蕭 一傑(シャオ・イージェ、しょう いっけつ 1986年1月2日 - )は、 富邦ガーディアンズに所属するプロ野球選手投手)。右投げ右打ち。台湾屏東県屏東市出身。

蕭 一傑
I-Chieh Hsiao
富邦ガーディアンズ #41
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阪神時代(2009年7月2日、阪神甲子園球場)
基本情報
国籍 中華民国の旗 中華民国
出身地 台湾省屏東県屏東市
生年月日 (1986-01-02) 1986年1月2日(31歳)
身長
体重
180 cm
86 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2008年 ドラフト1位
初出場 NPB / 2011年8月11日
CPBL / 2014年3月22日
最終出場 NPB / 2011年8月18日
年俸 月給16万元(2014年)
※2014年から3年契約
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
蕭一傑
各種表記
繁体字 蕭一傑
簡体字 萧一杰
拼音 Xiāo Yī Jié
和名表記: しょう いっけつ
発音転記: シャオ・イージェ
英語名 I-Chieh Hsiao
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中華民国台湾国籍だが、プロ入り前に日本に5年以上在住していたためNPB時代は日本人選手と同じ扱いとなっていた。また、登録名は本人の希望もあり日本語読みの「しょう いっけつ」にしており[1]、背ネームは「SHOH」だった。

目次

経歴編集

プロ入り前編集

屏東県屏東市出身。台湾大聯盟高屏雷公などでコーチを務めた蕭良吉を伯父に持つなど、祖父から3代続く野球一家に育った。自らも小学3年時に野球を始めて捕手内野手を務めた。当時は郭泰源に憧れ、西武ライオンズのファンだった。

日本の高校野球でのプレーを希望し、2002年に台湾から宮崎県日南学園高等学校に留学して投手に転向。2年夏の第85回全国高等学校野球選手権大会、3年春の第76回選抜高等学校野球大会に出場したが、選抜では登板機会がなかった。留学前に台湾の高校(高苑工)に半年間在学していたため、規定により3年夏は公式戦への出場資格がなかった[2]

近畿学生野球連盟所属の奈良産業大学に進学後は1年先輩に桑原謙太朗がいたこともあり主にリリーフで起用され、4年時からは主に先発投手として登板した。2008年の春季リーグではMVPとベストナインを受賞。大学通算16勝1敗、防御率0.63[3]第57回全日本大学野球選手権大会では1回戦で延長13回を投げて完封勝利を挙げ、翌日の2回戦では延長11回サヨナラ負けを喫したが、自身は2日で331球を投げ特別賞を受賞した。

2008年ドラフト会議松本啓二朗藤原紘通らの交渉権を逃した阪神から1位指名を受け、日本プロ野球のドラフトで指名された初の台湾出身投手となった。ドラフト前は西武か横浜ベイスターズへの入団を希望していた[4]が、12月8日に契約金9,000万円、出来高4,000万円、年俸1,300万円(金額は推定)で阪神と仮契約。背番号は19に決定した。

阪神時代編集

2009 ワールド・ベースボール・クラシック野球台湾代表候補にも選出されたが、野球オーストラリア代表との練習試合で打球を体に受け、代表入りを辞退した[5]

2009年は後半戦に一軍へ昇格したが、投球練習でコーチ陣から評価を得られず登板はなかった。二軍ではフレッシュオールスターゲームに出場し、同期入団の西村憲らと共に優秀選手賞を受賞[6]。また、ウエスタン・リーグでは7勝を挙げて最多勝利のタイトルを獲得した[7]

2010年は一軍の沖縄キャンプに帯同。二軍ではエースとして活躍し、9月7日に鶴直人と入れ替えでプロ入り初の一軍昇格を果たした[8]。当初は9月11日のヤクルト戦で登板予定であったが、チーム事情により9月15日に出場選手登録抹消となり、一軍公式戦での登板はなかった[9]。11月、広州アジア大会台湾代表として出場し、銀メダルを獲得した。

