西村京太郎トラベルミステリー
『西村京太郎トラベルミステリー』(にしむらきょうたろうトラベルミステリー)は、テレビ朝日系で放送されている刑事ドラマシリーズ。主演の十津川警部役は、シリーズ開始当初は三橋達也で、2000年の第34作からは高橋英樹。亀井刑事役は当初は綿引洪(勝彦)、その後30年以上にわたって愛川欽也が演じ、2012年の第58作からは高田純次。
概要編集
1979年度から2015年度までは「土曜ワイド劇場」枠で放送され、2016年度・2017年度は「土曜プライム・土曜ワイド劇場枠」(2016年度・2017年度前半)と「ミステリースペシャル枠」(2017年度後半)で放送され、2018年度からは「日曜プライム枠」で放送されている。朝日放送・大映企画・大映京都撮影所制作による3作品と、テレビ朝日・東映制作による現在放送中のシリーズがある。朝日放送版は1979年から1982年までに3作品が放送され、前後してテレビ朝日版が1981年から放送を開始している。
『西村京太郎トラベルミステリー』のシリーズタイトルは、1989年のテレビ朝日・東映版の第15作「アルプス誘拐ルート」以降に定まったもので、それ以前には放送のたびにさまざまなタイトルが付されていた。また甲斐正人作曲のテーマ曲が使われたのはテレビ朝日版第4作「寝台特急あかつき殺人事件」からで、前3作品はそれぞれ独自のテーマ曲を使っていた(後述)。また、ドラマがシリーズ化されて以降は原作小説でも文庫版等で「トラベルミステリー」のキャッチコピーが使用されるようになった。
- 朝日放送・大映版
- 十津川警部は三橋達也が演じ、亀井刑事は綿引洪(現・綿引勝彦)が演じ、十津川警部の元部下である橋本豊は沖雅也が演じた。
- テレビ朝日・東映版
- 十津川警部は1981年から1999年まで三橋達也が演じ、2000年からは高橋英樹が演じている。原作とは異なり、三橋の年齢を考慮して十津川警部があまり動き回らない設定にし、代わって愛川欽也が演じる亀井刑事をメインにしていた。十津川警部役が高橋に交代して以降は、原作通り十津川警部をメインに描くようになっている。ナレーションも亀井刑事メイン時代は主に愛川が担当、十津川警部メインになってからもしばらくは作品により愛川が担当していた回があったが、その後は完全に高橋の担当となっている。
- 亀井刑事は1981年のスタート以来32年にわたって愛川欽也が演じてきたが[1]、2012年から高田純次に交代した(高田純次は2008年の第50作でゲスト出演している)。愛川が出演していた当時のラストシーンはほぼ全作(一部例外あり)で、事件を総括するような内容の会話を十津川役の三橋・高橋と交わすツーショットシーンとされていた(高田に交代してからはその原則は崩されている)[2]。
- 十津川警部の元部下である橋本豊は、荻島真一と賀集利樹が演じた。
- 西本刑事は第5作から68作まで森本レオが演じており、歴代シリーズで最長の出演記録となった。第68作を最後に降板しており、後任は設けられていない(実質後継は柿沼刑事)。
- 近年では過去の作品(亀井刑事メイン時代)のリメイク版もいくつか放送されている[3]。
- その他
- 高橋英樹は1990年から1991年にかけてテレビ朝日系の「火曜ミステリー劇場」で放送された『西村京太郎スペシャル』3作品ですでに十津川警部を演じていた。このシリーズでの亀井刑事役はいかりや長介である。
朝日放送・大映版編集
西村京太郎トラベルミステリー | |
---|---|
ジャンル | 刑事ドラマ |
原作 | 西村京太郎 |
脚本 | 佐々木守 |
監督 |
黒田義之 帯盛迪彦 |
出演者 |
三橋達也 綿引勝彦 樋口可南子 |
オープニング | 歴代オープニングを参照 |
製作 | |
プロデューサー |
杉本宏(朝日放送) 島田開(大映企画) |
制作 |
朝日放送 大映企画 大映京都撮影所 |
放送 | |
放送国・地域 | 日本 |
放送期間 | 1979年10月20日 - 1982年4月17日 |
放送時間 | 放送時間の変遷を参照 |
回数 | 3 |
キャスト編集
警視庁捜査一課 十津川班編集
