新谷正義
日本の政治家
新谷 正義(しんたに まさよし、1975年3月8日 - )は、日本の政治家、医師。自由民主党所属の衆議院議員(3期)、元厚生労働政務官。自民党厚生関係団体委員長、厚生労働部会副部会長、国土交通部会副部会長を歴任。
新谷 正義 しんたに まさよし | |
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生年月日 | 1975年3月8日(44歳) |
出生地 | 広島県東広島市 |
出身校 |
帝京大学医学部卒業 東京大学経済学部経営学科卒業 |
前職 | 医療法人晴生会理事長 |
現職 | 衆議院議員 |
所属政党 | 自由民主党(竹下派) |
公式サイト | 衆議院議員 新谷正義 公式ホームページ |
選挙区 |
(比例北関東ブロック→) (比例中国ブロック→) 広島4区 |
当選回数 | 3回 |
在任期間 | 2012年12月21日[1] - 現職 |
来歴編集
広島県東広島市生まれ[2]。愛光高等学校、帝京大学医学部、東京大学経済学部経営学科卒業。
医師として日赤医療センターに入局し勤務。その後、茨城県鹿嶋市に医療法人晴生会を設立。鹿嶋市や札幌市に病院を建設し病院長兼理事長として活動した。
2012年、自由民主党が実施した参議院茨城県選挙区の公募に応募。最終審査まで残るも予備選で前茨城県副知事の上月良祐に敗れた。
同年12月、第46回衆議院議員総選挙に自民党から比例北関東ブロック単独で出馬。比例順位33位と下位ながら自民党大勝の余波を受け初当選。
2014年12月、第47回衆議院議員総選挙に自民党から比例中国ブロック単独20位で出馬し、再選。
2017年10月、第48回衆議院議員総選挙には、不祥事により自民党を離党した中川俊直に代わって、広島4区から出馬し3選[3][4]。
政策編集
- 「地域医療の再生」を掲げる[7]。
- 2018年、「2040年を展望した社会保障・働き方改革本部」に政務官として参加。(1)多様な就労・社会参加の環境整備、(2)健康寿命の延伸、(3)医療・福祉サービス改革を挙げた[8]。
- 2019年10月に予定する障害福祉人材の処遇改善について「障害福祉サービス等報酬改定検討チーム」に主査として議論を始め、従来は処遇改善の対象職種を福祉・介護職員に限定していたものを、看護職員や相談支援専門員など現在は対象外の職種にも充てられる柔軟な運用を認められるようにとの考えを発表した[9]。
- 待機児童問題では「認可外施設を利用せざるを得ない方がいる。施設が基準に適合するよう支援していく」と説明。幼児教育・保育無償化の対象施設で保育の質を確保する計画を立てている[10]。
所属団体・議員連盟編集
親族編集
父親は医療法人・葵会の理事長を務める新谷幸義。なお、正義が理事長を務める晴生会、和乃会、薗宇友安会は葵会傘下の医療法人であり、自身も葵会理事である。
脚注編集
- ^ 平成24年(2012年)12月21日中央選挙管理会告示第37号(平成二十四年十二月十六日執行の衆議院比例代表選出議員の選挙における衆議院名簿届出政党等に係る得票数、当選人の数並びに当選人の住所及び氏名に関する件)
- ^ “新谷正義君_衆議院”. www.shugiin.go.jp. 2019年11月12日閲覧。
- ^ 中川俊直氏、出馬を断念 不倫問題で自民離党 - 朝日新聞デジタル 2017年10月1日
- ^ 広島-開票速報-2017衆議院選挙(衆院選):朝日新聞デジタル
- ^ 第4次安倍改造内閣 副大臣25人、政務官27人の顔ぶれ
- ^ “靖国神社:副大臣・政務官7人参拝 閣僚はなく” (日本語). 毎日新聞. 2019年11月12日閲覧。
- ^ “政策 - 衆議院議員 新谷正義 公式ホームページ”. www.shintani-m.jp. 2019年11月12日閲覧。
- ^ “東薬工・樋口会長 イノベーションの適切な評価迫る 「生命・健康向上に貢献する根幹的産業でありたい」 | ニュース | ミクスOnline”. www.mixonline.jp. 2019年11月12日閲覧。
- ^ “介護職員の処遇改善加算 ベテランに重点配分へ |福祉新聞” (日本語). 福祉新聞. 2019年11月12日閲覧。
- ^ “悪質保育業者は排除/田村智子議員 無償化の課題指摘” (日本語). www.jcp.or.jp. 2019年11月12日閲覧。
- ^ a b c 俵義文、日本会議の全貌、花伝社、2016年