アームストロング (お笑いコンビ)

日本のお笑いコンビ

アームストロングは、かつて吉本興業東京吉本)にて活動していた日本のお笑いコンビ東京NSC6期生。略称はアームアームちゃん

アームストロング
メンバー 栗山直人
安村昇剛
結成年 2000年
解散年 2014年
事務所 吉本興業
活動時期 2000年 - 2014年
出身 NSC東京校6期
出会い 幼稚園時代
旧コンビ名 シベリアンハスキー
現在の活動状況 解散
栗山:パチスロライター
安村:「とにかく明るい安村
芸種 漫才コント
ネタ作成者 両者
現在の代表番組 なし
過去の代表番組 10カラット
おはスタ
同期 マキシマムパーパーサム(解散)
ロシアンモンキー(解散)
玉代勢直(オリオンリーグ)など
公式サイト アームストロングのブログ案内所
芸人顔検索プロフィール
受賞歴
2007年 キモチスイッチCMバトル 優勝
2010年 NHK新人演芸大賞 演芸部門 大賞
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以前のコンビ名は「シベリアンハスキー」だったが、同郷のワッキーペナルティ)の命名によってこのコンビ名になった[1]

2014年4月13日のライブを最後にコンビを解散した[2]

メンバー 編集

栗山 直人(くりやま なおと、1981年8月4日 - ) - ボケ(たまにツッコミ)担当

北海道旭川市出身。立ち位置は右。身長170cm、体重70kg。O型。
解散後はタレントパチスロライターくり」として活動。

安村 昇剛(やすむら しょうごう、1982年3月15日 - ) - ツッコミ(たまにボケ)担当

北海道旭川市出身。旭川実業高等学校出身。立ち位置は左。身長177cm、体重90kg。B型。
解散後はピン芸人とにかく明るい安村」として活動。

概要 編集

  • 幼稚園からの幼馴染であり、中学生の頃から芸人になろうと約束していた。
  • 北海道に吉本興業札幌事務所があったにもかかわらず、実際に見に行ってみると小さかったという理由で東京のNSCへ入学。
  • ラッキィ池田と吉本の芸人にて構成された“ヤンキースタイル”のパフォーマンスグループ「元祖一発屋」のメンバーだった。
  • 47組による47都道府県対抗で行われた『オロナミンCキモチスイッチCMバトル2007』で、宮城県代表として優勝した。この大会で優勝賞金200万円と担当ブロックCM放送、東京ドーム巨大看板出演権を獲得(野球のシーズンオフ中)。
  • NSC卒業後、1年目から3年間くらいまで東京NSC6期生同士で「ロッキー」というライブを行っており、2009年10月16日に復活した。ロシアンモンキー、ピクニック(当時はコンビ「トップスピン」として)、けんじる(当時はトリオ「ちぎり」として)と共にコンビネタやユニットコントなどを披露していた。
  • 即興のアテレコ(トータルテンボスのおとぼけ学園)など非常に評価が高い。
  • TERUGLAY)に気に入られており、2010年5月に行われたTERUの誕生会にて、誕生日プレセントとしてネタを披露した。
  • 2010年10月、NHK新人演芸大賞の演芸部門で東京吉本では初めての大賞を獲得した。
  • M-1グランプリ2010終了後のよしもとオンラインで、黒瀬純パンクブーブー)は「自分たちじゃなければ敗者復活はアームがいっていた。もし来年もM-1があったら、アームとロシアンモンキーは決勝に行っていたと思う」とコメントしている。
  • トータルテンボスら先輩芸人に「クリとヤス」と呼ぶ時の発音を変えていじられていた。
  • ∞ホールにてブロードキャスト!!のシチサンLIVEで「愛コンタクト」という曲を披露した。
  • 解散後、栗山は吉本を退社し「くり」の芸名でパチンコ・パチスロ番組を中心に活動。安村は「とにかく明るい安村」としてピンで活動している。

