戸塚駅

神奈川県横浜市戸塚区にある東日本旅客鉄道・横浜市交通局の駅

戸塚駅(とつかえき)は、神奈川県横浜市戸塚区戸塚町にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・横浜市交通局横浜市営地下鉄)のである。

戸塚駅
橋上東口(2011年10月)
とつか
Totsuka
地図
所在地 横浜市戸塚区戸塚町
所属事業者
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橋上西口(2011年8月)

概要

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横浜市戸塚区の中央部、東海道国道1号)の戸塚宿のほぼ中心に位置し、駅周辺は横浜市南西部の商業・行政の中核になっている。西口と東口の間は、地下1階の自由通路と、2階のペデストリアンデッキでつながっており、24時間自由に行き来することができる。

詳細は、駅周辺の項で後述する。

乗り入れ路線

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JR東日本の各線(後述)と、横浜市営地下鉄のブルーライン(1号線)の合計4路線が乗り入れる接続駅となっている。

JR東日本の駅に乗り入れる路線は、線路名称上では東海道本線のみであるが、運転系統としては以下の3系統が停車する。それぞれ専用の線路が割り当てられており、当駅以東(東京方面)では停車駅および経路が異なっている。また、当駅はこれら各系統同士の乗換駅(対面乗り換え)としての役割を果たしている。

また当駅は特定都区市内制度における「横浜市内」に属するが、東海道本線においては当駅がその西限となる。

歴史

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明治・大正期の戸塚駅(現在の西口)
昭和初期の戸塚駅(現在の西口)
東海道宿場である戸塚の地に開設された。当初は旧宿場町側の西口が多く利用されたが、戸塚競馬の開催とともに東口も次第に賑わうようになった。
戸塚駅周辺の市街地再開発事業は、東口地区は第一種(権利変換方式)、西口地区は第二種(用地買収方式)で行われた[3]。違いについては「都市再開発#第1種・第2種の違い」を参照。
  • 1985年(昭和60年)3月14日手荷物取り扱いを廃止。
  • 1986年(昭和61年)11月:東口駅前再開発ビル「ラピス戸塚」オープン。
  • 1987年(昭和62年)
    • 4月1日国鉄分割民営化により東日本旅客鉄道の駅となる。鶴見駅から横浜羽沢駅を経由する支線の終点が、戸塚駅から東戸塚駅に変更される。
    • 5月24日:横浜市営地下鉄の駅が仮設駅として開業[6]。ホームが4両分しか設けられず、後部2両の扉をドアカットしていた[7]
    • 7月11日:開業100周年を迎える。
  • 1989年平成元年)8月27日:横浜市営地下鉄の駅が本設置となり、ドアカットは廃止[7]
  • 1990年(平成2年)3月:戸塚駅東口地区第一種市街地再開発事業完了[3]
  • 1993年(平成5年)
    • 5月26日:JR東日本の橋上改札に自動改札機を設置し、供用開始[8]
    • 6月9日:JR東日本の地下改札に自動改札機を設置[8]
  • 1994年(平成6年)10月:戸塚駅西口第1地区第二種市街地再開発事業都市計画決定[3]
  • 1997年(平成9年)3月:戸塚駅西口第1地区第二種市街地再開発事業開始[3]
  • 1999年(平成11年)8月29日:横浜市営地下鉄 当駅 - 湘南台間開業[3][9]。延伸により中間駅となる。
  • 2001年(平成13年)
  • 2002年(平成14年)12月:戸塚駅前地区中央土地区画整理事業事業計画決定[3]
  • 2004年(平成16年)10月16日:湘南新宿ラインの増発により新設された「特別快速」の停車駅となる。
  • 2007年(平成19年)
    • 3月18日快速「アクティー」の停車駅となる。横浜市営地下鉄でICカード「PASMO」の利用が可能となる。
    • 6月1日:西口再開発地区全体を封鎖する形で大規模な街区解体工事を開始。西口駅前に既存商店街の仮設店舗ビルとして建設された「戸塚ウエスト」オープン[3]
    • 7月11日:駅開業120周年を迎える。
    • 8月18日:横浜市営地下鉄でホームドアの使用開始。
  • 2009年(平成21年)11月27日:西友戸塚店跡地に、西口駅前再開発ビル「サクラス戸塚」オープン[10]東急不動産が運営。建設は東横地所[11]
  • 2010年(平成22年)
    • 3月:仮店舗ビル「戸塚ウエスト」閉鎖(7月頃に解体)。西口駅前再開発ビル「戸塚パルソ」オープン、店舗が順次移転し営業開始。
    • 4月1日:西口駅前再開発ビル「トツカーナ」プレオープン。トツカーナに隣接する第1交通広場に自転車駐輪場(約3100台収容)が完成し使用開始。駅とトツカーナ、第1交通広場はペデストリアンデッキ「中央プロムナード」で結ばれる[12]
    • 4月2日:「トツカーナ」グランドオープン[12]
    • 4月17日:旧・戸塚バスセンターが、この日の終車(翌18日0時19分発の深夜バス)をもって使用終了。
    • 4月18日:第1交通広場が路線バスタクシー乗降場として使用開始[12]。戸塚バスセンターは18日始発より第1交通広場に移転しバリアフリー化される[12]。バスセンター移転に伴い神奈川中央交通藤沢神奈交バスでダイヤ改正。
  • 2011年(平成23年)9月20日都市計画道路戸塚駅前線の開通と同時に、西口駅前にバス降車場(降車専用バス停)を設置。第1交通広場まで行かなくても降車可能になる[13]
  • 2012年(平成24年)4月10日docomo Wi-Fiによる公衆無線LANサービス開始。
  • 2013年(平成25年)3月3日:「戸塚ウエスト」跡地に戸塚区総合庁舎が完成、戸塚区役所が移転。総合庁舎1階に第2交通広場(タクシー・一般車の乗降場、自転車駐輪場)使用開始。これをもって戸塚駅西口第1地区第二種市街地再開発事業完了[3]
  • 2014年(平成26年)1月18日:戸塚駅北側の戸塚大踏切(正式名称・東海道踏切道、キロ程40K807M)上空に、歩行者専用の人道橋「戸塚大踏切デッキ」使用開始。当日は完成記念式典が行われた[14]
  • 2015年(平成27年)

