神埼市立千代田中部小学校

佐賀県神埼市にある小学校

神埼市立千代田中部小学校(かんざきしりつ ちよだちゅうぶしょうがっこう)は、佐賀県神埼市千代田町直鳥にある市立小学校

神埼市立千代田中部小学校
地図北緯33度16分34.8秒 東経130度22分26.6秒 / 北緯33.276333度 東経130.374056度 / 33.276333; 130.374056座標: 北緯33度16分34.8秒 東経130度22分26.6秒 / 北緯33.276333度 東経130.374056度 / 33.276333; 130.374056
過去の名称 城田尋常高等小学校
城田村国民学校
城田村立城田小学校
千代田村立千代田中部小学校
千代田町立千代田中部小学校
国公私立の別 公立学校
設置者 神埼市
併合学校 城田第一尋常小学校
城田第二尋常小学校
詫田高等小学校
設立年月日 1875年明治8年)
共学・別学 男女共学
学期 3学期制
学校コード B141221000053 ウィキデータを編集
所在地 842-0053
佐賀県神埼市千代田町直鳥15番地1
外部リンク 公式サイト
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校
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概要

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歴史
1875年明治8年)創立。数回の改組・改称を経て、現校名になったのは2006年平成18年)。2025年令和7年)に創立150周年を迎える。
校章
稲穂の絵を背景にして、中央に校名の略称「千中小」(縦書き)を配している。
校歌
作詞・作曲ともに陶山聡による。歌詞は3番まであり、各番の歌詞中に校名の一部「千代田」が登場する。
校区
神埼市千代田町のうち「直鳥、姉、黒井、嘉納、詫田、下板、渡瀬の一部(渡瀬701~760番地)」。中学校区は神埼市立千代田中学校[1]

