タケモトピアノ

大阪府堺市の企業

タケモトピアノ株式会社は、大阪府堺市堺区に本社を置く中古ピアノの買取・販売を行う企業である。

タケモトピアノ株式会社
Takemoto Piano Company, Limited
Headquarter of Takemoto Piano.jpg
タケモトピアノ 本社ビル
種類 株式会社
市場情報 非上場
本社所在地 日本の旗 日本
590-0984
大阪府堺市堺区神南辺町三丁107番地16
タケモトビル
北緯34度35分13.6秒
東経135度28分15秒
座標: 北緯34度35分13.6秒 東経135度28分15秒
設立 1981年昭和56年)6月
業種 卸売業
法人番号 8120101004384 ウィキデータを編集
事業内容 ピアノの買取業務/ピアノの輸出業務
代表者 代表取締役社長 竹本圭一
代表取締役会長 竹本功一(創業者)
資本金 1億円
売上高 50億円(2015年10月実績)
従業員数 134名(2016年4月現在)
主要子会社
外部リンク http://www.takemotopiano.com/
特記事項:(古物商)許可証(大阪府公安委員会:第622071006538号)
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概要編集

竹本功一が米国のガレージセールで中古ピアノが販売されているのをヒントとして[1]、1979年に高知市内のデパート内に一号店を開業[2]

九州中国関西中部関東の各地方でピアノの買取業務を行い、ヨーロッパ米国オセアニア東南アジアなど、世界約50ヶ国に輸出を行っている[3]

沿革編集

  • 1979年(昭和54年)3月 - 高知県高知市で「竹本楽器」を創業。
  • 1981年(昭和56年)6月 - 「四国楽器センター」を設立。
  • 1983年(昭和58年)7月 - メンテナンスシステムを開発。
  • 1986年(昭和61年)4月 - 「タケモト商店」に名称を変更し大阪府岸和田市へ事業所を移転。
  • 1987年(昭和62年)2月 - 海外商社との卸売取引開始。
  • 1988年(昭和63年)6月 - 中古ピアノ買取部門開設。
  • 1994年(平成6年)8月 - オーストラリアおよび他の海外の国々へ輸出を開始。
  • 1995年(平成7年)8月 - 堺市宿院町に自社工房とオフィスを開設。
  • 1997年(平成9年)1月 - テレビCMの放送開始。
  • 1998年(平成10年)2月 - 個人商店から法人組織へ変更するとともに、「タケモト商店株式会社」へ社名変更 資本金1,000万円。
  • 2000年 (平成12年)
    • 5月 - 資本金増資 4,000万円。
    • 5月 - 資本金増資 7,000万円。
    • 8月1日 - テレビCMが現在放送中のものになる。
  • 2002年(平成14年)3月 - ドイツ フランクフルトのミュージック・メッセ出展。
  • 2002年(平成14年)5月 - 岸和田市へ倉庫移転。
  • 2003年(平成15年)1月 - アメリカアナハイムへ出展。
  • 2003年(平成15年)9月 - 「タケモトピアノの歌」発売 ヒットチャート7位に。
  • 2004年(平成16年)4月 - 「タケモトピアノ株式会社」に社名変更。
  • 2005年(平成17年)11月 - 「タケモトピアノ」 商標登録
  • 2005年(平成17年)12月 - 社債発行。
  • 2007年(平成19年)11月 - コンプライアンスプロジェクト準備室発足。
  • 2009年(平成21年)3月 - 新社屋完成 (堺市堺区神南辺町三丁)。
  • 2010年(平成22年)1月 - 資本金増資 1億円。
  • 2013年(平成25年)1月 - タケモトピアノCD、日本コロムビアより発売。
  • 2014年(平成26年)3月 - ドイツ フランクフルトのミュージック・メッセ出展。
  • 2015年(平成27年)
    • 9月 - 社長に竹本圭一が就任。
    • 10月 - 中国上海メッセに出展。
  • 2016年(平成28年)5月 - ドイツ フランクフルトのミュージック・メッセ出展。

テレビCM・ラジオCMなど編集

財津一郎が出演していることで知られ[4][5]、財津が自身のギャグ「~してちょうだい」を取り入れつつ軽妙なステップと歌声を披露し[1]、関西のダンサーと共演する構成で1997年に撮影されたものが2019年現在も使われている[6]。これは竹本功一が財津の大ファンで持ちネタ「〜ちょーだい」という言葉が同社の企業特性にマッチしていたことから、採用されたという[5]。また財津も以前から音楽やピアノを好み同社の業務内容や東南アジアへのボランティア事業に共感した事からオファーを受けている[6]。ダンスの振り付けは、香瑠鼓が担当している[7]。当初は財津もダンサーと一緒に踊る構成が計画されていたものの、財津が脳出血手術直後のため断り振付師側からの提案で財津のみ当て振りを行う構成となった[6]。同社の広報が作詞を担当し[2]、CMについて「子どもの好きそうな踊りや口ずさみそうなフレーズを意識した」とも語っている[1]