駅構造

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JR東日本

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JR 戸塚駅
 
橋上改札口(2023年1月)
とつか
Totsuka
 TTK 
所在地 横浜市戸塚区戸塚町
北緯35度24分2.2秒 東経139度32分3.1秒 / 北緯35.400611度 東経139.534194度 / 35.400611; 139.534194 (JR 戸塚駅)座標: 北緯35度24分2.2秒 東経139度32分3.1秒 / 北緯35.400611度 東経139.534194度 / 35.400611; 139.534194 (JR 戸塚駅)
所属事業者 東日本旅客鉄道(JR東日本)
電報略号 トツ
駅構造 地上駅橋上駅
ホーム 2面4線
乗車人員
-統計年度-
98,045人/日(降車客含まず)
-2023年-
開業年月日 1887年明治20年)7月11日
乗入路線 3 路線
所属路線 東海道線[* 1]
駅番号 JT06
キロ程 40.9 km(東京起点)
JT 05 横浜 (12.1 km)
(5.6 km) 大船 JT 07
所属路線 横須賀線[* 1]
湘南新宿ライン[* 1]
駅番号 JO10 JS10
キロ程 東京から品鶴線経由で43.8 km
JO 11 JS 11 東戸塚 (4.2 km)
(5.6 km) 大船 JO 09 JS 09
備考
  1. ^ a b c いずれも線路名称上は東海道本線
  2. ^ 橋上改札に導入[19]
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島式ホーム2面4線を有する地上駅[注釈 1]。 横浜統括センターの直営駅で、管理駅として東戸塚駅を管理下に置いている。改札口は橋上と地下の2ヶ所にあり、それぞれ東口・西口の両側への出入口へ通じている。ホームの大船寄りは柏尾川を跨いでいる。ホームは2020年度に嵩上げされた。1・2番線ホームの脇には東海道貨物線の線路があるがホームはない。なお、橋上改札にはお客さまサポートコールシステムが導入されており、終日改札係員は不在となっている[19]

東海道本線と横須賀線は方向別配線となっており、同一ホームで相互に対面乗り換えができる。上野東京ラインと湘南新宿ライン相互の対面乗り換え可能な駅は、東北本線区間を含めて当駅が唯一(年末年始終夜運転時の大宮駅を除く)。終電同士以外では駅や指令から特別な指示がない限り接続を取らない。

湘南新宿ラインの東海道線直通列車、新宿方面発着の東海道線特急列車(当駅通過)は、大船方で東海道線に転線する。特急「鎌倉」など、横浜駅を東海道線ホームに発着する横須賀線直通列車は、大船方で横須賀線に転線する。

特急「成田エクスプレス」が当駅に停車するが、それ以外の特急列車は当駅を通過している。ただし、臨時で運転される特急(「日光」など)は例外として当駅に停車することがある。