- 十津川省三
- 演 - 三橋達也
- 警視庁捜査一課の刑事。階級は警部。
- 亀井定夫
- 演 - 綿引勝彦(第1作、第2作は旧芸名の綿引洪で出演)
- 警視庁捜査一課の刑事。階級は警部補。
- 橋本豊
- 演 - 沖雅也(第3作)
- 経歴:警視庁捜査一課 → 退職
- 十津川の部下だったが、稚内で旅館をしている実家の家業を継ぐため退職。
その他編集
ゲスト編集
- 第1作「ブルートレイン・寝台特急殺人事件」(1979年)
- 第2作「幽霊船の謎」(1980年)
- 第3作「北帰行殺人事件」(1982年)
スタッフ編集
- 脚本 - 佐々木守
- 音楽 - 高橋誠(第1作・第2作)、中川昌(第3作)
- 監督 - 黒田義之、帯盛迪彦
- プロデューサー - 杉本宏(朝日放送)、島田開(大映企画)
- 制作 - 朝日放送、大映企画、大映京都撮影所
放送日程編集
話数 | 放送日 | サブタイトル | 原作 | 脚本 | 監督 | 視聴率 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1979年10月20日 | ブルートレイン・寝台特急殺人事件 | 「寝台特急〈ブルートレイン〉殺人事件」 | 佐々木守 | 黒田義之 | 18.8% |
2 | 1980年10月18日 | 幽霊船の謎 | 「消えた乗組員〈クルー〉」 | 20.4% | ||
3 | 1982年 | 4月17日北帰行殺人事件 | 「北帰行殺人事件」 | 帯盛迪彦 | 14.4% |
テレビ朝日・東映版編集
西村京太郎トラベルミステリー | |
---|---|
ジャンル | 刑事ドラマ |
原作 | 西村京太郎 |
脚本 | 深沢正樹 |
監督 | 村川透(第35作・第37作・第39作・第41作 - ) |
出演者 |
高橋英樹(第34作 - ) 山村紅葉(第4作 - 第7作・第11作 - ) 高田純次(第58作 - ) |
製作 | |
プロデューサー |
山川秀樹(テレビ朝日) 河瀬光(東映) |
制作 | テレビ朝日 |
放送 | |
音声形式 | ステレオ放送 |
放送国・地域 | 日本 |
第1作 - 第65作 (土曜ワイド劇場) | |
オープニング | 歴代オープニングを参照 |
エンディング | 歴代エンディングテーマを参照 |
放送期間 | 1981年10月17日 - 2016年2月6日 |
放送時間 | 放送時間の変遷を参照 |
回数 | 65 |
土曜ワイド劇場 | |
第66作 - 第67作 (土曜プライム・土曜ワイド劇場) | |
エンディング | 歴代エンディングテーマを参照 |
放送期間 | 2016年7月2日 - 2017年4月8日 |
放送時間 | 土曜 21:00 - 23:06 |
放送枠 | 土曜ワイド劇場 |
放送分 | 126分 |
回数 | 2 |
土曜プライム・土曜ワイド劇場 | |
第68作 (ミステリースペシャル) | |
放送期間 | 2017年9月20日 |
放送時間 | 20:00 - 21:48 |
放送枠 | ミステリースペシャル |
放送分 | 108分 |
回数 | 1 |
ミステリースペシャル | |
第69作 - (日曜プライム) | |
放送期間 | 2018年9月16日 - |
放送時間 | 放送時間の変遷を参照 |
放送枠 | 日曜プライム |
回数 | 4 |
日曜プライム | |
特記事項: 第67作は『土曜プライム』としても、その一企画扱いに降格済みの『土曜ワイド劇場』としても、いずれも最終回として放送。 |
放送枠は「土曜ワイド劇場」(第1作 - 第65作)、「土曜プライム・土曜ワイド劇場」(第66作・第67作)、『ミステリースペシャル』(第68作)、『日曜プライム』(第69作 - )。
第70作では本作と同じく西村京太郎原作で、また同じく「土曜ワイド劇場」出身のシリーズである「鉄道捜査官」とのコラボレーションが行われ[4]、「鉄道捜査官」から花村乃里子(沢口靖子)、手塚真理絵(山村紅葉)、大沢次郎(山口竜央)がゲスト出演している。
キャスト編集
警視庁捜査一課 十津川班編集