沿革

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旧・城田第一尋常小学校(東)
  • 1875年(明治8年)- 詫田村に「芙蓉小学校 詫田分校」が設置される。
  • 1887年(明治20年)
    • 3月 - 小学校令施行により、芙蓉小学校より分離し、「尋常詫田小学校[2]」として独立。尋常科(4年制)を設置。
    • 9月 - 芙蓉小学校から直鳥分校が移管される。
  • 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行により、神埼郡6村(直鳥・姉・黒井・嘉納・詫田・下板)が合併の上、城田村が発足。
  • 1892年(明治25年)10月1日 - 「城東尋常小学校」に改称。直鳥分校が分離の上、「城西尋常小学校」として独立。
  • 1893年(明治26年)- 校舎を新築。
  • 1901年(明治34年)4月 - 「城田第一尋常小学校」に改称。
旧・城田第二尋常小学校(西)
  • 1875年(明治8年)- 黒井村に「芙蓉小学校 黒井分校」が、直鳥村に「私立直鳥小学校」が設置される。
  • 1876年(明治9年)2月 - 黒井分校を十条に移転。
  • 1877年(明治10年)3月 - 黒井分校を姉村に移転。
  • 1878年(明治11年)2月 - 私立直鳥小学校が公立移管により、「芙蓉小学校 直鳥分校」となる。
  • 1884年(明治17年)8月 - 黒井分校を直鳥分校に統合の上、下直鳥に移転。
  • 1887年(明治20年)9月 - 直鳥分校が芙蓉小学校から詫田小学校に移管される(「尋常詫田小学校 直鳥分校」)。
  • 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制施行により、神埼郡6村(直鳥・姉・黒井・嘉納・詫田・下板)が合併の上、城田村が発足。
  • 1892年(明治25年)10月1日 - 尋常詫田小学校より分離の上、「城西尋常小学校」として独立。
  • 1893年(明治26年)9月 - 校舎を増築。
  • 1901年(明治34年)4月 - 「城田第二尋常小学校」に改称。
旧・高等小学校
  • 1892年(明治25年)9月 - 城田村城原川以東(千歳村の黒津を除く)の児童を対象に、渡瀬高等小学校が創立される。
  • 1895年(明治28年)4月 - 渡瀬高等小学校が「済美高等小学校」に改称。
  • 1898年(明治31年)4月 - 済美高等小学校の設置者が「城田、千歳両村組合」となる。
  • 1901年(明治34年)4月10日 - 済美高等小学校を「詫田高等小学校」と改称。
統合
  • 1908年(明治41年)3月 - 城田第一尋常小学校(東)と城田第二尋常小学校(西)を統合の上、高等科を併置し、「城田尋常高等小学校」と改称。校舎は旧2校の中央にあたる大字嘉納字丙太田に建設される(当初、協議がまとまらず建設は難航)。組合立詫田高等小学校は廃止される。また改正小学校令により、尋常科が6年制、高等科が2~3年制となる。
  • 1911年(明治44年)2月 - 移転を完了。
  • 1927年(昭和2年)4月 - 木造2階建て校舎一棟を増改築し、詫田東地区の児童を収容する。
  • 1933年(昭和8年)2月 - 講堂と特別教室一棟を新築。運動場を拡張。
  • 1941年(昭和16年)4月1日 - 国民学校令施行により、「城田村国民学校」に改称。尋常科を初等科に改める。
  • 1947年(昭和22年)4月1日 - 学制改革が行われる。
    • 城田村国民学校の初等科(6年制)は新制小学校「城田村立城田小学校」となる。
    • 城田村国民学校の高等科(2年制)は青年学校普通科とともに、新制中学校「城田村立城田中学校」(3年制)に改組される。小学校に併設される。
  • 1954年(昭和29年)5月 - 北校舎1棟を改築。
  • 1955年(昭和30年)4月1日 - 町村合併[3]により、千代田村が発足したため、「千代田村立千代田中部小学校」に改称。
  • 1961年(昭和36年)4月1日 - 千代田村立中学校3校(中部・東部・西部)の統合に伴い、旧・中部中学校の校舎を西校舎として4~6年の児童を収容し、旧・小学校校舎を東校舎として1~3年の児童を収容。
  • 1962年(昭和37年)1月 - 完全給食を開始。
  • 1965年(昭和40年)
    • 3月 - 普通教室一棟(6教室)を東校舎に新築の上、5・6年の児童を収容。
    • 4月1日 - 町制施行により、「千代田町立千代田中部小学校」に改称。
    • 4月6日 - 特殊学級(竹ぐみ)を開設。
  • 1967年(昭和42年)3月 - 東校舎と西校舎の間に渡り廊下を新設。
  • 1968年(昭和43年)6月 - 旧4年教室を体育室に整備。
  • 1969年(昭和44年)8月 - 西運動場に築山を設置。西校舎の一部が千代田町中部公民館となる。
  • 1970年(昭和45年)8月 - プールが完成。
  • 1972年(昭和47年)4月 - 観察池が完成。
  • 1973年(昭和48年)9月 - 保健室を東校舎に移転。
  • 1974年(昭和49年)4月 - 児童の制服を制定。
  • 1977年(昭和52年)3月31日 - 三田川町からの委託解消で、田中地区の児童が三田川町立三田川小学校へ転出。
  • 1979年(昭和54年)7月 - 新校舎が完成。9月より新校舎での授業を開始。
  • 1980年(昭和55年)3月 - 校旗を制定。共同調理場設置により米飯の完全給食を開始。
  • 1982年(昭和57年)3月31日 - 特殊学級(竹ぐみ)を廃止。
  • 1983年(昭和58年)8月 - 理科施設を設置。
  • 1984年(昭和59年)4月 - 黄色帽子の着帽を開始。
  • 1989年(平成元年)12月 - 体育館とクラブハウスが完成。
  • 1997年(平成9年)4月 - 特殊学級(たんぽぽ)を開設。
  • 2000年(平成12年)3月 - パソコン室が完成。
  • 2001年(平成13年)
    • 7月 - プールが完成。
    • 10月 - 耐震補強工事が完了。
  • 2006年(平成18年)3月20日 - 町村合併により、「神埼市立千代田中部小学校」(現校名)に改称。
  • 2011年(平成23年)7月 - 放課後児童クラブ「じょうばる」を新築。

交通

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最寄りの鉄道駅
最寄りの幹線道路

周辺

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  • 神埼市役所 千代田総合支所(旧・千代田町役場)
  • 次郎体育館
  • 神埼市千代田文化会館はんぎーホール
  • 神埼市千代田町保健センター
  • 千代田町福祉センター
  • からつバーガー千代田
  • 村岡屋千代田店
  • 城原川

脚注

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  1. ^ 神埼市立小中学校通学区域一覧 - 神崎市ウェブサイト
  2. ^ 「尋常第三区公立尋常詫田小学校」とも。
  3. ^ 城田村、千歳村、境野村および蓮池町東部4地区の合併

関連項目

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外部リンク

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