2011年は充実した先発ローテーションに割り込めず二軍スタートとなったが、8月11日中日ドラゴンズ戦でプロ初登板・初先発を果たし、5回1失点の好投も味方打線が0点に抑えられたため敗戦投手となる。

2012年、一度も一軍登板がなく、10月2日、戦力外通告を受けた[10]。11月27日、福岡ソフトバンクホークスが育成選手として獲得することを発表した。背番号は138

ソフトバンク時代編集

2013年10月26日に戦力外通告を受けた[11]10月31日、自由契約公示された[12]

台湾時代編集

11月28日、台湾中華職業棒球大聯盟の義大ライノズ(後の富邦ガーディアンズ)からドラフト3巡目で指名され、1月10日に入団会見を行った[13]。背番号は41

プレースタイル編集

速球は最速148km/hを記録し、制球力もある[14]

詳細情報編集

年度別投手成績編集





















































W
H
I
P
2011 阪神 2 2 0 0 0 0 1 0 0 .000 34 8.1 7 1 4 1 0 7 0 0 4 2 2.16 1.32
2014 義大 33 9 0 0 0 5 7 0 2 .417 370 85.2 95 8 28 2 4 54 4 0 47 44 4.62 1.44
2015 10 1 0 0 0 0 2 0 0 .000 77 17.1 18 5 7 0 1 15 3 0 14 10 5.19 1.44
2016 21 0 0 0 0 1 0 0 1 1.000 146 31.2 37 4 14 0 1 25 2 0 24 20 5.68 1.61
NPB:1年 2 2 0 0 0 0 1 0 0 .000 34 8.1 7 1 4 1 0 7 0 0 4 2 2.16 1.32
CPBL:3年 64 10 0 0 0 6 9 0 3 .400 593 134.2 150 17 49 2 6 94 9 0 85 74 4.95 1.48
  • 2016年度シーズン終了時

記録編集

背番号編集

  • 19 (2009年 - 2012年)
  • 138 (2013年)
  • 41 (2014年 - )

登場曲編集

脚注編集

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  1. ^ 阪神タイガース公式サイト・選手プロフィール
  2. ^ オンリーワン・センバツ 輝け郷土選手(西スポ)
  3. ^ 台湾出身の本格右腕、虎が指名(UNN関西学生報道連盟)
  4. ^ 日職月底選秀 8球團鎖定蕭一傑(自由時報)
  5. ^ 合宿中に負傷…蕭一傑がWBC台湾代表辞退 スポーツニッポン、2009年2月11日。
  6. ^ 日本野球機構オフィシャルサイト プロ野球フレッシュオールスターゲーム2009 表彰選手 2010年2月25日閲覧
  7. ^ 日本野球機構オフィシャルサイト ウエスタン・リーグ リーダーズ(投手部門) 2010年2月25日閲覧
  8. ^ “阪神の蕭一傑がうれしい初の1軍昇格”. デイリースポーツ. (2010年9月7日). http://www.daily.co.jp/newsflash/2010/09/07/0003408390.shtm 2010年10月30日閲覧。 
  9. ^ “蕭一傑、登板機会なく出場選手登録抹消「いい経験」”. スポーツニッポン. (2010年9月16日). http://www.sponichi.co.jp/osaka/base/201009/16/base222635.html 2010年10月30日閲覧。 
  10. ^ 来季の選手契約について”. 阪神タイガース公式サイト (2012年10月2日). 2012年10月2日閲覧。
  11. ^ 来季契約についてソフトバンク球団公式サイト2013年10月26日配信
  12. ^ 2013年度 自由契約選手(育成選手) 日本野球機構オフィシャルサイト 2013年11月1日閲覧。
  13. ^ 黃勝雄400萬加盟 林羿豪、蕭一傑複數年合約義大ライノズ公式サイト2013年1月1日配信
  14. ^ 【ドラフトの星】(外国籍候補) 蕭一傑、白倉キッサダー、申成鉉 読売新聞、2008年10月6日。

関連項目編集

外部リンク編集