- 十津川省三
- 演 - 三橋達也(第1作 - 第4作・第6作 - 第27作・第29作 - 第33作)、高橋英樹(第34作 - )
- 第5作では天知茂が、第28作では高島忠夫が三橋の代役で出演した。
- 警視庁捜査一課の刑事。階級は警部。
- 北条早苗
- 演 - 山村紅葉(第4作 - 第7作・第11作 - )
- 警視庁捜査一課の刑事。
- 久保田あかね
- 演 - 伴アンリ【旧・伴杏里[5]】(第52作 - )
- 警視庁捜査一課の刑事。階級は巡査部長。
- 小林宏昌
- 演 - 佐藤正浩【旧・天原まさみち[6]】(第35作 - 第52作・第61作 - )
- 警視庁捜査一課の刑事。
- 柿沼浩輔
- 演 - 葛山信吾(第69作 - )
- 警視庁捜査一課の刑事。
- 亀井定夫
- 演 - 愛川欽也(第1作 - 第57作)、高田純次(第58作 - )
- 警視庁捜査一課の刑事。階級は警部補。
警察関係者編集
- 本多
- 演 - 鈴木瑞穂(第7作・第8作・第11作・第15作)、平泉成(第34作 - 第37作)、矢島健一(第59作・第61作)
- 警視庁捜査一課長。
- 三上
- 演 - 川辺久造(第26作・第28作・第30作・第32作)、夏八木勲(第45作)
- 警視庁刑事部長。
十津川班の親族編集
- 十津川直子
- 演 - 浅野ゆう子(第36作・第40作・第42作・第46作・第48作・第50作・第52作・第55作・第59作・第61作・第62作)
- 十津川省三の妻。
- 亀井公子
- 演 - 二木てるみ(第34作・第40作・第42作・第43作)
- 亀井定夫の妻。
スタッフ編集
- 脚本 - 猪又憲吾、名倉勲、亜槍文代、篠崎好、岩下悠子(第54作)、今井詔二(第55作・第67作)、森宮栄(第56作・第57作・第63作)、坂田義和(第58作 - 第62作)、谷口純一郎(第64作)、徳永友一(第65作)、立花あずま(第65作)、吉本昌弘(第66作)、安井国穂(第68作)、深沢正樹(第69作 - )
- 音楽 - 横山菁児(第2作・第3作)、甲斐正人(第4作 - )
- 監督 - 長谷和夫、島崎喜美男、永野靖忠、齋藤武市、野村孝、松島稔、池広一夫、村川透
- ゼネラルプロデューサー - 関拓也(テレビ朝日)
- 現プロデューサー - 山川秀樹(テレビ朝日)、河瀬光(東映)
- 旧プロデューサー
- 制作 - テレビ朝日、東映
放送日程編集
『西村京太郎トラベルミステリー[7]』のシリーズタイトルとなったのは第14作[8]からである。第54作からテレビ朝日制作分での副音声による解説放送をスタートした。それまでは朝日放送制作分に限られていた。
放送時間は基本的に『土曜ワイド劇場』(第65作まで)、『土曜プライム・土曜ワイド劇場』(第65作〜第67作)、『日曜プライム』(第69作〜)の通常編成時の放送時間に放送。例外は以下の通り。
- 第4作、第7作、第9作、第11作、第13作、第15作は21時02分から23時21分までの拡大放送。
- 第38作、第42作、第47作、第50作、第55作、第57作、第59作、第61作、第62作、第66作は21時00分から23時21分までの拡大放送。
- 第14作は1990年3月10日に「傑作アンコール特選」として放送。
- 第17作は1991年2月23日に「傑作アンコール特選」として放送。
- 第23作は1994年3月12日に「傑作アンコール特選」として放送。
- 第25作は1995年3月25日に「傑作アンコール特選」として放送。
- 第54作は21時30分から23時21分までの放送。
- 第58作はISUグランプリシリーズ中国杯中継のため21時30分から23時36分までの放送。
- 第60作は2017年6月4日の『日曜ワイド』で「ミステリー傑作選」として、短縮版を放送。
- 第68作は『ミステリースペシャル』で放送。
話数 | 放送日 | サブタイトル | 原作 | 脚本 | 監督 | 視聴率 [要出典] |
---|---|---|---|---|---|---|
三橋達也・愛川欽也版 | ||||||
