ポーランド陸軍ポーランド語: Wojska Lądowe、陸軍)は、ポーランドが保有する陸軍である。現在では約62000人の兵員を有しており、NATO国連平和維持活動により世界中に展開している。歴史上においてポーランド陸軍は約1000年前にまで遡れ、現代のものは1918年第一次世界大戦後の独立に際して新たに誕生したものである。

陸軍
Wojska Lądowe
POL Wojska Lądowe.svg
陸軍の紋章
創設1918年
国籍ポーランド
軍種陸軍
兵力兵員62,000人[1]
戦車800両
IFV/APC5000両
ヘリコプター280機[2]
上級部隊ポーランド軍
本部ワルシャワ
行進曲我ら第1旅団英語版
主な戦歴ウクライナ・ポーランド戦争
ポーランド・チェコスロバキア戦争英語版
ポーランド・ソビエト戦争
ポーランド・リトアニア戦争英語版
第二次世界大戦
イラク戦争
アフガニスタン紛争
EUによるチャドと中央アフリカへの派兵英語版
指揮
参謀総長英語版ライムント・アンジェイチャク中将
軍総司令官英語版ヤロスワフ・ミカ英語版大将
陸軍監察監ヴォイチェフ・グラボフスキ准将
識別
軍旗Flag of the Polish Land Forces.svg
最高指揮官旗Flag of the Commander-in-Chief of the Polish Land Forces.svg

歴史編集

1918年 - 1938年編集

ポーランドが1918年に独立を回復したとき再建された軍隊は、1919年から1921年にかけてのポーランド・ソビエト戦争と、2つの小規模紛争(ポーランド・ウクライナ戦争(1918年-1919年)とポーランド・リトアニア戦争(1920年))に参加した。

当初、第一次世界大戦の直後、ポーランドには5つの軍管区(1918-1921)が置かれた。

  • ポズナン軍管区、司令部ポズナン
  • クラクフ軍管区、司令部クラクフ
  • ウッチ軍管区、司令部ウッチ
  • ワルシャワ軍管区、司令部ワルシャワ
  • ルブリン軍管区、司令部ルブリン

ポーランド・ソビエト戦争の準備をしていたポーランド郷土軍は、かつてポーランドを支配していた様々な帝国で勤務していた将兵によって構成され、一部は国際的な志願兵によって支援されていた。合計約30のポーランド師団が関与していたという。ボリス・サヴィンコフは、主にソ連赤軍出身の捕虜20,000人から30,000人から成るを率いており、ディミトリー・メレシュコフスキージナイーダ・ギッピウスも関与していた。ポーランド軍は1918年の約10万人から1920年初頭には50万人以上に増加した。

1920年8月、ポーランド軍の総兵力は737,767人に達しており、その半分は最前線にいた。ソ連が被った損失を考えると、両軍の間には大まかな数値的同等性があった。ワルシャワの戦いの時までに、ポーランド側は兵員数と兵站においてわずかに優位に立ってすらいた。

ポーランド側で編成された主要な部隊の中には、リトアニア・ベラルーシ戦線(フロント、軍集団や方面軍に相当)を含む多くの戦線と、第1ポーランド軍を含む約7つのがあった。

1939年 - 1945年編集

ナチス・ドイツポーランド侵攻が1939年9月1日に開始されたとき、ドイツ軍はポーランドの激しい抵抗にもかかわらず電撃戦を展開し、またたく間にポーランドの半分を占領した。この戦争の中で、ポーランドの騎兵隊がドイツの戦車隊に向かって突進したという誤った伝説が生まれた。こうした無謀な騎兵突撃は、実際のところ行われていない。またソビエト連邦独ソ不可侵条約の秘密協定に従ってポーランド東部に侵攻し、占領した。ポーランドの敗戦後、残存した将兵たちは再結集を試み、フランス・ポーランド軍(1939-1940年)、のちの西部ポーランド軍となった。

西部ポーランド軍と東部ポーランド軍、そして主に国内軍(AK)に代表されるパルチザンは、第二次世界大戦中に地上部隊として組織された。連合軍として戦う部隊はポーランド空軍と海軍の支援を受けていたが、パルチザン部隊はもっぱら地上部隊のみであった。

