産業能率大学

日本の東京都世田谷区に本部を置く私立大学
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産業能率大学(さんぎょうのうりつだいがく、英語: Sanno University)は、東京都世田谷区等々力六丁目39番15号に本部を置く日本私立大学1942年創立、1979年大学設置。大学の略称産能大

産業能率大学
産業能率大学自由が丘キャンパス
大学設置 1979年
創立 1942年
学校種別 私立
設置者 学校法人産業能率大学
本部所在地 東京都世田谷区等々力六丁目39番15号
北緯35度36分48.6秒 東経139度39分41.3秒 / 北緯35.613500度 東経139.661472度 / 35.613500; 139.661472座標: 北緯35度36分48.6秒 東経139度39分41.3秒 / 北緯35.613500度 東経139.661472度 / 35.613500; 139.661472
キャンパス 自由が丘(東京都世田谷区)
湘南(神奈川県伊勢原市)
代官山(東京都目黒区)
学部 経営学部
情報マネジメント学部
研究科 総合マネジメント研究科
ウェブサイト https://www.sanno.ac.jp/
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概要 編集

1979年の創立以来、「産業能率大学」を校名としていたが、1989年平成元年)に「産能大学」(さんのうだいがく)に変更したが、2006年4月に、再び現在の名称に改称した。

2013年経営学部マーケティング学科を開設。

大学通信教育課程を設置しており、通信教育の学生数が通学生より多い大学として知られる。

設置者である学校法人産業能率大学Jリーグ湘南ベルマーレのオフィシャル・クラブ・パートナーであり、コラボレーションとして湘南キャンパスにある情報マネジメント学部に「スポーツマネジメントコース」を設置している。また、放送大学と単位互換協定を締結している[1]

サークル活動が近年活発になりつつあり、サバイバルゲーム同好会など幅広い活動もできる。

  「産業能率大学のサークル一覧」も参照

沿革 編集

  • 1920年大正9年) - 上野陽一が日本初の作業改善コンサルテーションを実施
  • 1925年(大正14年) - 日本産業能率研究所創立(財団法人協調会から分離独立)
  • 1942年昭和17年) - 財団法人日本能率学校設立
  • 1950年(昭和25年) - 産業能率短期大学開学
  • 1951年(昭和26年) - 学校法人産業能率短期大学へ組織変更
  • 1978年(昭和53年) - 法人名を学校法人産業能率大学に改称
  • 1979年(昭和54年) - 産業能率大学開学。日本初の経営情報学部(経営学科・情報学科)を設置。マネジメントスクール開設
  • 1989年平成元年) - 法人名を学校法人産能大学に、大学名を産能大学に改称
  • 1992年(平成4年) - 大学院経営情報学研究科(経営情報学専攻)(修士課程)開設
  • 1995年(平成7年) - 通信教育課程(経営情報学部経営情報学科)開設
  • 1996年(平成8年) - 大学院が自由が丘で昼夜開講制を開始
  • 2000年(平成12年) - 法人名を学校法人産業能率大学へ改称。経営情報学部(経営学科・情報学科)を改組し、経営学部(経営学科)と経営情報学部(経営情報学科)を開設
  • 2003年(平成15年) - 大学院経営情報学研究科(経営情報学専攻)に情報コースを開設。大学として初のプライバシーマークを取得
  • 2004年(平成16年) - 大学院経営情報学研究科(経営情報学専攻)にMBAコースを開設。湘南ベルマーレのスポンサーとなる
  • 2005年(平成17年) - サテライトキャンパス(自由が丘・代官山)を開設。経営学部を自由が丘キャンパスで開講
  • 2006年(平成18年) - 大学名を産業能率大学へ改称
  • 2007年(平成19年) - 経営情報学部経営情報学科を情報マネジメント学部現代マネジメント学科に、経営情報学部経営情報学科通信教育課程を情報マネジメント学部情報マネジメント学科通信教育課程に、経営学部経営学科を経営学部現代マネジメント学科に改組。大学院の経営情報学研究科経営情報学専攻を総合マネジメント研究科総合マネジメント専攻に改組。横浜ベイスターズ(現:横浜DeNAベイスターズ)と業務提携。スポーツマネジメント研究所発足。ビーチバレーの選手育成や普及活動を目指すと発表
  • 2009年(平成21年) - 大学院総合マネジメント研究科総合マネジメント専攻MBAコースをマネジメント大学院コースに改称
  • 2010年(平成22年) - 大学院総合マネジメント研究科総合マネジメント専攻情報コースを情報マネジメントコースに改称
  • 2013年(平成25年) - 経営学部にマーケティング学科を開設。事務部機能を自由が丘キャンパスへ移管
  • 2014年(平成26年) - 本年度現代マネジメント学部現代マネジメント学科への入学生から専門教育科目群の専門コースをスポーツマネジメント、マーケティング企画、ビジネスマネジメント、コンテンツビジネスの4コースに改編。コンテンツビジネス研究所発足
  • 2016年(平成28年) - 経営学部現代ビジネス学科にグローバルコミュニケーションコースを開設
  • 2018年(平成30年) - 大学院総合マネジメント研究科総合マネジメント専攻に会計マネジメントコースを開設

