オープニングキャッチ
番組を一社提供するときに使われる特殊な提供クレジットの一つ
オープニングキャッチとは、原則として番組を一社提供するときに使われる特殊な提供クレジットの一つである。
企業により、オープニングキャッチを行う場合と行わない場合がある。
特徴編集
主に映像と共に、音楽を流しながらクレジットを行う。企業のテーマソングに合わせて提供クレジットを出す場合やメロディに合わせて企業名を連呼する場合など様々な形態がある。また、NHKでは民放のオープニングキャッチに倣うこともある。
オープニングキャッチを行った企業編集
企業名以下はオープニングキャッチを流していた主な番組名(★は2020年7月現在放送中)。
現在も継続中編集
- 塩野義製薬
- ★ミュージックフェア
- 大阪ガス
- 部長刑事、ママの番組デス!!、シェフにおまかせ!、あまからアベニュー、★水野真紀の魔法のレストラン、★大阪ほんわかテレビ
- 米久
- ★おいしい村の天気予報
- セガ
- ★Re:ゼロから始める異世界生活 2nd Season (ABEMA配信分のみ)
過去に行っていた企業編集
- 御幸毛織
- ミユキ野球教室
- 武田薬品工業[1]
- タケダアワー(月光仮面、隠密剣士、第一次ウルトラシリーズ=ウルトラQ、ウルトラマン、ウルトラセブンの三作品、キャプテンウルトラ、柔道一直線、シルバー仮面他)、JNNニュースコープ、プレイガール、三角ゲームピタゴラス、世界一周双六ゲーム[2]
- ロート製薬
- 私はナンバーワン、アップダウンクイズ、クイズ!!ひらめきパスワード[3]、底ぬけ脱線ゲーム、万国びっくりショー、お笑い頭の体操、ほんものは誰だ?!、クイズダービー(★TBSチャンネルにて放送)、クイズテレビずき!、三枝の愛ラブ!爆笑クリニック、SMAP×SMAP[4]他
- 不二家
- 不二家の時間(オバケのQ太郎、パーマン、怪物くん他)
- 江崎グリコ
- 鉄人28号 (第1作)、遊星少年パピイ、遊星仮面[5]、赤白パネルマッチ
- 前田製菓
- てなもんや三度笠(メロディの有無は不明)
- 日本生命保険
- JNNニュースコープ(ミサワホーム、スズケンなどもあった)
- 日産自動車
- 木下恵介アワー
- 大江戸捜査網
- 三洋電機
- 兼高かおる世界の旅、ジャングル大帝、仮面の忍者赤影、びっくり日本新記録[6]、宇宙の勇者 スターウルフ
- 関西ペイント
- 兼高かおる世界の旅[7]
- ライオン[8]
- ライオン奥様劇場、ライオンお笑いネットワーク、ケンちゃんシリーズ[9]、ライオンのいただきます、全国高等学校クイズ選手権
- ポーラ化粧品本舗
- ポーラテレビ小説、ポーラ名作劇場
- ブラザー工業
- ブラザー劇場(コメットさん=九重佑三子版・大場久美子版共、刑事くん、刑事犬カール他)
- 東芝
- 東芝日曜劇場[10]、サザエさん[11]、忍風カムイ外伝
- 積水ハウス
- セキスイハウス ファミリーアワー ゆかいな音楽会、二郎さんのOh!マイおやじ
- シャープ
- シャープ・スターアクション!、シャープ・クイズでクイズ、SHARPワールドドキュメント 世界のこれがNo'1
- 吉田工業(現・YKK)
- クイズ100人に聞きました
- 名鉄グループ
- ふるさと紀行
- ヤンマー
- ザ・チャンス
- 牛乳石鹸共進社
- シャボン玉ホリデー、シャボン玉寄席、シャボン玉プレゼント[13]
- ハウス食品
- ハウス世界名作劇場[14]、一休さん[15]、世界名作劇場
- 敷島製パン (Pasco)
- 天才クイズ
- 桃谷順天館
- 明色ものまね歌合戦→明色ものまね合戦→明色 紅白ものまね合戦
- 小西酒造
- 白雪劇場
- セガサミーホールディングス
- セガサミーシアター 逃亡者 おりん
- 京阪電気鉄道
- ABCフラッシュニュース(映像は初代3000系)
- 服部時計店(現:セイコーグループ)
- ミクロイドS
- パナソニック(パナソニックグループ)
- パナソニック ドラマシアター(旧称「ナショナル劇場」水戸黄門、大岡越前、江戸を斬る他)、ナショナルゴールデン劇場[16]、ズバリ!当てましょう[17]
- 本田技研工業
- ホンダアワー (立体テレビ)オズの魔法使い
脚注編集
- ^ 一般向け医薬品部門は2017年に『武田コンシューマーヘルスケア』として分社化され、2021年3月31日に武田グループから脱退したのに伴い、商号を『アリナミン製薬』に変更した。
- ^ 途中から同社を含む複数社提供となってオープニングキャッチは、放送されなくなった。また、末期には、同社もスポンサーから撤退した。
- ^ 1991年9月までの同社一社提供期間のみ。
- ^ 2010年3月までの同社一社提供期間のみ。
- ^ 上記のものは、オープニングアニメーション内で、社名が連呼されていたもので、他とは形態が異なる。
- ^ 後に三洋電機はスポンサーを降板し、末期は複数社提供であった。
- ^ 前述の三洋電機が同番組のスポンサーを降板した後に一社提供を務めた。
- ^ 前身企業のライオン歯磨・ライオン油脂共同提供も含む。
- ^ 「ケンにいちゃん」まで同社一社提供。「おそば屋ケンちゃん」からライオン油脂に代わって明治製菓が参入、「スポーツケンちゃん」からはライオン歯磨に代わって花王石鹸(現:花王)が参入した。
- ^ 2002年9月まで同社一社提供。光る東芝の歌が使われていた。一時スポンサー降板。2002年10月からは複数社提供の「日曜劇場」となり、同社は2009年10月から提供復帰したが、同社の経営難により、2018年3月で降板。
- ^ 1998年11月1日までの同社一社提供期間のみ。ただし光る東芝の歌は使われていなかった。同年11月8日から2018年3月25日までは同社を含めた複数社提供になっていたが、前述の「日曜劇場」と同じ理由で降板。
- ^ 1984年9月までの同社一社提供期間のみ。
- ^ 末期は牛乳石鹸を含む複数社提供となってオープニングキャッチは放送されなくなった。
- ^ ハウスが「家のマーク」を使用していた時期に使用。
- ^ 日本船舶振興会(日本財団)が同番組のスポンサーを降板した後に一社提供を務めた。
- ^ 「風光る・亜紀子」まで同社一社提供。「頓珍館おやじ」から同社を含む複数社提供となり、「ナショナルゴールデン劇場」から「ゴールデン劇場」となった。
- ^ 第1期のみ。1975年10月スタートの第2期では時報とともにナショナル製品のテレビCM(15秒)を2本流した後、オープニングアニメが流れた為、オープニングキャッチは使用されなかった。