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武蔵野美術大学短期大学部(むさしのびじゅつだいがくたんきだいがくぶ、英語: Musashino Art University Junior College of Art and Design)は、東京都小平市小川町1-736に本部を置いていた日本私立大学である。1957年に設置され、2003年に廃止された。大学の略称は美短。学生募集は1998年度まで。1999年度より武蔵野美術大学への全面改組により短期大学は学生募集を停止し、2003年9月30日正式廃止[1]

武蔵野美術大学短期大学部
大学設置 1957年
創立 1929年
廃止 2003年
学校種別 私立
設置者 学校法人武蔵野美術大学
本部所在地 東京都小平市小川町1-736
キャンパス 小平キャンパス(東京都小平市小川町1-736)
武蔵野キャンパス(東京都武蔵野市吉祥寺東町3-3-7)
学部 美術科
  通学課程
  通信教育部
デザイン科
  通学課程
    グラフィックデザイン専攻
    工芸デザイン専攻
    空間演出デザイン専攻
  通信教育部
生活デザイン科
研究科 美術専攻
デザイン専攻
生活デザイン専攻
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目次

概要編集

大学全体編集

教育および研究編集

  • 武蔵野美術大学短期大学部における専門教育
    • 美術科:「絵画」・「彫塑」・「工芸」などの科目があった[2]
    • デザイン科
      • グラフィックデザイン専攻:アドバタイジングデザイン・エディトリアルデザイン・ヴィジュアルメッセージデザイン・メディア&プロダクトデザインに関する科目があった[2]
      • 工芸デザイン専攻:陶磁、木工、金工、機器、テキスタイルの領域からなっていた[2]。「ロクロ実習」・「鍛金、鋳造実習」などの科目があった[2]
      • 空間演出デザイン専攻:「シニックデザイン」や「ディスプレイデザイン」・「空間演出デザイン」などを学ぶ課程となっていた[2](一時期は「アパレルコース」も存在した)。
    • 生活デザイン科:「住宅設計論」・「建築表現演習」・「建築設計製図」などの科目があった[2]

学風および特色編集

  • 武蔵野美術大学短期大学部は、全国の短大で初めて通信教育部の芸術系学科を置いていた。
  • 通信教育部ではかつて、埼玉県専門学校浜西ファッションアカデミーと学務提携を結んでいた[3]
  • 通信教育部は最大で5年間の在籍が可能だった。

沿革編集

  • 1929年 帝国美術学校を創設。
  • 1947年 造形美術学園に改称。
  • 1948年 武蔵野美術学校に改称。
  • 1957年 武蔵野美術短期大学(むさしのびじゅつたんきだいがく)として開学。美術科を置く。
  • 1958年7月1日 美術科をデザイン美術科と改称。
  • 1959年 デザイン美術科に通信教育部を置く。
  • 1962年 武蔵野美術大学が開学[4]
  • 1963年 デザイン美術科をデザイン科に改称。
  • 1964年 学科を改組する[5]
    • 美術科(油絵専攻。通信教育部も置く)
    • デザイン科(商業デザイン専攻・工芸デザイン専攻・芸能デザイン専攻。通信教育部も置く)
    • 生活デザイン学科
  • 同年、専攻科デザイン専攻を設置。
  • 1966年 専攻科に生活デザイン専攻を設置。
  • 1967年 芸能デザイン専攻にアパレルコースを設置。
  • 1968年 専攻科に美術専攻を設置[6]
  • 1982年 デザイン科の専攻名を変更する。
    • 商業デザイン専攻→グラフィックデザイン専攻
    • 芸能デザイン専攻→1986年、空間演出デザイン専攻に改称。
  • 1988年 空間演出デザイン専攻アパレルコース募集停止。生活デザイン学科を生活デザイン科に改称[7]武蔵野美術大学短期大学部と改称。
  • 1998年度をもって学生募集を終了(学生数は美術科で男32、女203、デザイン科で男115、女476、生活デザイン科で男43、女158、以上通学課程[8]。通信教育部については、美術科で男353、女1,079、デザイン科で男453、女1,229[9])。
  • 2003年9月30日正式廃止[1][10][11]

基礎データ編集

所在地編集

  • 通学課程:東京都小平市小川町1-736(本部・小平キャンパス)
  • 通信教育課程:東京都武蔵野市吉祥寺東町3-3-7(武蔵野キャンパス)