学部 編集

  • 経営学部
    • 経営学科
      • グローバルコミュニケーションコース
      • ビジネスリーダーコース
      • ホスピタリティコース
      • ビジネス経営コース
    • マーケティング学科
  • 情報マネジメント学部
    • 現代マネジメント学科
      • マーケティング企画コース
      • スポーツマネジメントコース
      • ビジネスマネジメントコース
      • コンテンツビジネスコース
      • デジタルマネジメントデザインコース
    • 現代マネジメント学科通信教育課程(以下のコースは3年次よりわかれるもので、2023年9月現在のもの)
      • 経営コース
      • 税務・会計マネジメントコース
      • 人材・組織マネジメントコース
      • ビジネス教養コース
      • 心理マネジメントコース
      • スポーツに学ぶマネジメントコース
      • ファイナンシャル・プランナーコース
      • 心理カウンセリングコース

大学院 編集

  • 総合マネジメント研究科
    • 総合マネジメント専攻(修士課程)
      • 経営管理コース(MBA)
      • 会計マネジメントコース
      • 税務マネジメントコース

キャンパスと交通アクセス 編集

自由が丘キャンパス
東京都世田谷区等々力6-39-15。経営学部、通信教育事務部、管理部門、総合研究所、自由が丘産能短期大学が所在する。
東急電鉄東横線大井町線)「自由が丘駅」正面口より徒歩15分。「九品仏駅」より徒歩9分。バス(東急コーチ)5分、「等々力七丁目」下車2分。
代官山キャンパス
東京都目黒区青葉台1-4-4。大学院、セミナールームがある。
東急東横線「代官山駅」正面口より徒歩7分。
湘南キャンパス
神奈川県伊勢原市上粕屋1573。情報マネジメント学部がある。
小田急小田原線伊勢原駅」北口よりバスで約12分。産業能率大学行きバス終点下車。大山ケーブル駅行き「石倉」下車、徒歩5分。

上記3キャンパスのほか、東北事業センター(宮城県仙台市)、東日本事業部(東京駅前のサピアタワー内)、中部事業部(愛知県名古屋市)、西日本事業部(大阪市)、西日本事業センター(広島市)、九州事業センター(福岡市)を有する[2]

自治体などとの協力関係 編集

サークル活動 編集

かつて全日本選手権準優勝になり、元プロ野球審判員を輩出した軟式野球部などがある。通信教育課程の学生はサークルへの参加は認められていない(いわゆるインカレサークル等に参加するのは自由)。 通信教育課程には、学生会があり、科目修得試験に向けた自習型の学習会、講師を招いた講演会型の学習会、また大人の社会科見学的なイベントや科目修得試験終了後等に懇親会を行なっている。この学生会は都道府県の名前を冠したものと、学習分野に特化したものがあるが、どれも居住地や所属コースに関係なく、加入することができる。入会金制度を取る会と年会費制度をとる会がある。入会金制度の方は年会費はかからず、大抵は卒業後も活動に参加できる永久会員制度をとっている。主なサークルとして、セザンジュと呼ばれる自由が丘の町を案内するサークルなどもある。体育系団体では「サバイバルゲーム同好会」(サバイバルゲームサークル)も存在しており、サークル公式サイトも存在する。

職員 編集

著名な卒業生 編集

サッカー 編集

バレーボール 編集

実業 編集

芸能 編集

その他 編集

脚注 編集

関連項目 編集

外部リンク 編集