かつて『探偵!ナイトスクープ』で「赤ちゃんが泣き止むCM」として紹介されたことがある[5][8](2001年11月30日放送。依頼:「タケモトピアノの謎」 [9]、探偵:立原啓裕[10][11]。またその効果から音の出る絵本や玩具といった知育系商品にもCMソングのメロディが収録されている[12]。当時は関西・東海限定CMであったが、『ナイトスクープ』のネットされているそれら以外の地域でも紹介された[4]。同CMは2011年7月24日の地上デジタルテレビ放送に完全移行後も4:3の画面比率での放映が続いていたが、2015年2月からは現行のCMの左右端に映像加工を施した16:9の新CMが放映された。2013年からは、これらとは別にナレーション主体の新しいCMも放送されている。

ラジオでもスポットCMを放送しているが、ラジオCMのものはテレビCMのものをそのまま使用しており、テレビCMとまったく同じ内容で音声だけを15秒間流したのち、新たに問い合わせ先の電話番号のナレーション(「お問い合わせは、0120…」)を加え、20秒のスポットCMとしている。

何かと注目されるCMを受け、関連会社・タケモットによって玩具メーカーのサンタンなどから、CM関連グッズやCD・DVDなども販売されている(これらの関連グッズ発売まで、「CMのビデオを売ってほしい」との問い合わせが殺到していた)。CDは発売当時、一企業のCMソングながらオリコンチャートの上位に入るなど話題を呼ぶと共に、CMも当初は関西ローカル限定放映だったが、現在は日本全国で放映されている。曲は「タケモトピアノの歌」「みんなまあるく」の2曲で、続けて放送されることが多い。「ピアノ売ってちょーだい!」という個性的な歌詞である。

東京ドームの本塁後方の回転式フェンス広告のスポンサーでもある。

エピソード編集

たけしのニッポンのミカタ!(2013年11月1日放送)で、100万円以上するピアノ運搬専用の特注品のフォークリフトや、3000万円以上するピアノを磨く装置(特注品)などが紹介されている。

芸術文化支援活動編集

CD編集

関連会社編集

  • タケモット株式会社
    • 事業内容:ブランドマネジメント・ライセンスコンテンツ事業・タケモトピアノ関連グッズの販売
  • ピアノバンク株式会社
    • 事業内容:中古ピアノの卸販売(ピアノ修理・塗装)

脚注編集

[脚注の使い方]
  1. ^ a b c タケモトピアノ そのユニークなビジネスとCM制作の舞台裏 - NEWSポストセブン2019年11月17日
  2. ^ a b ピアノ売ってちょーだい! 「社運かけたCM」誕生秘話 - 朝日新聞2017年9月27日
  3. ^ 「地域の注目企業の広告戦略=関西 大阪府堺市 タケモトピアノ 伝えにくい企業メッセージをCMでコミカルに伝える」『月刊「宣伝会議」』第849号、宣伝会議、2007年9月1日、 136頁。
  4. ^ a b 気になるCM=タケモトピアノ「もっともっと」編 泣く子も黙る財津一郎の“声”.『報知新聞』.2005年01月23日付朝刊、15面
  5. ^ a b c 「地域で人気のおもしろ広告(2) =大阪 タケモトピアノ 赤ちゃんが泣き止む!話題が話題を呼んだCM/大阪」『月刊「宣伝会議」』第724号、宣伝会議、2007年9月1日、 70頁。
  6. ^ a b c 療養中の財津一郎が語った「タケモトピアノ」CM誕生秘話 - NEWSポストセブン 2019年11月11日
  7. ^ 発信箱:関西流"干物"CM.『毎日新聞(大阪)』.2006年02月19日付朝刊、2面
  8. ^ きっかけはCM→TV番組 泣く子も黙る!?夢の“助っ人”.『産経新聞』.2006年06月18日付朝刊、24面
  9. ^ 『探偵!ナイトスクープWalker』KADOKAWA、2018年、7頁。ISBN 978-4-04-896319-0
  10. ^ 『探偵!ナイトスクープWalker』106頁。
  11. ^ 同番組ではその理由として、財津の歌声が幼児にとって心地よい440ヘルツの音域に合っている、という風に結論付けていた。
  12. ^ 大手企業の“シリーズCM”に対抗 「変えないCM」の強度 - ORICON STYLE 2018年9月1日

関連項目編集

外部リンク編集