メインメニューを開く

東京都立南多摩中等教育学校

日本の東京都の中等教育学校
東京都立南多摩高等学校から転送)

東京都立南多摩中等教育学校(とうきょうとりつ みなみたまちゅうとうきょういくがっこう、英称:Tokyo Metropolitan Minamitama Secondary Education School)は、東京都八王子市明神町四丁目に所在する都立中等教育学校。通称は「南多摩(なんたま)」。

東京都立南多摩中等教育学校
Minamitama highschool.jpg
国公私立の別 公立学校
設置者 東京都の旗 東京都
設立年月日 (母体校)1908年
(中等)2009年
共学・別学 男女共学
課程 全日制課程
単位制・学年制 学年制
設置学科 普通科
学期 3学期制
所在地 192-8562
公式サイト 東京都立南多摩中等教育学校
Portal.svg ウィキポータル 教育
Project.svg ウィキプロジェクト 学校
テンプレートを表示

目次

概要編集

1891年、教育者の横川楳子が「八王子にも女子教育を」との信念から、私財を投じて創立された、初の八王子の女学校である八王子女学校が起源である。1908年 に、八王子女学校を継承するかたちで 東京府立第四高等女学校が創立した。1950年 に東京都立南多摩高等学校と改称。2010年度に改編され中高一貫校化した。

入学に際しては適性検査を行い、いわゆる学力試験は行わない。適性検査は2種類あり、適性検査Iでは作文の問題(南多摩作成)、IIでは理系の問題(東京都共通問題)が出題され、ともに論理的に物事を考える力、自分の考えを適切に表現する力が問われる。

また、当学校では6年間の内前半の3年間(いわゆる中学生)を前期課程、後半の3年間(いわゆる高校生)を後期課程と区別し、前期から後期へは3年生の夏休み明けに行われる「接続テスト」と呼ばれるテスト(「クリアテスト」と呼ばれる再試験もある)に合格することが条件とされている。

学校長は永森比人美である。

本校の名称「南多摩」は南多摩地区(旧南多摩郡)の「南多摩」であり、JR南武線の南多摩駅とはかなり離れている。

教育理念編集

「人間力の南多摩 -心・知・体の調和-」

沿革編集

設置学科編集

特色編集

本校では特色として「フィールドワーク活動」を推進している。身近な点から疑問を発見する「課題発見力」、そして話し合いや調査をして情報を得る「コミュニケーション力」を基にした「情報収集力」「分析力」の育成を目的としており、この基礎的スキルの習得を目指している。

  • 1年生:地域探訪「マイタウンマップ」
  • 2年生:人文科学分野探訪「モノ語り」
  • 3年生:自然科学分野探訪「ガイアレッスン」
  • 4・5年生:自己課題研究「ライフワークプロジェクト」

前期課程(1・2・3年生)では主に班活動で1年生での地域学習をスタートとし、2年生では京都・奈良研修旅行を通じた人文科学分野、3年生では研究室訪問を通じた自然科学分野と異なる分野に取り組むことで自己の興味や特性を知るということを目的としている。

後期課程では分野別ゼミ研究(研究テーマごとに分かれた少人数研究)でより専門的な内容に挑戦し、「批判的思考」や「創造的思考」を身につけることを目的としている。

また、表現の形態は毎回異なっており、1年生ではポスターセッション、2年生では学年で1冊の本を作成、3年生ではプレゼンテーション、4・5年生では論文となっている。

これらのフィールドワーク活動のうち前期課程の生徒(一部後期課程の生徒も含まれる)は毎年行われる「成果発表会」にて一年間の活動をまとめ、発表する。

委員会編集

  • 学級(前期)・ホームルーム(後期)
  • 生活
  • 美化
  • 保健・給食(前期)・保健(後期)
  • 図書
  • 広報・放送
  • 選挙管理
  • 合唱祭実行
  • 文化祭実行
  • 体育祭実行
  • 成果発表会実行

委員会はクラス内で決定、そのほか生徒会執行部、監査部が存在しており、それらは生徒総会による選挙で任命される。

また、一年に8回ほど中央委員会が開かれ、議事が行われる。

部活動編集

5人以上かつ2学年以上の部員と顧問1人以上の設置により、部活動となる。その後、監査部生徒による経過観察期間を経て、正式に部活動と認められる。

また、部活動加入率は95%を超えており、充実した部活動となっている。

行事編集

当校では、毎年三大行事として合唱祭文化祭体育祭を行う。これらをまとめて「南魂祭」と称している。

南魂祭に含まれないものに、「成果発表会」や「マラソン大会」がある。

また、宿泊行事も充実しており、一年生では静岡研修旅行、二年生では京都・奈良研修旅行、四年生は防災宿泊研修とオーストラリアに一週間ほどホームステイをする。(2017年現在)

施設編集

通用門脇には創立者である横川楳子の銅像が設置されている。校庭脇にはテニスコート、道を挟んで反対側には体育館がある。体育館は1階に男子更衣室、柔道場、剣道場、トレーニングルームがあり、2階に女子更衣室と体育科教官室、吹き抜けがあり、3階に体育館という構造になっている。また、体育館横には短水路プール(8コース)が備えられていて、夏季の体育の授業で使用されている。

校舎は西館と東館からなり、東館が旧校舎、西館が新校舎である。しかし、改装されたため東館の方が新しく見える。西館には経営企画室や専門教室(化学室、物理室、生物室、理科実験室、理科講義室、コンピュータ室、図書室など)が配置され、吹き抜けとなっている。また西館にはエレベーターが設置されている。同じく4階建ての東館には、生徒会室、職員室、購買部、保健室、家庭科系教室、音楽室、小ホールがある。東館2階からは体育館に向けて「虹の架け橋」と呼ばれる渡り廊下がある。

同窓会編集

あかね会と称し、府立四女から中等教育学校の卒業生が会員となっている。総会の実施や会報の発行を行っている。

交通編集

 
 

著名な出身者編集

関連項目編集

外部リンク編集