今日運用されているポーランド軍は、第二次世界大戦後にポーランド人民共和国を設立するという目的を持つソ連から支援を受けて形成された、ソ連軍の代理部隊に根ざしている。こうして編成されたポーランド軍第1軍と第2軍は、いくらかのポーランド航空部隊によって支援されつつ、東部戦線で赤軍とともに戦った。第3軍の編成も始まったが、完了しなかった。

1945年 - 1989年編集

第二次世界大戦の終結時、ポーランド陸軍の組織は集中的に発展することとなった。ポーランド戦線を形成するとの構想は取りやめられたが、新たな部隊や兵科が創設された。動員の結果、1945年5月の兵員数は37万人、1945年9月には44万人に達した。解放された地域に軍管区が組織され、管区内にある部隊に対して直接の権限を行使した。

ポーランドに戻った第2軍は、イェレニャ・グラからカミエン・ポモルスキまでの西部国境の保護を任務とし、その司令部をもとにして、ポズナン軍管区参謀部がポズナンに創設された。イェレニャ・グラからウショク駅(ポーランド・ソ連・チェコスロバキアの国境が接する)にいたる南の国境は、第1軍が担任した。その司令部はシレジア軍管区参謀部の基礎を形成した。

第二次世界大戦の終結後の1945年半ば、ポーランド陸軍は、ポーランド人民軍全体の一部として、6つの地区(後に7つの地区)に分割された。これらは、ワルシャワ軍管区(司令部ワルシャワ)、ルブリン軍管区(司令部ルブリン)、クラクフ軍管区(司令部クラクフ)、ウッチ軍管区(司令部ウッチ)、ポズナン軍管区(司令部ポズナン)、ポメラニアン軍管区(司令部トルン、短命に終わったポーランド人民軍第1軍団の参謀部が前身)、1945年秋に創設のシレジア軍管区(司令部カトヴィツェ)であった。

1945年6月、第1、第3、第8歩兵師団に国内警備任務が割り当てられた。第4歩兵師団は、国内保安軍(KBW)を創設する目的で再編成された。この措置は、各歩兵師団を主にウクライナ蜂起軍(UPA)に対して投入し、国内保安軍は武装した地下独立組織と戦うためであった。

しかし、しばしば陸軍部隊は地下抵抗組織と戦い、逆に襲撃を受けることもあった。UPA弾圧作戦の集大成は、1947年に行われたいわゆる「ヴィスワ行動」(ヴィスワ作戦)であった。同時に動員解除が行われ、軍隊は平時の体勢に移った。1945年8月10日、軍隊の「部分的動員解除令」が発令された。次の動員解除段階は1946年2月と12月に行われた。

戦後、軍が直面した最も重要な任務の1つは、大戦以降に設置された地雷の除去であった。1944年から1956年の間に、地雷除去作業には44個の工兵隊と、約19,000名の工兵が携わった。彼らは250,000平方キロメートル以上(国土面積の80パーセント)の担当地域で地雷やその他の弾薬を撤去した。1,475万発の様々な地雷、5,900万発の砲弾、爆弾、その他の弾薬が発見され撤去された。採掘作業は646人の工兵の命を犠牲にした。

1949年、軍管区は4つに縮小され、ポメラニア軍管区(司令部ビドゴシュチュ)、シレジア軍管区(司令部ヴロツワフ)、ワルシャワ軍管区(司令部ワルシャワ)、クラクフ軍管区(司令部クラクフ)となった。1953年11月、クラクフ軍管区は解体され、1992年までポーランドは3個軍管区体制であった。

勝利とポーランド国境の西方移動の後、これらの軍隊やポーランド将兵はソビエト連邦に忠実であると考えられ、ワルシャワ条約機構の一部を形成する軍隊へと発展した。ポーランド軍は有事には、NATOの中央欧州連合軍を攻撃するために配備される第2の戦略的梯団の一部を形成していただろう。1958年に結成されたポーランド戦線司令部は、1955年以降に結成された3つの部隊である第1軍・第2軍・第4軍とは別に、有事の動員を目的として各軍の地区内に編成されることになっていた。