2021年3月のダイヤ改正で通勤快速が廃止となり、当駅はすべての快速・普通列車が停車するようになった[注釈 2]

のりば

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番線 路線 方向 行先
1   横須賀・総武線(快速) 上り 横浜品川東京千葉方面
特急「成田エクスプレス
  湘南新宿ライン 北行 渋谷新宿大宮方面
2   東海道線 上り 横浜・川崎・品川・東京・上野方面
  上野東京ライン
3   東海道線 下り 大船小田原熱海方面
4   横須賀線 大船・鎌倉久里浜方面
  湘南新宿ライン 南行 藤沢平塚・小田原方面

(出典:JR東日本:駅構内図

発車メロディ

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横須賀線ホームではスイッチ、東海道線ホームでは東洋メディアリンクス制作のメロディを使用している。

1     木もれ陽の散歩道
2   Gota del Vient
3   Cielo Estrellado
4     蝶々のように
  • 2000年前後に発車メロディが数回変更された。当初は1・2番線が「Gota del Vient」、3・4番線が「Cielo Estrellado」であったが、1999年6月14日に1番線が「ホリデイ」、2番線が「秋桜」(テイチク制作)に変更され、さらに同年7月7日に2番線が「Gota del Vient」に戻り、2000年6月6日に1・4番線が「ホリデイ」(総武快速線船橋駅津田沼駅と同様の音色違いバージョン)に、2001年3月7日に2・3番線がそれぞれの低音程バージョンに変更された。2016年3月30日に1番線が「木もれ陽の散歩道」、4番線が「蝶々のように」に変更され、現在に至っている。

駅弁

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崎陽軒が販売を行っており、売店は橋上改札外と地下改札外にある。主な駅弁は下記の通り[20]。また、かつては大船軒の出店が地下改札内で駅弁販売を行っていた時期があった。

  • 横濱中華弁当(一部おかず変更中)
  • 幕の内弁当(一部おかず変更中)
  • かながわ味わい弁当(季節により内容が変わる:春・初夏・夏・秋・冬)
  • お赤飯弁当(一部おかず変更中)
  • 炒飯弁当
  • シウマイ弁当
  • しょうが焼弁当
  • おべんとう(季節により内容が変わる:春・初夏・夏・秋・冬)
  • 横濱チャーハン(当面の間、チャーハンのレシピを変更中)
  • 横濱ピラフ
  • いなり寿司

駅構内設備

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横浜市営地下鉄

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横浜市営地下鉄 戸塚駅
 
地下改札口(地下2階)
(2024年5月)
とつか
Totsuka
B05 踊場 (1.7 km)
(1.6 km) 舞岡 B07
所在地 横浜市戸塚区戸塚町12番地1[21]
駅番号 B06
所属事業者 横浜市交通局横浜市営地下鉄
所属路線 ブルーライン(1号線)
キロ程 12.3 km(関内起点)
湘南台から7.4 km
駅構造 地下駅
ホーム 1面2線
乗降人員
-統計年度-
77,204人/日
-2022年-
開業年月日 1987年昭和62年)5月24日
備考 直営駅
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島式ホーム1面2線を有する地下駅である。改札口は地下2階、ホームは地下3階にある。地下1階が地下自由通路となっており、JRの地下改札口がある。 駅長所在駅。戸塚管区駅として当駅 - 上永谷間を管理している[22]

横浜市営地下鉄第3期工事計画では、当初は上永谷駅から当駅までの延伸が予定されていた。しかし後述の通り西口の再開発事業が難航して西口の地下に駅を設置することが困難になったため、1985年(昭和60年)に隣駅の舞岡駅までの先行開業(横浜市営地下鉄第3期開業)となった。その後、駅の位置は国鉄(現 JR)の直下(約77m)と東口バスターミナル・ラピス戸塚2の直下に変更されたが、国鉄の分割民営化の時期に重なったことと、軟弱な地盤により国鉄直下の委託工事が難航した。そのため戸塚駅開業100周年に間に合わせるべく、暫定開業に最低限必要な国鉄直下の11mと東口バスターミナル・ラピス戸塚2の直下を使った4両分(約100m)のホームを持つ仮設駅として、1987年(昭和62年)5月24日に暫定開業した(横浜市営地下鉄第4期開業)。当時は6両編成で運行していたため、関内駅側の2両はドアカットで対応していた[23]。国鉄と地下鉄の乗り換えのために建設していた国鉄の地下改札口・自由通路も完成していなかったため、出入口は東口バスターミナル側に設けられた。