芸風 編集

  • コントと漫才の両方を行っていた。
  • ネタは基本的には大きくボケ・ツッコミと分けたものでなく、ネタの流れで自然に入れ替わりするコンビ。ただし漫才では栗山がボケ、安村がツッコミを担当することが多い。
  • 漫才では栗山がツッコミとして安村をグー、強烈な平手打ち、地獄突きでツッコミ続けたり、逆に優しく撫で回したりしたりするものがある。
  • コントは独特のゆるい雰囲気を持ったものが多い。
  • 同じネタでもセリフが変化していることが多く、客を飽きさせない。
  • 定番のボケに、栗山が誰かに喧嘩を売ろうとすると安村が引き止めて「ちょっとやめなよ、この子本当に怖いんだから。この子 - なんだからね」と怖がらせる様なことを言ったり(実際は「弟がヤクザの事務所にピザを届けに行ったことがある」など全く怖くない)、2人がもみ合いになり栗山が安村の胸ぐらを掴むと安村の服の下の腹が出て「太ってんだからやめろよ」というものがある。


賞レース成績 編集

Mー1グランプリ 編集

年度 結果 エントリー
No.
会場 日程 備考
2004年(第4回 3回戦進出 ルミネtheよしもと 11月21日  
2005年(第5回 11月19日
2006年(第6回 2回戦進出 ラフォーレ原宿 11月3日
2007年(第7回 準決勝進出 ルミネtheよしもと 12月8日
2008年(第8回 3回戦進出 11月15日
2009年(第9回 準決勝進出 よみうりホール 12月6日
2010年(第10回 準々決勝進出 メルパルクホールTOKYO 12月3日 敗者復活戦出場

受賞歴 編集

  • キモチスイッチCMバトル優勝(2007年)
  • 第25回NHK新人演芸大賞演芸部門大賞(2010年)

主な出演 編集

テレビ 編集

ラジオ 編集

映画 編集

劇場 編集

ライブ 編集

  • ロッキーセブン(東京NSC6期生)
  • 渋谷ばちーんんんLive
  • シチサンLIVE(隔週レギュラー、2010年5月から月曜担当から火曜に移行)
  • ストロングナイン(共演:マキシマムパーパーサム、LLR、ジャングルポケット
  • AGE AGE LIVE
  • 日本列島(共演:バッドボーイズカナリア
  • トークストロング
  • ルミネtheよしもと(1)回目、(2)回目、(3)回目
  • トータルテンボスのおとぼけ学園(レギュラー)
  • ライセンス vol.ENJOY、鬼ノ居ヌ間二 vol.ENJOY
  • 浅草花月への道
  • Kings road〜キングオブコントへの道〜
  • MAE AGE LIVE (MC)
  • 週末よしもと M-1グランプリツアー
  • 週末よしもと
  • よしもとプリンスシアター 1回目、2回目
  • 史上最大のお笑いフェスタ LIVE STAND
  • アベックホームラン(栗山のみ)

DVD 編集

  • ことのは
  • アームストロング単独LIVE 2009
  • 爆笑レッドカーペット 克実より愛をこめて
  • ヨシモト∞ホール 若手お笑いバトル vol.1
  • ルミネtheよしもと 業界イチの青田買い special 2010
  • ルミネtheよしもと 業界イチの青田買い 2008秋
  • LICENSE vol.Zepp ENJOY!!
  • LICENSE vol.Zepp ENJOY!!〜grow up 2009〜
  • LICENSE vol.Zepp ENJOY!!〜the energy 2010〜

他、M-1バトル(敗者復活戦DVD)など

発売商品 編集

  • ヤマザキ ランチパック(カルボナーラと味わいたまご)
  • 芸人ステッカー
  • ハンドタオル
  • キラキラステッカー
  • シチサンロゴステッカー
  • カワムラクン(写真)
  • ナマーシャ(写真)
  • 缶バッヂ(単独ライブ限定)
  • 缶バッヂ(各劇場にて販売)
  • 携帯ストラップ(単独ライブ限定)
  • 携帯ストラップ(アベックホームラン限定・栗山のみ)
  • タンクトップ(単独ライブ限定)
  • パーカー(単独ライブ限定)
  • カーディガン(単独ライブ限定)
  • 抱き枕(単独ライブ限定)
  • クリアファイル(ライセンスZEPP TOUR限定)
  • マフラータオル(単独ライブ限定)
  • ステッカー(ストロングナイン限定)
  • Tシャツ(ストロングナイン限定)

脚注 編集

  1. ^ お笑い男子校(ワニブックス)2010年1月(Vol.2)より。
  2. ^ お笑いナタリー - アームストロングが4月解散を発表より