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シルクフェイマス(SILK FAMOUS)は日本中央競馬会に登録されていた競走馬種牡馬である。2004年の日経新春杯京都記念、2006年のアメリカジョッキークラブカップに優勝した。馬名は冠名の「シルク」と英語で「有名な」という意味の「フェイマス(英: famous)」が由来となっている。共同馬主クラブシルクホースクラブの所有馬で、募集価格は総額2000万円。

シルクフェイマス
Silk Famous.jpg
2009年5月3日 京都競馬場
品種 サラブレッド
性別
毛色 鹿毛
生誕 1999年4月8日(20歳)
登録日 2002年1月24日
抹消日 2009年5月9日
マーベラスサンデー
セイントセーラ
母の父 Caerleon
生国 日本の旗 日本北海道新冠町
生産 早田牧場新冠支場
馬主 (有)シルク[1]
調教師 鮫島一歩栗東
競走成績
生涯成績 43戦9勝
獲得賞金 4億7391万4000円
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経歴編集

2002年、3歳時の2月24日阪神競馬場で行われた新馬戦でデビューし、4着。4戦目で初勝利を挙げた。しかし以後条件戦で勝ち切れないレースを続け、しばし条件馬として過ごす。しかし2003年8月に出走した日高特別で3勝目を挙げると、以後秋にかけて3連勝を遂げ、オープンクラスに昇格した。

2004年初戦に出走した日経新春杯では単勝1番人気に支持されると、これに応えて2着に6馬身差の勝利を収め、重賞を初制覇。これはマーベラスサンデー産駒としても初の重賞勝利となった。続く京都記念も制し、重賞2連勝を含む5連勝という成績で天皇賞(春)に出走。レースでは大逃げを打ったイングランディーレを見ながら2番手集団を追走すると、そのままゴールまで流れ込んでの3着となった。続く宝塚記念タップダンスシチーのレースレコードから2馬身差の2着となる。休養をはさんで直行した天皇賞(秋)は10着だったが、年末のグランプリ有馬記念では3着と、堅実な走りを見せた。

しかし2005年初戦、1番人気に支持された京都記念で10着と大敗、以後は天皇賞(春)18着、金鯱賞3着を経ての宝塚記念で15着と不振に陥り、休養に入る。2006年初頭に復帰後、2戦目に出走したアメリカジョッキークラブカップで約2年振りの勝利を挙げるも、以後はふたたび連敗を始める。

同年夏に出走した札幌記念の競走後に繋靭帯炎を発症し、長期休養に入る。さらに復帰に向けての調整中に骨瘤も生じ、2007年シーズンは全休となった。復帰後は、4年連続出走となった2008年京都記念での3着が最高という成績で、2009年の天皇賞(春)の17着を最後に引退、種牡馬入りが発表された。