横浜市制100周年・横浜博覧会の会期中に間に合わせるべく急ピッチで工事が行われ、1989年(平成元年)8月27日、6両分のホームを持つ本設駅として本開業した[24][25]

1999年に当駅-湘南台駅間が延伸開業するまでは終着駅であったため、あざみ野方にシーサスポイントが設置されており、延伸後の現在も残されている。なお、湘南台延伸後は当駅発着の定期列車は設定されておらず(非常時に湘南台駅-当駅間や当駅-あざみ野駅間で折り返し運転が行われたことはある)、代わりに引き上げ線を有する隣の踊場駅発着の列車が設定されている。

のりば

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番線 路線 行先[26]
1   ブルーライン 湘南台方面
2 あざみ野方面

利用状況

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1日あたり乗車人員の推移
  • JR東日本 - 2023年度(令和5年度)の1日平均乗車人員98,045人である[利用客数 1]
    JR東日本管内の駅では町田駅に次いで第33位。
  • 横浜市営地下鉄 - 2022年度(令和4年度)の1日平均乗降人員77,204人(乗車人員:38,410人、降車人員:38,794人)である[乗降データ 1]
    ブルーラインでは横浜駅に次いで第2位。

年度別1日平均乗降人員

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1999年度(平成11年度)以降の1日平均乗降人員推移は下記の通り。

年度別1日平均乗降人員[乗降データ 1]
年度 横浜市営地下鉄
1日平均
乗降人員
増加率
1999年(平成11年) 53,618
2000年(平成12年) 63,950 19.3%
2001年(平成13年) 67,318 5.3%
2002年(平成14年) 69,195 2.8%
2003年(平成15年) 71,115 2.8%
2004年(平成16年) 73,012 2.7%
2005年(平成17年) 74,884 2.6%
2006年(平成18年) 76,544 2.2%
2007年(平成19年) 78,980 3.2%
2008年(平成20年) 80,507 1.9%
2009年(平成21年) 81,561 1.3%
2010年(平成22年) 83,296 2.1%
2011年(平成23年) 83,509 0.3%
2012年(平成24年) 84,981 1.8%
2013年(平成25年) 86,948 2.3%
2014年(平成26年) 87,837 1.0%
2015年(平成27年) 88,698 1.0%
2016年(平成28年) 89,463 0.9%
2017年(平成29年) 89,349 −0.1%
2018年(平成30年) 90,133 0.9%
2019年(令和元年) 88,836 −1.4%
2020年(令和02年) 63,850 −28.1%
2021年(令和03年) 70,441 10.3%
2022年(令和04年) 77,204 9.6%

年度別1日平均乗車人員(1987年 - 2000年)

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1987年度(昭和62年度)以降の1日平均乗車人員推移は下記の通り。

年度別1日平均乗車人員[乗降データ 1]
年度 JR東日本 横浜市営地下鉄 出典
1987年(昭和62年) 11,145
1988年(昭和63年) 15,132
1989年(平成元年) 16,952
1990年(平成02年) 18,881
1991年(平成03年) 100,344 20,058
1992年(平成04年) 102,528 19,794
1993年(平成05年) 102,796 20,667
1994年(平成06年) 102,828 21,079
1995年(平成07年) 101,923 20,762 [乗降データ 2]
1996年(平成08年) 102,072 21,247
1997年(平成09年) 100,335 21,533
1998年(平成10年) 99,521 21,301 [神奈川県統計 1]
1999年(平成11年) [JR 1]98,054 [備考 1]26,704 [神奈川県統計 2]
2000年(平成12年) [JR 2]97,391 31,407 [神奈川県統計 2]

年度別1日平均乗車人員(2001年以降)