ポーランド戦線司令部は1990年に廃止され、三個軍の動員計画も同様に放棄された。共産主義時代のポーランドの陸上部隊には、国内治安維持を目的とする領土防衛軍(OTK)と、国境警備を担任する部隊が含まれていた。

共産主義が崩壊するまで、軍の威信は低下し続けた。これは軍が1956年のポズナン暴動、1970年の全国規模暴動、1981年から1982年の戒厳令中の抗議活動など、いくつかの抗議の爆発を暴力的に鎮圧するために共産主義政府によって使用されたためであった。シレジア軍管区に属する一部の部隊は、一般にプラハの春として知られている1968年のチェコスロバキア民主化プロセスを抑圧する作戦にも投入された。

1989年の時点で、ポメラニア軍管区は第8・第12・第15・第16・第20師団、シレジア軍管区は第2・第4・第5・第10・第11師団、ワルシャワ軍管区は第1・第3・第9師団をそれぞれ隷下に置き、さらに第6空挺師団は陸軍総司令部直轄であった。第7海兵師団はポメラニア軍管区を本拠地としていたが、おそらく総司令部直轄であった。ドイツに面した2つの軍管区は、1990年時点でそれぞれ4個の師団を隷下に置いていたが、1990年代後半のソビエトの防衛ドクトリンに沿って、機械化歩兵連隊と戦車連隊の構成比を、それまでの3対1から2対2に再編成した。

東部のワルシャワ軍管区は第1機械化師団のみを隷下に置いた。同軍管区の他の2つの機械化師団は1988年に解散した。第6空挺師団と第7海兵師団については、おそらくワルシャワ条約機構軍によるデンマーク攻撃の一翼を形成し、バルト海の出口を確保して北海からさらに遠方への進出を意図していた。この当時の兵員数は205,000人で、そのうち168,000人が徴兵された。

1989年以降編集

冷戦の終結後、ポーランド陸軍は劇的に縮小・再編成された。1992年、クラクフ軍管区が再建された。それまでの9個師団体制から、2001年までに4個師団と6個独立旅団へと削減するように計画された。1999年1月1日以来、ポーランドは2つの軍管区に分かれている。これらは、ポーランド北部をカバーするポメラニア軍管区(Pomorski Okręg Wojskowy、司令部ビドゴシュチュ)と、ポーランド南部をカバーするシレジア軍管区(Śląski Okręg Wojskowy、司令部ヴロツワフ)である。

その日以来、旧クラクフ軍管区は航空機械化軍団の司令部となり、後に第2機械化軍団の司令部となった。2011年9月1日、第1ワルシャワ機械化師団は解散した。

エドワード・ピエトルジク将軍は2000年から2006年9月までポーランド陸上部隊の司令官を務めた。後任にはヴァルデマール・スクシプツァク将軍(2006年-2009年)が就任した。

2014年5月、トマシュ・シェモニアク国防相はウクライナ危機に対応して、攻撃ヘリコプターの将来の取得計画を発表した。2015年11月25日、国防委員会のミハウ・ヤッハ委員長はポーランド軍の数を10万人から15万人に増やす必要性を示しつつも、このプロセスは複雑であり、急ぐべきではないと強調した。

2022年7月25日、ポーランド軍装備庁は韓国よりK2戦車の本国仕様180両、韓国・ポーランド共同開発のK2PL820両、合計1000両の調達をするとともに、K2PLの生産経験を反映した新型戦車K3PLの開発を発表した。同発表においては、初期調達されるK2戦車180両は、2026年以降K2PL仕様にアップグレードされる事も併せて発表された。

