CG3+2
カリフォルニア・ギター・トリオのアルバム
『CG3+2』は、カリフォルニア・ギター・トリオがトニー・レヴィン、パット・マステロットと連名で2002年に発表したスタジオ・アルバム。
『CG3+2』 | ||||
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カリフォルニア・ギター・トリオ with トニー・レヴィン、パット・マステロット の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 2001年9月2日 - 5日 テキサス州オースティン Wire[3] | |||
ジャンル | プログレッシブ・ロック、ニューエイジ・ミュージック | |||
時間 | ||||
レーベル | インサイド・アウト・ミュージック | |||
プロデュース | カリフォルニア・ギター・トリオ、トニー・レヴィン、パット・マステロット、ビル・マニヨン | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
カリフォルニア・ギター・トリオ アルバム 年表 | ||||
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解説
編集2001年発売のオフィシャル・ブートレグ『Live at Key Club』に引き続き、キング・クリムゾンのトニー・レヴィンとパット・マステロットが全面参加した[1]。「メルローズ・アヴェニュー」、「ブロックヘッド」、「トレイン・トゥ・ラミィ」は、バンドが初期2作のアルバムで発表した曲のリメイクで、「21世紀のズンドコ節」は、日本の楽曲「ズンドコ節」に、キング・クリムゾンの楽曲「21世紀のスキッツォイド・マン」および「ヴルーム」のフレーズが挿入されている[1]。バート・ラムズは本作の音楽性に関して「今まではクラシックの曲をアレンジしたり、サーフ・ギターをやってみたりしたけれど、今回のトニーとパットの入った作品によって、焦点がもう少しロック寄りに定まったという気がする」と説明している[4]。
François Coutureはオールミュージックにおいて5点満点中3点を付け、イエスの「燃える朝焼け」、マハヴィシュヌ・オーケストラの「ダンス・オブ・マヤ」、それに森谷英世がアレンジした日本の伝統曲2曲を聴き所として挙げている[1]。
収録曲
編集特記なき楽曲はバート・ラムズ、ポール・リチャーズ、森谷英世の共作。
- メルローズ・アヴェニュー - "Melrose Avenue" - 2:18
- スカイライン - "Skyline" - 4;42
- ダンシング・アン - "Dancing Ann" (Hideyo Moriya) - 3:38
- 燃える朝焼け - "Heart of the Sunrise" (Jon Anderson, Chris Squire, Bill Bruford) - 7:15
- 花笠音頭 - "Hanagasa" (Traditional) - 3:33
- 21世紀のズンドコ節 - "Zundoko-Bushi" (Traditional/Robert Fripp, Pete Sinfield, Ian McDonald, Greg Lake, Michael Giles) - 3:37
- ブロックヘッド - "Blockhead" - 3:47
- ダンス・オブ・マヤ - "Dance of Maya" (John McLaughlin) - 7:14
- スワンピィ・スペース - "Swampy Space" (Bert. Lams, Paul Richards, H. Moriya, Tony Levin, Pat Mastelotto) - 3:40
- スワンピィ・リターン - "Swampy Return" (B. Lams, P. Richards, H. Moriya, T. Levin, P. Mastelotto) - 2:10
- トレイン・トゥ・ラミィ - "Train to Lamy" - 5:13
- イヴ - "Eve" - 4:16
- ホワット・アイ・アム - "What I Am" (B. Lams, P. Richards, H. Moriya, T. Levin, P. Mastelotto) - 6:28
- ザ・チェイス - "The Chase" (B. Lams, P. Richards, H. Moriya, T. Levin, P. Mastelotto) - 7:59
日本盤CDボーナス・トラック
編集2曲ともオフィシャル・ブートレグ『Live at Key Club』より[5]。
- アパッチ - "Apache" (Jerry Lordan) - 3:09
- ディシプリン - "Discipline" (R. Fripp, Adrian Belew, T. Levin, B. Bruford) - 4:47
参加ミュージシャン
編集- バート・ラムズ - ギター、テナーギター
- ポール・リチャーズ - ギター、スライドギター
- 森谷英世 - ギター、マンドセロ
- トニー・レヴィン - ベース、チャップマン・スティック
- パット・マステロット - ドラムス、パーカッション
脚注
編集- ^ a b c d Couture, François. “California Guitar Trio - CG3+2 Album Reviews, Songs & More”. AllMusic. 2023年9月24日閲覧。
- ^ “カリフォルニア・ギター・トリオwithトニー・レヴィン、パット・マステロット/CG3+2 (廃盤)”. CDJournal. 音楽出版社. 2023年9月24日閲覧。
- ^ CD英文ブックレット内クレジット
- ^ 『ストレンジ・デイズ4月号増刊 キング・クリムゾン』(2004年4月1日、有限会社ストレンジ・デイズ)p.126
- ^ 日本盤CD (UICE-1035)ライナーノーツ(深民淳)