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年度別1日平均乗車人員[乗降データ 1]
年度 JR東日本 横浜市営
地下鉄
出典
2001年(平成13年) [JR 3]98,168 33,042 [神奈川県統計 3]
2002年(平成14年) [JR 4]98,869 34,454 [神奈川県統計 4]
2003年(平成15年) [JR 5]100,374 35,227 [神奈川県統計 5]
2004年(平成16年) [JR 6]99,853 36,135 [神奈川県統計 6]
2005年(平成17年) [JR 7]101,458 37,020 [神奈川県統計 7]
2006年(平成18年) [JR 8]103,402 37,776 [神奈川県統計 8]
2007年(平成19年) [JR 9]105,904 39,064 [神奈川県統計 9]
2008年(平成20年) [JR 10]106,301 39,917 [神奈川県統計 10]
2009年(平成21年) [JR 11]105,491 40,512 [神奈川県統計 11]
2010年(平成22年) [JR 12]105,662 41,314 [神奈川県統計 12]
2011年(平成23年) [JR 13]105,538 41,398 [神奈川県統計 13]
2012年(平成24年) [JR 14]107,681 42,161 [神奈川県統計 14]
2013年(平成25年) [JR 15]109,988 43,124 [神奈川県統計 15]
2014年(平成26年) [JR 16]108,933 43,613 [神奈川県統計 16]
2015年(平成27年) [JR 17]110,797 44,016 [神奈川県統計 17]
2016年(平成28年) [JR 18]111,405 44,416 [神奈川県統計 18]
2017年(平成29年) [JR 19]111,725 44,370 [神奈川県統計 19]
2018年(平成30年) [JR 20]112,606 44,761 [神奈川県統計 20]
2019年(令和元年) [JR 21]112,598 44,137 [神奈川県統計 21]
2020年(令和02年) [JR 22]82,817 31,737 [神奈川県統計 22]
2021年(令和03年) [JR 23]85,198 35,019 [神奈川県統計 23]
2022年(令和04年) [JR 24]93,018 38,410
2023年(令和05年) [JR 25]98,045
備考
  1. ^ 1999年8月29日に戸塚 - 湘南台間が延伸開業

駅周辺

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駅周辺(2014年3月)

概説

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駅北側の国道1号が交差する、かつての東海道踏切(戸塚大踏切)は「開かずの踏切」として有名であり、特に平日の朝は東海道線と横須賀線の上下、貨物線を走るライナーと貨物列車でほとんど踏切の開く時間がなく、朝夕は渋滞を防ぐために車両通行止めになっていた。そのバイパスとして国道1号の西側に戸塚道路が建設された。また2014年(平成26年)1月18日に戸塚大踏切の上に人道橋「戸塚大踏切(とつかおおふみきり)デッキ」(歩行者・自転車用跨線橋)[27]が、2015年(平成27年)3月25日に戸塚アンダーパス(自動車専用アンダーパス)が完成[28]したため、東海道踏切は閉鎖・廃止された。

西口・東口には約50のバス路線が発着するバスターミナルが形成されている。東口は再開発事業や横浜市営地下鉄1号線(ブルーライン)の開通により、駅前広場やバスターミナルが整備された。その後、西口でも再開発事業により、2010年4月18日に戸塚バスセンターが第1交通広場へ移転、2013年3月3日にタクシー乗り場のある第2交通広場が完成し、利便性が向上した。

西口は東海道(国道1号)沿いにあり、古くから小規模な商店が密集し、戸塚駅西口商店街や旭町通商店街が形成されていた。横浜市営地下鉄戸塚駅の建設計画をきっかけとして、1970年(昭和45年)7月に西口の再開発が開始されたものの、権利者の多さと利害関係の対立から交渉が難航し[24][25]2006年7月まで事業計画が確定していなかった。そのため、2002年に完成していた店舗用のビルは一度も使われなかった。このうち、2005年エスカレーターエレベーターが開放された。その後再開発事業計画の確定により、2007年より再開発地域全体を封鎖する形で本格的な工事に着手し、同年6月1日には商店街で営業していた店舗群が仮入居するビル「戸塚ウエスト」がオープンした。この「戸塚ウエスト」も2010年3月に閉鎖、7月頃に解体された。その後「戸塚ウエスト」に入居していた店舗群が移転し、2010年3月に開業した商業施設「戸塚パルソ」、翌4月に開業した「トツカーナ」に出店した。2013年3月3日「戸塚ウエスト」跡地に戸塚区総合庁舎が完成、戸塚区役所が移転。総合庁舎1階にタクシー・一般自動車の乗降場となる第2交通広場が完成し、これをもって再開発事業が完了した。

東口の柏尾川右岸は昭和10年代に開発が始まった工業地帯で、日立製作所日立グループ各社など大規模な工場が複数存在する。東口再開発事業によりラピス戸塚1・2・3が建設され、そのうちラピス戸塚2は直下にある地下鉄駅をビルの基礎として利用している[23][29]。さらに駅南側では2016年3月7日より、中外製薬株式会社が日立製作所戸塚工場の土地を横浜研究拠点として購入する契約締結が決定し[30]、物件引き渡しに向け工事が進められている。

横浜市では、当駅周辺地区を横浜市都市計画マスタープラン・戸塚区プランとして街づくりを考えている[31]1981年策定の「よこはま21世紀プラン」では当駅周辺地区が副都心に指定されていたが、現在では生活拠点という扱いに変わっている[32]