組織編集

編成編集

 
ポーランド陸軍組織図
 
 
ワルシャワ
 
第1航空
 
第6空挺
 
第25騎兵
 
第16機械化師団
 
第9装甲騎兵
 
第15機械化
 
第20機械化
 
第11砲兵連隊
 
第15防空連隊
 
第18機械化師団
 
第1機甲
 
第21ポドハレ射撃旅団
 
第12機械化師団
 
第2機械化
 
第7海防旅団
 
第12機械化
第5工兵連隊
 
第5砲兵連隊
 
第8防空連隊
 
第11装甲騎兵師団
 
第10機甲
 
第17機械化
 
第34機甲
 
第23砲兵連隊
 
第4防空連隊
 
第2偵察連隊
 
第9偵察連隊
 
第18偵察連隊
 
第1戦闘工兵
 
第2戦闘工兵
 
第2工兵連隊
 
 
第4CBRN防護
 
第5CBRN防護
 
第19機械化

独立部隊

兵科編集

  • 機甲および機械化部隊
  • ミサイルおよび砲兵部隊
  • 防空部隊
  • 航空高機動部隊(空挺部隊)
  • 工兵部隊
  • 偵察および早期警戒部隊
  • 通信および情報技術部隊
  • 化学部隊
  • 兵站部隊

階級編集

士官
NATOコード OF-9 OF-8 OF-7 OF-6 OF-5 OF-4 OF-3 OF-2 OF-1
 
陸軍
                   
ポーランド語 Generał Generał
broni
Generał
dywizji
Generał
brygady
Pułkownik Podpułkownik Major Kapitan Porucznik Podporucznik
日本語 大将 中将 少将 准将 大佐 中佐 少佐 大尉 中尉 少尉
兵士
NATOコード OR-9 OR-8 OR-7 OR-6 OR-5 OR-4 OR-3 OR-2 OR-1
 
陸軍
                     
ポーランド語 Starszy
chorąży
sztabowy
Starszy
chorąży
Chorąży Młodszy
chorąży
Starszy
sierżant
Sierżant Plutonowy Starszy
kapral
Kapral Starszy
szeregowy
Szeregowy
日本語 准尉 上級曹長 曹長 準曹長 上級軍曹 軍曹 伍長 兵長
あるいは
伍長勤務上等兵
上等兵 一等兵 二等兵

装備編集

車両編集

戦車編集

 
レオパルト2A4
 
PT-91 トファルディ

軍用車両 編集

 
KTO ロソマク
 
イェルチ(Jelcz)862とメルセデスGクラス
 
BRDM-2
 
Tarpan Honker

歩兵戦闘車編集

  • BWP-1,BWP-1D-1321輌(推定数、改良型も含む総数)
    • BWP-1Dに準じたBMP-1Kの改良型であるのがBWP-1Dである。
  • KTO ロソマク-計359輌
    • KTO ロソマクのうちHITFIST-30P砲塔を搭載する形式である。追加でZSSW-30砲塔を搭載したものを発注している。
  • BWP ボルスクポーランド語版 - 1400輌(調達予定数)
    • ポーランドが開発した歩兵戦闘車で、既存のBWP-1を置き換える予定。

装甲兵員輸送車編集

偵察戦闘車編集

  • KTO ロソマクWSRiD - 2輌
    • 2輌が配備済。多種多様なセンサーを装備している。
  • Żmija/Wirus - 118輌(調達予定数)
    • ポーランド国産の装甲車。25輌が配備済。
  • BRDM-2 -
    • BRDM-2 - 115輌
    • BRDM-2RS - 12輌
    • BRDM-2M-96 - 50輌
    • BRDM-2M-96i - 60輌
    • BRDM-2M-96ik - 54輌
    • BRDM-2M-97 - 37輌
    • BRDM-2M-98 - 1輌
      • オリジナルのBDRM-2以外はポーランド独自の近代化改修型である。
  • BWR-1D,BWR-1S - それぞれ22輌、16輌
    • BWR-1Dはポーランドの独自派生型で、BRM-1Kをベースとしたもの。BWR-1Sは暗視装置を換装した近代化改修型である。

