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2008年のインディアナポリスグランプリ

概要編集

1909年にIMSが開業して以来、史上初めてのメジャーなオートバイレースイベントとなった。すでにラグナ・セカアメリカGPが開催されており、合衆国で初めてとなる一年に複数回のGP開催となった。またラグナ・セカとは異なり125cc、250ccクラスも開催される。両クラスの北米での開催は1994年以来となった。

2000年から2007年まで同地で開催されたF1アメリカGPと同様、オーバルトラックとインフィールドセクションを組み合わせたコースを使用するが、F1とは若干レイアウトが異なる。コースレイアウトについての詳細は、インディアナポリスグランプリの記事を参照のこと。

レースの展開編集

この年のイベントは、インディアナ州に近づきつつあったハリケーン・アイクの影響を強く受けることになった。決勝日の天候は曇りで肌寒く、レースがおこなわれる時間の降水確率は100%となっていた。

125ccクラスの決勝はドライコンディションでのスタートとなった。ポールポジションのポル・エスパルガロがスタートからレースをリードしていたが、10周目にはニコラス・テロルがトップを奪取する。17周目にはエスパルガロが再逆転しトップに立ったが、その直後に雨が降り始め赤旗中断。予定周回数の2/3を消化していたためフルポイントでレース成立、ただし規定により中止1周前の16周目時点の順位が採用されたため、テロルがグランプリ初優勝を遂げることとなった[1]。チャンピオン争いでは、ランキング2位のシモーネ・コルシが7位、ポイントリーダーのマイク・ディ・メッリオは10位に終わり、両者のポイント差は25に詰まった[2]

続いて13時15分に250ccクラス決勝が開催される予定だったが、悪天候のためMotoGPクラス後の16時30分に順延された[3]

その後天候が少し回復し、15時には予定どおりMotoGPクラスの決勝がスタートとなった。小雨だがヘビーウェットの路面状況の中、これまで苦戦が続いていたニッキー・ヘイデンがレースをリードしていたが、14周目にはポイントリーダーのバレンティーノ・ロッシがトップに立った。その後風雨が強くなったため、21周目に赤旗が掲示、20周目の順位をもってレース成立となり、ロッシが4連勝・シーズン7勝目を挙げ、2位ヘイデン、3位ホルヘ・ロレンソと続いた。ランキング2位のケーシー・ストーナーは4位に終わり、ロッシとのポイント差は87に広がった。グランプリ3回目のスポット参戦となったベン・スピーズは6位に入賞、このレースからタイヤをブリヂストンに変更したダニ・ペドロサは8位に終わった[4]

その後強風がおさまることはなく、順延されていた250ccクラス決勝は結局中止となった[3]

MotoGPクラス決勝結果編集

順位 No ライダー マニュファクチャラー 周回 タイム/リタイヤ グリッド ポイント
1 46   バレンティーノ・ロッシ ヤマハ 20 37:20.095 1 25
2 69   ニッキー・ヘイデン ホンダ 20 +5.972 4 20
3 48   ホルヘ・ロレンソ ヤマハ 20 +7.858 3 16
4 1   ケーシー・ストーナー ドゥカティ 20 +28.162 2 13
5 4   アンドレア・ドヴィツィオーゾ ホンダ 20 +28.824 7 11
6 11   ベン・スピーズ スズキ 20 +29.645 5 10
7 50   シルバン・ギュントーリ ドゥカティ 20 +36.223 14 9
8 2   ダニ・ペドロサ ホンダ 20 +37.258 8 8
9 7   クリス・バーミューレン スズキ 20 +38.442 15 7
10 15   アレックス・デ・アンジェリス ホンダ 20 +42.437 12 6
11 13   アンソニー・ウエスト カワサキ 20 +47.179 19 5
12 24   トニ・エリアス ドゥカティ 20 +55.962 9 4
13 14   ランディ・ド・プニエ ホンダ 20 +57.366 6 3
14 21   ジョン・ホプキンス カワサキ 20 +58.353 16 2
15 5   コーリン・エドワーズ ヤマハ 20 +1:00.613 11 1
16 65   ロリス・カピロッシ スズキ 20 +1:05.620 13
17 56   中野真矢 ホンダ 20 +1:05.854 17
18 52   ジェームス・トスランド ヤマハ 20 +1:07.968 10
19 33   マルコ・メランドリ ドゥカティ 20 +1:21.023 18

125ccクラス決勝結果編集

順位 No ライダー マニュファクチャラー 周回 タイム/リタイヤ グリッド ポイント
1 18   ニコラス・テロル アプリリア 16 29:51.350 6 25
2 44   ポル・エスパルガロ デルビ 16 +1.708 1 20
3 17   ステファン・ブラドル アプリリア 16 +3.984 3 16
4 45   スコット・レディング アプリリア 16 +4.277 9 13
5 11   サンドロ・コルテセ アプリリア 16 +4.413 10 11
6 93   マルク・マルケス KTM 16 +4.454 13 10
7 24   シモーネ・コルシ アプリリア 16 +6.261 7 9
8 38   ブラッドリー・スミス アプリリア 16 +7.782 11 8
9 51   スティービー・ボンセー アプリリア 16 +12.035 15 7
10 63   マイク・ディ・メッリオ デルビ 16 +12.251 2 6
11 77   ドミニク・エガーター デルビ 16 +15.465 8 5
12 6   ホアン・オリベ デルビ 16 +18.312 12 4
13 35   ラファエレ・デ・ロサ KTM 16 +20.137 17 3
14 1   ガボール・タルマクシ アプリリア 16 +24.651 16 2
15 99   ダニー・ウェブ アプリリア 16 +27.592 4 1
16 16   ジュール・クルーセル ロンシン 16 +35.432 31
17 21   ロビン・ラッサー アプリリア 16 +37.082 22
18 33   セルヒオ・ガデア アプリリア 16 +38.549 23
19 71   小山知良 KTM 16 +38.571 18
20 7   エフレン・バスケス アプリリア 16 +40.991 24
21 55   ヒューゴ・ファン・デン・ベルク アプリリア 16 +1:06.197 30
22 54   PJ Jacobsen アプリリア 16 +1:06.327 25
23 48   バスティン・シェゾー アプリリア 16 +1:07.067 34
24 94   ジョナス・フォルガー アプリリア 16 +1:14.709 29
25 95   ロベルト・ムレサン アプリリア 16 +1:20.413 32
26 5   アレックス・マスボー ロンシン 16 +1:21.880 27
27 74   Davide Stirpe KTM 16 +1:22.026 33
28 36   Cyril Carrillo ホンダ 16 +1:22.159 35
29 90   Kristian Lee Turner アプリリア 16 +2:11.524 36
Ret 8   ロレンツォ・ザネッティ KTM 13 棄権 28
Ret 72   マルコ・ラバイオリ アプリリア 10 アクシデント 26
Ret 22   パブロ・ニエト KTM 9 棄権 20
Ret 60   ミハエル・ランセデール アプリリア 7 アクシデント 19
Ret 73   中上貴晶 アプリリア 6 アクシデント 14
Ret 29   アンドレア・イアンノーネ アプリリア 5 棄権 5
Ret 12   エステベ・ラバト KTM 2 アクシデント 21


前戦
2008年のサンマリノグランプリ
ロードレース世界選手権
2008年シーズン
次戦
2008年の日本グランプリ
前回開催
なし
  インディアナポリスグランプリ 次回開催
2009年のインディアナポリスグランプリ

脚注編集

参考文献編集