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金浦国際空港

韓国・ソウル特別市にある国際空港

金浦国際空港(キンポこくさいくうこう、英語: Gimpo International Airport)は、大韓民国ソウル特別市江西区果海洞274番地に所在する空港である。2001年の仁川国際空港の開港以後はソウルの「第二空港」として機能している。国内線主体だが日本や中国など近隣諸国とは国際線も就航している。空港の名称は金浦郡(現金浦市)に所在したことによる。ただし、空港の周辺地域は1963年にソウル特別市に編入されたため、現在は金浦市には位置しない。なお、敷地の一部は仁川広域市にもまたがっている。

金浦国際空港
김포국제공항
Gimpo International Airport
金浦空港 鳥瞰
金浦空港 鳥瞰
IATA: GMP - ICAO: RKSS
概要
国・地域 大韓民国の旗 韓国
所在地 ソウル特別市
種類 公共
運営者 韓国空港公社
拠点航空会社 大韓航空
アシアナ航空
標高 18 m (58 ft)
座標 北緯37度33分29秒 東経126度47分29秒 / 北緯37.55806度 東経126.79139度 / 37.55806; 126.79139座標: 北緯37度33分29秒 東経126度47分29秒 / 北緯37.55806度 東経126.79139度 / 37.55806; 126.79139
公式サイト https://www.airport.co.kr/gimpo/main.do
地図
金浦国際空港の位置
金浦国際空港の位置
GMP/RKSS
金浦国際空港の位置
金浦国際空港の位置
GMP/RKSS
金浦国際空港の位置
滑走路
方向 長さ×幅 (m) 表面
14L/32R 3,600×45 アスファルト
14R/32L 3,200×60 アスファルト
リスト
空港の一覧
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金浦国際空港
各種表記
ハングル 김포국제공항
漢字 金浦國際空港
発音 キンポグッチェゴンハン
日本語読み: きんぽこくさいくうこう
英語表記: Gimpo International Airport
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エプロン付近
コンコース付近

歴史編集

1939年から1942年にかけて旧日本軍により滑走路が作られた。第二次大戦後、アメリカ軍に接収され、朝鮮戦争中には重要な軍事拠点となった。1954年、韓国も一部使用できるようになった。1958年、金浦国際空港となり都心にあった汝矣島空港は閉鎖された。1971年には国内線と国際線両方を扱うターミナルが完成した。1977年、新ターミナルが完成し、旧ターミナルは国内線専用になった。

2001年仁川国際空港が開港すると、国際線は全て同空港へ移転したが、その後も天候不良や緊急事態の場合などに備え、国際空港としての機能は残したまま国内空港として存続している(この際、IATA空港コードがそれまでのSELからGMPに変更された)。国際空港機能移転後は、大型ディスカウントストアー「Eマート」などショッピングセンター映画館レストランなどが設けられている。

2002年日本韓国サッカーワールドカップが共同開催されたことを機に、日韓両国の首都の近くに位置する羽田空港と当空港との間に期間限定でチャーター便を開設することになった。そして、このチャーター便が好評を博した上、日韓両国間の往来者が急増していることを受け、2003年11月30日からこの路線が定期便に限りなく近い“定期チャーター便”として運航し、羽田空港のD滑走路、新国際線ターミナル供用開始を受けた2010年10月31日からは定期便として就航している。

2005年からは海外からのビジネス機の発着も開始した。その一番機はソニーが所有するビジネス機であった。

2006年格安航空会社であるチェジュ航空韓星航空(現・ティーウェイ航空)が新たに就航した。大韓航空アシアナ航空は国内線のハブ空港としている。

2007年10月28日からは、大韓航空・アシアナ航空・中国東方航空上海航空により中国上海虹橋国際空港との間に定期チャーター便が開設された。この虹橋空港は上海市中心部から程近い場所にあるが、1999年上海浦東国際空港が開港してからは全ての国際線が浦東空港に移転し、虹橋空港は国内線専用空港となっていた。

大阪関西国際空港へは2008年12月から大韓航空とアシアナ航空が、2009年1月からは日本航空、同年11月にはチェジュ航空も定期チャーター便を就航させた[1][2]。尚、日本航空は2015年3月29日を持って関西国際空港 - 金浦国際空港線を休止した[3]

2010年3月からはチェジュ航空が名古屋中部国際空港へ定期チャーター便を就航させた。その後、北京首都国際空港台北松山空港との間にも定期便を就航させた[4][5]

就航航空会社と就航都市編集

国際線編集

航空会社就航地
  大韓航空 東京国際空港東京都区部)、関西国際空港田尻町)、北京首都国際空港北京市)、上海虹橋国際空港上海市
  アシアナ航空 東京国際空港(東京都区部)、関西国際空港(田尻町)、北京首都国際空港(北京市)、上海虹橋国際空港(上海市)
  チェジュ航空 関西国際空港(田尻町)
  イースター航空 台北松山空港台北市
  ティーウェイ航空 台北松山空港(台北市)
  日本航空 東京国際空港(東京都)
  全日本空輸 東京国際空港(東京都)
  中国国際航空 北京首都国際空港(北京市)
  中国南方航空 北京首都国際空港(北京市)
  中国東方航空 上海虹橋国際空港(上海市)
  上海航空 上海虹橋国際空港(上海市)
  チャイナエアライン 台北松山空港(台北市) 
  エバー航空 台北松山空港(台北市)

国内線編集

世界各国の国内線で就航数が最も多かったのはソウル-済州線[6]で、2017年の統計では6万4991便が就航。平均の定時運航率は74.06%。4位に福岡-羽田線で4万2835便となっていて、ソウル-済州線は国内線では世界トップのドル箱路線となっている。

航空会社就航地
  大韓航空 金海国際空港釜山広域市)、済州国際空港済州市)、麗水空港麗水市)、蔚山空港蔚山広域市)、泗川空港泗川市)、浦項空港浦項市
  アシアナ航空 済州国際空港(済州市)、光州空港(光州広域市)、麗水空港(麗水市)
  チェジュ航空 金海国際空港(釜山広域市)、済州国際空港(済州市)
  エアプサン 金海国際空港(釜山広域市)、済州国際空港(済州市)、大邱国際空港(大邱広域市)、蔚山空港(蔚山広域市)
  ジンエアー 済州国際空港(済州市)
  イースター航空 金海国際空港(釜山広域市)、済州国際空港(済州市)
  ティーウェイ航空 済州国際空港(済州市)

アクセス編集

ソウル特別市市内からは地下鉄(最寄り駅は5号線9号線金浦空港駅)、リムジンバス(多くは仁川国際空港と各地を結ぶリムジンバスが、金浦国際空港を経由する形をとる)、路線バスなどでアクセスが可能であり、他にもタクシーによるアクセスも可能である。

2010年には仁川国際空港とソウル駅を結ぶ仁川国際空港鉄道が開業し、ソウル駅まで約20分でアクセスできるようになった。なお、空港鉄道の金浦空港駅は一般列車(各駅停車)のみの停車で、直通列車は停車しない為、注意が必要である。

脚注編集

関連項目編集

外部リンク編集