若大将対青大将

1971年に公開された日本の映画

若大将対青大将』(わかだいしょうたいあおだいしょう)は、加山雄三主演の日本映画若大将シリーズの第17弾。この作品をもって若大将は加山雄三から(加山雄三が結成していたザ・ランチャーズのギター担当でもある)大矢茂にバトンタッチされるが、大矢主演での作品は製作されず、次作は3代目若大将草刈正雄主演の「がんばれ!若大将」、または加山主演の「帰ってきた若大将」になる。クレジット順は大矢がトップで、加山はトメ(クレジットのラストで表示される)扱いになった。更に岩内克己監督が若大将シリーズに関わるのはこれが最後。1971年1月9日公開。東宝製作。

若大将対青大将
監督 岩内克己
脚本 田波靖男
製作 藤本真澄
安武龍
出演者 加山雄三
大矢茂
酒井和歌子
田中邦衛
音楽 萩原哲晶
撮影 原一民
編集 岩下広一
配給 東宝
公開 日本の旗 1971年1月9日
上映時間 83分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
前作 俺の空だぜ!若大将
次作 がんばれ!若大将草刈正雄主演)
帰ってきた若大将加山雄三主演)
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ストーリー

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青大将こと石山新次郎が、8年がかりでやっと京南大学を卒業出来た。さっそく卒業祝いを、若大将こと田沼雄一の後輩・太田茂夫の母の春江が経営するドライブイン「オーク」で盛大に行われた。その席上、田沼は太田に「若大将」の座を譲り、更に石山も後輩の学生に「青大将」の座を譲った。それから数日後、新次郎が父・剛造の経営する石山商事に入社。新次郎はOLの塚本節子に一目惚れするが、節子は雄一が好きだという。そんな折、剛造から、英語の達者な若者をニューヨーク支店に栄転させるということを聞き、チャンスとばかり雄一を指名。かくして雄一はニューヨークへ旅立つ。新次郎は今だとばかり節子に接近しようとするが、茂夫に邪魔される。それもそのはず、雄一は茂夫に節子の事を頼まれていたのだ。ヤケクソになった新次郎は、茂夫のGF・森山圭子に、節子を茂夫の恋人だと言いふらし、挙句の果てに、ニューヨークから帰って来た雄一が連れて来たバイヤー・キャッシーを、節子に「雄一の恋人」と言いふらした。やがて、鈴鹿サーキットでのグランプリの日、雄一から茂夫の気持ちを聞いた圭子は、鈴鹿に直行した…。

スタッフ

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キャスト

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挿入歌

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  • 「アダムとイブのように」(加山雄三&大矢茂) ※雄一&節子、茂夫&圭子のダブルデートのシーンに使用された。
  • 「掟にそむいて」(大矢茂) ※茂夫のオートバイレースシーンに使用された。

同時上映

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初めての旅

外部リンク

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若大将映画作品
通番 題名 公開日 脚本 監督
第1作 大学の若大将 1961年7月8日 笠原良三
田波靖男
杉江敏男
第2作 銀座の若大将 1962年2月10日
第3作 日本一の若大将 1962年7月14日 福田純
第4作 ハワイの若大将 1963年8月11日
第5作 海の若大将 1965年8月8日 田波靖男 古澤憲吾
第6作 エレキの若大将 1965年12月9日 岩内克己
第7作 アルプスの若大将 1966年5月28日 古澤憲吾
第8作 歌う若大将 1966年9月10日 長野卓
第9作 レッツゴー!若大将 1967年1月1日 岩内克己
第10作 南太平洋の若大将 1967年7月1日 古澤憲吾
第11作 ゴー!ゴー!若大将 1967年12月31日 岩内克己
第12作 リオの若大将 1968年7月13日
第13作 フレッシュマン若大将 1969年1月1日 福田純
第14作 ニュージーランドの若大将 1969年7月12日
第15作 ブラボー!若大将 1970年1月1日 岩内克己
第16作 俺の空だぜ!若大将 1970年8月14日 小谷承靖
第17作 若大将対青大将 1971年1月9日 岩内克己
第18作 帰ってきた若大将 1981年2月11日 小谷承靖