 関東交通広告協議会
  3. ^ 神奈川県県勢要覧 - 神奈川県
  4. ^ 線区別駅別乗車人員(1日平均)の推移 - 26ページ
神奈川県県勢要覧
  1. ^ 平成12年 - 225ページ
  2. ^ a b 平成13年 (PDF) - 227ページ
  3. ^ 平成14年 (PDF) - 225ページ
  4. ^ 平成15年 (PDF) - 225ページ
  5. ^ 平成16年 (PDF) - 225ページ
  6. ^ 平成17年 (PDF) - 227ページ
  7. ^ 平成18年 (PDF) - 227ページ
  8. ^ 平成19年 (PDF) - 229ページ
  9. ^ 平成20年 (PDF) - 233ページ
  10. ^ 平成21年 (PDF) - 243ページ
  11. ^ 平成22年 (PDF) - 241ページ
  12. ^ 平成23年 (PDF) - 241ページ
  13. ^ 平成24年 (PDF) - 237ページ
  14. ^ 平成25年 (PDF) - 239ページ
  15. ^ 平成26年 (PDF) - 241ページ
  16. ^ 平成27年 (PDF) - 241ページ
  17. ^ 平成28年 (PDF) - 249ページ
  18. ^ 平成29年 (PDF) - 241ページ

関連項目編集

外部リンク編集