矢内井玲奈

日本のタレント、歌手、ミュージカル女優

矢内井 玲奈(やない れいな、1999年6月4日 - )は、日本タレント歌手ミュージカル女優である。滋賀県出身。

やない れいな
矢内井玲奈
本名 梁井 玲奈
生年月日 (1999-06-04) 1999年6月4日(24歳)
出身地 日本の旗 日本滋賀県
身長 162cm
事務所 無し
備考
吉本新喜劇 (2019年-2021年)
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来歴 編集

小学生の頃、幼なじみが主演を務める舞台『アニー』を観劇したことでミュージカルの世界を志す。

その後レッスンを重ね2010年に地元・滋賀県の滋賀県立芸術劇場 びわ湖ホール大ホールで舞台デビュー、翌年の2011年には劇団四季サウンド・オブ・ミュージック大阪公演にルイーザ役として約9か月間のロングラン出演を果たした。

フジテレビドラマ『昼顔-平日午後3時の恋人たち-』レギュラーや、関西コレクション2017A/Wなどのファッションショーにも多数出演するなどジャンルを問わず幅広い分野で活動中。ミス・ユニバース京都大会などの様々なミス・コンテストや歌唱コンクールでの入賞実績がある。

2019年6月、全国オーディションを経て吉本新喜劇に金の卵11個目メンバーとして入団する。同年10月2日のお披露目ライブにて新喜劇デビュー、10月22日にはなんばグランド花月の本公演に初出演を果たした。その後もなんばグランド花月祇園花月など年間約100ステージに出演。

2020年12月に上演された小籔千豊座長週『歌姫がライブハウスを救う!!』では座長と対になる歌姫役を演じ、初めてMBS放送回にて主役を演じる。この演目中でアカペラ歌唱したホイットニー・ヒューストンI Will Always Love You』の歌唱力が注目され、在団中は“新喜劇の歌姫”と呼ばれた。2021年5月放送の日本テレビウチのガヤがすみません!』で全国ネットのバラエティ番組デビュー。テレビ東京ポケモンの家あつまる?』テレビ東京『THEカラオケ★バトルTBS系列『教えてもらう前と後』など2021年に入ってからは歌唱での番組出演が増加した。

2021年12月末日をもって約2年半在籍した吉本新喜劇を円満退団。2022年4月より活動拠点を東京へ移す。

人物 編集

幼少期の夢は科学者になることで「若返りの薬を作って母にプレゼントしノーベル賞を受賞する」のが目標だった。影響を受けたアニメは『ふたりはプリキュア』『ポケットモンスター』。

子役として出演した劇団四季サウンド・オブ・ミュージック』公演最終日に「もう一度この舞台に帰ってきたい」と強く思ったことが芸能の道への歩みを決定づけた。

夢は「滋賀県を代表するスターになり西川貴教さんと共演すること」[1]

憧れの人物は西川貴教miwa濱田めぐみトレンディエンジェル斎藤司ほか。

高校卒業後、劇団四季の一般オーディションに挑戦するも最終審査で2度落選してしまった経験がある[2]。その後、吉本新喜劇の募集告知が放送されているのを偶然見かけ母と祖母に勧められる形で興味を持った。2次審査の一芸披露では周囲が一発ギャグコメディ一人芝居を披露する中、鞄の中にあったヘアブラシを手に持ちミュージカル『リトル・マーメイド』の楽曲を歌ったところ合格した[3]

新型コロナウイルス感染拡大の影響により、劇場が長期閉鎖した2020年には近畿大学通信教育部短期大学部 商経科に入学。劇場再開後も引き続き勉学に励み、在学中には英検CSEスコアの高い大学生・短期大学生・専修学校生に贈られる賞「米国大使賞」も受賞した[4]。2022年3月、卒業と同時に図書館司書資格を取得し梅友会長賞を受賞。

NHKのど自慢』に出場した際にシンガーソングライターmiwaのファンであることを公言、ゲスト出演していた本人の前で「ヒカリヘ」を歌唱し合格した。目標として「プロの歌手としてmiwaと共演すること」「のど自慢のゲスト席に座ること」を掲げている。

2022年4月11日公開のユニ・チャーム社WebCM『ソフィ オーガニック100% はだおもいSONG篇』にてCMソングを初歌唱。

出演 編集

テレビ 編集

吉本新喜劇 入団前 編集

吉本新喜劇 在団時 編集

吉本新喜劇 退団後 編集

舞台 編集

〜劇中歌唱回〜

『よしもと新喜劇お正月スペシャル-花月教会と迷える子ネズミ!?-』 - 花月教会シスター役 (合唱参加)

『よしもと新喜劇-歌姫がライブハウスを救う!!-』 - 歌姫役 (劇中ソロ歌唱有)

吉本新喜劇 退団後

  • MZES TOKYO『矢内井玲奈バースデートーク&ライブ』 - 初のワンマンライブ
  • ミュージカル座『ブロードウェイ殺人事件』 - パール(コーラスガール)役

コンテスト 編集

楽曲 編集

  • 「あの日の風」(ペンギンレーベル、2022年6月4日配信リリース) - 初のオリジナル楽曲

その他 編集

脚注 編集

  1. ^ “<キラリ近江びと> 吉本新喜劇経て再び歌・演技の道に 矢内井玲奈さん(22)”. 中日新聞 滋賀総合版. (2022年3月22日) 
  2. ^ “常に夢への気持ち持って 米原・大東中で吉本新喜劇の矢内井さん講演”. 中日新聞 びわこ版. (2021年10月9日) 
  3. ^ “MBS座員数珠つなぎインタビュー第108回矢内井玲奈”. 毎日放送公式サイト. (2021年9月1日) 
  4. ^ “表紙特集:矢内井玲奈”. 滋賀県情報誌『polish+(パリッシュプラス)』. (2021年11月24日) 

外部リンク 編集