2010年より優駿スタリオンステーションで種牡馬生活を始めるが、この年のみで新冠町の奥山牧場に移動した。2018年より引退名馬繋養展示事業の助成対象馬となった。

競走成績編集

年月日 競馬場 競走名


オッズ
(人気)
着順 騎手 斤量 距離(馬場) タイム
上り3F
タイム
勝ち馬/(2着馬)
2002 2. 24 阪神 3歳新馬 16 3 5 8.2 (2人) 4着 四位洋文 55 ダ1600m(良) 1:28.2 (39.6) 0.5 ジェットセッター
3. 10 阪神 3歳新馬 14 7 11 10.2 (4人) 4着 四位洋文 55 ダ1200m(良) 1:15.9 (38.4) 1.0 ローレルオードリー
3. 23 阪神 3歳未勝利 10 7 8 9.9 (4人) 2着 池添謙一 54 ダ1400m(良) 1:26.6 (39.2) 0.1 エイシンツヨシオー
4. 14 阪神 3歳未勝利 15 3 4 1.7 (1人) 1着 池添謙一 55 ダ1400m(良) 1:25.9 (38.3) -0.4 (コウセイキセキ)
5. 12 京都 3歳500万下 14 7 11 14.9 (3人) 4着 小林徹弥 55 ダ1200m(稍) 1:12.5 (36.9) 1.1 ナリタキセキボーイ
6. 2 東京 3歳500万下 17 8 15 6.6 (4人) 1着 四位洋文 55 芝1600m(良) 1:35.0 (36.4) -0.1 (ロールタイド)
7. 7 函館 竜飛崎特別 13 3 3 16.5 (7人) 12着 土肥幸広 52 ダ1700m(重) 1:45.1 (37.9) 1.1 フウモンジョー
7. 13 函館 STV杯 16 5 9 22.2 (6人) 3着 四位洋文 54 芝1800m(良) 1:53.0 (37.8) 0.3 ブオウ
8. 17 札幌 日高特別 13 2 2 6.0 (3人) 2着 四位洋文 53 芝2000m(良) 2:01.7 (35.4) 0.5 ホワットアリーズン
9. 8 阪神 野分特別 8 3 3 3.9 (2人) 3着 四位洋文 55 芝2000m(良) 2:02.2 (34.1) 0.2 ヒシミラクル
9. 22 阪神 神戸新聞杯 GII 16 6 11 113.2 (13人) 8着 和田竜二 56 芝2000m(良) 2:00.9 (37.0) 1.8 シンボリクリスエス
10. 20 京都 北野特別 14 1 1 6.1 (3人) 4着 四位洋文 55 芝1800m(良) 1:46.7 (35.7) 0.5 マチカネタグイナキ
11. 3 京都 北大路特別 11 7 9 7.0 (3人) 2着 池添謙一 55 芝2000m(良) 2:00.5 (34.6) 0.2 サンライズシャーク
2003 7. 13 函館 陸奥湾特別 8 4 4 8.3 (3人) 4着 四位洋文 57 芝2000m(良) 2:03.8 (37.3) 0.4 スローバラード
7. 27 函館 湯浜特別 15 5 9 2.8 (1人) 1着 四位洋文 57 芝2000m(良) 2:02.1 (36.2) -0.2 (メイショウトキムネ)
8. 10 函館 洞爺湖特別 13 6 9 5.8 (3人) 7着 福永祐一 57 芝1800m(稍) 1:52.9 (38.7) 0.9 マイダイナマイト
8. 23 札幌 日高特別 16 7 14 9.9 (6人) 1着 四位洋文 55 芝2000m(良) 2:02.9 (35.1) -0.4 (マイジョーカー)
9. 21 札幌 HTB賞 13 7 11 2.6 (1人) 1着 五十嵐冬樹 58 芝2000m(良) 2:03.3 (35.4) -0.2 (テイエムイットー)
10. 25 京都 比叡S 9 6 6 8.4 (5人) 1着 四位洋文 57 芝2400m(良) 2:26.9 (33.5) -0.1 (テイエムイットー)
2004 1. 18 京都 日経新春杯 GII 14 3 4 4.5 (1人) 1着 四位洋文 55 芝2400m(良) 2:24.5 (34.7) -1.0 (マーブルチーフ)
2. 21 京都 京都記念 GII 14 1 1 1.7 (1人) 1着 四位洋文 57 芝2200m(良) 2:12.8 (35.1) -0.1 (テンザンセイザ)
5. 2 京都 天皇賞(春) GI 18 4 8 14.1 (5人) 3着 四位洋文 58 芝3200m(良) 3:19.8 (35.6) 1.4 イングランディーレ
6. 27 阪神 宝塚記念 G1 15 1 1 11.6 (6人) 2着 四位洋文 58 芝2200m(良) 2:11.4 (36.2) 0.3 タップダンスシチー
10. 31 東京 天皇賞(秋) GI 17 6 12 10.2 (5人) 10着 四位洋文 58 芝2000m(稍) 2:00.6 (36.0) 1.7 ゼンノロブロイ
12. 26 中山 有馬記念 GI 15 4 6 27.3 (9人) 3着 四位洋文 57 芝2500m(良) 2:29.8 (35.1) 0.3 ゼンノロブロイ