1 | 1981年10月17日 | 終着駅〈ターミナル〉殺人事件 | 「終着駅〈ターミナル〉殺人事件」 | 猪又憲吾 | 長谷和夫 | 24.3% |
2 | 1982年10月 | 9日再婚旅行殺人事件 | 「再婚旅行殺人事件」 (「蜜月列車〈ハネムーン・トレイン〉殺人事件」所収) |
島崎喜美男 | 17.1% | |
3 | 1983年 | 6月25日あずさ3号殺人事件 | 「あずさ3号殺人事件」 (「蜜月列車〈ハネムーン・トレイン〉殺人事件」所収) |
名倉勲 | 17.2% | |
4 | 10月 | 1日寝台特急あかつき殺人事件 | 「寝台特急あかつき殺人事件」 | 猪又憲吾 名倉勲 |
永野靖忠 | 18.3% |
5 | 1984年 | 7月14日東北新幹線殺人事件 | 「東北新幹線〈スーパー・エクスプレス〉殺人事件」 | 猪又憲吾 亜槍文代 |
25.7% | |
6 | 1985年 | 1月 5日寝台特急「北陸」殺人事件 | 「寝台特急『北陸』殺人事件」 | 20.2% | ||
7 | 10月12日 | 特急“白鳥”十四時間 | 「特急『白鳥』十四時間」 | 猪又憲吾 | 23.5% | |
8 | 1986年 | 2月 1日特急北アルプス殺人事件 | 「特急北アルプス殺人事件」 | 篠崎好 | 長谷和夫 | 26.7% |
9 | 6月28日 | 寝台急行“銀河”殺人事件[9] | 「寝台急行『銀河』殺人事件」 | 齋藤武市 | 22.7% | |
10 | 1987年 | 2月14日L特急「雷鳥九号」殺人事件 | 「雷鳥九号〈サスペンス・トレイン〉殺人事件」 | 野村孝 | 21.8% | |
11 | 7月 | 4日阿蘇殺人ルート[10] | 「阿蘇殺人ルート」 | 21.6% | ||
12 | 12月 | 5日みちのく湯けむり殺意の旅 | 「みちのく殺意の旅」 | 23.1% | ||
13 | 1988年 | 4月 2日日本海殺人ルート | 「日本海殺人ルート」 | 22.1% | ||
14 | 1989年 | 1月14日愛と死の飯田線 | 「愛と死の飯田線」 (「最果てのブルートレイン 急行『天北』殺人事件」所収) |
永野靖忠 | ||
15 | 4月 | 1日アルプス誘拐ルート | 「アルプス誘拐ルート」 | |||
16 | 9月30日 | 寝台特急〈ブルートレイン〉八分停車 | 「寝台特急〈ブルートレイン〉八分停車」 | 猪又憲吾 | 26.3% | |
17 | 1990年 | 1月13日山陽・東海道殺人ルート | 「山陽・東海道殺人ルート」 | 篠崎好 | 25.5% | |
18 | 10月 | 6日オホーツク殺人ルート | 「オホーツク殺人ルート」 | 18.7% | ||
19 | 1991年 | 1月12日L特急踊り子号殺人事件 | 「L特急踊り子号殺人事件」 | 猪又憲吾 | 松島稔 | 21.7% |
20 | 10月 | 5日裏切りの中央本線 | 「裏切りの中央本線」 (「特急『おき3号』殺人事件」所収) |
野村孝 | 12.2% | |
21 | 1992年 | 1月11日上信越、湯煙り殺人ルート | 「信濃の死」 (「特急ひだ3号殺人事件」所収) |
篠崎好 | 永野靖忠 | 19.4% |
22 | 4月 | 4日日本縦断殺人ルート | 「寝台特急『あさかぜ1号』殺人事件」 | 19.5% | ||
23 | 1993年 | 1月 9日陸中海岸殺人ルート | 「夜が殺意を運ぶ」 (「特急『あさしお3号』殺人事件」所収) |
猪又憲吾 | 松島稔 | 21.1% |
24 | 7月24日 | 山手線五・八キロの証言 | 「山手線五・八キロの証言」 | 野村孝 | 19.8% | |
25 | 1994年 | 1月15日東北新幹線「やまびこ5号」の殺意 | 「北への列車は殺意を乗せて」 (「特急『あさま』が運ぶ殺意」所収) |
22.2% | ||
26 | 10月 | 8日特急「おおぞら」殺人事件 | 「特急『おおぞら』〈ハイデッカー・エクスプレス〉殺人事件」 | 14.3% | ||