自走榴弾砲 編集

 
2S1グヴォズジーカ
 
AHSクラブ
  • ダナ 152mm自走榴弾砲 - 計111台(ダナ-T 108輌,ダナ-M 3輌)
    • 近代化改修型がダナ-Mである。追加で7輌をダナ-Tより改修している。
  • AHS クリル英語版
    • ポーランドが開発した自走榴弾砲で、国産のウェルチ車製の特殊トラックを車体として利用し、155mm榴弾砲を搭載している。
  • M120 Rak英語版 - 122輌(調達予定数)
    • 120mmの重迫撃砲を備えた砲塔システムの総称であり、様々な車両に搭載することができる。122輌が発注され、既に93輌が配備されている。
  • 2S1ゴジジク122mm自走榴弾砲 - 533輌(推定総数)
    • 2S1M
    • 2S1T
      • ウクライナに20輌が提供済。AHSクラブとM120 Rakによる置き換えが進行中。
  • AHSクラブ - 152輌(調達予定数)
    • ウクライナにも18輌が譲渡済み。車体は韓国製のK9であり、砲塔部はイギリス製のAS-90である。最終的には152輌を導入予定。既に64輌が配備済。
  • K9 155mm自走榴弾砲 - 計672輌(導入予定数)
    • K9A1 - 212輌
      • 2022年に導入が決定した。既に導入がされているAHSクラブの車体のベースはK9なので整備面でのメリットがある。ポーランドの国防大臣が正式に発表した。既に24輌が到着済。
    • K9PL - 460輌
      • K9のポーランド向け改良型。460輌を発注済。

MRAP編集

対戦車車両編集

移動式地対空ミサイル編集

移動式対空砲編集

  • ZU-23-2,ZUR-23-2KG Jodek-G,ZUR-23-2SP - 各型を合わせて計529門
    • ポーランド独自の改良型であるZUR-23-2KG Jodek-G,ZUR-23-2SPには国産のGrom英語版が搭載されている。またZUR-23-2SPはPSRA Pilica VSHORADシステムの一角をなす。

自走式対空砲 編集

  • Hibneryt英語版 - Hibneryt Hibneryt-KG Hibneryt-P Hibneryt-3合わせて70輌程度
    • ポーランドで製造されていたStar 266英語版の荷台にZU-23-2対空砲を載せたもの。なお対空砲に改良が施し、国産のGrom英語版を2発装備したものもあり、この改良型を載せたものがHibneryt-KGである。Hibneryt-Pは第3軍管区技術工廠にて兵士の手により改造され、生まれたモデルである。 
  • ZSU-23-4 - 7輌(Sona プログラムにより独自改良型へ改修中)
  • ZSU-23-4MP英語版 - 21輌(今後28輌まで増加する見込み)
    • ポーランド独自の改良型で、4連装形式で国産のGrom英語版ランチャーを装備する。

移動式対空レーダー 編集

  • TRS-15 Odra - 配備数不明
  • NUR-21ポーランド語版 - 33基
    • 低空飛行で侵入する航空機を探知する為の対空レーダー。ポーランド独自開発。
  • NUR-22ポーランド語版 - 10基
    • タトラ 815英語版に搭載した対空レーダー。低空移動目標の探知、検出に用いられる。
  • ZDPSR ソタポーランド語版 - 8基
    • 短距離防空用途に用いられる移動式対空レーダー。国産のŻubr-P.装輪装甲車をベースとした車体に搭載。PESA方式。
  • ZDPSR ビストラポーランド語版 - 16基(配備予定数)
    • 短距離防空用途に用いられる移動式対空レーダー。AESAレーダーであり、探知距離は約80kmとされる。国産のŻubr-P.装輪装甲車をベースとした車体に搭載されている。

移動式対砲兵レーダー 編集

  • Liwiec - 10基
  • Breń-2 - 配備数不明

電波妨害装置編集

  • Przebiśnieg - 2基
    • ポーランド独自開発のジャミング装置。装軌式の装甲車をベースとした車体に装置を搭載。

4輪バギー 編集

多用途車 編集

輸送用トラック 編集

Star 244 Star 266 - 4708台 Star 266M - 292台 Star 660M2-D Star 660M3 Star 944K - 456台 Star 944KD - 185台 Star 1466ML - 63台 Star 1444 - 1台 Star 15.225 - 1台 Star 14.220DK - 9台 Star 14.225DK - 16台 R-140M GD-2 (Typ 528) Typ 514 CD-5 (Typ 520) WUS-3 IRS ADK-11 Star 266-based excavator Star-266 AP-64 Star-266 BP-64

P/S662D.43 - 178台 P662D.43 - 7台 P662D.35 - 15台 P662D.34 - 101台 P642D - 1台 C642D.35 - 36台 C642D.34 - 15台 C662D.35 - 1台 P/S862D.43 - 70台 P/S842D.43 - 1台 P/S842D.35 - 3台 P662.D35 AWRU - 9台(10台を調達予定) P882D.53 WA - 12台(30台を調達予定) P662D.35 WRUiE - 2台(5台を調達予定)