2005 2. 19 京都 京都記念 GII 12 1 1 1.9 (1人) 10着 四位洋文 58 芝2200m(重) 2:17.6 (37.9) 1.9 ナリタセンチュリー
5. 1 京都 天皇賞(春) GI 18 4 7 9.2 (5人) 18着 四位洋文 58 芝3200m(良) 3:18.8 (37.2) 2.3 スズカマンボ
5. 28 中京 金鯱賞 GII 10 5 5 4.9 (2人) 3着 四位洋文 57 芝2000m(良) 1:59.3 (33.9) 0.4 タップダンスシチー
6. 26 阪神 宝塚記念 G1 15 1 1 36.2 (10人) 15着 四位洋文 58 芝2200m(良) 2:13.5 (37.9) 2.0 スイープトウショウ
2006 1. 5 京都 京都金杯 GIII 16 4 8 15.5 (7人) 8着 四位洋文 58 芝1600m(良) 1:34.7 (35.4) 0.7 ビッグプラネット
1. 22 中山 AJCC GII 10 7 7 9.7 (5人) 1着 柴田善臣 58 芝2200m(稍) 2:13.2 (35.9) 0.0 (フサイチアウステル)
2. 18 京都 京都記念 GII 10 4 4 9.6 (4人) 5着 柴田善臣 59 芝2200m(良) 2:13.9 (36.3) 0.4 シックスセンス
4. 2 阪神 大阪杯 G2 12 5 6 12.0 (5人) 6着 柴田善臣 58 芝2000m(重) 2:04.8 (38.1) 0.3 カンパニー
4. 30 京都 天皇賞(春) GI 17 8 15 100.5 (11人) 11着 柴田善臣 58 芝3200m(良) 3:15.9 (35.8) 2.5 ディープインパクト
6. 25 阪神 宝塚記念 G1 13 7 10 107.3 (11人) 12着 柴田善臣 58 芝2200m(良) 2:15.1 (37.7) 2.1 ディープインパクト
8. 20 札幌 札幌記念 GII 15 5 10 8.8 (4人) 8着 五十嵐冬樹 57 芝2000m(良) 2:00.8 (34.4) 0.5 アドマイヤムーン
2008 1. 27 中山 AJCC JpnII 16 4 8 69.7 (11人) 10着 四位洋文 57 芝2200m(良) 2:14.9 (36.8) 1.3 エアシェイディ
2. 23 京都 京都記念 G2 16 4 8 60.6 (11人) 3着 福永祐一 57 芝2200m(良) 2:13.8 (35.5) 0.2 アドマイヤオーラ
3. 29 中山 日経賞 G2 13 5 7 15.5 (6人) 13着 福永祐一 57 芝2500m(良) 2:36.7 (39.6) 4.0 マツリダゴッホ
8. 24 札幌 札幌記念 JpnII 11 6 7 53.7 (8人) 9着 三浦皇成 57 芝2000m(良) 2:00.4 (36.3) 1.8 タスカータソルテ
2009 2. 21 京都 京都記念 G2 13 4 4 103.1 (11人) 8着 幸英明 57 芝2200m(良) 2:15.7 (36.4) 1.1 アサクサキングス
3. 28 中山 日経賞 G2 14 8 13 121.2 (11人) 9着 勝浦正樹 57 芝2500m(良) 2:33.0 (36.8) 1.8 アルナスライン
5. 3 京都 天皇賞(春) G1 18 3 5 177.6 (18人) 17着 藤岡佑介 58 芝3200m(良) 3:18.8 (38.7) 4.4 マイネルキッツ

血統表編集

シルクフェイマス血統サンデーサイレンス系 / Hail to Reason 4×5×4=15.63%、Northern Dancer 4×4=12.50%、Princequillo 5×5=6.25%) (血統表の出典)

マーベラスサンデー 1992
栃栗毛 日本
父の父
*サンデーサイレンス
Sunday Silence 1986
青鹿毛 アメリカ
Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
父の母
モミジダンサー 1980
栗毛 日本
*ヴァイスリーガル
Vice Regal
Northern Dancer
Victoria Regina
*モミジII
Momigi II
Laugh Aloud
Hold Me Close

セイントセーラ 1994
鹿毛 日本
Caerleon 1980
鹿毛 アメリカ
Nijinsky II Northern Dancer
Flaming Page
Foreseer Round Table
Regal Gleam
母の母
*マラブー
Marabou 1989
栗毛 アメリカ
Roberto Hail to Reason
Bramalea
Last Feather Vaguely Noble
Quill F-No.5-g


脚注編集

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  1. ^ 日本軽種馬協会、JBIS(Japan Bloodstock Information System)「シルクフェイマス」基本情報。2019年8月16日閲覧。

外部リンク編集