27 | 1995年 | 1月14日スーパービュー踊り子号殺意の旅 | 「スーパー雷鳥殺人事件」 | 篠崎好 | 松島稔 | 16.6% |
28 | 10月 | 7日特急ゆふいんの森殺人事件 | 「特急ゆふいんの森殺人事件」 | 猪又憲吾 | 野村孝 | 11.9% |
29 | 1996年 | 4月 6日上越新幹線殺人事件 | 「行楽特急〈ロマンスカー〉殺人事件」 | 18.7% | ||
30 | 10月 | 5日寝台特急「北斗星」殺人事件 | 「臨時特急『京都号』〈サロンエクスプレス〉殺人事件」 | 15.8% | ||
31 | 1997年 | 8月 2日特急「白山」6時間06分[11] | 「特急『白山』六時間〇二分」 | 篠崎好 | 松島稔 | 17.7% |
32 | 1998年 | 8月29日伊豆誘拐行 高速道路5時間06分の盲点… | 「伊豆誘拐行」 | 野村孝 | 18.3% | |
33 | 1999年 | 9月25日秋田新幹線「こまち」殺人事件 | 「秋田新幹線『こまち』殺人事件」 | 19.1% | ||
高橋英樹・愛川欽也版 | ||||||
34 | 2000年 | 9月30日津軽陸中殺人ルート | 「津軽・陸中殺人ルート―苦悩する十津川警部」 | 篠崎好 | 池広一夫 | 17.8% |
35 | 2001年 | 3月10日宗谷本線殺人事件 | 「宗谷本線殺人事件」 | 村川透 | 18.2% | |
36 | 9月29日 | 能登半島殺人事件 | 「能登半島殺人事件」 | 池広一夫 | 17.5% | |
37 | 2002年 | 1月 5日東京〜山形殺人ルート | 「東京・山形殺人ルート」 | 村川透 | 17.7% | |
38 | 2003年 | 1月 4日オリエント急行殺人事件[12] | 「愛と悲しみの墓標」 | 池広一夫 | 14.7% | |
39 | 3月29日 | 高山本線殺人事件 | 「高山本線殺人事件」 | 村川透 | 14.7% | |
40 | 9月13日 | 青函特急殺人ルート[13] | 「青函特急殺人ルート」 | 池広一夫 | 19.9% | |
41 | 11月22日 | 夜行列車の女 | 「夜行列車〈サンライズエクスプレス〉の女」 | 村川透 | 16.1% | |
42 | 2004年11月 | 6日北帰行殺人事件[14] 【大映版第3作のリメイク版】 |
「北帰行殺人事件」 | 16.0% | ||
43 | 2005年 | 1月 8日愛と殺意の津軽三味線 | 「愛と殺意の津軽三味線」 | 15.8% | ||
44 | 4月23日 | 特急「スーパー北斗1号」殺人事件 | 「特急『北斗1号』〈スーサイド・トレイン〉殺人事件」 | 16.2% | ||
45 | 2006年 | 1月 7日超豪華寝台特急トワイライトエクスプレス殺人事件[15] | 「恋の十和田、死の猪苗代」 | 16.1% | ||
46 | 7月 | 1日秋田新幹線[こまち]連続殺人![16] 【第33作のリメイク版】 |
「秋田新幹線『こまち』殺人事件」 | 村川透 潤色:野村孝 |
15.1% | |
47 | 12月16日 | 五能線の女 | 「五能線の女」 | 村川透 | 15.2% | |
48 | 2007年 | 5月26日みちのく殺意の旅 【第12作のリメイク版】 |
「みちのく殺意の旅」 | 16.6% | ||
49 | 2008年 | 4月26日日光・鬼怒川殺人ルート | 「日光・鬼怒川殺人ルート」 | 15.8% | ||
50 | 9月27日 | 山陽・東海道連続殺人ルート[17] 【第17作のリメイク版[18]】 |
「山陽・東海道殺人ルート」 | 15.8% | ||
51 | 2009年 | 1月10日上野駅13番線ホーム つり合わない乗車券を買う死体! |
「上野駅13番線ホーム」 | 16.5% | ||
52 | 9月26日 | 密室列車・特急かもしか、途中下車連続殺人 | 「L特急たざわ殺人事件」 | 16.5% | ||
53 | 2010年 | 2月 6日山形新幹線 つばさ111号の殺人 | 「つばさ111号の殺人」 | 17.7% | ||