Trakker - 9台 Eurotrakker - 59台 Eurocargo - 309台

指揮統制車 編集

461.4 ウォルフ

軍用救急車編集

 
BWP-1
 
WZT-2

装甲回収車編集

工兵用装備(車両)編集

  • MID ビゾン-S,MIDM ビゾン-S - それぞれ6輌、1輌
    • 現在、MIDを改良型のMIDMに改良する作業が進められている。
  • PTS-M英語版
    • 少数が運用されている。50輌が海軍で運用されている。
  • TRI Hors,TRI-D英語版 - それぞれ77輌、13輌
    • MT-LBをポーランドがライセンス生産したOpal装甲兵員輸送車をベースとした工兵向け装備。
  • ISM Kroton英語版 - 6輌
    • Opal装甲兵員輸送車をベースとした地雷除去車両。
  • ケイラー英語版 - 4輌
  • ボゼナポーランド語版 - 14輌
    • ポーランド国産の無人地雷除去車両。
  • UMI
    • ポーランドで製造された掘削機。
  • K-407C
    • 防衛用陣地を構築する際などに用いるショベルを荷台に搭載したトラック。
  • SL-34C

架橋戦車 編集

爆発物処理用装備 編集

  • Robot Expert
  • Robot Inspektor
  • Robot Talon Ⅳ
  • Forester minex 4530 (金属探知機)
  • EOD-9 (防爆スーツ)

戦車回収車 編集

航空機編集

ヘリコプター編集

 
駐機中のMi-8と飛行するW-3 ソクウ
 
Mi-24D

無人機 編集

火器編集

軍用ナイフ 編集

個人用装備 編集

戦闘用ヘルメット 編集

迷彩及び戦闘服 編集

防弾ベスト編集

  • OLV
    • 9mmパラベラム弾の貫徹を防ぐことができる。(PN-V-87000: 1999 の基準ではレベル2に分類される。)
  • Kamizelka UKO
  • Kamizelka UKO-M
    • ポーランド軍全体の標準装備で、全ての兵士のみならず特殊部隊も使用している。

軍靴編集

  • wz.928
    • ポーランド陸軍の標準軍靴。
  • wz.920/P
    • ポーランド陸軍における標準軍靴。砂漠地域用。

特別装備 編集

  • AD-2000
    • ポーランド陸軍における標準装備。パラシュートで、空挺部隊等で用いられる。

化学装備 編集

  • Maska MP-5
    • Maskpol社により製造されたガスマスク。
  • Maska MP-6 - 約28400
    • NATO基準を満たしたガスマスクで、必要に応じて給水用ボトルを取り付けることができる。
  • FOO-1
    • より高いレベルの化学汚染区域で装着する装備。

小火器編集

拳銃編集

 
WIST 94L - レーザーサイト内蔵モデル。トリガーガードの前にレーザー照準装置がついている。
  • P-83 ワナド英語版 - 約5000丁
  • WIST-94英語版拳銃 - 20210丁
    • ポーランド国産の拳銃。近年P-83共々新型の拳銃に置き換える計画がある。
  • P99 QA - 約500丁
    • 将官クラスの個人用装備として配備されている。
  • PR-15英語版 - 約6500丁(現在の配備数)
    • 2018年から本格的に生産、配備されている最新型の拳銃。P-83とWIST-94の置き換え用として継続的に配備が進められている。
  • FN ブローニング・ハイパワー
    • 現用の装備としては確認されていない為、予備用若しくは第二線用の武器として用いられていると思われる。