商業施設

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東口エリア都市型商業施設

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ラピス戸塚1(戸塚モディ
ラピス戸塚2
  • 有隣堂戸塚カルチャーセンター・戸塚ミュージックサロン
ラピス戸塚3
アピタ戸塚店
その他

東口エリア郊外型商業施設

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西口エリア都市型商業施設

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トツカーナ(東急プラザ戸塚およびトツカーナモール)
トツカーナ東急プラザ戸塚およびトツカーナモール)
戸塚区総合庁舎
戸塚パルソ
サクラス戸塚
その他

西口エリア郊外型商業施設

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金融機関

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郵便局

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企業

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  • 日立コンシューマエレクトロニクス株式会社[注釈 3]
  • 日立製作所ITプロダクツ統括本部
  • 日立製作所通信ネットワーク事業部 跡地
  • ブリヂストン 横浜工場
  • BASFコーティングスジャパン 本社・戸塚工場(旧:日本油脂BASFコーティングス戸塚工場←日本油脂戸塚工場)
  • ポーラ化粧品
  • メディセオ神奈川ALC

公共施設

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学校

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道路

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バス路線

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左上が戸塚バスセンター、右側中央が戸塚駅東口バスターミナル

東口

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戸塚駅東口(神奈川中央交通高速バス)・戸塚駅(江ノ電バス

交通広場としての名称は「戸塚東口バスターミナル」である。

東口出口すぐのJR線に面したバスターミナルである。JR橋上改札と接続するペデストリアンデッキ、および地下鉄コンコースからも接続されている。

のりば 運行事業者 系統・行先
1 (降車専用)
2 江ノ電バス
3
夜行高速:湊町バスターミナル(OCAT)
4
国道1号・平戸桜木町線方面)
神奈川中央交通
5
(県道22号線方面)
戸22舞岡
7
(名瀬道路方面)
8 江ノ電バス

西口

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戸塚バスセンター
 
戸塚バスセンター(2011年8月)
 
旧・戸塚バスセンター(1984年1月)

交通広場としての名称は、『戸塚西口バスセンター』である。神奈川中央交通戸塚営業所管内の中心拠点であり、戸塚駅以西の地域の交通結節点である。バスセンターは国道1号沿いに設置されているため、東口や戸塚駅の改札口から向かうには、西口のトツカーナビル内の通路(約100メートル)を通り抜ける必要がある。

旧・戸塚バスセンターは戸塚郵便局の向かいにあったため、バスセンターを出入りするバスと国道1号バスセンター前交差点を通過する自動車、交差点の横断歩道を渡る歩行者が交錯するため、バスセンターには交通整理のためのバス誘導員が配置されていた。特に通勤通学・帰宅時間帯には、バス誘導員を増員する必要があるほど混み合った。またバスセンターの敷地が狭いため、プラットホームに二重駐車して乗客を降車させたり、バス待ちの行列がプラットホームに収まりきらずに隣の道路まで伸びたり、到着・出発待ちのバスが集中して国道1号を塞いでしまうこともしばしばあり、これによる周辺の交通渋滞も問題になっていた。そこで西口の再開発を機に、北側の第1交通広場(戸塚西口バスセンター)にバスセンターを移設した。また付近の道路混雑を軽減するため、バスは戸塚バスセンターを一旦通り過ぎ、JR戸塚駅駅舎の横にある戸塚駅西口バス停に停車したあと、北側に回って戸塚バスセンターに進入する設計になっている。一方、戸塚バスセンター発のバスは、戸塚バスセンターの南側から交差点に出る設計になっているため、戸塚駅西口バス停を経由しない[33]

のりば 運行事業者 系統・行先
1 神奈川中央交通東 戸81藤沢駅北口
成田空港交通 空港連絡成田空港
2 神奈川中央交通
4
5
  • 戸53:汲沢団地
  • 戸79:弥生台駅
6
  • 戸61:上飯田車庫
  • 戸64:いちょう団地
7
8 戸60立場ターミナル
戸塚駅西口(降車専用)

2011年9月20日に都市計画道路の戸塚駅前線(横浜市道戸塚第519号線、バスセンター前交差点 - 戸塚大踏切デッキ直下)開通と共に新設されたバス停。JR戸塚駅駅舎のすぐ隣にある。1963年4月まではこの場所に神奈川中央交通戸塚営業所があった。前述の通り戸塚バスセンター発のバスは、当バス停は経由しない。また、当バス停は降車専用である。

