伊藤一尋

日本のテレビプロデューサー・ディレクター

伊藤 一尋(いとう かずひろ、1955年(昭和30年) - )は、日本のテレビプロデューサー・ディレクター。元TBSテレビ社員。岐阜県出身[1]。妻は脚本家の小松江里子

いとう かずひろ
伊藤 一尋
生年月日 1955年
出生地 岐阜県
配偶者 小松江里子
事務所 TBSテレビテレパック
テンプレートを表示

来歴 編集

岐阜県立岐阜高等学校を経て東京大学工学部を卒業後、TBSに入社。先輩である八木康夫の下で修行をし、演出等を手掛ける。1993年高校教師(1993年版)』を手がけ[2]大ヒットさせ、その後も多くのヒット作品をプロデュースする。

定年まではテレパックに出向していた。2010年11月から断続的に放送されているフジテレビ系列昼帯ドラマシリーズ『花嫁のれん』(東海テレビ共同制作)で、TBS系以外のドラマを初めてプロデュースしている。なおこの作品の原作・脚本を担当しているのは妻の小松である。

2015年7月末を以てTBSテレビを定年退職した。

作風 編集

先進奇抜な設定にこだわり、更に曲者のキャラクターを登場させるなどが多い。更に洋楽や懐メロに造詣が深く手がけたドラマでも主題歌や挿入歌に起用したり、また岡本真夜ら新人歌手をドラマで主題歌に起用し、大ヒットに導くなど最先端な工夫をこらしている。他にも新人俳優の起用には積極的で、伊藤がプロデュースした作品が出世作となった役者も多い。また妻の小松江里子野島伸司脚本や堂本剛出演の作品を手掛ける事も多い。

手がけた作品 編集

プロデュース 編集

TBS 編集

連続ドラマ 編集
単発ドラマ 編集

テレパック 編集

  • 花嫁のれん東海テレビ放送・テレパック制作、FNS系列にて放送)
    • 第1シリーズ(2010年11月1日 - 12月29日)
    • 第2シリーズ(2011年10月31日 - 12月29日)
    • 第3シリーズ(2014年1月6日 - 3月28日)
    • 第4シリーズ(2015年1月5日 - 3月27日)

演出 編集

TBS 編集

連続ドラマ
単発ドラマ
  • うちの子にかぎって…スペシャル(1)・(2)
  • パパはニュースキャスター スペシャルIII

関係人物 編集

TBS関係
脚本家
音楽家
出演者

脚注 編集

  1. ^ a b c d 内容が過激すぎて出演辞退する女優も…!「女子高生の一途な愛」と「人間の本質」を描いた、ドラマ『高校教師』の舞台ウラを明かす”. 週刊現代. 講談社 (2022年11月5日). 2024年2月15日閲覧。
  2. ^ 伊藤一尋の映画作品”. MOVIE WALKER. ムービーウォーカー. 2024年2月15日閲覧。