信号拳銃編集

短機関銃(サブマシンガン)編集

散弾銃(ショットガン)編集

自動小銃(アサルトライフル)編集

 
PMK-PGN-60 - 銃身の先にライフルグレネード発射用のアダプターを装備。>
 
Kbk wz. 1988 タンタル - パラド・グレネードランチャーを装着したもの。
 
wz.89 オニキス
 
Kbs wz. 1996 ベリル
 
Kbk wz. 1996 ミニベリル
 
Kbk wz.2005 ジャンター
 
ボル 狙撃銃
 
Kbk wz.2003
 
UKM-2000
  • AKM - AKM,AKMŁ,AKMSの合計10000挺
    • 他にも300000挺の予備保管がある。現在では訓練や第二戦用に用いられている。
  • PMK-PGN-60(ライフルグレネード弾を撃てる)
  • Kbk wz. 1988 タンタルAKS-74改良型)
    • 既に退役済み。新生アフガニスタン軍等に供与。
  • wz. 1989 オニキス(wz. 1988 タンタルの派生型。AKS-74Uに似ている)
  • Kbs wz. 1996 ベリル5.56mm NATO弾使用)- 1996A,1996B,1996Cそれぞれ約45000挺、約10000挺、約39000挺
    • 現在のポーランド陸軍における主要装備。
  • Kbk wz. 1996 ミニベリル(Kbs wz. 1996 ベリルのカービンモデル)- 1996B,1996Cがそれぞれ約3000挺、約17000挺
  • Kbk wz.2005 ジャンター(Kbs wz. 1996 ベリルをブルパップにしたもの)
  • MSBS グロット英語版 - MSBS-R,MSBS C16 FB-M0,MSBS C16 FB-M1,MSBS C16 FB-M2それぞれ約640挺、約1000挺、29691挺、約40800挺(最終的には150000挺を配備予定)
    • 最新鋭のポーランド国産のアサルトライフル。ブルバップ式の小銃に変更できるなど様々な特徴を持つ。一部がウクライナに供与されている。

対人用狙撃銃 編集

対物狙撃銃 編集

軽機関銃編集

重機関銃 編集

グレネードランチャー(アタッチメント)編集

手榴弾 編集

発煙弾 編集

対人用手榴弾編集

地雷(対戦車用) 編集

自動擲弾銃編集

迫撃砲 編集

  • Wz.38/43 - 131門
    • 第二次世界大戦時の重迫撃砲で、老朽化が著しい為RAK迫撃砲に置き換えが進められている。
  • 2B11 - 14門
    • ソ連で開発された迫撃砲で、こちらもRAK迫撃砲で置き換えられる予定。
  • M-98 - 93門
    • 98mmの迫撃砲弾を発射する。ポーランドが独自で開発したもの。
  • LM-60D,LM-60Kポーランド語版 - それぞれ376門、20門
  • LRM vz. 99 ANTOSポーランド語版 - 200門以上
    • チェコ共和国にて開発された60mm迫撃砲。
  • LMP-2017ポーランド語版 - 780門
    • ポーランドで開発された60mm迫撃砲。

火砲編集

 
SPG-9

多連装ロケット編集

 
WR-40 ラングスタ
 
RM-70
  • BM-21 - 227輌
  • WR-40 ラングスタ英語版 - 75輌
    • ポーランド国産の多連装ロケット発射機。最近新たにM-21 FHE "フェニクス" ミサイルを820発導入している。
  • RM-70 - 30輌
  • M142 HIMARS - 220輌(調達予定数)
    • システムをJelcz社製トラックに搭載する予定。
  • K239 (多連装ロケット) - 288輌(調達予定数)
    • 2022年度に配備が決定した韓国製の多連装ロケット発射機。ポーランド国産のJelcz社製トラックに搭載し、火器管制装置等の技術移転を受ける。

迫撃砲 編集

歩兵携行型ミサイル編集

 
9K32
 
スパイク

携行型対空ミサイル(MANPADS)編集

携行型対戦車ミサイル編集

  • FGM-148F - 180基(発射機本体数)
  • スパイクLR - 発射機264基と2645発のミサイル
  • モスキート
    • スパイクLRによく似た対戦車ミサイル。ミサイルシステムもよく似ている。モスキートLR,モスキートSRが配備予定。

脚注編集

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  1. ^ WPROWADZENIE”. 2010年10月11日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年1月12日閲覧。
  2. ^ :: Ministerstwo Obrony Narodowej – serwis internetowy :: Uzbrojenie ::”. Mon.gov.pl. 2012年3月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2011年11月20日閲覧。

出典編集

関連項目編集