戸塚駅
 
戸塚駅西口第2バスセンター(2階は駐輪場)
 
旧・戸塚駅西口第2バスセンター

交通広場としての名称は、『戸塚西口第2バスセンター』である。JR戸塚駅橋上改札口で西口の階段から、北に約170メートルの場所に設置されている。

のりば 運行事業者 系統・行先
1 神奈川中央交通
  • 戸90上矢部循環
  • 戸91戸99:上矢部高校
  • 戸96戸97:ラムーナ横浜戸塚
  • 戸98:上矢部・ラムーナ横浜戸塚循環
矢沢

戸塚バスセンター行きのバス停は、戸塚バスセンターの向かい側、サクラス戸塚の南側にある。戸塚バスセンター行のバスの乗客は、混雑する時間帯は乗り換え時間短縮のために当バス停で下車し、バス停そばのスロープから戸塚バスセンター上空のペデストリアンデッキを通って戸塚バスセンター・戸塚駅に移動する者も多い。かつては横浜新道に近い場所(西に約210メートル。反対車線の矢沢バス停と同じ場所。)に設置されていたが、戸塚バスセンター移設に伴いバスセンター前交差点周辺の交通渋滞緩和のため、現在地に移転した。

  • 神奈川中央交通
    • 戸53戸58戸61戸64戸79:戸塚バスセンター

地名の由来

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当駅の近くに富塚八幡宮があり、富塚→戸塚に変わったとされている[34]

その他

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隣の駅

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東日本旅客鉄道(JR東日本)
  東海道線
普通
横浜駅 (JT 05) - 戸塚駅 (JT 06) - 大船駅 (JT 07)
  横須賀線(東京駅 - 大船駅間は東海道本線)
普通
東戸塚駅 (JO 11) - 戸塚駅 (JO 10) - 大船駅 (JO 09)
  湘南新宿ライン
特別快速・快速(いずれも高崎線 - 東海道線直通)
横浜駅 (JS 13) - 戸塚駅 (JS 10) - 大船駅 (JS 09)
普通(宇都宮線 - 横須賀線直通)
東戸塚駅 (JS 11) - 戸塚駅 (JS 10) - 大船駅 (JS 09)
横浜市営地下鉄
  ブルーライン(1号線)
快速
踊場駅 (B05) - 戸塚駅 (B06) - 上永谷駅 (B09)
普通
踊場駅 (B05) - 戸塚駅 (B06) - 舞岡駅 (B07)

脚注

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記事本文

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注釈

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  1. ^ 東海道線と横須賀線の分離運転(SM分離)以前は、現在の1・2番線ホームがなく、1番線(現:3番線)が東海道・横須賀上り線、2番線(現:4番線)が東海道・横須賀下り線であった。また現在の貨物線がなく、現在の1・2番線ホームがあるところに旧貨物線があった。その後分離直前までには島式ホームが2つあり、2番線を東海道・横須賀線上り、3番線を同・下りとして使用していた。
  2. ^ 2007年3月18日のダイヤ改正から東海道線の快速「アクティー」の全列車が当駅に停車するようになった。これにより湘南新宿ライン快速・特別快速は停車するのに快速アクティーは通過する千鳥停車が解消された。また快速アクティーが停車するまでは、通過駅の中で唯一の乗り換え駅でもあった。なお、廃止されるまで東海道線の通勤快速は引き続き通過していた。
  3. ^ 日立製作所 横浜工場。

