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西日本ジェイアールバスの「ハーバーライト大阪号」(撮影当時)

ハーバーライト号(ハーバーライトごう)は、神奈川県横浜市厚木市及び東京都町田市京都府京都市及び大阪府大阪市を結ぶ夜行高速バスのかつての愛称である。現在はグランドリーム横浜号(グランドリームよこはまごう)の愛称で運行されているが、ハーバーライト号は廃止後もグランドリーム横浜号の続行便として運行日限定で復活運行している[1]後述

本項では、グランドリーム横浜号および昼行便の横浜グラン昼特急大阪号(旧・横浜昼特急大阪号)、廉価版の青春ドリーム横浜号(旧・青春ハーバーライト号)についても記述する。

概要編集

本路線は、西日本JRバス神奈川中央交通の共同運行路線として開業。西日本JRバスとしては、初めて目的地側の事業者にJRバスが入らない路線となった。また、神奈川中央交通の夜行高速バスでは2番目・3番目の路線であった。

その後、夜行高速バスのコスト増大に伴い、1台運行では供給不足だが2台運行にすると採算割れになる状況から、車両更新時に1台の定員の多いダブルデッカーに変更した後、採算性を確保するための低コスト運行[2]のため、2000年に横浜側の運行会社は神奈川中央交通から子会社の湘南神奈交バスに移管された。さらに2008年には横浜神奈交バスに移管されている。

また、昼特急の路線開設ブームに乗る形で、2004年より昼行便「横浜昼特急大阪号」の運行を開始した。昼特急は西日本JRバスの単独運行で、夜行車両の間合い運行によりダブルデッカーが使用されるのは、東京発着の昼特急と同様である。

2009年5月31日の運行をもって「ハーバーライト号」の運行から横浜神奈交バスが撤退。翌6月1日から、「ハーバーライト大阪号」と「ハーバーライト京都号」を統合して「ハーバーライト号」となり、西日本JRバスの単独運行となった。

2016年12月22日からは廉価版の「青春ハーバーライト号」が毎日運行、通常版の「ハーバーライト号」が繁忙日運行となり、併せて高速バスネット限定の割引料金「ハマの得割」が設定された[3]

2017年3月31日より「ハーバーライト号」「横浜昼特急大阪号」に使用する車両を「グランドリーム号」などで使用される平屋3列クレイドルシート車両に変更し、それぞれ愛称名を「グランドリーム横浜号」「横浜グラン昼特急大阪号」に改称。また同様に「青春ハーバーライト号」の愛称名を「青春ドリーム横浜号」に改称した[4]。同年9月には廃止された2階建て車両による「ハーバーライト号」がグランドリーム横浜号の続行便(※但し、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは非経由)として運行日限定(15日は大阪発・横浜発、16日は横浜発のみ)で復活運行した[1]

運行開始当初より、町田バスセンター町田駅)での乗降が多い[5]

かつては便名コードが設定されており、「ハーバーライト号」は760xx(閑散日は770xx)、「横浜昼特急大阪号」は100xxであった。

運行会社編集

運行系統および運行経路編集

 
左は帝産観光バス委託の2号車(トイレなし)

青春ドリーム横浜号編集

1号・2号(毎日運行)
本郷車庫 - 港南台駅 - 上大岡駅 - 横浜駅東口 - (国道1号 - 保土ヶ谷バイパス - 国道16号(道路状況によって町田街道)) - 町田バスセンター - (国道246号) - 本厚木駅 - (国道129号 - 東名高速道路 - 新東名高速道路 - 東名高速道路 - 伊勢湾岸自動車道 - 新名神高速道路) - 草津駅東口 - 京都駅烏丸口 - 大阪駅JR高速バスターミナル - ユニバーサル・スタジオ・ジャパン

グランドリーム横浜号編集

81号・82号(主に金・土・日・祝日・祝前日に運行)
横浜駅東口 - (国道1号 - 保土ヶ谷バイパス - 国道16号(混雑時は町田街道)) - 町田バスセンター - (国道16号(混雑時は町田街道) - 東名高速道路 - 新東名高速道路 - 東名高速道路 - 伊勢湾岸自動車道 - 新名神高速道路) - 京都駅烏丸口 - 高速長岡京 - 大阪駅JR高速バスターミナル - ユニバーサル・スタジオ・ジャパン

横浜グラン昼特急大阪号編集

1号・2号
横浜駅東口 - (国道1号 - 保土ヶ谷バイパス - 国道16号) - 町田バスセンター - (国道16号 - 東名高速道路 - 新東名高速道路 - 東名高速道路 - 伊勢湾岸自動車道 - 新名神高速道路) - 京都深草 - 大阪駅JR高速バスターミナル
途中休憩箇所:足柄SA遠州森町PA甲南PA