教育および研究編集

組織編集

学科編集

通学課程

  • 美術科[12]:「絵画」・「彫塑」・「工芸」などの科目を学ぶ学科。かつては以下の専攻課程も設けられていた[13][14]
    • 油絵専攻
    • 美術教育専攻
  • デザイン科
    • グラフィックデザイン専攻[15]
    • 工芸デザイン専攻[16]
    • 空間演出デザイン専攻[17]
  • 生活デザイン科[18][19][20]

通信教育課程

  • 美術科
  • デザイン科:在籍可能な年限は2 - 5年以内だった。

専攻科編集

  • 美術専攻:修業年限は昼間部1年制
  • デザイン専攻:修業年限は昼間部1年制
  • 生活デザイン専攻:修業年限は昼間部1年制

別科編集

  • なし

取得資格について編集

学生生活編集

部活動・クラブ活動・サークル活動編集

学園祭編集

  • 武蔵野美術大学短期大学部の学園祭は「芸術祭」と呼ばれていた[2]

大学関係者と組織編集

施設編集

キャンパス編集

  • キャンパスは全て大学と共同使用されていた。

編集

  • なし

対外関係編集

卒業後の進路について編集

就職について編集

  • 美術科油絵専攻・美術教育専攻:年度によって多少の異なりがあるが、進学や創作活動を希望する学生のほうが多いものとなっていた。就職者数は少な目だったが、東京風月堂卑弥呼赤ちゃん本舗ナムコ丸井東洋グループなどの一般企業へ就職した人もいる[2]
  • デザイン科
    • グラフィックデザイン専攻:年度によって多少の異なりがあるが、進学や創作活動を希望する学生のほうが多いものとなっていた。就職者数は少な目だったが、マルマン群馬銀行コーエー資生堂旭屋出版などの一般企業へ就職した人もいる[2]
    • 空間演出デザイン専攻:年度によって多少の異なりがあるが、進学や創作活動を希望する学生のほうが多いものとなっていた。就職者数は少な目だったが、寿製版印刷ソニー三陽商会テレビ朝日ヤナセなどの一般企業へ就職した人もいる[2]
  • 生活デザイン科:年度によって多少の異なりがあるが、進学や創作活動を希望する学生のほうが多いものとなっていた。就職者数は少な目だったが、伊勢丹ミサワホーム岩手朝日テレビリクルート光文社などの一般企業へ就職した人もいる[2]

編入学・進学実績編集

  • 全学科含めて武蔵野美術大学・武蔵野美術大学短期大学部専攻科ほか芸術系の大学への編入者がみられる。

出典および脚注編集

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  1. ^ a b 平成23年度『全国短期大学高等専門学校一覧』270頁より。
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m 1999年度用入学案内冊子より。
  3. ^ 『'99年度版 全国専修学校各種学校スクールガイド』p522「専門学校浜西ファッションアカデミー」の項目より。なお、その項目には「武蔵野美術短期大学通信教育部美術科またはデザイン科を併修できる」とある。武蔵野美術短期大学は当然、 武蔵野美術大学短期大学部のことである。
  4. ^ VOL.30-1 - 工芸ニュース 1962年春 国立研究開発法人産業技術総合研究所東北センター
  5. ^ VOL.32-3 - 工芸ニュース 1964年秋 国立研究開発法人産業技術総合研究所東北センター
  6. ^ VOL.36-5 - 工芸ニュース 1968年 国立研究開発法人産業技術総合研究所東北センター
  7. ^ 生活デザイン科の変遷を見る - 生での会Web「生デの会とは」
  8. ^ 99年度版『全国学校総覧』65頁より
  9. ^ 99年度版『全国学校総覧』85頁より。
  10. ^ 武蔵野美術短期大学 1957 - 2003 武蔵野美術大学 大学史史料室
  11. ^ 武蔵野美術大学 1962 - 武蔵野美術大学 大学史史料室
  12. ^ 短期大学部美術科
  13. ^ VOL.33-3 広告 - 工芸ニュース 1966年 国立研究開発法人産業技術総合研究所東北センター
  14. ^ VOL.33-3 - 工芸ニュース 1966年 国立研究開発法人産業技術総合研究所東北センター
  15. ^ 短期大学部デザイン科グラフィックデザイン専攻
  16. ^ 短期大学部デザイン科工芸デザイン専攻
  17. ^ 短期大学部デザイン科空間演出デザイン専攻
  18. ^ 短期大学部生活デザイン科
  19. ^ SEIDEホーム 1997年4月
  20. ^ 武蔵野美術大学校友会 生での会Web

参考文献編集

関連項目編集

外部リンク編集