出典

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  1. ^ 鉄道省『昭和四年度 鉄道省年報』、137頁https://books.google.co.jp/books?id=JSAS57-fgCsC&hl=ja&pg=RA1-PA52#v=onepage&q&f=false 
  2. ^ 線路内で見送りの群れに列車、十五人死傷(昭和14年7月28日 東京朝日新聞(夕刊))『昭和ニュース辞典第7巻 昭和14年-昭和16年』p85 昭和ニュース事典編纂委員会 毎日コミュニケーションズ刊 1994年
  3. ^ a b c d e f g h i j 進めよう とつか再開発〈完成版〉戸塚駅西口第1地区第二種市街地再開発事業 パンフレット Vol.6 横浜市公式サイト、2013年3月、2019年11月12日閲覧。
  4. ^ 歴史>キッズまちを調べよう「いつできた」横浜市戸塚区役所公式サイト - ウェブアーカイブarchive.is、2019年7月16日)
  5. ^ a b 戸塚西口にある「旧戸塚バスセンター」の跡地はどうなっている? はまれぽ.com、2013年9月15日、2019年7月16日閲覧。
  6. ^ “舞岡-戸塚間24日に開業”. 交通新聞 (交通協力会): p. 1. (1987年5月20日) 
  7. ^ a b 鉄道図書刊行会『鉄道ピクトリアル』2013年5月号「横浜市営地下鉄1000形が歩んだ34年」p.65。
  8. ^ a b 「JR年表」『JR気動車客車編成表 '94年版』ジェー・アール・アール、1994年7月1日、186頁。ISBN 4-88283-115-5 
  9. ^ 鉄道ピクトリアル』第49巻第11号、電気車研究会、1998年11月、109頁。 
  10. ^ “Saclass(サクラス)戸塚 神奈川県横浜市 ヒマラヤ・三和・ニトリ”. タイハン特報 (大量販売新聞社). (2009年10月8日)
  11. ^ 「Saclass(サクラス)戸塚」11月27日(金)午前10時、いよいよオープン!! 東急不動産ニュースリリース、2009年11月24日、2019年7月21日閲覧。
  12. ^ a b c d 広報よこはま 全市版 平成22年(2010年)4月号 No.734 - ウェブアーカイブarchive.is、2019年7月16日)
  13. ^ 特別企画 横浜市担当者に突撃インタビュー!!今回は戸塚駅周辺開発事務所に伺いました!! 「パルちゃんのおしゃべり大好き」戸塚パルソ公式サイト、2019年7月16日閲覧。
  14. ^ 戸塚大踏切デッキ完成記念 箱根駅伝:絶対王者敗れる!運命の戸塚大踏切 「戸塚パルソ通信 第13号」戸塚パルソ公式サイト、2019年11月12日閲覧。
  15. ^ 戸塚区役所跡地、開発事業予定者に医療法人 神奈川新聞 カナロコ、2015年2月21日、2019年7月16日閲覧。
  16. ^ 戸塚大踏切 アンダーパスは3月25日開通 神奈川新聞 カナロコ、2015年01月22日、2019年11月12日閲覧。
  17. ^ 開かずの「戸塚大踏切」が解消します 戸塚アンダーパス 3月25日(水)ついに開通! 戸塚区ポータルサイトとつかNavi、2015年3月、2019年11月12日閲覧。
  18. ^ 横浜市営地下鉄ブルーライン 7月18日より快速運転開始 鉄道ホビダス「最新鉄道情報」ネコ・パブリッシング、2015年5月14日、2019年11月12日閲覧。
  19. ^ a b c 駅の情報(戸塚駅):JR東日本”. 東日本旅客鉄道. 2023年12月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年12月12日閲覧。
  20. ^ 『JTB時刻表 2024年3月号』JTBパブリッシング、2024年、155,156頁。 
  21. ^ 『横浜市高速鉄道建設史II』 横浜市交通局、2004年3月、72ページ
  22. ^ 横浜市交通局現業機関設置規程
  23. ^ a b 『横浜市高速鉄道建設史』 横浜市交通局、1987年12月、111-115ページ
  24. ^ a b 『横浜市高速鉄道建設史』 横浜市交通局、1987年12月、93-95ページ
  25. ^ a b 『横浜市高速鉄道建設史II』 横浜市交通局、2004年3月、67ページ
  26. ^ 戸塚の駅情報 駅構内図”. 横浜市交通局. 2023年6月4日閲覧。
  27. ^ 正式名称が、「戸塚大踏切デッキ」に決定しました 広報よこはま 戸塚版 2013年12月号
  28. ^ 戸塚アンダーパスがついに開通!! 広報よこはま 戸塚版 2015年2月号
  29. ^ 『横浜市高速鉄道建設史』 横浜市交通局、1987年12月、231-233ページ
  30. ^ 事業用地購入に関するお知らせ (中外製薬株式会社)-2016年3月7日
  31. ^ 横浜市. “横浜市 戸塚区役所 戸塚のまちづくりTOP -”. 2014年1月16日閲覧。
  32. ^ はまれぽ.com. “上大岡が副都心に選ばれた理由、そして副都心の定義とは?”. 2014年1月16日閲覧。
  33. ^ http://www.city.yokohama.lg.jp/toshi/totsusai/image/pdf/jigyou18.pdf/
  34. ^ 戸塚の地名の由来

利用状況

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JR・地下鉄の1日平均利用客数
  1. ^ 各駅の乗車人員 - JR東日本
JR東日本の1999年度以降の乗車人員
JR・地下鉄の統計データ
神奈川県県勢要覧

関連項目

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外部リンク

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