54 | 10月 | 2日伊豆の海に消えた女 | 「伊豆の海に消えた女」 | 岩下悠子 | 14.2% | |
55 | 11月27日 | 寝台特急カシオペア殺人事件 | 「急行もがみ殺人事件」 | 今井詔二 | 13.2% | |
56 | 2011年 | 7月23日生死を分ける転車台 | 「生死を分ける転車台〜天竜浜名湖鉄道の殺意〜」 | 森宮栄 | 14.9% | |
57 | 2012年 | 1月28日スーパービュー踊り子連続殺人[19] 【第27作のリメイク版】 |
「スーパー雷鳥殺人事件」 | 15.5% | ||
高橋英樹・高田純次版 | ||||||
58 | 11月 | 3日山形新幹線つばさ129号の女 | 「八ヶ岳高原殺人事件」 | 坂田義和 | 村川透 | 12.1% |
59 | 2013年 | 1月 5日終着駅(ターミナル)殺人事件[20] 【第1作のリメイク版】 |
「終着駅〈ターミナル〉殺人事件」 | 13.9% | ||
60 | 7月13日 | 秩父SL 3月23日の証言 | 「十津川警部 秩父SL・三月二十七日の証言」 | 14.0% | ||
61 | 2014年 | 3月22日越後・会津殺人ルート | 「越後・会津殺人ルート」 | 12.6% | ||
62 | 7月12日 | 寝台特急カシオペア&スーパーひたち連続殺人 【第13作のリメイク版[21]】 |
「日本海殺人ルート」 | |||
63 | 2015年 | 1月10日長野新幹線〜飯山線 湯けむり殺人ルート 【第21作のリメイク版[22]】 |
「信濃の死」 (「特急ひだ3号殺人事件」所収) |
森宮栄 | 11.8%[23] | |
64 | 8月15日 | 仙台・青葉の殺意 | 「仙台青葉の殺意」 | 谷口純一郎 | 12.9%[24] | |
65 | 2016年 | 2月 6日伊豆海岸殺人ルート | 「伊豆海岸殺人ルート」 | 徳永友一 立花あずま |
12.2%[25] | |
66 | 7月 | 2日釧路・帯広殺人ルート | 「釧路・網走殺人ルート」 | 吉本昌弘 | 10.8%[26] | |
67 | 2017年 | 4月 8日箱根紅葉・登山鉄道の殺意[27] | 「十和田南へ殺意の旅」 | 今井詔二 | 12.9%[28] | |
68 | 9月20日 | 山形・陸羽西線に消えた女 | 「飛騨高山に消えた女」 | 安井国穂 | 9.5%[29] | |
69 | 2018年 | 9月16日金沢〜東京殺人ルート 2時間33分の罠 | 「北陸新幹線殺人事件」 | 深沢正樹 | 10.4%[30] | |
70 | 2019年 | 3月17日十津川警部VS鉄道捜査官・花村乃里子 | 「びわ湖環状線に死す」 | 12.3%[31] | ||
71 | 2020年 | 1月 5日ニセ十津川とニセ亀井!! | 「草津逃避行」 | 11.7%[32] | ||
72 | 7月26日 | 十津川警部のラストラン | 「札沼線の愛と死 新十津川町を行く」 |
- 2007年のみオリジナル作品は作られなかった。
- 第1作から第24作まではフィルム撮影、第25作からVTR撮影となっている(第7作と第18作〜第24作はフィルム撮影のVTR編集)。
- 前述の通り、第4作から甲斐正人作曲によるテーマ音楽が固定され、タイトルバックおよび出演者紹介はショートバージョン、スローバージョンも含め3パターンが用意された。エンドロールは第4作から第29作までテーマ音楽のアレンジバージョンが使われたが、第6作、第8作、第9作、第19作、第23作は劇中に挿入された曲がそのまま使用された。第30作から「土曜ワイド劇場」のエンディングテーマとなったが、「日曜プライム」に移行した第69作から再びテーマ音楽のアレンジバージョンが使用されている。なお、テーマ音楽は第50作より新録されている。
- 視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム。
脚注編集
- ^ 愛川は1995年から『土曜ワイド劇場』の裏番組である『出没!アド街ック天国』(テレビ東京)の司会に就任したが、通常裏番組で見られるような特段の調整は行われず、本番組放送日には同時間帯で重複出演することがあった。