歴史編集

 
横浜神奈交バス運行当時の「ハーバーライト大阪号」
  • 1989年平成元年)
    • 3月23日 - 神奈川中央交通と西日本JRバスの共同運行により、横浜駅・町田バスセンター - 大阪駅間の夜行便「ハーバーライト大阪号」の運行を開始。
    • 7月20日 - 両社の共同運行により、横浜駅・町田バスセンター - 京都駅間の夜行便「ハーバーライト京都号」の運行を開始。
  • 1999年(平成11年)10月1日 - 夜行便「ハーバーライト号」を2系統とも本厚木駅経由に変更。同時に車両をダブルデッカーに変更。
  • 2000年(平成12年)11月15日 - 横浜側の運行事業者を神奈川中央交通から湘南神奈交バスに移管。
  • 2004年(平成16年)7月16日 - 横浜駅・町田バスセンター - 大阪駅間の昼行便「横浜昼特急大阪号」の運行を開始。
  • 2008年(平成20年)6月16日 - 横浜側の運行事業者を湘南神奈交バスから横浜神奈交バスに移管。
  • 2009年(平成21年)
    • 5月31日 - この日の運行分をもって横浜神奈交バスが運行から撤退。
    • 6月1日 - この日の出発便から西日本JRバスの単独運行となり、「ハーバーライト大阪号」と「ハーバーライト京都号」を統合。季節運行便(金・土・日・祝日・祝前日及び繁忙期運行)の運行を開始。閑散日運賃・学割を導入し、往復割引・回数券を廃止。湊町バスターミナル(OCAT)(ハーバーライト号季節運行便)・土山BS(昼特急)の各バス停を新設。
  • 2013年(平成25年)
    • 6月24日 - 季節運行便が4列シートとなり「青春ハーバーライト」となる。草津駅・USJに乗り入れ、横浜昼特急・季節運行便がOCATへの停車取りやめ。
    • 12月21日 - 「ハーバーライト号」・「青春ハーバーライト号」が高速長岡京バス停に停車。
  • 2016年(平成28年)12月22日 - 「青春ハーバーライト号」が毎日運行に、「ハーバーライト号」が繁忙日運行に変更。あわせて運行区間が「青春ハーバーライト号」本郷車庫 - ユニバーサル・スタジオ・ジャパン、「ハーバーライト号」横浜駅 - ユニバーサル・スタジオ・ジャパンに変更。[3]
  • 2017年(平成29年)
    • 3月31日 - 「ハーバーライト号」「横浜昼特急大阪号」に使用する車両を「グランドリーム号」などで使用される平屋3列クレイドルシート車両に変更し、それぞれ愛称名を「グランドリーム横浜号」「横浜グラン昼特急大阪号」に改称。また同様に「青春ハーバーライト号」の愛称名を「青春ドリーム横浜号」に改称[4]
    • 9月 - 2階建て車両による「ハーバーライト号」が15日(大阪発・横浜発)と16日(横浜発のみ)に復活運行[1]
  • 2019年令和元年)5月17日 - 横浜グラン昼特急大阪号の停車停留所を変更(土山バスストップ名神大山崎名神高槻千里ニュータウンの停車を取りやめ)[6]

使用車両編集

グランドリーム横浜号および横浜グラン昼特急大阪号は平屋3列クレイドルシート車両「グランドリーム号」を使用(2017年3月31日より)

青春ドリーム横浜号は4列シート車を使用。続行便を帝産観光バスが運行する場合は通常の4列シート貸切車を使用し、車体に行先及び西日本ジェイアールバスからの受託運行である旨を表示する。

過去の使用車両編集

開業当初のハーバーライト号は、両社とも独立3列シート29人乗りの三菱ふそう・エアロクィーンMを使用していたが、1999年の車両代替時に独立3列シート39人乗りの三菱ふそう・エアロキングに変更された。なお、横浜神奈交バスが所有していたエアロキングは後に大阪府のオオキタを経てジャムジャムエクスプレスに移籍し、同社の高速路線バスで使用されていた。

関連項目編集

注記編集

  1. ^ a b c 2階建車両「ハーバーライト号」(大阪・京都~横浜線)復活運行について(西日本ジェイアールバス 2017年8月25日)2017年9月12日閲覧
  2. ^ 「バスラマ・インターナショナル68」p50
  3. ^ a b 西日本JRバス「ダイヤ改正『大阪~金沢』線・『大阪~横浜』線」(西日本ジェイアールバス 2016年10月21日)2017年9月12日閲覧
  4. ^ a b 「大阪~横浜線」ダイヤ改正【新型車両導入、愛称名変更】(西日本ジェイアールバス 2017年2月28日)2017年7月8日閲覧
  5. ^ 鈴木文彦「高速バス大百科」p231
  6. ^ 京阪神~東京線、大阪~横浜線のダイヤ改正(2019年5月17日改正)(西日本ジェイアールバス 2019年3月15日)2019年5月29日閲覧
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外部リンク編集