- ^ 第56作では亀井が青森県警に派遣されていて不在だったが、このシーンは亀井の役割を森本レオ演じる西本刑事が肩代わりする形で収められている。
- ^ 但し、原作小説やオリジナル版に登場した列車や路線がダイヤ改正で廃止されていることも多く、設定が大幅に異なっている(尤も、本作に限らず列車が舞台になった十津川警部シリーズのドラマ作品ではこうした改変は多く見られる)。
- ^ “実現した奇跡のコラボ!“十津川警部”高橋英樹&“鉄道捜査官”沢口靖子”. テレ朝POST. テレビ朝日 (2019年3月17日). 2020年3月31日閲覧。
- ^ 第52作から第68作まで。
- ^ 第49作から第52作まで。
- ^ 作品によっては「西村京太郎のトラベルミステリー」「西村京太郎トラベル・ミステリー」「西村京太郎・トラベルミステリー」などの表記揺れがある。また新聞テレビ欄では「西村京太郎トラベル」と略される場合がある他、「西村京太郎スペシャル」と表記される場合もある。
- ^ 第14作以前にも『西村京太郎トラベルミステリー』が冠されることはあったが、固定はしていなかった。劇中のオープニングタイトルでも『西村京太郎トラベルミステリー』と明記されるようになったのは第31作から。また、主演が高橋英樹に交代した第34作のみ「新西村京太郎トラベルミステリー」。
- ^ 「土曜ワイド劇場」9周年記念特別企画として放送。
- ^ 「土曜ワイド劇場」10周年記念特別企画として放送。
- ^ 「土曜ワイド劇場」20周年記念特別企画として放送。
- ^ 「土曜ワイド劇場」25周年記念スペシャルとして放送。
- ^ テレビ朝日開局45周年記念番組として放送。
- ^ 「土曜ワイド劇場」特別企画として放送。
- ^ 土曜ワイド劇場 西村京太郎トラベルミステリー45「豪華寝台特急『トワイライト』殺人事件」 - テレビ朝日(アーカイブ)
- ^ 「土曜ワイド劇場」30周年記念特別企画として放送。
- ^ テレビ朝日開局50周年記念番組として放送。
- ^ 内容が若干異なる
- ^ 「土曜ワイド劇場」35周年記念特別企画として放送。
- ^ テレビ朝日開局55周年記念番組として放送。
- ^ 内容が若干異なる
- ^ アリバイトリックが異なる
- ^ “テレビ視聴率ランキング”. インターネットTVガイド (2015年1月22日). 2016年1月18日閲覧。
- ^ “テレビ視聴率ランキング”. インターネットTVガイド (2015年8月28日). 2016年1月18日閲覧。
- ^ “テレビ視聴率ランキング”. インターネットTVガイド (2016年2月22日). 2016年2月24日閲覧。
- ^ “テレビ視聴率ランキング”. インターネットTVガイド (2016年7月15日). 2017年2月3日閲覧。
- ^ 「土曜ワイド劇場」最終回。
- ^ “テレビ視聴率ランキング”. インターネットTVガイド (2017年4月21日). 2017年6月3日閲覧。
- ^ “Asagei plus” (2017年10月1日). 2017年11月10日閲覧。
- ^ “週間高世帯視聴率番組10 Vol.37 2018年9月10日(月)〜9月16日(日)” (2018年9月19日). 2019年1月20日閲覧。
- ^ “週間高世帯視聴率番組10 Vol.11 2019年3月11日(月)〜3月17日(日)” (2019年3月20日). 2019年4月11日閲覧。
- ^ “週間高世帯視聴率番組10 Vol.1 2019年12月30日(月)〜1月5日(日)” (2020年1月8日). 2020年1月30日閲覧。
外部リンク編集
テレビ朝日編集
- 西村京太郎トラベルミステリー34 - ウェイバックマシン(2000年10月17日アーカイブ分)
- 西村京太郎トラベルミステリー35 - ウェイバックマシン(2001年3月6日アーカイブ分)
- 西村京太郎トラベルミステリー36 - ウェイバックマシン(2001年12月21日アーカイブ分)
- 西村京太郎トラベルミステリー37 - ウェイバックマシン(2002年1月3日アーカイブ分)
- 西村京太郎トラベルミステリー38 - ウェイバックマシン(2002年12月29日アーカイブ分)
- 西村京太郎トラベルミステリー42 - ウェイバックマシン(2004年10月30日アーカイブ分)
- 西村京太郎トラベルミステリー43 - ウェイバックマシン(2005年1月5日アーカイブ分)
- 西村京太郎トラベルミステリー44 - ウェイバックマシン(2005年3月28日アーカイブ分)
- 西村京太郎トラベルミステリー45 - ウェイバックマシン(2005年12月26日アーカイブ分)
- 西村京太郎トラベルミステリー46 - ウェイバックマシン(2006年7月3日アーカイブ分)
- 西村京太郎トラベルミステリー47(2008年2月28日アーカイブ分)
- 西村京太郎トラベルミステリー48 - ウェイバックマシン(2007年7月8日アーカイブ分)
- 西村京太郎トラベルミステリー50 - ウェイバックマシン(2016年4月2日アーカイブ分)
- 西村京太郎トラベルミステリー51 - ウェイバックマシン(2016年3月5日アーカイブ分)
- 西村京太郎トラベルミステリー52 - ウェイバックマシン(2015年11月14日アーカイブ分)
- 西村京太郎トラベルミステリー53 - ウェイバックマシン(2016年3月5日アーカイブ分)
- 西村京太郎トラベルミステリー54 - ウェイバックマシン(2017年9月9日アーカイブ分)
- 西村京太郎トラベルミステリー55 - ウェイバックマシン(2017年8月10日アーカイブ分)
- 西村京太郎トラベルミステリー56 - ウェイバックマシン(2016年9月5日アーカイブ分)
- 西村京太郎トラベルミステリー57 - ウェイバックマシン(2016年9月7日アーカイブ分)
- 西村京太郎トラベルミステリー58 - ウェイバックマシン(2017年3月3日アーカイブ分)
- 西村京太郎トラベルミステリー59 - ウェイバックマシン(2016年3月5日アーカイブ分)
- 西村京太郎トラベルミステリー60 - ウェイバックマシン(2018年3月18日アーカイブ分)
- 西村京太郎トラベルミステリー60 - ウェイバックマシン(2017年6月4日アーカイブ分)(再放送)
- 西村京太郎トラベルミステリー61 - ウェイバックマシン(2017年7月1日アーカイブ分)
- 西村京太郎トラベルミステリー62 - ウェイバックマシン(2016年4月6日アーカイブ分)
- 西村京太郎トラベルミステリー63 - ウェイバックマシン(2016年3月5日アーカイブ分)
- 西村京太郎トラベルミステリー64 - ウェイバックマシン(2016年5月29日アーカイブ分)
- 西村京太郎トラベルミステリー65 - ウェイバックマシン(2016年6月14日アーカイブ分)
- 西村京太郎トラベルミステリー66 - ウェイバックマシン(2016年10月5日アーカイブ分)
- 西村京太郎トラベルミステリー67 - ウェイバックマシン(2017年5月8日アーカイブ分)
- 西村京太郎トラベルミステリー68 - ウェイバックマシン(2017年9月14日アーカイブ分)
- 西村京太郎トラベルミステリー69
- 西村京太郎トラベルミステリー70
- 西村京太郎トラベルミステリー71
- 西村京太郎トラベルミステリー72
東映編集
- 西村京太郎トラベルミステリー59
- 西村京太郎トラベルミステリー60
- 西村京太郎トラベルミステリー61
- 西村京太郎トラベルミステリー63
- 西村京太郎トラベルミステリー64
- 西村京太郎トラベルミステリー65
- 西村京太郎トラベルミステリー66
- 西村京太郎トラベルミステリー67
- 西村京太郎トラベルミステリー68
- 西村京太郎トラベルミステリー69
- 西村京太郎トラベルミステリー70
- 西村京太郎トラベルミステリー71
動画編集
- 西村京太郎トラベルミステリー - テレ朝動画
- 西村京太郎トラベルミステリー - ABEMAビデオ